JPH0132574Y2 - - Google Patents

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JPH0132574Y2
JPH0132574Y2 JP20353883U JP20353883U JPH0132574Y2 JP H0132574 Y2 JPH0132574 Y2 JP H0132574Y2 JP 20353883 U JP20353883 U JP 20353883U JP 20353883 U JP20353883 U JP 20353883U JP H0132574 Y2 JPH0132574 Y2 JP H0132574Y2
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door
door glass
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glass
mounting portion
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Priority to EP84308511A priority patent/EP0146318B1/en
Priority to EP84308512A priority patent/EP0146319B1/en
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のドア構造に関し、特に、ド
アガラスの外側面とドアフレームの外側面とをほ
ぼ面一とした自動車におけるドア構造に係る。
〔従来技術〕 自動車の走行中の空気抵抗および風切り音を減
少させるとともに、自動車車体の外観を向上させ
るために、車体外側面を平滑化した構造として、
例えば、実開昭56−158322号(実願昭55−58647
号)の「ドアガラスの取付構造」がある。
この従来考案の構造は、第1図ないし第5図に
示す如く、ドアフレームFにドアガラス昇降ガイ
ド溝を形成し、ドアD内に昇降自在に支持された
ドアガラスGの対応する端縁には、合成樹脂等の
一体成形品からなるスライダ1を固着し、このス
ライダ1は、三つの辺2a,2b,2cにより構
成される断面ほぼ「コ」字形の取付け部2と、ド
アガラスGの車室R寄りにオフセツトされた位置
で、同ガラスGの車室内側面にほぼ平行に、その
端部から突出するよう、前記取付け部2に一体成
形されたガイド部3とから構成され、このスライ
ダ1を前記ドアガラス昇降ガイド溝に嵌め合せた
とき、ドアガラスGの外側面とドアフレームFの
外側面とが、ほぼ同一面上に位置すように構成さ
れたものである。
このスライダ1の取付け部2は、前述の如く、
ドアガラスGの車室内外両側面を挟んで平行に向
き合つた二つの辺2a,2bと、ドアガラスGの
端面に面し、前記2aと2bの二辺の間を連結す
る辺2cとにより断面「コ」字形に形成されると
ともに、この「コ」字形断面に沿つた二つの面に
わたつて、リブ4が一体に形成されている。
このリブ4は、スライダ1の長手方向、即ち、
ドアガラスGの端縁に沿つた方向に、適切な間隔
をもつて複数本設けられていて、ドアガラスGへ
の位置決め機能をなしている。
ドアガラスGの端縁は、このほぼ「L」字形の
リブ4と、取付け部2の車室外側に配置されてい
る辺2aとの間に嵌挿される。
そして、各リブ4,4間において、ドアガラス
Gの車室内側面および同ドアガラスGの端面と、
その両面に向き合つている取付け部2の二つの面
とによつて形成される空間に、シリコン系または
ウレタン系の接着剤5が充填され、これによりス
ライダ1は、ドアガラスGの端縁に固着されてい
る。
このスライダ1は、第6図に示す如く、ドアD
内に配設されたロアフレームF1のドアガラス昇
降ガイド溝に沿つて昇降するドアガラスGの端縁
に固着されているが、ドアガラスGの車室内外両
面を挟んで平行に向き合つた二つの辺2a,2b
の長さは、見栄えの向上を図る関係から制約され
るために、ドアガラスGに対するスライダ1の取
付け剛性が小さく、スライダ1の取付け部2にお
いてぐらつきやすかつた。
従つて、自動車が高速走行状態で運転されてい
る場合に、車前側部を高速で流れる空気流によつ
てドアガラスGの外側面付近が負圧となるために
生ずるドアガラス吸い出し現象でもつて、前記ド
アガラスGは、前記スライダ1の取付け部2にお
いて車外側方向に微妙に変位していた。
このドアガラスGの車外側方向への微妙な変位
でもつて、ドアフレームFとドアガラスGの間に
介在されて両者間を密封しているドアガラスラン
F2とスライダ1もしくはドアガラスGとの間
に、僅少の隙間が生じ、その結果、風切り音が発
生して、自動車の高速走行時における車室内の静
粛性を悪くしていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑みてなされたも
のであつて、ドアガラスに対するスライダの取付
け剛性を増大させて、自動車の高速走行時におけ
るドアガラスの車外側方向への変位を抑制するこ
とにより、風切り音の発生を防止できるようにし
た自動車のドア構造を提供することを目的とす
る。
〔考案の構成〕
本考案は、前述の如き自動車のドア構造におい
て、 前記ドアガラスの閉時においてドア内に位置す
る前記スライダの下端の取付け部は、ドアガラス
の車室内外側面を挟んで平行に向き合つた二つの
辺を、部分的にドアガラスの内方向に延長させ
て、拡大面部を形成することによつて、ドアガラ
スに対するスライダの取付け剛性を増大して、前
記目的を達成するものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
ここで、前記第1図ないし第6図に示される従
来の自動車のドア構造と同一または相当部分に
は、第1図ないし第6図と同一の符号を付するこ
とにより説明を省略するものとする。
第7図においては、1は、スライダを示してお
り、このスライダ1の取付け部2は、前述の従来
