JPH0325327Y2 - - Google Patents
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- JPH0325327Y2 JPH0325327Y2 JP1985021392U JP2139285U JPH0325327Y2 JP H0325327 Y2 JPH0325327 Y2 JP H0325327Y2 JP 1985021392 U JP1985021392 U JP 1985021392U JP 2139285 U JP2139285 U JP 2139285U JP H0325327 Y2 JPH0325327 Y2 JP H0325327Y2
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- JP
- Japan
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- gear
- sliding
- motor
- slide table
- connecting member
- Prior art date
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- Expired
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、デイスクに記録された信号を光学式
ピツクアツプを用いて再生するデイスクプレーヤ
に関するもので、特にプレーヤへのデイスクの装
着及びピツクアツプの駆動を単一のモータにより
行い得るデイスクプレーヤに関する。
ピツクアツプを用いて再生するデイスクプレーヤ
に関するもので、特にプレーヤへのデイスクの装
着及びピツクアツプの駆動を単一のモータにより
行い得るデイスクプレーヤに関する。
(ロ) 従来の技術
従来、実開昭59−36057号公報に見られる如く、
デイスクを水平方向に摺動するスライドテーブル
に装着し、該デイスクに記録された信号を光学式
ピツクアツプを用いて再生するデイスクプレーヤ
が公知である。このデイスクプレーヤはスライド
テーブルを開放位置と再生位置との間で摺動させ
るスライドテーブル摺動動作、スライドテーブル
が再生位置に来た時、デイスクを垂直方向に移動
させ、ターンテーブル上に前記デイスクをクラン
プするデイスククランプ動作及び光学式ピツクア
ツプをデイスクの半径方向に移動させ、信号の再
生を行うピツクアツプ駆動動作を行う必要があ
る。しかして、前記デイスクプレーヤにおいて
は、上述のスライドテーブル摺動動作及びデイス
ククランプ動作を行う為に少なくとも1個のモー
タを使用し、ピツクアツプ駆動動作を行う為に1
個のモータを使用し、かつターンテーブルを回転
させるモータも必要である為、1台のデイスクプ
レーヤで少なくとも3個のモータを必要とした。
デイスクを水平方向に摺動するスライドテーブル
に装着し、該デイスクに記録された信号を光学式
ピツクアツプを用いて再生するデイスクプレーヤ
が公知である。このデイスクプレーヤはスライド
テーブルを開放位置と再生位置との間で摺動させ
るスライドテーブル摺動動作、スライドテーブル
が再生位置に来た時、デイスクを垂直方向に移動
させ、ターンテーブル上に前記デイスクをクラン
プするデイスククランプ動作及び光学式ピツクア
ツプをデイスクの半径方向に移動させ、信号の再
生を行うピツクアツプ駆動動作を行う必要があ
る。しかして、前記デイスクプレーヤにおいて
は、上述のスライドテーブル摺動動作及びデイス
ククランプ動作を行う為に少なくとも1個のモー
タを使用し、ピツクアツプ駆動動作を行う為に1
個のモータを使用し、かつターンテーブルを回転
させるモータも必要である為、1台のデイスクプ
レーヤで少なくとも3個のモータを必要とした。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
しかしながら、駆動源として多数のモータを用
いることは、コストの面で非常に不利なものであ
