JPH01321294A - コンテナのツイストロックコーン着脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コンテナクレーンに配設されて遠隔操作によ
りコンテナ相互を上下連結するツイストロックコーンの
着脱装置に関するものである。

（従来の技術） 前記コンテナクレーンの従来例を第１図によって説明す
ると、該コンテナクレーン（１）は、岸壁上で走行、配
置され、主桁（２）上で横行されるメイントロＩＪ−（
３）を有し、主桁（２）上の制御室（６）からメイント
ロリー（３）および巻上索（４）を介してコンテナスプ
レッダ（５）を遠隔操作し、コンテナスプレッダ（５）
でコンテナｆａ）を吊持して岸壁とコンテナ船（ｓ）間
で荷役する構造になっている。また、コンテナ船に多段
積みされている各コンテナ（ａ’）（ａ”）の上、下面
間はツイストロックコーン（１ｔ）で上下連結され、該
ツイストロックコーンｆｌｌの着脱、ロックあるいはア
ンロックは、前記荷役に関連して手作業で行われている
。

前記ツイストロックコーンαＯ）の−例を第６．７゜８
図によって説明すると、コンテナの上、下面間陀介装さ
れるケーシングαＤと、ケーシングａυに回転のみ可能
に上下貫通されたツイストコーン０２、ツイストコーン
０２の中央部に固着されケーシングαυの窓穴（１１ｂ
）から突出したレバー０３）を有し、ケーシングαυに
はコンテナの４隅部に設けたツイストロック受金（１５
１の挿入穴００に嵌装される筒状部（ｌｌａ）が設けら
れ、ツイストコーン０２の上、下部には側視尖頭形状、
平面視矩形状のコーン部（１２ａ）（１２ａ）を有し、
第６図のようにコンテナ４隅部の上、下面側に固設され
たツイストロック受金０９（１句の挿入穴０６１０６）
に挿入され、第７図のようにレバー（１３）によってツ
イストコーン０ｚを約９０°　回転し、上、下部のコー
ン部（１２ａ）　（１２ａ）をツイストロック受金（１
５）（＋　５）の内側に係止させてロックし第８図のよ
うに上、下側のコンテナ（ａ′）（ａ″）を上下連結す
るとともに、逆操作により第６図のようにアンロックし
てコンテナから上下方向に着脱される構造になっている
。

（発明が解決しようとする課題） 従来の前記コンテナクレーンによる荷役において、各コ
ンテナの上、下連結に用いられる多数のツイストロック
コーンは、荷役に際し人手作業により着脱、ロックある
いはアンロックされており、該作業は多くの手数を要し
安全対策のない危険な高所作業となって、荷役能率化の
大きな障害になっているなどの問題点がある。

本発明は、前記のような課題に対処するために開発され
たものであって、その目的とする処は、コンテナ間のツ
イストロックコーンの着脱、ロックおよびアンロックを
自動化し、ツイストロックコーンの着脱性能、能率を向
上しコンテナの荷役能率を高めたコンテナのツイストロ
ックコーン着脱装置を提供するにある。

（課題を解決するだめの手段） 本発明は、コンテナクレーンの主桁に配設された横行ト
ロリーに巻上索で吊支されたコーン着脱吊具を有し、該
コーン着脱吊具は、コンテナ上面に整合される吊具フレ
ームと、該吊具フレームに配設されたコーン保管装置と
、前記吊具フレームの４隅部に配設されて遠隔操作によ
りコンテナのツイストロック受金と前記コーン保管装置
間で移動されツイストロックコーンを着脱、保持するコ
ーンチャック付き着脱装置と、前記吊具フレームの４隅
部に配設されて遠隔操作により前記ツイストロック受金
に配置されたツイストロックコーンをロックあるいはア
ンロックするコーン操作装置を具備した構成に特徴を有
し、遠隔操作により横行トロリー、巻上索によりコーン
着脱吊具をコンテナ上に整合して、該吊具の４隅部に配
設した各コーンチャック付き着脱装置のコーン保管装置
とコンテナのツイストコーン受具間の移動、およびコー
ンチャックによるツイストロックコーンの着脱、保持に
より、ツイストロックコーンをコンテナのツイストコー
ン受具に着脱またはコーン保管装置に保管し、各コーン
操作装置によりツイストコーン受具に配置された各ツイ
ストロックコーンをロックあるいはアンロックする。