スライダ1と同様に、ドアガラスGの車室内外両
側面を挟んで平行に向き合つた二つの辺2a,2
bと、ドアガラスGの端面に面し、前記二つの辺
2a,2bの間を連結する辺2cとにより、一般
断面が「コ」字形に形成されたものである。
このスライダ1は、ドア内に配設されたロアフ
レームF1のドアガラス昇降ガイド溝に沿つて昇
降するドアガラスGの端縁に、前述の従来スライ
ダ1と同様に固着されている。
このドアガラスGを上昇させて完全に閉じた状
態において、ドアDのベルトラインBLより下側
のドアD内に位置するスライダ1の下端に、拡大
面部Aが形成されている。
この拡大面部Aは、スライダ1の取付け部2に
おいてドアガラスGの車室内外両側面を挟んで平
行に向き合つた二つの辺2a,2bを、部分的に
ドアガラスGの内方向に延長させて形成されたも
ので、この拡大面部Aによつて、ドアガラスGの
端縁に対するスライダ1の取付け剛性を増大させ
ることができる。
この拡大面部Aの外形は、第7図に示す実施例
の如く、三角形状であつてもよく、また矩形でも
丸形であつてもよい。
また、拡大面部Aは、前記取付け部2のドアガ
ラスGの車室内外両側面を挟んで平行に向き合つ
た二つの辺2a,2bのうちの、一方の辺を延長
させて形成したものであつてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ドアガラスに対するスライダ
の取付け剛性を増大させることが可能となり、そ
れに伴つてドアガラスの支持剛性が増して、自動
車の高速走行時におけるドアガラスの車外側方向
への変位は抑制されるので、風切り音が発生しな
くなつて車室内の静粛性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車車体において、ドアのみを実
線で示す斜視図、第2図は、従来の自動車のドア
構造を示す、第1図の−線相当部分の断面
図、第3図は、第2図の−線相当部分の断面
図、第4図は、第3図の−線相当部分の断面
図、第5図は、第3図の−線相当部分の断面
図、第6図は、従来の自動車のドア構造における
スライダを示す斜視図、第7図は、本考案に係る
自動車のドア構造の実施例におけるスライダを示
す斜視図である。 F……ドアフレーム、D……ドア、G……ドア
ガラス、1……スライダ、2……取付け部、R…
…車室、3……ガイド部、4……リブ、2a,2
b……ドアガラスの車室内相当両面を挟んで平行
に向き合つた二つの辺、A……拡大面部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドアフレームにガラス昇降ガイド溝を形成し、
    ドア内に昇降自在に支持されたドアガラスの対応
    する端縁には、合成樹脂等の一体成形品からなる
    スライダを固着し、このスライダは、三つの辺に
    より構成される断面ほぼ「コ」字形の取付け部
    と、ドアガラスの車室寄りにオフセツトされた位
    置で、同ガラスの車室内側面にほぼ平行に、その
    端部から突出するよう、前記取付け部に一体成形
    されたガイド部とから構成され、更に、取付け部
    には、その「コ」字形断面に沿つた内面のうち
    の、少なくとも二面に、スライダの長手方向に適
    当な間隔をもつた複数本のリブを設け、このスラ
    イダを前記ドアガラス昇降ガイド溝に嵌め合せた
    とき、ドアガラスの外側面とドアフレーム外側面
    とがほぼ同一面上に位置するように構成した自動
    車のドア構造において、 前記ドアガラスの閉時においてドア内に位置す
    る前記スライダの下端の取付け部は、ドアガラス
    の車室内外両側面を挟んで平行に向き合つた二つ
    の辺を、部分的にドアガラスの内方向に延長させ
    て、拡大面部を形成したことを特徴とする自動車
    のドア構造。
JP20353883U 1983-12-19 1983-12-26 自動車のドア構造 Granted JPS60105522U (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20353883U JPS60105522U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 自動車のドア構造
DE8484308511T DE3476360D1 (en) 1983-12-19 1984-12-06 Vehicle door structure
DE8484308512T DE3470706D1 (en) 1983-12-19 1984-12-06 Vehicle door structure
EP84308511A EP0146318B1 (en) 1983-12-19 1984-12-06 Vehicle door structure
EP84308512A EP0146319B1 (en) 1983-12-19 1984-12-06 Vehicle door structure
US06/943,868 US4731951A (en) 1983-12-26 1986-12-22 Vehicle door structure

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JP20353883U JPS60105522U (ja) 1983-12-26 1983-12-26 自動車のドア構造

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Publication Number Publication Date
JPS60105522U JPS60105522U (ja) 1985-07-18
JPH0132574Y2 true JPH0132574Y2 (ja) 1989-10-04

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