JPH0132328B2 - - Google Patents

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JPH0132328B2
JPH0132328B2 JP58207137A JP20713783A JPH0132328B2 JP H0132328 B2 JPH0132328 B2 JP H0132328B2 JP 58207137 A JP58207137 A JP 58207137A JP 20713783 A JP20713783 A JP 20713783A JP H0132328 B2 JPH0132328 B2 JP H0132328B2
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JP
Japan
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driving
curved
flat plate
component
section
Prior art date
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JP58207137A
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English (en)
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JPS6065807A (ja
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Tsuguhiko Watanabe
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は各種標識ポールを建て込むため、大地
に打ち込んで設置される鋼製の打込み基礎体及び
その打込み工具に関するものである。
今、本発明の実施の一例を図面によつて詳しく
説明する。
本発明の打込み基礎体は第1図に示すように断
面が略半円形に絞られた長さの異なる2個の成形
鋼板から構成される筒構成部材と抗力構成部材を
相互にその両側端縁に形成された係合構造を互い
に軸方向に係合させることで一体に組み立てられ
るものである。
図中、符号1は正円弧状に彎曲された彎曲部3
の頂部に後述する打込み工具のヒンジ部材である
軸ピン14の太さに見合わせた幅と適宜な深さの
補強溝4が外方に押し出されて長手方向に形成さ
れ、且つ彎曲部3の両側端縁の一方には断面がカ
ギ状に折り曲げられた係合縁5が形成され、他の
一方には係合縁5の形状に合わせてこれが側方に
離脱することなく、自在に上下動するように係合
し得る形状の係合溝6が形成された筒構成部材で
ある。
2は上記筒構成部材1と全く同一の断面形状を
有する抗力構成部材であるが、その全長は筒構成
部材1より所定長さ長く、図示のように筒構成部
材1の係合縁5と係合溝6に抗力構成部材2の係
合溝6と係合縁5をそれぞれ軸方向に係合せしめ
て、上端を一致させた状態では筒構成部材1と抗
力構成部材2の一部によつて中空の筒体7が形成
され、該筒体7の下方から抗力構成部材2の一部
が突出する状態になる。
第2図乃至第4図は上記の打込み基礎体を打ち
込むと共に筒体7の中から土を取り除いてポール
の建込みスペースをつくるための打込み工具の一
実施例を示すものである。
図中8はハンマーで叩打する衝撃受けであり、
その側方に横孔9が穿たれている。
鍔10は衝撃受け8に下されたハンマーの衝撃
を打込み基礎体に伝承するものである。
そして、該鍔10の下方には接合部11が形成
されており、該接合部11と鍔10の一部には後
記する彎曲板12′のクランプ15を納める切込
み16が設けられている。
12,12′は両側端が互いに対面するように
内側に折り曲げられて、平板面13,13′が形
成された断面円弧状の彎曲板であり、これら相対
向する2個の彎曲板12,12′はそれぞれの平
板面13,13′を重ね合わせ、且つ外径の円弧
が一致するように対向しており、それらは平板面
13,13′の下端部に於いてそれぞれ軸ピン1
4によつて揺動開閉自在に枢着されている。
頭付きの軸ピン14は、重ね合わされた平板面
13,13′の内側から貫通し、所定長を突出さ
せて該部を溶着によつて固定してあり、これら軸
ピン14は前記打込み基礎体の補強溝4にそれぞ
れ係合し、摺動自在に成るように構成してある。
そして、対向する彎曲板12,12′のうち一
方の彎曲板12は上端面を鍔10に当て、内弧面
及び両側の平板面13内側に接合部11に密着さ