（作用） コンテナクレーンの制御室からの遠隔操作により、横行
トロリーとともにコーン着脱吊具をコンテナ上方に配置
し、巻上索によりコーン着脱吊具を下降してコーン着脱
吊具の吊具フレームをコンテナ上に整合せしめ、吊具フ
レームの４隅部に配設された各コーンチャック付き着脱
装置をコンテナの各ツイストロック受具とコーン保管装
置間で移動するとともＫ、各コーンチャックでツイスト
ロックコーンを着脱、保持し、コンテナの４隅部の各ツ
イストコーン受具にアンロック状態で配置されている各
ツイストロックコーンをコンテナから取外しコンテナ保
管装置に保管し、あるいはコーン保管装置のツイストロ
ックコーンを取出し各ツイストコーン受具に配置し、吊
具フレームの４隅部に配設されている各コーン操作装置
によって、コンテナの上下面間に配設されている各ツイ
ストロックコーンをロックあるいはアンロックして、コ
ンテナを上下連結あるいは連結を解除し、コンテナクレ
ーンによるコンテナの荷役に併行して各ツイストロック
コーンの着脱、ロック、アンロックを遠隔操作により円
滑に遂行する。

（実施例） 第１図ないし第５図に本発明の一実施例を示し、図中（
１）はコンテナクレーンであって、該コンテナクレーン
（１）の主桁（２）上には、制御室（６）から遠隔操作
されるメイントロリー（３Ｂ４は巻上索、５はコンテナ
スプレッダ）とともに、主桁（２）の先端側に配設され
適宜の制御手段（図示省略）によって制御室（６）から
遠隔操作されるコーン着脱用の横行トロリー（イ）が設
けられ、該横行トロリー（イ）によって巻上索Ｃυを介
しコーン着脱吊具（至）が吊支されており、コンテナク
レーン（１）の主桁（２）に配設された横行トロリー（
イ）に巻上索１２１）で吊支されたコーン着脱吊具（至
）を有し、該コーン着脱吊具（至）は、コンテナ上面に
整合される吊具フレームｃ３１）と、吊具フレーム０υ
に配設されたコーン保管装置Ｃ３２と、吊具フレームＣ
３１）の４隅部に配設されて遠隔操作によりコンテナの
ツイストロック受金０９とコーン保管装置Ｃ３２間で移
動されツイストロックコーンα〔を着脱、保持するコー
ンチャック（４Ｇ付き着脱装置（３０〜４０）と、吊具
フレームｒ３ηの４隅部に配設されて遠隔操作によりツ
イストロック受金ＣＩ■に配置されたツイストロックコ
ーン（１１）をロックあるいはアンロックするコーン操
作装置（４１，４２）を具備したコンテナのツイストロ
ックコーン着脱装置になっている。

前記吊具フレームＧυは、横行トロリー■上の巻上装置
で操作される各巻上索Ｃυが懸装される複数のシープ（
イ）付きの主体部（３１ａ）と、主体部（３１ａ）に装
着されコンテナの上面に整合（例えば適宜の伸縮手段）
される吊フレーム（３１ｂ）等からなり、横行トロリー
翰の横行、巻上索０１）Ｋよる昇降によって所望のコン
テナの上面に整合、配置される。