つた。また、前記3つの動作は、順次すばやく行
われる必要があるが、複数のモータを駆動源とし
て用いると、切り換え制御の信号も複数必要とな
り、それらのタイミングを調整しなければならな
いので、全体として複雑な構造とせざるを得なか
つた。
いることは、コストの面で非常に不利なものであ
つた。また、前記3つの動作は、順次すばやく行
われる必要があるが、複数のモータを駆動源とし
て用いると、切り換え制御の信号も複数必要とな
り、それらのタイミングを調整しなければならな
いので、全体として複雑な構造とせざるを得なか
つた。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、単
一のモータを駆動源としてプレーヤへのデイスク
の装着及びピツクアツプの駆動を行うに際し、ス
ライドテーブルの開閉操作に応じて摺動される摺
動部材、該摺動部材の摺動を規制する規制部材、
第1位置で駆動源となるモータと該モータの回転
をスライドテーブルに伝達する為の第1伝達機構
とを連結し、第2位置で前記モータと該モータの
回転をピツクアツプの駆動機構に伝達する為の第
2伝達機構とを連結し、前記摺動部材による押圧
で第2位置から第1位置に切り換えられる連結部
材を設けたことを特徴とする。
一のモータを駆動源としてプレーヤへのデイスク
の装着及びピツクアツプの駆動を行うに際し、ス
ライドテーブルの開閉操作に応じて摺動される摺
動部材、該摺動部材の摺動を規制する規制部材、
第1位置で駆動源となるモータと該モータの回転
をスライドテーブルに伝達する為の第1伝達機構
とを連結し、第2位置で前記モータと該モータの
回転をピツクアツプの駆動機構に伝達する為の第
2伝達機構とを連結し、前記摺動部材による押圧
で第2位置から第1位置に切り換えられる連結部
材を設けたことを特徴とする。
(ホ) 作用
本考案は、連結部材が第1位置にある時は、規
制部材により摺動部材の摺動を規制し、該摺動部
材が該連結部材を押圧しない様に、前記連結部材
が第2位置にある時は、前記規制部材による規制
を解除し、前記摺動部材が該連結部材を押圧する
様にしたものである。
制部材により摺動部材の摺動を規制し、該摺動部
材が該連結部材を押圧しない様に、前記連結部材
が第2位置にある時は、前記規制部材による規制
を解除し、前記摺動部材が該連結部材を押圧する
様にしたものである。
(ヘ) 実施例
第1図は、スライドテーブルが開放位置にある
状態を示す平面図、第2図はスライドテーブルが
再生位置にある状態を示す平面図、及び第3図は
スライドテーブルが前記開放位置と再生位置との
間にある状態を示す平面図で、1はスライドテー
ブル、2は光学式ピツクアツプ、3は駆動源とな
るモータ、4は該モータ3の回転軸3aに固定さ
れた第1ギア、5は該第1ギア4と係合する第1
歯列5aと第2及び第3歯列5b及び5cとを有
する第2ギア、6は該第2ギア5の第2歯列5b
と係合する第1歯列6aと第2歯列6bとを有す
る第3ギア、7は前記スライドテーブル1に固定
され、前記第3ギア6の第2歯列6bと係合する
第1ラツク、8は前記スライドテーブル1の開閉
操作を行う為の開閉レバー、9は前記第3ギア6
の回転位置に応じて第1、第2及び第3位置を取
り得る様、軸9aを中心に回動する回動レバー、
10は該回動レバー9上の回転軸9bを中心に回
転し、前記第2ギア5の第3歯列5cと係合する
第1歯列10aと第2歯列10bとを有する第4
ギア、11は該第4ギア10の第2歯列10bと
係合する第5ギア、12は光学式ピツクアツプ2
に固定され、前記第5ギア11と係合する第2ラ
ツク、13は前記回動レバー9の位置に応じて軸
13aを中心に回動するレバーストツプ、14は
前記開閉レバー8の操作により制御される第1ス
イツチ、及び15は前記回動レバー9の位置に応
じて制御される第2スイツチである。前記第3ギ
ア6は、第4図に示す如く、最外周に第2ギア5
の第2歯列5bと係合する第1歯列6aを有する
が、該第1歯列6aの一部には切り欠き6cが設
けられている。また、前記第3ギア6は、第1ラ