せて固着してある。
更に、固着されていない他方の彎曲板12′の
上端内弧面に固着されたクランプ15は他方の彎
曲板12′を閉じたままの状態にしておきたい時、
紐等で衝撃受け8に補縛するための突起であり、
鍔10及び接合部11の一部に設けられた切込み
16に納められ、頭の部分だけが鍔10の上方に
突出するようになつている。
上記構成に成る打込み基礎体は打込み工具によ
つて所望位置土中に打設されると同時に、打込み
工具の抜出によつて該打込み基礎体上部の土を排
出し、この中にポール等を建て込むものであり、
第5図乃至第11図に従つてポールの建て込み工
法を説明する。
() 先づ一体に組み立てた筒構成部材1と抗力
構成部材2をポールの建込み位置に立設する
と、筒構成部材1は抗力構成部材2と係合しな
がら、その自重で下端が地面に接する(第5
図)。
斯る状態で建込み工具を構成する彎曲板1
2,12′の下端部両側に突出した軸ピン14
をそれぞれ打込み基礎体の補強溝4に通して、
打込み工具を嵌挿すると、鍔10は抗力構成部
材2の上端にのみ当接する(第6図、第7図)。
() 次に()の状態からハンマーで衝撃受け
8を上方から叩くと、該衝撃は鍔10を介して
抗力構成部材2に伝わり、筒構成部材1を地上
に残したまま抗力構成部材2のみが地中に打ち
込まれるのである(第8図)。
このように初期の段階では抗力構成部材2が
先行して打ち込まれるが、第8図のように鍔1
0が筒構成部材1にも当接するようになると、
ハンマーの衝撃は抗力構成部材2と筒構成部材
1に同時に伝わるようになり、それ以後両者は
一体に打ち込まれて第9図のように所定深度の
地中に打込み基礎体が設置されることとなる。
() 打込みが終ると、衝撃受け8の横孔9にハ
ンマーの柄又は他の棒から成る把手を通して該
部を握つて打込み工具を抜去すると彎曲板1
2,12′内に侵入した土は打込み工具と共に
排出され、筒体7が現出する。
一方、打込み工具と共に抜出された土は第2
図及び第3図に示すように可動側の彎曲板1
2′を軸ピン14を旋回中心として開くことに
より、打込み過程で侵入した土を簡単に排出す
ることが出来る(第10図)。
() 次に筒体7の中に建て込むべきポール17
を入れ、隙間にモルタル18等を流し込み、こ
れが固まるのを待つてポール17の建込み作業
は終了する(第11図)。
以上述べたように本発明の打込み基礎体とその
打込み工具によれば、筒構成部材1と抗力構成部
材2に形成された補強溝4は、打込み工具を嵌挿
する際に彎曲板12,12′の両側に突出する軸
ピン14の逃がし溝としての機能を果すのみなら
ず打込み時のハンマー衝撃或いはポール17が建
て込まれてから以降に作用する外圧への抗力に対
し、両側端に形成された係合溝5及び係合縁6と
共に鋼板を強化する効果も有するのであり、且つ
又運搬又は保管時に於いて大量に積み重ねられる
事態に際しても、彎曲部3の頂部に形成された補
強溝4の適切な押出し高さによつて第13図のよ
うに整然と管理できるので、第14図に示される
ような彎曲部の変形や荷くずれが防止できるので
ある。更に、抗力構成部材2に対し自在に上下動
するように係合される全長の短かい筒構成部材1
は、打ち込み初めの段階では自重によつてその下
端部が地面に接し、筒体7は抗力構成部材2の下
方に形成される状態となるため安定性がよく、傾
いて打ち込まれる危険性が少ない。
これが例えば筒構成部材1が何らかの手段によ
つて抗力構成部材2に対し上下動できないように
固定され、第1図の状態が固定化されたものとす
ると、打込み初めの段階では抗力構成部材2の下
端部のみが地面に接する状態であるため、垂直を
保つ上での姿勢が著しく不安定であり熟練しない
作業者は正しい方向に打ち込むことが難かしい。
加えて、本発明の打込み工具は上記の打込み基礎
体を打ち込むに当たり、作業者が小さな労力負担
で作業出来るように打込みの過程で当面する土の
抵抗を最小限に押えるよう工夫されている。
即ち、土の抵抗を小さくするためには筒体7と
これに内挿される彎曲板12,12′の隙間をな
し得る限り小さくする必要があるが、そのため平
板面13,13′の幅は必要最小限に狭い方がよ
いのである。
而して、平板面13,13′の幅が必要以上に
広いと第12図のように筒体7との間に大きな隙
間(斜線図示)を生じさせ、該部に土が詰まつて
しまうため、打込みの際にも工具を抜き上げる際
にも作業性を悪くすることになるのである。
同じように軸ピン14についても頭の方を内側
にして、彎曲板12,12′内の突起物をできる
だけ小さくし、土の抵抗を減らすようにしたが、
