JPH01322031A - 流体管の出し戻し自在な配管構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、湯、水及びガス等の流体を通すフレキシブル
な流体管を壁層に配管した後、その流体管の端部への継
手の取り付は又は取り付けられた継手、水栓、ガスコッ
ク等の点検、修理あるいは交換のために前記鞘管内から
流体管の端部を壁裏に引き出すことができる流体管の出
し入れ自在な配管構造に盟するものである。

（従来の技術） 従来、第５図に示すように湯、水及びガス等の流体供給
部（１００）から継手収納ボックス（２００）等の流体
消費部まて壁層において予め配管した鞘管（１］、　Ｏ
）内にフレキシブルな流体管（１３０）を挿通して配管
する配管構造が提案されている。そして、この従来の配
管構造においては、前記流体管（１３０）の端部への継
手の取り付は又は取り付けられた継手（１５０）、水栓
、ガスコック等の点検、修理あるいは交換の際に鞘管（
１１０）内から流体管（１３０）の端部を壁裏に引き出
すために流体供給部（１００）に固定されている流体管
（１３０）の一端を切り離す必要があった。そこで、本
出願人は既に特願昭６２−１６５９４０号において第６
図に示す弛み収納部を有する略胃袋形状の流体管保護具
（４００）を提案し、流体管（１３０）を一定の長さの
鞘管（１１０）によって案内しているにもかかわらず余
長分を壁層において持たせ、流体管（１３０）の一端を
切り離すことなく鞘管（１１０）内から流体管（１３０
）の端部を駅裏に引き出すことを行っている。

（発明が解決しようとする課題） ところが、前記流体管保護具においては、その製作費が
高く頻繁には使いにくいといった問題があった。

そこで、本発明の目的は、非常に簡単でかつ安価な構成
で流体管の一端を切り離すことなく鞘管内から流体管の
端部を駅裏に引き出すことができる流体管の出し入れ自
在な配管構造を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明の流体管の出し入れ
自在な配管構造においては、流体供給部に備えた鞘管保
持部に基端が固定されフレキシブルな流体管が挿通され
る鞘管と、該鞘管の先端を摺動自在に係合接続する筒状
部を備えた継手収納具とからなり、流体管の端部を前記
継手収納具から出し入れ自在としたことを特徴としてい
る。

（作用） 前記した′構成により継手収納具の筒状部において鞘管
の先端部を摺動自在に接続して壁層に配管しておき、そ
の鞘管内に流体管を挿通して配管するといった簡単な構
成でありながら流体管の端部への継手の取り付は又は取
り付けられた継手、水栓、ガスコック等の点検、修理あ
るいは交換の際において鞘管の先端部を前記筒状部にお
いて摺動させることによって鞘管内から流体管の端部を
駅裏に引き出し、又、鞘管内へ流体管の端部を収納する
ことができる。

（実施例） 次に、本発明を湯水の流体管に具体化した一実施例につ
いて図面に従って説明する。

第１図及び第２図に示すように、湯、水等の流体供給部
（＋００）の鞘管保持部（１０１）には、壁層において
鞘管（１０）の基端が固定され、その鞘管（１０）の先
端部は、流体消費部としての継手収納ボックス（２００
）の下部に突設した筒状部（２０１）に対し摺動可能に
係合接続されている。尚、前記継手収納具としての継手
収納ボックス（２００）は、桟（１）の下面に対しネジ
によって固定されている。

そして、前記鞘管（１０）内には、湯、水等の流体を通
すフレキシブルな流体管（３０）が配管され、その流体
管（３０）の先端部には前記継手収納ボックス（２００
）内において継手（５０）が接続されている。

さて、前記した鞘管（１０）及び継手収納ボックス（２
００）等を用いて流体管（３０）を配管するには、第１
図に示すように壁層において流体供給部（１００）の鞘
管保持部（１０１）に鞘管（１０）の基端を固定し、そ
の鞘管（１０）の先端部を継手収納ボ・レタス（２００
）の筒状部（２０１）に対し摺動自在に係合接続する。

尚、前記筒状部（２０１）と鞘管（ｌＯ）の先端部との
接続部に０リング等の止水材を配置すれば鞘管（１ｏ）
内から流体が漏れ出すことを防止することができる。

そして、この鞘管（１０）の配管ｔこ続いて壁を立設し
た後、その鞘管（１０）内にフレキシブルな流体管（３
０）を挿通して配管し、その流体管（３ｏ）の先端部に
継手（５０）を接続すれば流体管（３０）の配管作業を
簡単に終えることができる。

この前記流体管（３０）への継手（５０）の取り付は又
は取り付けられた継手（５０）の点検、修理あるいは交
換の際には、第１図に二点鎖線で示すように駅裏から流
体管（３０）の先端部を引き出す。すると、第１図に示
す状態から第３図に示すように鞘管（１０）の先端部は
、継手収納ボックス（２００）の筒状部（２０１）にお
いて継手収納ボックス（２００）の本体側へ摺動する。

即ち、継手収納ボックス（２００）を用いる非常に簡単
でかつ安価な構成で流体管（３０）の一端を切り離すこ
となく鞘管（１０）内から流体管（３０）の端部な壁裏
に引き出すことができ、又、鞘管（１０）内へ流体管（
３０）の端部を収納することができる。

尚、前記継手収納ボックス（２００）に代えて第４図に
示すように筒状部（３０１）と、ろうと状の流体受は部
（３０２）と、逆り字状の取付片（３０３）とからなる
継手収納具（３００）を用いるとともに、継手（５０）
を直接様（１）の下面に固定するようにして実施しても
よい。

又、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
流体管としてガスコック等を接続するための流体管に具
体化して実施したり、流体消費部から他の流体消費部へ
の送り配管の際にこの発明を具体化して実施したり、継
手収納具本体と筒状部とを別々に成形して一体に組み付
けるようにして実施したりする等、この発明の趣旨から
逸脱しない範囲で適宜変更して実施してもよい。

（発明の効果） 以上詳述したように本発明においては、継手収納具の筒
状部において鞘管の先端部を摺動自在に接続して駅裏に
配管しておき、その鞘管内に流体管を挿通して配管する
といった非常に簡単でかつ安価な構成で流体管の一端を
切り離すことなく鞘管内から流体管の端部を壁裏に引き
出すことができ、又、鞘管内へ流体管の端部を収納する
ことができるという優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を具体化した継手収納具に鞘管を接続し
た状態を示す配管構造の側面図、第２図は継手収納具の
全体斜視図、第３図は継手収納具から流体管を引き出し
た状態を示す継手収納具の要部切欠斜視図、第４図は別
個の継手収納具の要部切欠斜視図、第５図及び第６図は
それぞれ従来例を示し、第５図は鞘管と流体管等の側面
図、第６図は鞘管と流体管保護具の要部断面図である。 符号の説明 １０・・・鞘管、　　　　　　　３ｏ・・・流体管、１
００・・・流体供給部、　　　　２００，３００・・・
継手収納具、２０１．３０１・・・筒状部。 特許出願人　　未来工業株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）流体供給部に備えた鞘管保持部に基端が固定され
   フレキシブルな流体管が挿通される鞘管と、該鞘管の先
   端を摺動自在に係合接続する筒状部を備えた継手収納具
   とからなり、 流体管の端部を前記継手収納具から出し入れ自在とした
   ことを特徴とする流体管の出し入れ自在な配管構造。