JP4684061B2 - デフロスターノズルの取り付け構造 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のフロントガラス等に空気を吹き出すことにより、フロントガラス等が曇るのを防止するデフロスターノズルの取り付け構造に関する。
従来自動車には、空気を調和するエアコンデショナ(エアコン)が搭載されていて、エアコンにより調和された空気を、インストルメントパネル等に設けられた空気吹き出し口より車室内へ吹き出すことにより、車室内に快適な居住環境が得られるようになっており、空気の一部を、インストルメントパネル等の内側に設置されたデフロスターノズルの空気吹き出し口よりフロントガラス等の内側へ吹き出すことにより、フロントガラス等が水蒸気により曇るのを防止することもできるようになっている。
一方前記デフロスターノズルは、例えば特許文献1に記載されているように、フロントガラスの内側に沿って開口され、かつ左右に分割されたスリット状の空気吹き出し口を上部に有していて、デフロスターノズルの下部から供給された空気は、各空気吹き出し口へ分流された後、各空気吹き出し口よりフロントガラスの内面全体にほぼ均一に吹き出されるようになっている。
また従来のデフロスターノズルは、樹脂を射出成形することにより形成されているが、金型の構造を簡素化して成形を容易にすると同時に金型コストを低減するため、前記特許文献1に記載のデフロスターノズルでは、デフロスターノズル本体を第1成形体と第2成形体の2分割構造として、それぞれの成形体を別々に射出成形している。
そして一方の成形体側に複数の係止爪を、また他方の成形体側には、係止爪と合致する位置に係止孔を設けて、係止爪を係止孔へ係止することにより、第1成形体と第2成形体を一体化することにより、一体構造のデフロスターノズルを得ている。
特開平7−117462号公報
前記構成された従来のデフロスターノズルは、インストルメントパネルの内側に取り付けて使用するため、前記特許文献1に記載のデフロスターノズルでは、取り付け時前側となる第1成形体の両端部に、インストルメントパネルへ取り付けるための取り付け片を設け、後側となる第2成形体のほぼ中央部に、インストルメントパネルに係止する係止手段を設けている。
しかしデフロスターノズルは車幅方向に長尺な上、全体が樹脂により成形されているため、両端部に設けられた取り付け部や中央部に設けられた係止手段に、製作誤差や熱変形による寸法誤差が生じやすい。
このため、第1成形体の両端側と第2成形体の中央部をインストルメントパネルに交互に固定する従来の取り付け構造では、取り付け部の寸法誤差により第1成形体と第2成形体の間に位置ずれが発生することが多く、取り付け部に寸法誤差の生じた第1成形体と第2成形体にそれぞれに設けた係止手段により無理にインストルメントパネルに取り付けた場合、第1成形体と第2成形体の嵌合部に口開きが発生して、ダクトよりデフロスターノズル内へ供給された空気の一部が漏洩する問題がある。
また車室内に露出する空気吹き出し口のフランジ部分で口開きが発生した場合、見栄えが悪くなって高級感が損なわれる等の問題もある。
かかる問題を解消するために、第1成形部材や第2成形部材の板厚を厚くしたり、補強リブを設けて全体の剛性を高めるか、耐熱性樹脂を使用して熱変形により寸法精度が低下するのを防止する等の対策を講じる方法もあるが、デフロスターノズルの剛性を高める方法ではデフロスターノズルの重量が重くなるため、デフロスターノズルを取り付けるインストルメントパネルの強度を高める必要があり、全体のコストが上ると共に、耐熱性樹脂使用した場合、デフロスターノズルのコストが上る等の問題がある。
本発明はかかる従来の問題を改善するためになされたもので、取り付け部の寸法精度に影響されることが少ないデフロスターノズルの取り付け構造を提供することを目的とするものである。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造は、樹脂により別個に成形された第1成形体及び第2成形体を、係止手段により互いに係止することにより、上部に空気吹き出し口を有する一体構造のデフロスターノズル本体を形成し、かつデフロスターノズル本体の複数個所をインストルメントパネルに固定したデフロスターノズルの取り付け構造であって、第1成形体及び第2成形体の何れか一方に複数の取り付け手段を設けて、これら取り付け手段によりインストルメントパネルにデフロスターノズル本体を固定したしたものである。