前記コーン保管装置Ｇ２は、前記吊フレーム（３１ｂ）
の４隅部の内側に配設され、例えばツイストロックコー
ンＱｌを嵌装、支持する格子状枠からなる。

前記コーンチャック（４［）付き着脱装置（３ト４０）
は、第２図に示すように吊具フレーム０１）の４隅部に
配設され、該隅部とコーン保管装置０３間に配設された
１対のガイドレール（ハ）（ト）と、ガイド９レール（
至）□□□に装架されモータ（３４ａ）Ｋよりネジ棒（
３４ｂ）を介して移動される移動台ＧＱと、移動台（ト
）でガイドされモータ（３６ａ）によりネジ棒（３６ｂ
）を介して台上で移動されるコーンキャリアｃ３力と、
第３，４図に示すようにコーンキャリア（ロ）に上下可
能に嵌装され上下駆動用シリンダ（至）等でロッドＧ１
を介して上下操作されるコーンチャック（４０等からな
り、該コーンチャック（４Ｇは、カム回転用のモータ（
４Ｏａ）、該モータ（４０ａ　）によりギヤ群（４０ｂ
）を介して回転される１対のカム（４０ｃ　）　（４０
ｃ　）等からなり、モータ（３４ａ）　（３６ａ）によ
りキャリヤＣ３ηはコーンチャック（４（ｅとともにＸ
方向およびＹ方向の移動されて、コーン保管装置（３つ
とコンテナの隅部のツイストロック受金（１９間で往復
移動されるとともに、シリンダ（至）によってロットＧ
■を介しコーンチャック（４Ｇが上下動されツイストロ
ック受金ミツに配置のツイストロックコーンα１上に配
置されて、モータ（４０ａ）によりギヤ群（４０ｂ）を
介して１対のカム（４０ｃ　）　（４０ｃ　）を回動す
ることによりツイストロックコーンａ〔の首ｍを挾持し
て保持しあるいは解放し、ツイストロック受金０５）配
置のツイストロックコーン０〔を保持して上昇し挿入穴
αｅから外し、Ｘ、Ｙ方向に移動しコーン保管装置（３
３上にツイストロックコーン０〔を解放して保管すると
ともに、逆操作によりコーン保管装置Ｇ２のツイストロ
ックコーン００を保持、移送してツイストロック受金（
１５）に配置（第６図参照）する。前記各モータ、シリ
ンダは適宜の制御機構により制御室（６）から遠隔制御
される。

前記コーン操作装置（４１〜４２）は、第２．５図に示
すように吊具フレームＣ３１）の各端面に枢着（４１ａ
）して揺動可能に垂下されたロッドＩと、吊具フレーム
Ｃ３１）とロッド（４１）間に枢着して連結された揺動
用シリンダ（４２等からなり、吊具フレーム８１）の４
隅部に配設され、コンテナ４隅部のツイストロック受金
（１つに配設された各ツイストロックコーン００の各レ
バーｎ３）に各ロツ）”　（４１）が対設される配置と
し、各ロッド（４υを点線、実線のように揺動すること
により、各レバー０９が正、逆方向に約９０°　回動さ
れ、各レバー（１３）とともに各ツイストロックコーン
００の各ツイストコーン０２）が約９０°　正、逆回転
されて、第６図のアンロック状態から第７図のロック状
態に、またはロック状態からアンロック状態に操作され
る。各駆動用シリンダ（４′；！Ｊは適宜の制御機構に
より制御室（６）から遠隔制御される。

本発明の実施例は、前記のような構成になっており作用
について詳述すると、コンテナ船（Ｓ）に多段積みされ
ている各コンテナ（ａ３の上、下面はその４隅部におい
てツイストロックコーンａＩで上下連結されている。

コンテナクレーン（１）上の制御室（６）で適宜の手段
により横行トロリー■、横行トロリー■上の巻上装置（
図示省略）およびコーン着脱吊具（７）の各部を遠隔制
御する。

先ず横行トロリー（イ）を横行しコーン着脱吊具ωを最
上段のコンテナ（ａ′）上方に配置し、巻上装置により
巻上索（２０を介してコーン着脱吊具（至）の吊具フレ
ームＣ３１）を下降しコンテナ（ａ′）上に整合、配置
して、吊具フレームＧ１）の４隅部に配置されているコ
ーンチャック顛付き着脱装置（３０〜４０）の各コーン
チャック（４１を、コンテナ（ａ′）上面の４隅部のツ
イストコーン受具（１９にアンロックされている各ツイ
ストロックコーン（１ｒｊに整合せしめ、各コーンチャ
ック（４０のカム（４Ｑｃ　）　（４０ｃ　）を第４図
に示すように実線位置に回動して各ツイストロックコー
ンａ〔を首部で挾持、保持し、各コーンチャック（４０
をツイストロックコーン（ＩＩとともに上昇して、コー
ンキャリアｔ３７）により各コーンチャック（４０をコ
ーン保管装置Ｃ３２上へ移動して、各コーンチャック（
４０のカム（４０ｃ　）　（４ＱＣ）の逆方向回動によ
りツイストロックコーンαＯを解放しコーン保管装置０
３に保管する。

コンテナ（ａ′）上面の各ツイストロックコーン（Ｉ［
）の前記取外しとともに、吊具フレーム３１）の４隅部
に配設された各コーン操作装置（４１，４２）の各揺動
用シリンダ（４ｚにより各ロッド（４０が揺動され、コ
ンテナ（ａ′）と（ａ”　’）の上下面間をロックし上
下連結している各ツイストロックコーンｑＱの各レバー
０３が各ロッド（４１）によって回動され、各ツイスト
ロックコーンＯＱが第７図に示すロック位置から第６図
に示すアンロック位置となり、上下連結が解除されて上
側のコンテナ（ａ′）の吊上げが可能となる。