ツク7に係合する第2歯列6bを有するが、該第
2歯列6bの一部にも切り欠き6dが設けられて
いる。更に、前記第3ギア6は、ピン6e及び溝
6fを有しており、前記回動レバー9の端部9c
がピン6eに係合している時に前記回動レバー9
が第3位置となり、前記端部9cの第1突起9d
が前記溝6fに嵌合している時に前記回動レバー
9が第2位置となり、前記第2及び第3位置以外
の第2ギア5の第2歯列5bと第3ギア6の第1
歯列6aとが係合されている時に前記回動レバー
9が第1位置となる。また更に、前記第3ギア6
は、カム部6gを有しており、該カム部6gによ
りデイスククランプ板16の下降を行い得る様に
成されている。そして、レバーストツプ13は、
第5図に示す如く、前記回動レバー9の第2突起
9eにより、一方の端部13bが押圧される様に
成されており、該回動レバー9が第2位置にある
時、該レバーストツプ13の他方の端部13cが
開閉レバー8の突起8aが突出されるシヤーシ1
7の孔17aを覆わない様に、前記回動レバー9
が第1及び第3位置にある時、前記レバーストツ
プ13の端部13cが前記孔17aの一部を覆う
様に成されている。
状態を示す平面図、第2図はスライドテーブルが
再生位置にある状態を示す平面図、及び第3図は
スライドテーブルが前記開放位置と再生位置との
間にある状態を示す平面図で、1はスライドテー
ブル、2は光学式ピツクアツプ、3は駆動源とな
るモータ、4は該モータ3の回転軸3aに固定さ
れた第1ギア、5は該第1ギア4と係合する第1
歯列5aと第2及び第3歯列5b及び5cとを有
する第2ギア、6は該第2ギア5の第2歯列5b
と係合する第1歯列6aと第2歯列6bとを有す
る第3ギア、7は前記スライドテーブル1に固定
され、前記第3ギア6の第2歯列6bと係合する
第1ラツク、8は前記スライドテーブル1の開閉
操作を行う為の開閉レバー、9は前記第3ギア6
の回転位置に応じて第1、第2及び第3位置を取
り得る様、軸9aを中心に回動する回動レバー、
10は該回動レバー9上の回転軸9bを中心に回
転し、前記第2ギア5の第3歯列5cと係合する
第1歯列10aと第2歯列10bとを有する第4
ギア、11は該第4ギア10の第2歯列10bと
係合する第5ギア、12は光学式ピツクアツプ2
に固定され、前記第5ギア11と係合する第2ラ
ツク、13は前記回動レバー9の位置に応じて軸
13aを中心に回動するレバーストツプ、14は
前記開閉レバー8の操作により制御される第1ス
イツチ、及び15は前記回動レバー9の位置に応
じて制御される第2スイツチである。前記第3ギ
ア6は、第4図に示す如く、最外周に第2ギア5
の第2歯列5bと係合する第1歯列6aを有する
が、該第1歯列6aの一部には切り欠き6cが設
けられている。また、前記第3ギア6は、第1ラ
ツク7に係合する第2歯列6bを有するが、該第
2歯列6bの一部にも切り欠き6dが設けられて
いる。更に、前記第3ギア6は、ピン6e及び溝
6fを有しており、前記回動レバー9の端部9c
がピン6eに係合している時に前記回動レバー9
が第3位置となり、前記端部9cの第1突起9d
が前記溝6fに嵌合している時に前記回動レバー
9が第2位置となり、前記第2及び第3位置以外
の第2ギア5の第2歯列5bと第3ギア6の第1
歯列6aとが係合されている時に前記回動レバー
9が第1位置となる。また更に、前記第3ギア6
は、カム部6gを有しており、該カム部6gによ
りデイスククランプ板16の下降を行い得る様に
成されている。そして、レバーストツプ13は、
第5図に示す如く、前記回動レバー9の第2突起
9eにより、一方の端部13bが押圧される様に
成されており、該回動レバー9が第2位置にある
時、該レバーストツプ13の他方の端部13cが
開閉レバー8の突起8aが突出されるシヤーシ1
7の孔17aを覆わない様に、前記回動レバー9
が第1及び第3位置にある時、前記レバーストツ
プ13の端部13cが前記孔17aの一部を覆う
様に成されている。
今、第1図に示す如く、スライドテーブル1が
開放位置にあるとすれば、第3ギア6のピン6e
