JPH0132775Y2 - - Google Patents

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JPH0132775Y2
JPH0132775Y2 JP14982983U JP14982983U JPH0132775Y2 JP H0132775 Y2 JPH0132775 Y2 JP H0132775Y2 JP 14982983 U JP14982983 U JP 14982983U JP 14982983 U JP14982983 U JP 14982983U JP H0132775 Y2 JPH0132775 Y2 JP H0132775Y2
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JP
Japan
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boss
decorative plate
front panel
mounting screw
washer
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JP14982983U
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JPS6057180U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、装飾板の取付装置に関するものであ
る。
(ロ) 従来技術 小型の音響機器、例えば卓上型ステレオやテー
プレコーダ等においては、前面パネルを合成樹脂
で作成するとともに、該前面パネルにアクセント
を付ける為、着色された装飾板を前記前面パネル
に取付固定している。その場合、接着剤を用い
て、前面パネルに装飾板を接着する方法が一般的
であるが、接着剤を使用すると、該接着剤の多少
により、接着不良や接着剤のハミ出しが生じ易
く、品質管理が困難であるという欠点があり、か
つ装飾板が不良の場合、装飾板のみを交換するこ
とが出来ないという欠点があつた。
その為、第1図及び第2図に示す如く、装飾板
を前面パネルにネジ止めするという方法が多用さ
れている。第1図及び第2図において、1は前面
パネル、2は該前面パネル1に取付けられる装飾
板、3は該装飾板2の裏面に一体成型された第1
ボス、4は該第1ボス3が嵌合する孔を有し、前
記前面パネル1の裏面に一体成型された第2ボ
ス、5は前記第1ボス3の内部孔に螺合される取
付ネジ、6は該取付ネジ5の為の金属ワツシヤー
である。しかして、装飾板2を前面パネル1に取
付ける場合は、まず第1ボス3を第2ボス4の孔
に嵌合させ、金属ワツシヤー6を介して取付ネジ
5を前記第1ボス3に螺合するだけで済むので、
取付作業は非常に簡単である。ところが、装飾板
2として合成樹脂でかつ板厚が薄い(例えば板厚
3mm以下)ものを用いると、前記取付ネジ5の螺
合時に、装飾板2の第1ボス3に対応する表面に
エクボ状の凹みが生じ、外観不良を生じるという
欠点があつた。これは、変形しない金属ワツシヤ
ー6を使用している為、取付ネジ5の螺合時に、
第1ボス3が前記取付ネジ5により金属ワツシヤ
ー6の方向に強く引かれることが原因である。前
記凹みの発生を防止する為には、電動ドライバー
を用いず、手動で取付ネジ5の螺合加減を調節し
ながら締め付けを行なえば良いが、その様な方法
は大量生産に不向きである為、採用することが出
来なかつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、電
動ドライバーを用いても凹みが発生しない様に工
夫された装飾板の取付装置を提供せんとするもの
である。
(ニ) 考案の構成 本考案に係る装飾板の取付装置は、裏面に第1
ボスを備える装飾板と、該第1ボスが嵌合する孔
を有する第2ボスを備える前面パネルと、前記第
1ボスの内部孔に螺合される取付ネジと、該取付
ネジの為のフレキシブルワツシヤーとによつて構
成される。
(ホ) 実施例 第3図及び第4図は、本考案の一実施例を示す
もので、7は板厚の薄い装飾板、8は該装飾板7
の裏面に一体成型された第1ボス、9は前記装飾
板7が取付けられる前面パネル、10は該前面パ
ネル9の裏面に一体成型され、前記第1ボス8が
嵌合する孔11を有する第2ボス、12は前記第
1ボス8の内部孔13に螺合される取付ネジ、及
び14は塩化ビニール、ナイロン、ポリエチレン
等の合成樹脂から成るフレキシブルワツシヤーで
ある。装飾板7を前面パネル9に取付固定する場
合は、まず前面パネル9の前方から、第2ボス1
0の孔11に第1ボス8を挿入して嵌合させ、そ
の後、フレキシブルワツシヤー14を介して取付
ネジ12を第1ボス8の内部孔13に螺合する。
すると、前記取付ネジ12の螺合に従つて、まず
第3図の状態となり、更に螺合すると第4図の状
態となる。第4図を見れば明らかな如く、取付ネ
ジ12を過度に締め付けたとしても、取付ネジ1
2の頭部が前記フレキシブルワツシヤー14に食
