JPH0132163Y2 - - Google Patents

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JPH0132163Y2
JPH0132163Y2 JP1981111726U JP11172681U JPH0132163Y2 JP H0132163 Y2 JPH0132163 Y2 JP H0132163Y2 JP 1981111726 U JP1981111726 U JP 1981111726U JP 11172681 U JP11172681 U JP 11172681U JP H0132163 Y2 JPH0132163 Y2 JP H0132163Y2
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JP
Japan
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record
pick
plate
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turntable
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JP1981111726U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は玩具に搭載して用いる音響再生装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の音響再生装置として、引紐にに
より一回の再生分だけ蓄力されるゼンマイを以て
ターンテーブルを回転するようにされ、針とレコ
ード盤の吻合の解消を前記引紐の緊張によりなす
ようにされ、ゼンマイへの蓄力動作中に同ゼンマ
イとターンテーブルとを逆転防止用コイルスプリ
ング継手により離し状態とするようにされた形式
は実公昭53−28408号公報により開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記した従来のものはゼンマイへの蓄力を引紐
によりなすので操作が容易性に劣るものであり、
針とレコード盤の吻合の解消を引紐の緊張により
なすので、レコード盤の再生の途中の瞬間時に於
て引紐の緊張と当該緊張の解消がなされた際には
針が再生始点に戻り再び再出が最初からなされる
ことになるが、この場合再度の再生に際してゼン
マイの巻込不足を起して途中で止つてしまう不都
合があり、ゼンマイへの蓄力動作中に同ゼンマイ
とターンテーブルとを離し状態とする逆転防止用
コイルスプリング継手が必要であるので構成が複
雑である等の欠陥を有していた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案はゼンマイの代りにモータを使つて引紐
を失くし、針とレコード盤の吻合の解消を挺子板
によりターンテーブルを押下してなす構造とし、
再生の最終時点でピツクアツプに連動して作動す
る切換スイツチにより前記モータを停止する構成
となすことによつて、前記したような欠陥を有し
ていない玩具用音響再生装置を提供するものであ
る。
〔実施例〕
図に示す実施例は筐体1の下面に作動板2を擺
動自在に軸承し、この作動板2の中間部の上側に
上面にレコード盤3を固定したターンテーブル4
を回転自在に軸承し、このターンテーブル4の外
周にレコード壁回転用モーターMに於ける回転軸
18の一端に掛け廻したベルト5を掛け廻し、更
に筐体1に於て作動板2の遊端の外側に挺子板6
の中間を軸支し、この挺子板6の先端を作動板2
の遊端部の下面に設けた環部7に挿通すると共に
当該挺子板6に作動板2の遊端を押上げる発条8
を係装し、また筐体1の天部にスピーカー9を上
向状態に固定しこのスピーカー9の背版10の下
にピツクアツプ11を配して同ピツクアツプ11
の基端を筐体1の底版1′の上面に水平回転自在
に軸支し、この軸支部に同ピツクアツプ11を元
の位置に戻す発条12を係装すると共に当該ピツ
クアツプ11のボス13を背板10の下面に接触
せしめ同じく針14をレコード盤3の音溝に係合
せしめ、更に上記のレコード盤回転用モーターM
に於ける回転軸18の他端にピニオン19を固定
し、このピニオン19に他の装置(図示せず)に
駆動シヤフト20に固定した駆動歯車21を多数
個の減速歯車22…を介して連結すると共にピツ
クアツプ14の針14がレコード盤3の音溝の終
端に至つた時に同ピツクアツプ11が接すること
により切り替つて上記のレコード盤回転用モータ
ーMを停止の状態とする切替スイツチ23を筐体
1の底版1′の上面に設けたものである。
〔作用〕
本考案は前記したような構成であるので、モー
ターMを回転状態にしてターンテーブル4および
レコード盤3並びにピニオン19を回転し、斯く
するとレコード盤3の音響に係合している針14
が音を再生してスピーカー9より発音を、また同
時にピニオン19の回転力により他の装置が作動
を夫々開始する。而して針14が音溝の終端に到
達した時にピツクアツプ11の先端が切換スイツ
チ23に接してレコード盤回転用モーターMが停
止し、これにより上記の発音および他の装置の作
動も停止する。尚、挺子板6に対して発条8の作
用力に抗する力を加えることによつて針14を音
溝より外せばピツクアツプ11および針14が発
条12により瞬時的に復元するものである。
〔考案の効果〕
本考案は前記のようにゼンマイの代りにモータ
を使つて引紐を失くし、針とレコード盤の吻合の
解消を挺子板によりターンテーブルを押下してな
す構造とし、再生の最終時点でピツクアツプに連
動して作動する切換スイツチにより前記モータを
停止する構成となしたので、前記従来例が有する
ような欠陥を有していないものを提供する所期の
目的を完全に達成することができる著効があるは
勿論であり、また、例えば前記した従来ののもの