が回動レバー9の端部9cに係合し、前記回動レ
バー9が第3位置にあり、第2ギア5の第3歯列
5cと第4ギア10の第1歯列10aとの係合が
解除されている。その状態から、スライドテーブ
ル1のデイスク載置部(図示せず)にデイスク載
置し、開閉レバー8を押圧すると、この時、シヤ
ーシ17の孔17aはレバーストツプ13により
一部覆われているので、該開閉レバー8が少しだ
け摺動されたところで前記開閉レバー8の突起8
aが前記レバーストツプ13に当接し、該開閉レ
バー8の先端部8bが回動レバー9の突部9fに
当接されず、前記開閉レバー8の突片8cにより
第1スイツチ14だけが閉成される。前記第1ス
イツチ14が閉成されると、モータ3の電源が投
入されるので、該モータ3が矢印A方向の回転を
開始する。前記モータ3の矢印A方向の回転は、
第1ギア4及び第2ギア5を介して第3ギア6に
伝達され、該第3ギア6が矢印B方向に回転す
る。前記第3ギア6が矢印B方向に回転すると、
第1ラツク7及び該第1ラツク7が固定されたス
ライドテーブル1が矢印C方向に摺動し、前記ス
ライドテーブル1の再生位置への移動が開始され
る。第3ギア6が第1図図示の状態から少許矢印
B方向に回転すると、前記第3ギア6のピン6e
と回動レバー9の端部9cとの係合が解除され、
前記回動レバー9は第3図の第1位置に来る。そ
して、第3ギア6の回転が進み、前記回動レバー
9の第1突起9dが前記第3ギア6の溝6fに嵌
合するまで、前記回動レバー9は第1位置に保た
れる。
開放位置にあるとすれば、第3ギア6のピン6e
が回動レバー9の端部9cに係合し、前記回動レ
バー9が第3位置にあり、第2ギア5の第3歯列
5cと第4ギア10の第1歯列10aとの係合が
解除されている。その状態から、スライドテーブ
ル1のデイスク載置部(図示せず)にデイスク載
置し、開閉レバー8を押圧すると、この時、シヤ
ーシ17の孔17aはレバーストツプ13により
一部覆われているので、該開閉レバー8が少しだ
け摺動されたところで前記開閉レバー8の突起8
aが前記レバーストツプ13に当接し、該開閉レ
バー8の先端部8bが回動レバー9の突部9fに
当接されず、前記開閉レバー8の突片8cにより
第1スイツチ14だけが閉成される。前記第1ス
イツチ14が閉成されると、モータ3の電源が投
入されるので、該モータ3が矢印A方向の回転を
開始する。前記モータ3の矢印A方向の回転は、
第1ギア4及び第2ギア5を介して第3ギア6に
伝達され、該第3ギア6が矢印B方向に回転す
る。前記第3ギア6が矢印B方向に回転すると、
第1ラツク7及び該第1ラツク7が固定されたス
ライドテーブル1が矢印C方向に摺動し、前記ス
ライドテーブル1の再生位置への移動が開始され
る。第3ギア6が第1図図示の状態から少許矢印
B方向に回転すると、前記第3ギア6のピン6e
と回動レバー9の端部9cとの係合が解除され、
前記回動レバー9は第3図の第1位置に来る。そ
して、第3ギア6の回転が進み、前記回動レバー
9の第1突起9dが前記第3ギア6の溝6fに嵌
合するまで、前記回動レバー9は第1位置に保た
れる。
第3ギア6が所定角度回転し、スライドテーブ
ル1が再生位置に到達すると、前記第3ギア6が
切り欠き6dを有する為、該第3ギア6の第2歯
列6bと第1ラツク7との係合が解除される。し
かして、前記第3ギア6と前記第1ラツク7との
係合が解除されると、スライドテーブル1の摺動
は停止し、スライドテーブル摺動動作が完了し、
次にデイスククランプ動作が開始される。
ル1が再生位置に到達すると、前記第3ギア6が
切り欠き6dを有する為、該第3ギア6の第2歯
列6bと第1ラツク7との係合が解除される。し
かして、前記第3ギア6と前記第1ラツク7との
係合が解除されると、スライドテーブル1の摺動
は停止し、スライドテーブル摺動動作が完了し、
次にデイスククランプ動作が開始される。
ところで、例えばスライドテーブル1が矢印C
方向に摺動動作されている状態において、開閉レ
バー8を押圧すると、上述の状態において、レバ
ーストツプ13はシヤーシ17の孔17aを一部