い込み、かつ前記フレキシブルワツシヤー14が
変形するだけで、装飾板7を前記フレキシブルワ
ツシヤー14の方向に過度に引つぱる力が発生し
ない。従つて、装飾板7の表面に凹みが生じるこ
とも無く、外観不良を生じない。
装飾板7の裏面から突出する第1ボス8の先端
は、前面パネル9の裏面から突出する第2ボス1
0の先端よりも陥没している。そして、前記第1
ボス8の先端と第2ボス10の先端との間の距離
Dは、フレキシブルワツシヤー14の厚みや弾力
に応じて適切に定められる。
尚、実施例においては、第1及び第2ボス8及
び10を、それぞれ装飾板7及び前面パネル9の
裏面に一体成型した場合について説明したが、前
記第2ボス10は、前面パネル9と別体に形成し
てもよい。また、第1ボス8は、装飾板7が前面
パネル9に強固に取付固定される様、前記装飾板
7の形状及び大きさに応じて、適当位置に適当個
数設ければよく、第2ボス10は前記第1ボス8
に応じて設けられる。
(ヘ) 考案の効果 以上述べた如く、本考案に依れば、板厚が薄い
装飾板を、外観不良を生ずること無く前面パネル
に取付固定することが出来るという利点を有す
る。また、取付ネジの締め過ぎを考慮する必要が
無いので、電動ドライバーを用いて前記取付ネジ
の螺合を行うことが出来、作業性が向上するとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の装飾板の取付装置を示す正面
図、第2図はその断面図、第3図及び第4図は本
考案の一実施例を示す断面図で、第3図は取付ネ
ジを途中まで螺合した状態を、第4図は前記取付
ネジの螺合が完了した状態を示すものである。 主な図番の説明、7……装飾板、8……第1ボ
ス、9……前面パネル、10……第2ボス、12
……取付ネジ、14……フレキシブルワツシヤ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 装飾板と、該装飾板の裏面から突出する第1ボ
    スと、前面パネルと、該前面パネルに配置され、
    前記第1ボスが嵌合する孔を有する第2ボスと、
    前記前面パネルに前記装飾板を取付固定する為、
    前記第1ボスの内部孔に螺合される取付ネジと、
    前記取付ネジのワツシヤーとから成り、前記第1
    ボスの先端よりも前記第2ボスの先端を突出させ
    るとともに、前記ワツシヤーとしてフレキシブル
    ワツシヤーを用いたことを特徴とする装飾板の取
    付装置。
JP14982983U 1983-09-27 1983-09-27 装飾板の取付装置 Granted JPS6057180U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14982983U JPS6057180U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 装飾板の取付装置

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JP14982983U JPS6057180U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 装飾板の取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS6057180U JPS6057180U (ja) 1985-04-20
JPH0132775Y2 true JPH0132775Y2 (ja) 1989-10-05

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JP14982983U Granted JPS6057180U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 装飾板の取付装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083838A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Nippon Plast Co Ltd デフロスターノズルの取り付け構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007083838A (ja) * 2005-09-21 2007-04-05 Nippon Plast Co Ltd デフロスターノズルの取り付け構造
JP4684061B2 (ja) * 2005-09-21 2011-05-18 日本プラスト株式会社 デフロスターノズルの取り付け構造

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JPS6057180U (ja) 1985-04-20

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