平板面13,13′を貫通して外側に突出する部
分は該部の平板面13′に確実に固着できるよう
所定の長さをもたせるようにしたのである。
このように平板面13,13′の幅を最小限の
幅にして、軸ピン14を所定長さ突出させると、
第6図のように、軸ピン14は彎曲板12,1
2′外径の円弧線より突出してしまうが、本発明
の打込み基礎体にはその逃がし溝として補強溝4
が形成されており、上記打込み工具を嵌挿するに
当たつて何ら支障をきたさないのである。
また、打込み終了後、筒体7から抜き上げて内
部に収納された土を地上に排出する際も、互いに
重ね合つた平板面13,13′の下端部に於て軸
止枢着されているから、一対の彎曲板12,1
2′は干渉し合うことなく十分に大きく開くこと
ができて、その作業をし易くする利点もある。
本発明の打込み工具と同趣旨の打込み工具は本
願出願人によつて先に出願された特願昭58−
130322号に記載されているが(第15図乃至第1
7図)、先行出願は本発明の彎曲板12,12′に
相当する断面半円形の半割りパイプ19,19′
を、それぞれの内弧面に固着された連結板20,
20′を介して軸ピン22により軸止し、該部を
もつてヒンジ部材としたものであつて連結板2
0,20′の下端面が受ける土の圧縮抵抗及び侵
入する土を両断する際に連結板20,20′の側
面が受ける土の摩擦抵抗が付加されて、これらが
スムーズな打込みを阻害していたのであるが、本
発明には斯る不備は全く存在しない。
又、一対の半割りパイプ19,19′は十分に
大きく開閉させるため、下端部両側の干渉箇所2
1,21′を切り落さなければならないが、抜き
上げる途中でこの切落し部分から土がこぼれ落
ち、半割りパイプ19,19′の土を取り除く効
果を減殺していたが、本発明には全くそのおそれ
はない。
更に、連結板20,20′の固着や切削、曲げ
加工等を含む構造であるため、製造コストを高額
化する欠点もあつたが、本発明には斯る手間は全
く不要となり、その利とするところすこぶる大な
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面中、第1図乃至第14図は本発明の実施の
一例を示すもので、第1図は打込み基礎体の斜視
図、第2図は打込み工具の全開状態を示す側面
図、第3図は同上正面図、第4図は同上閉止状態
の平面図、第5図は打込み基礎体の立設状態の側
面図、第6図は同上平面図、第7図は立設状態の
打込み基礎体に打込み工具を嵌挿した状態の側面
図、第8図乃至第11図は打込み作業例を示す説
明図、第12図は説明図、第13図及び第14図
は打込み基礎体の重積状態を示す説明図、第15
図及び第16図は従来の打込み工具を示す全開状
態の側面図及び正面図、第17図は同上閉止状態
の平面図である。 1〜筒構成部材、2〜抗力構成部材、4〜補強
溝、5〜係合縁、6〜係合溝、7〜筒体、8〜衝
撃受、10〜鍔、11〜接合部、12,12′〜
彎曲板、13,13′〜平板面、14〜軸ピン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 両側端縁の一方に断面が鉤状に曲折した係合
    縁を形成し、他方に前記係合縁の形状に合わせて
    側方に離脱することなく、且つ長手方向に摺動自
    在に係合する係合溝を形成した断面が半円形の彎
    曲部から成り、該彎曲部の頂部に対し外方に突出
    した長手方向に延びる所定幅と深さを持つ補強溝
    を形成した鋼板から成る筒構成部材と、該筒構成
    部材と同一断面形状に成り、全長に於いて該筒構
    成部材よりも長い鋼板から成る抗力構成部材とに
    より構成されたことを其の特徴とする打込み基礎
    体。 2 両側端部を内方に折曲して所定幅の平板面部
    を形成した一対の断面円弧状彎曲板を対向し、
    夫々の平板面部を重ね合わせると共に両下端部を
    ヒンジ部材を介して揺動開閉自在に枢着し、且つ
    一方の彎曲板の上端に軸芯を共有するように衝撃
    受と鍔を連設した接合部を固着したことを其の特
    徴とする打込み基礎体の打込み工具。
JP58207137A 1983-11-02 1983-11-02 打込み基礎体及びその打込み工具 Granted JPS6065807A (ja)

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JPS6065807A JPS6065807A (ja) 1985-04-15
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