覆う状態に成されているので、第1スイツチ14
が閉成されるだけである。ここで、モータ3は回
転状態にあると、前記第1スイツチ14の閉成に
より回転が反転する様に成されているので、該モ
ータ3は矢印Aと逆方向に回転し始める。前記モ
ータ3の矢印Aと逆方向の回転は、第1及び第2
ギア4及び5を介して第3ギア6に伝達され、該
第3ギア6を矢印Bと逆方向に回転させ、第1ラ
ツク7及びスライドテーブル(1)を矢印Cと逆方向
に摺動する様にする。その為、スライドテーブル
1は開放状態になる。
方向に摺動動作されている状態において、開閉レ
バー8を押圧すると、上述の状態において、レバ
ーストツプ13はシヤーシ17の孔17aを一部
覆う状態に成されているので、第1スイツチ14
が閉成されるだけである。ここで、モータ3は回
転状態にあると、前記第1スイツチ14の閉成に
より回転が反転する様に成されているので、該モ
ータ3は矢印Aと逆方向に回転し始める。前記モ
ータ3の矢印Aと逆方向の回転は、第1及び第2
ギア4及び5を介して第3ギア6に伝達され、該
第3ギア6を矢印Bと逆方向に回転させ、第1ラ
ツク7及びスライドテーブル(1)を矢印Cと逆方向
に摺動する様にする。その為、スライドテーブル
1は開放状態になる。
第6図に示される如く、デイスククランプ板1
6は、突起16aを有し、該突起16aは、第3
ギア6の溝に嵌合している。前記第3ギア6は、
第4図に示す如くカム部6gを有しているから、
スライドテーブル1が矢印C方向に摺動している
状態、すなわち第3ギア6が矢印B方向に回転し
ている状態において、該第3ギア6と第1ラツク
7との係合が解除された後、モータ3により更に
前記第3ギア6が回転させられると、前記デイス
ククランプ板16の突起16aが前記カム部6g
により矢印D方向に押圧され、テコの原理により
前記デイスククランプ板16の先端が矢印F方向
に軸16bを中心に回動し、デイスクのクランプ
が行われる。
6は、突起16aを有し、該突起16aは、第3
ギア6の溝に嵌合している。前記第3ギア6は、
第4図に示す如くカム部6gを有しているから、
スライドテーブル1が矢印C方向に摺動している
状態、すなわち第3ギア6が矢印B方向に回転し
ている状態において、該第3ギア6と第1ラツク
7との係合が解除された後、モータ3により更に
前記第3ギア6が回転させられると、前記デイス
ククランプ板16の突起16aが前記カム部6g
により矢印D方向に押圧され、テコの原理により
前記デイスククランプ板16の先端が矢印F方向
に軸16bを中心に回動し、デイスクのクランプ
が行われる。
第3ギア6が更に回動すると、該第3ギア6の
溝6fに回動レバー9の端部9cの突起9dが嵌
合し、第2図に示す如く、前記回動レバー9が大
きく変位して第2位置になり、第2スイツチ15
が図示の如く切り換え、スライドテーブル摺動動
作及びデイスククランプ動作の終了を制御回路
(図示せず)に知らせ、モータ3の回転が停止す
る。同時に、前記第3ギア6の第1歯列6aの切
り欠き6cと第2ギア5の第2歯列5bが対向す
るので、前記第3ギア6の回転が停止する。前記
回動レバー9が軸9aを中心に矢印G方向に回動
し、第2図の位置に変位すると、第4ギア10も
矢印G方向に変位し、第2ギア5の第3歯列5c
と第4ギア10の第1歯列10aとが係合する。
その為、光学式ピツクアツプ2がデイスクの最内
周位置に無い時には、モータ3への通電により該
モータ3が回転し、その回転が第1ギア4及び第
2ギア5を介して前記第4ギア10に伝達され、
前記第4ギア10が矢印H方向に回転するので、
前記第4ギア10の第2歯列10bに係合する第
5ギア11が矢印I方向に回転し、第2ラツク及
び光学式ピツクアツプ2を矢印J方向に摺動させ
る。前記ピツクアツプ2がデイスクの最内周のス
タート位置に達すると、モータ3の回転が停止
し、デイスクプレーヤはスタンバイ状態になる。
溝6fに回動レバー9の端部9cの突起9dが嵌
合し、第2図に示す如く、前記回動レバー9が大
きく変位して第2位置になり、第2スイツチ15