前記構成により、インストルメントパネルにデフロスターノズル本体を取り付ける際、取り付け手段の位置ずれを修正するため多少の力が取り付け手段側の成形体に加わっても、他方の成形体側にこの力が作用することがないため、第1,第2成形体の嵌合部に口開きが生じることがない。これによってダクトよりノズル本体内へ供給された空気の一部が漏洩することがないため、デフロスターノズルの吹き出し性能が向上する。
また空気吹き出し口周辺のフランジに位置ずれが生じることもないため、フランジの見栄えが悪くなって高級感が損なわれる等の問題も解消することができる。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造は、インストルメントパネルにデフロスターノズル本体を固定する際後側となる第2成形体側に取り付け手段を設けたものである。
前記構成により、車室内側よりインストルメントパネルにデフロスターノズル本体を取り付けることができるため、エンジン室側より取り付ける場合に比べて作業性が格段に向上する。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造は、取り付け手段を、デフロスターノズル本体のほぼ中央部と両端部に設けたものである。
前記構成により、長尺なデフロスターノズル本体であっても、安定した状態でインストルメントパネルに取り付けることができる上、デフロスターノズル本体によりインストルメントパネルを強化することができるため、インストルメントパネルの剛性が向上する。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造は、デフロスターノズル本体のほぼ中央部に設けられた取り付け手段に、インストルメントパネルに対しデフロスターノズル本体を位置決めする位置決めピンを設けたものである。
前記構成により、位置決めピンによりデフロスターノズル本体の中央部を位置決めすることにより、両端側取り付け部の位置合わせが容易となるため、長尺なデフロスターノズル本体の取り付け作業が1人の作業員でも容易に行える。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造は、デフロスターノズル本体の両端側に設けられた取り付け手段を、第2成形体より突設されたボスにより構成し、ボスを第1成形体側に形成された嵌合孔に嵌合した上で、ボスにインストルメントパネル側の取り付け孔に挿入した固具を螺挿することにより、インストルメントパネルに対しデフロスターノズル本体を固定したものである。
前記構成により、第2成形体より突設されたボスを、第1成形体側に形成された嵌合孔へ嵌合することにより、第1,第2成形体間の位置決めが容易に行えるため、係止手段により第1,第2成形体を一体化する組み立て作業が短時間で能率よく行える。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造は、デフロスターノズル本体の両端側に設けられた取り付け手段を、第1成形体より突設されたボスにより構成し、ボスを第2成形体側に形成された嵌合孔に嵌合した上で、ボスにインストルメントパネル側の取り付け孔に挿入した固具を螺挿することにより、インストルメントパネルに対しデフロスターノズル本体を固定したものである。
前記構成により、第1成形体より突設されたボスを、第2成形体側に形成された嵌合孔へ嵌合することにより、第1,第2成形体間の位置決めが容易に行えるため、係止手段により第1,第2成形体を一体化する組み立て作業が短時間で能率よく行える。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造は、デフロスターノズル本体の両端側に設けられた取り付け手段の近傍に、固着具をボスに螺挿する際に生じる回転反力支持する回り止めリブを突設したものである。
前記構成により、デフロスターノズル本体を固着具によりインストルメントパネルに取り付ける際、ボスに作用する回転反力を回り止めリブが受けるため、各成形体へ加わる回転反力を軽減することができる。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造によれば、インストルメントパネルにデフロスターノズル本体を取り付ける際、取り付け手段の位置ずれを修正するため多少の力が取り付け手段側の成形体に加わっても、他方の成形体側にこの力が作用することがないため、第1,第2成形体の嵌合部に口開きが生じることがない。