に於けるターンテーブルに対して本考案モータに
於ける回転軸18に相当する補助軸と同軸上とし
て設けて当該補助軸にピニオン19を固定するこ
とは発想できるが、これは逆転防止用コイルスプ
リング継手等が存在することもあつて構成が複雑
で実施が困難であるが、本考案はレコード盤回転
用モーターMに於ける回転軸18の他端にピニオ
ン19を固定し、このピニオン19の回転力を他
の装置の駆動源とするようにしたので、一つのモ
ーターの回転力によつて二つの装置を動かすこと
ができて省エネルギー効果が大きいのみならず二
つの装置を各々独自のモーターで動かす構造のも
のに比してパーツの員数を少くすることができる
著効があり、更に二つの装置は同一駆動源となる
のでこれ等装置が同調作動を必要とするものであ
る場合には極めて好都合で優れた効果を発揮する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体を示す側面図、第2図は同じく平
面図、第3図は同じく底面図、第4図はスピーカ
ーを外した状態の平面図、第5図はピツクアツプ
を戻す全体の側面図である。 1……筐体、1′……底版、2……作動板、3
……レコード盤、4……ターンテーブル、M……
モーター、5……ベルト、6……挺子板、7……
環部、8……発条、9……スピーカー、10……
背板、11……ピツクアツプ、12……発条、1
3……ボス、18……回転軸、19……ピニオ
ン、20……駆動シヤフト、21……駆動歯車、
22……減速歯車、23……切換スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体1の下面に基端部をその先方部が上下動自
    在となるようにして軸承された作動板2と、作動
    板2の中間部の上側に回転自在に軸承された上面
    にレコード盤3を固定したターンテーブル4と、
    ターンテーブル4の外周に掛け廻されたレコード
    盤回転用モーターMに於ける回転軸18の一端に
    掛け廻したベルト5と、中間部の後方寄りの個所
    が作動板2の遊端の外側に位置する個所において
    筐体の下面に軸承され且つ前方寄りの個所が作動
    板2の遊端部の下面に設けた環部7に挿通された
    挺子板6と、挺子板6の基端に係装された作動板
    2の先端を押上げる発条8と、筐体1の天部に上
    向状態に固定されたスピーカー9と、スピーカー
    9の背版の下に配され且つ基端を筐体1の底版
    1′の上面に水平回転自在に軸支されたピツクア
    ツプ11と、ピツクアツプ11に係装された同ピ
    ツクアツプ用戻し発条12と、筐体1の所要個所
    に設けられた切換スイツチ23とを備え、ピツク
    アツプ11のボス13を背版10の下面に接触
    し、ピツクアツプ11の針14をレコード盤3の
    音溝に係合し、ピツクアツプ11の針14がレコ
    ード盤3の音溝に係合し、ピツクアツプ11の針
    14がレコード盤3の音溝の終端に至つた時に切
    換スイツチ23がピツクアツプ11の接触により
    切り替つて前記モーターMを停止の状態となり、
    挺子板6の基端を押上げて作動板2及びターンテ
    ーブル4、レコード盤3を下傾させることにより
    針14とレコード盤3の音溝との係合を外し発条
    12の戻し力によつてピツクアツプ11が始点に
    もどるようにされたことを特徴とする玩具用音響
    再生装置。
JP11172681U 1981-07-28 1981-07-28 玩具用音響再生装置 Granted JPS5817694U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11172681U JPS5817694U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 玩具用音響再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11172681U JPS5817694U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 玩具用音響再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5817694U JPS5817694U (ja) 1983-02-03
JPH0132163Y2 true JPH0132163Y2 (ja) 1989-10-03

Family

ID=29906068

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JP11172681U Granted JPS5817694U (ja) 1981-07-28 1981-07-28 玩具用音響再生装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61191815U (ja) * 1985-05-21 1986-11-29

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5328408U (ja) * 1976-08-18 1978-03-10

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JPS5328408U (ja) * 1976-08-18 1978-03-10

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Publication number Publication date
JPS5817694U (ja) 1983-02-03

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