が図示の如く切り換え、スライドテーブル摺動動
作及びデイスククランプ動作の終了を制御回路
(図示せず)に知らせ、モータ3の回転が停止す
る。同時に、前記第3ギア6の第1歯列6aの切
り欠き6cと第2ギア5の第2歯列5bが対向す
るので、前記第3ギア6の回転が停止する。前記
回動レバー9が軸9aを中心に矢印G方向に回動
し、第2図の位置に変位すると、第4ギア10も
矢印G方向に変位し、第2ギア5の第3歯列5c
と第4ギア10の第1歯列10aとが係合する。
その為、光学式ピツクアツプ2がデイスクの最内
周位置に無い時には、モータ3への通電により該
モータ3が回転し、その回転が第1ギア4及び第
2ギア5を介して前記第4ギア10に伝達され、
前記第4ギア10が矢印H方向に回転するので、
前記第4ギア10の第2歯列10bに係合する第
5ギア11が矢印I方向に回転し、第2ラツク及
び光学式ピツクアツプ2を矢印J方向に摺動させ
る。前記ピツクアツプ2がデイスクの最内周のス
タート位置に達すると、モータ3の回転が停止
し、デイスクプレーヤはスタンバイ状態になる。
上述のスタンバイ状態において、曲番の指定等
を行い、再生を開始すれば、再びモータ3への通
電が行われ、前記ピツクアツプ2が前記モータ3
により矢印Jと逆方向に駆動され、信号の再生が
行われる。
を行い、再生を開始すれば、再びモータ3への通
電が行われ、前記ピツクアツプ2が前記モータ3
により矢印Jと逆方向に駆動され、信号の再生が
行われる。
再生状態にあるデイスクプレーヤを停止させ、
デイスクのイジエクトを行う場合は、開閉レバー
8を押圧すればよい。この時、回動レバー9が第
2位置にあるので、レバーストツプ13はスプリ
ング18により第5図において矢印K方向に回動
されており、シヤーシ17の孔17aを覆わない
状態に成されている。その為、前記開閉レバー8
を押圧すると、該開閉レバー8の先端部8bが前
記回動レバー9の突部9fを押圧し、第2図にお
いて、該回動レバー9を矢印Gと逆方向に付勢
し、第3ギア6の溝6fと前記回動レバー9との
嵌合が解除される。同時に、開閉レバー8の突起
8aが第3ギア6の裏面に設けられた突部6iを
押圧するので、前記第3ギア6が少許回転し、該
第3ギア6の第1歯列6aと第2ギア5の第2歯
列5bとが係合し、モータ3の矢印Aと逆方向の
回転が第1及び第2ギア4及び5を介して第3ギ
ア6に伝達され、該第3ギア6が矢印Bと逆方向
に回転し、デイスククランプ板16が矢印Fと逆
方向に回動し、第1ラツク7及びスライドテーブ
ル1が矢印Cと逆方向に摺動する。尚、開閉レバ
ー8により回動レバー9を付勢した時点で、第2
ギア5と第4ギア10との係合が解除されるの
で、モータ3を回転させても光学式ピツクアツプ
2が移動することはない。
デイスクのイジエクトを行う場合は、開閉レバー
8を押圧すればよい。この時、回動レバー9が第
2位置にあるので、レバーストツプ13はスプリ
ング18により第5図において矢印K方向に回動
されており、シヤーシ17の孔17aを覆わない
状態に成されている。その為、前記開閉レバー8
を押圧すると、該開閉レバー8の先端部8bが前
記回動レバー9の突部9fを押圧し、第2図にお
いて、該回動レバー9を矢印Gと逆方向に付勢
し、第3ギア6の溝6fと前記回動レバー9との
嵌合が解除される。同時に、開閉レバー8の突起
8aが第3ギア6の裏面に設けられた突部6iを
押圧するので、前記第3ギア6が少許回転し、該
第3ギア6の第1歯列6aと第2ギア5の第2歯
列5bとが係合し、モータ3の矢印Aと逆方向の
回転が第1及び第2ギア4及び5を介して第3ギ
ア6に伝達され、該第3ギア6が矢印Bと逆方向
に回転し、デイスククランプ板16が矢印Fと逆
方向に回動し、第1ラツク7及びスライドテーブ
ル1が矢印Cと逆方向に摺動する。尚、開閉レバ
ー8により回動レバー9を付勢した時点で、第2
ギア5と第4ギア10との係合が解除されるの
で、モータ3を回転させても光学式ピツクアツプ
2が移動することはない。
前記開閉レバー8の押圧により、デイスクプレ