本発明の実施の形態を、図面を参照して詳述する。
図1はデフロスターノズルの全体的な斜視図、図2は同裏面側の一部斜視図、図3は図1のA−A線に沿う断面図、図4は図1のB−B線に沿う断面図、図5は図1のC−C線に沿う断面図、図6は図1のD−D線に沿う断面図である。
図1及び図2に示すデフロスターノズル本体(以下、単にノズル本体という)1は、自動車の車室前面を覆うフロントガラス(図示せず)の下方に設置されていて、車室の前部に設けられたインストルメントパネル2の内側に取り付けられている。
ノズル本体1の上部には、フロントガラスの内側に沿うように開口するスリット状の空気吹き出し口1eが設けられており、空気吹き出し口1eは、ほぼ中央から左右に2分割されている。
各空気吹き出し口1eの周囲には、インストルメントパネル2の開口部2aに嵌合することにより、インストルメントパネル2の上面とほぼ同一平面となるフランジ1iが形成されており、フランジ1iの開口縁部は、底部が中央部側へ順次低くなるよう傾斜するノズル本体1の上部に連設されている。
ノズル本体1は、全体が樹脂により射出成形されているが、成形を容易にするためと、金型構造を簡素化して、金型コストを削減するため前後に2分割されていて、それぞれ別個に射出成形された後一体化されている。
ノズル本体1をインストルメントパネル2に取り付ける際前側となる第1成形体1aと、後側となる第2成形体1bの間には、空気が流通する流路1cが形成されており、流路1cの中央下部は左右方向に幅狭となっていて、エアコンにより調和された空気がダクト(ともに図示せず)を介して供給される空気流入口1dに連通されている。
流路1cの上部側は、空気吹き出し口1eに向ってほぼ三角形状に左右方向の幅が拡大しており、流路1cの前後方向の幅はほぼ一定となっている。
またノズル本体1の中央部には、空気流入口1dよりノズル本体1内へ流入された空気を左右の空気吹き出し口1eへ分配するため陸部1fが形成されている。
陸部1fは図1に示すように下部側が三角形となったほぼホームベース状に形成されていて、第1成形体1aと第2成形体1bを図3に示すように互に密着させることにより形成されている。
第1成形体1aと第2成形体1bは、空気流入口1dと、空気吹き出し口1eを除く部分に互に気密に嵌合する嵌合部1gが形成されていて、嵌合部1gの複数個所に係止手段3が設けられている。
係止手段3は、図6に示すように第1成形体1a側より突設されたフック状の係止爪3aと、第2成形体1b側に形成された長孔状の係合孔3bよりなり、係止爪3aを係合孔3bに係止することにより、第1成形体1aと第2成形体1bとが一体化されている。
ノズル本体1の外表面には、複数の補強リブ1が左右方向に間隙を存して平に平行するように突設されており、これら補強リブ1によって第1、第2成形体1a、1bの剛性を損なうことなく薄肉化を図っており、これによってノズル本体1の軽量化が可能となっている。

一方ノズル本体1の両端部と中央部には、ノズル本体1をインストルメントパネル2の内側へ取り付ける取り付け手段4,5が設けられている。
ノズル本体1の両端側に設けられた取り付け手段4は、図2及び図4に示すように第2成形体1bの両端側裏面に突設された有底筒状のボス4aと、その下側に突設された回り止めリブ4bとからなる。
ボス4aは第2成形体1bを射出成形する際一体成形されていて、外周面には円周方向に間隔を存し、かつ軸と平行するように複数のガイドリブ4cが突設されている。
これらガイドリブ4cは、第2成形体1b側に突設されたボス4aを、第1成形体1a側に形成された嵌合孔4dへ嵌合する際、ボス4aと嵌合孔4dの間に多少の寸法誤差があっても、ボス4aを嵌合孔4dにガタなく確実に嵌合できるようにするもので、各ガイドリブ4cの先端側は、嵌合孔4dへボス4aを挿入しやすくするため、高さが順次低くなっている。
回り止めリブ4bは、第1,第2成形体1a,1bを一体化した際、第1成形体1aの下縁に係止するようになっていて、ノズル本体1をインストルメントパネル2に取り付ける際、ボス4aに作用する回転反力を第1成形体1aにより受けることにより、第2成形体1側へ加わる回転反力を軽減するようになっている。