次にコーン着脱吊具（至）は上昇され横行トロリー■で
主桁（２）の先端＠（第１図の左方）に移動され、メイ
ントロ＋）　−（３）、コンテナスプレツタ（５）でコ
ンテナ（ａ′）が吊上げ搬送される。前記操作の繰り返
しによって、コンテナ船（８）Ｋ多段積みされている各
コンテナが、最上側から順次に各ツイストロックコーン
０〔の取外し上下連結の解除により吊上げ搬出され、こ
れらの作動が制御室（６）からの遠隔操作によって自動
的に遂行される。

コンテナ船（８）に多段積みされているコンテナ群の前
記荷揚作業に限らず、コンテナ船（８）にコンテナを多
段に荷積みする場合は、メイントロリー（３）、コンテ
ナスプレッダ（５）によるコンテナ船へのコンテナ荷積
みに対応して、前記コーン着脱装置の逆操作により、即
ち、コーンチャック（４１付き着脱装置（３３〜４０）
によるコーン保管装置０つ上のツイストロックコーンＱ
ｌ）の保持移送、コンテナへの取付け、およびコーン操
作装置（４１、４２）によるコンテナ上下間のツイスト
ロックコーン（１〔のロックによって、ツイストロック
コーンαＣの取付はセットが自動的に遂行される。

前記コンテナ上への吊具フレームの整合、各ツイストロ
ック受金への各コーンチャックの整合等は、センサー等
の付設によって円滑に遂行される。

（発明の効果） 本発明は、前述のような構成になっており、コンテナク
レーンの主桁上における横行トロリーの横行、巻上索に
よるコーン着脱吊具の昇降によって、コーン着脱吊具の
吊具フレームがコンテナ上に配置され、吊具フレームの
４隅部に設けた各コーンチャック付き着脱装置のコンテ
ナのツイストコーン受具とコーン保管装置間の移動、コ
ーンチャックによる各ツイストロックコーンの着脱、保
持、ならびに吊具フレームの４隅部に設けた各コーン操
作装置のツイストロックコーンのロックあるいはアンロ
ックによって、コンテナクレーンによるコンテナの荷役
と関連して各ツイストロックコーンの着脱およびロック
、アンロック操作が自動的に遂行され、優れたツイスト
ロックコーンの着脱、操作性能が得られ大幅な省力化と
ともにコンテナの荷役能率が著しく向上されている。

以上本発明の実施例について説明したが、勿論本発明は
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
うるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体の側視機構図、第
２図はコーン着脱吊具の平面視機構図、第３図は第２図
の■−■部分の側面図、第４図は第３図の■−■部分の
断面図、第５図は第２図のｖ−ｖ側視図、第６図（Ａ）
（Ｂ）はツイストロックコーンの一例を示す側面図と平
面図（アンロック状態）、第７図（勾ＣＢ）は同じくロ
ック状態の側面図と平面図、第８図は上下コンテナ間の
ツイストロックコーンの配置を示す側視機構図である。 １：コンテナクレーン　　２：主桁 １５：ツイストロック受金　　２０：横行トロリー２１
：巻上索　　　　　　　３０＝コ一ン着脱吊具３２：コ
ーン保管装置 ３３〜４０：コーンチャック付き着脱装置（４０はコー
ンチャック）４１　、４２　：コーン操作装置 式　理　人　　弁理士　岡　本　重　窯外２名 第３図 第４図 第５図 第６図 （Ａ） 第７図 （Ａ） ＣＢ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンテナクレーンの主桁に配設された横行トロリーに巻
   上索で吊支されたコーン着脱吊具を有し、該コーン着脱
   吊具は、コンテナ上面に整合される吊具フレームと、該
   吊具フレームに配設されたコーン保管装置と、前記吊具
   フレームの４隅部に配設されて遠隔操作によりコンテナ
   のツイストロック受金と前記コーン保管装置間で移動さ
   れツイストロックコーンを着脱、保持するコーンチャッ
   ク付き着脱装置と、前記吊具フレームの４隅部に配設さ
   れて遠隔操作により前記ツイストロック受金に配置され
   たツイストロックコーンをロックあるいはアンロックす
   るコーン操作装置を具備したことを特徴とするコンテナ
   のツイストロックコーン着脱装置。