ーヤは、第2図の再生状態から第3図の状態を経
由して第1図の開放状態に戻る。従つて、デイス
クを取り換え、再び開閉レバー8を押圧すれば、
先に述べた動作により再び再生を行うことが出
来、また、デイスクを取り去つて前記開閉レバー
8を押圧すれば、スライドテーブル1が再生位置
に収納され、動作が停止する。
ーヤは、第2図の再生状態から第3図の状態を経
由して第1図の開放状態に戻る。従つて、デイス
クを取り換え、再び開閉レバー8を押圧すれば、
先に述べた動作により再び再生を行うことが出
来、また、デイスクを取り去つて前記開閉レバー
8を押圧すれば、スライドテーブル1が再生位置
に収納され、動作が停止する。
(ト) 考案の効果
以上述べた如く、本考案に依れば、単一のモー
タを駆動源として、プレーヤへのデイスクの装着
及びピツクアツプの駆動を行うデイスクプレーヤ
を提供出来る。また、本考案に依れば、連結部材
が第1位置にある時、摺動部材により前記連結部
材が押圧されない様に規制部材を設けているの
で、スライドテーブルの摺動動作時にスライドテ
ーブルの開閉操作が行われても不用意に前記連結
部材による連結状態が切換えられることがなく、
構成部品を損傷させることがない。また、更に本
考案に依れば、連結部材が第1位置にある時、摺
動部材の摺動が規制されていてもスライドテーブ
ルの開閉操作により前記摺動部材は少許摺動され
る様に成されているので、それによりモータの通
電状態を切換える為のスイツチの切換えを行うこ
とが出来、スライドテーブルの開閉操作により閉
成中(あるいは開放中)のスライドテーブルを途
中で開放動作(あるいは閉成動作)に切換えるこ
とが出来、操作性の向上が計れる。
タを駆動源として、プレーヤへのデイスクの装着
及びピツクアツプの駆動を行うデイスクプレーヤ
を提供出来る。また、本考案に依れば、連結部材
が第1位置にある時、摺動部材により前記連結部
材が押圧されない様に規制部材を設けているの
で、スライドテーブルの摺動動作時にスライドテ
ーブルの開閉操作が行われても不用意に前記連結
部材による連結状態が切換えられることがなく、
構成部品を損傷させることがない。また、更に本
考案に依れば、連結部材が第1位置にある時、摺
動部材の摺動が規制されていてもスライドテーブ
ルの開閉操作により前記摺動部材は少許摺動され
る様に成されているので、それによりモータの通
電状態を切換える為のスイツチの切換えを行うこ
とが出来、スライドテーブルの開閉操作により閉
成中(あるいは開放中)のスライドテーブルを途
中で開放動作(あるいは閉成動作)に切換えるこ
とが出来、操作性の向上が計れる。
図はいずれも本考案の実施例を示すもので、第
1図はスライドテーブルが開放位置にある状態を
示す平面図、第2図はスライドテーブルが再生位
置にある状態を示す平面図、第3図はスライドテ
ーブルが開放位置と再生位置との間にある状態を
示す平面図、第4図は第1乃至第3図に用いられ
ている第3ギアを示す平面図、第5図は第2図の
主要部分を示す斜視図、第6図は第2図の部分断
面図である。 主な図番の説明、1……スライドテーブル、2
……光学式ピツクアツプ、3……モータ、4……
第1ギア、5……第2ギア、6……第3ギア、8
……開閉レバー、9……回動レバー、10……第
4ギア、11……第5ギア、13……レバースト
ツプ。
1図はスライドテーブルが開放位置にある状態を
示す平面図、第2図はスライドテーブルが再生位
置にある状態を示す平面図、第3図はスライドテ
ーブルが開放位置と再生位置との間にある状態を
示す平面図、第4図は第1乃至第3図に用いられ
ている第3ギアを示す平面図、第5図は第2図の
主要部分を示す斜視図、第6図は第2図の部分断
面図である。 主な図番の説明、1……スライドテーブル、2
……光学式ピツクアツプ、3……モータ、4……
第1ギア、5……第2ギア、6……第3ギア、8
……開閉レバー、9……回動レバー、10……第
4ギア、11……第5ギア、13……レバースト
ツプ。
Claims (1)
- 水平方向に摺動するスライドテーブルにデイス