ノズル本体1の中央部に設けられた取り付け手段5は、図1及び図5に示すように、第2成形体1bの前面に突設された筒状のボス5aと、その下方に突設された十字状の位置決めピン5bとからなる。
ボス5a及び位置決めピン5bは、第2成形体1bを射出成形する際一体に成形されていて、インストルメントパネル2の取り付け部に穿設された取り付け孔2bの周辺に、裏面側から先端部が図5に示すように当接するようになっている。
ボス5aの下側に突設された位置決めピン5bは、先端部がボス5aの先端より前方へ突設されていて、インストルメントパネル2に形成された位置決め孔2cに、インストルメントパネル2の裏面側から嵌入できるようになっている。
インストルメントパネル2の位置決め孔2cは、位置決めピン5bが挿入しやすいように周囲が摺り鉢状となっており、位置決めピン5bの基端部側は、十字方向へ突出する補強リブ5cとなっている。
次に前記構成されたデフロスターノズルの取付け構造の作用を説明する。
ノズル本体1を構成する第1成形体1a及び第2成形体1bは、それぞれ別個に射出成形されていることは前述したが、第1,第2成形体1a,1bを一体化するに当っては、図6に示すように第1成形体1aより突出された係止爪3aを第2成形体1b側の係止孔3bへ圧入して、係止爪3aを係止孔3bへ係止することにより、両者の嵌合部1gに隙間が生じないように第1,第2成形体1a,1bを図1に示すように一体化する。
このとき第2成形体1bの両端側に突設されたボス4aを、第1成形体1a側に形成された嵌合孔4dへ嵌合することにより、第1,第2成形体1a,1b間の位置決めが容易に行えるため、係止爪3aを係止穴3bに係止して第1,第2成形体1a,1bを一体化する組み立て作業が短時間で能率よく行える。
次にノズル本体1をインストルメントパネル2の内側に取り付けるが、取り付けに当っては、空気吹き出し口1eの周囲に設けられたフランジ1iの上面がインストルメントパネル2の上面とほぼ同一平面となるように保持した状態で、ノズル本体1の中央部に設けられた取り付け手段5の位置決めピン5bを、インストルメントパネル2の位置決め孔2cへ図5に示すように嵌入する。
このときインストルメントパネル2により位置決めピン5bが見えない状態のブラインド作業になるが、位置決め孔2cの周囲が摺り鉢状となっているため、位置決めピン5bの挿入が容易に行える。
インストルメントパネル2の位置決め孔2cへ位置決めピン5bを嵌入することにより、取り付け手段5のボス5aとインストルメントパネル2の取り付け孔2bが位置決めされるので、取り付け孔2bより挿入したタッピングビス等の固着手段6をボス5aにねじ込んで、まずノズル本体1の中央部分をインストルメントパネル2に固定する。
次にノズル本体1の両端側取り付け手段4をインストルメントパズル2に取り付けるが、ノズル本体1は左右方向に長尺な上、樹脂により成形されているため、線膨張係数が車体を構成する金属より大きく、取り付け手段5の位置決めピン5bをインストルメントパネル2の位置決め孔2cを嵌挿して両者の位置決めをしても、寸法誤差により両端側の取り付け手段4のボス4aと、インストルメントパネル2の取り付け孔2bの間で位置ずれが生じることがある。
そこで、この位置ずれを修正しながらインストルメントパネル2の取り付け孔2bより挿入したタッピングビス等の固着具6を固着手段4のボス4aにねじ込むことになるが、両端側固定手段4のボス4aも、中央側固定手段5のボス5aも第2成形体1b側に突設されていて、位置ずれを修正する際、多少の力が第2成形体1bに加わったとしても、第第2成形体1b側にこの力が作用することがない。
これによって第1,第2成形体1a,1bの嵌合部1gに口開きが生じることがないので、ダクトよりノズル本体1内へ供給された空気の一部が漏洩することがないと共に、空気吹き出し口1e周辺のフランジ1iに位置ずれが生じることもないため、フランジ1iの見栄えが悪くなって高級感が損なわれる等の問題を解消することができる。
以上のようにして内部にノズル本体1が取り付けられたインストルメントパネル2は、左右方向に設けられたノズル本体1により強化されるため、全体の剛性が向上する。
なお前記実施の形態では、ノズル本体1の両端側に設けられた取り付け手段4及び中央部に設けられた取り付け手段5を、第2成形体1b側に設置するようにしたが、第1成形手段1b側に設けるようにしてもよい。