クを装着し、該デイスクに記録された信号を光学
式ピツクアツプを用いて再生するデイスクプレー
ヤにおいて、駆動源となるモータと、該モータの
通電状態を切換える為のスイツチと、前記モータ
の回転を前記スライドテーブルに伝達する第1伝
達機構と、前記モータの回転を前記ピツクアツプ
の駆動機構に伝達する第2伝達機構と、第1位置
で前記モータと前記第1伝達機構とを連結し、第
2位置で前記モータと前記第2伝達機構とを連結
する連結部材と、前記スライドテーブルの開閉操
作により摺動変位されるとともに、その摺動変位
により前記連結部材を押圧し、該連結部材による
連結状態を切換える摺動部材と、前記連結部材の
変位位置に応じて変位し、前記摺動部材の摺動を
選択的に規制する為の規制部材とを備え、前記連
結部材が第1位置にあるときには、前記規制部材
により前記摺動部材の摺動距離を規制し、スライ
ドテーブルの開閉操作による前記摺動部材の摺動
により前記スイツチの切換えが行われる様にする
とともに、前記連結部材が押圧されるのを防止
し、一方、前記連結部材が第2位置にあるときに
は、前記規制部材による規制を解除し、スライド
テーブルの開閉操作による前記摺動部材の摺動に
より前記連結部材が押圧される様にしたことを特
徴とするデイスクプレーヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985021392U JPH0325327Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985021392U JPH0325327Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61140463U JPS61140463U (ja) | 1986-08-30 |
JPH0325327Y2 true JPH0325327Y2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=30512743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985021392U Expired JPH0325327Y2 (ja) | 1985-02-18 | 1985-02-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0325327Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753869A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-31 | Pioneer Electronic Corp | Bookshelf type record player |
JPS5960759A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録円盤再生装置 |
-
1985
- 1985-02-18 JP JP1985021392U patent/JPH0325327Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5753869A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-31 | Pioneer Electronic Corp | Bookshelf type record player |
JPS5960759A (ja) * | 1982-09-29 | 1984-04-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 記録円盤再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61140463U (ja) | 1986-08-30 |
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