この場合両端側の取り付け部4は、図7に示す変形例のように第1成形体1a側表裏面にボス4aを突設するようにして、第2成形体1b側に突出させたボス4aの先端を、第2成形体1b側に形成した嵌合孔4dに嵌合するようにしてもよく、前記実施の形態と同様に、第2成形体1b側に突出させたボス4aの先端を、第2成形体1b側に形成した嵌合孔4dに嵌合することにより、両者の位置決めが容易に行えるようになる。
本発明のデフロスターノズルの取り付け構造は、インストルメントパネルの内側にデフロスターノズル本体を取り付ける際、取り付け手段の位置ずれを修正するため多少の力が取り付け手段側の成形体に加わっても、第1,第2成形体の嵌合部に口開きが生じることがないため、自動車のフロントガラス等に空気を吹き出すことにより、フロントガラス等が曇るのを防止するデフロスターノズルの取り付け構造等に最適である。
本発明の実施の形態になるデフロスターノズルの取り付け構造を採用したデフロスターノズルの全体的な斜視図である。 本発明の実施の形態になるデフロスターノズルの取り付け構造を採用したデフロスターノズルの裏面側の斜視図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図1のB−B線に沿う断面図である。 図1のC−C線に沿う断面図である。 図1のD−D線に沿う断面図である。 本発明の実施の形態になるデフロスターノズルの取り付け構造の変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 ノズル本体
1a 第1成形体
1b 第2成形体
1e 空気吹き出し口
1g 嵌合部
1i フランジ
2 インストルメントパネル
2a 取り付け孔
2b 取り付け孔
2c 位置決め孔
3 係止手段
4 取り付け手段
4a ボス
4b 回り止めリブ
4d 嵌合孔
5 取り付け手段
5a ボス
5b 位置決めピン

Claims (7)

  1. 樹脂により別個に成形された第1成形体及び第2成形体を、係止手段により互いに係止することにより、上部に空気吹き出し口を有する一体構造のデフロスターノズル本体を形成し、かつ前記デフロスターノズル本体の複数個所をインストルメントパネルに固定したデフロスターノズルの取り付け構造であって、前記第1成形体及び第2成形体の何れか一方に複数の取り付け手段を設けて、前記取り付け手段により前記インストルメントパネルに前記デフロスターノズル本体を固定したことを特徴とするデフロスターノズルの取り付け構造。
  2. 前記インストルメントパネルに前記デフロスターノズル本体を固定する際後側となる前記第2成形体側に前記取り付け手段を設けてなる請求項1に記載のデフロスターノズルの取り付け構造。
  3. 前記取り付け手段を、前記デフロスターノズル本体のほぼ中央部と両端部に設けてなる請求項1または2に記載のデフロスターノズルの取り付け構造。
  4. 前記デフロスターノズル本体のほぼ中央部に設けられた取り付け手段に、前記インストルメントパネルに対し前記デフロスターノズル本体を位置決めする位置決めピンを設けてなる請求項1ないし3の何れかに記載のデフロスターノズルの取り付け構造。
  5. 前記デフロスターノズル本体の両端側に設けられた前記取り付け手段を、前記第2成形体より突設されたボスにより構成し、該ボスを前記第1成形体側に形成された嵌合孔に嵌合した上で、当該ボスに前記インストルメントパネル側の取り付け孔に挿入した固具を螺挿することにより、前記インストルメントパネルに対し前記デフロスターノズル本体を固定してなる請求項1ないし4の何れかに記載のデフロスターノズルの取り付け構造。
  6. 前記デフロスターノズル本体の両端側に設けられた前記取り付け手段を、前記第1成形体より突設されたボスにより構成し、該ボスを前記第2成形体側に形成された嵌合孔に嵌合した上で、当該ボスに前記インストルメントパネル側の取り付け孔に挿入した固具を螺挿することにより、前記インストルメントパネルに対し前記デフロスターノズル本体を固定してなる請求項1、3又は4の何れかに記載のデフロスターノズルの取り付け構造。
  7. 前記デフロスターノズル本体の両端側に設けられた前記取り付け手段の近傍に、前記固着具を前記ボスに螺挿する際に生じる回転反力支持する回り止めリブを突設してなる請求項5または6に記載のデフロスターノズルの取り付け構造。
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