JPH01321079A - アーク溶接の感電防止制御装置 - Google Patents

アーク溶接の感電防止制御装置

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JPH01321079A
JPH01321079A JP15607088A JP15607088A JPH01321079A JP H01321079 A JPH01321079 A JP H01321079A JP 15607088 A JP15607088 A JP 15607088A JP 15607088 A JP15607088 A JP 15607088A JP H01321079 A JPH01321079 A JP H01321079A
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JP
Japan
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welding
welding wire
electric shock
wire
control device
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JP15607088A
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Toshiyuki Ono
俊行 小野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアーク溶接装置に設けられ、無負荷電圧による
作業者の感電を防止する感電防止制御装置に関する。
〔従来の技術〕
アーク溶接装置により消耗電極である溶接ワイヤを使用
して行うアーク溶接は、一般に溶接起動信号により溶接
電源の溶接ワイヤを含む二次回路にアーク溶接のための
電圧が印加され、同時に溶接ワイヤが送給、される。
しかし、溶接起動前の状態では通常溶接ワイヤ先端部は
被溶接部材に対し5mm乃至10IIn程度の間隙を有
した位置に設定されている。したがって溶接ワイヤの送
給が開始されてから被溶接部材に接触してアークが発生
するまでの期間は、溶接ワイヤを含めた二次回路に70
V乃至80V程度の無負荷電圧がかかるように制御され
ている。
このため被溶接部材やその位置決め治具と、溶接ワイヤ
を含む二次回路系に人体が触れて、人体を介して閉回路
が形成されると、感電の危険性があるという問題があっ
た。
この問題を解決するために従来は無負荷電圧が印加され
る部位、主に溶接ワイヤ部について、外部から触れるこ
とができないように絶縁体で被覆・していた。なお、溶
接ワイヤの先端が被溶接部材に当接しアークが発生した
後は、二次回路電圧は、20V乃至30V程度に降下す
るので、感電の危険性はほとんどない。
この種の感電防止装置としては、特開昭55−1144
63号公報に記載されたように、無負荷電圧により明る
く点燈する表示燈と感電警告ブザーとを設けた提案が知
られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のようにアーク溶接装置における無負荷電圧による
感電を防止するために、従来は無負荷電圧が印加される
二次回路系を絶縁部材で被覆していたが、この方法によ
るとアーク溶接装置の周囲に絶縁部材が存在するため、
作業性が悪くなり、しかも完全に感電防止を行えないと
いう問題があった。
また、前記公報による提案は二次回路系に無負荷電圧が
印加されていることを警告するだけのものであり、感電
事故を完全に防止することはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、アーク
発生前の無負荷電圧による感電事故の発生を完全に防止
することのできるアーク溶接装置における感電事故防止
制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、溶接ワイヤと被溶
接部材との間に電圧を印加する溶接電源装置と、前記溶
接ワイヤに給電するコンタクトチップが設けられた溶接
トーチと、該溶接トーチに前記溶接ワイヤを送給する溶
接ワイヤ送給装置と、該溶接ワイヤ送給装置及び前記溶
接電源装置を制御する制御装置とを具備してなるアーク
溶接装置に設けられた無負荷電圧による感電を防止する
感電防止制御装置において、前記溶接ワイヤ送給装置に
より前記溶接ワイヤを送給して先端が前記被溶接部材に
接触したことを検出した後に、前記溶接電源装置により
前記溶接ワイヤと前記コンタクトチップとの間に電圧を
印加するように制御する第2の制御装置を設けたもので
ある。
〔作用〕
上記の構成によると、溶接開始時には溶接ワイヤの先端
が被溶接部材に接触し、短絡状態となったのを検知した
後に電圧を印加するように制御するので、溶接電源装置
の二次側回路の各部にはアーク発生前に無負荷電圧はか
からず、そのため人体が二次側回路に触れても感電の危
険性がない。
〔実施例〕
以下、本発明に係るアーク溶接装置の感電防止制御装置
の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に本発明の一実施例を示す。図において、溶接ワ
イヤリール1に巻回された溶接ワイヤ2は、溶接ワイヤ
送紛装M3により引き出され、溶接トーチ4に挿通され
てこの溶接トーチ4の先端に設けられたコンタクトチッ
プ5を通って溶接ワイヤ2の先端部6が突出している。
また、溶接トーチ4の下部には位置決め治具7が設けら
れており、この位置決め治具7上には被加工部材8が載
置されている。
一方、溶接電源装置9の1対の出力端子10゜11には
それぞれ1対のパワーケーブル12゜13の一端が接続
されており、これらのパワーケーブル12.13の他端
はそれぞれ前記コンタクトチップ5及び位置決め治具7
に接続されている。
そしてこれらのコンタクトチップ5及び位置決め ゛治
具7を介してそれぞれ溶接ワイヤ2の先端部6及び被溶
接部材8に給電されるようになっている。
また、溶接電源装置9にはそのアーク電圧及び溶接電流
などを制御する第1の#御装置14が信号線15を介し
て接続されている。
一方、第2の制御装置16には一端がそれぞれ前記溶接
電源装置9の1対の出力端子10.11に接続された信
号線17.18の他端が接続されており、さらにこの第
2の制御装置16はそれぞれ信号線19及び配線20を
介して前記第1の制御装置14及び溶接ワイヤ送給装置
3に接続されている。そして前記信号線17.18を介
して溶接ワイヤ2の先端部6が被溶接部材8に当接した
ことを第2の制御装置16によって検知し、この第2の
制御装置16からの検知信号によって溶接ワイヤ送給装
置3及び第1の制御装置14を駆動するようになってい
る。
符号21は第2の制御装置16に設けられた起動スイッ
チである。
次に、上記のように構成された本実施例の作用を説明す
る。
初期状態としては溶接ワイヤ2の先端部6と被溶接部材
8とは511II11乃至101m程度の間隙を有した
状態となっている。ここで第2の制御装置16に設けら
れた起動スイッチ21を入れると、第2の制御装置16
により溶接ワイヤ送給装置3が動作し、溶接ワイヤ2が
被溶接部材8の方向に送給され、ワイヤ先端部6が被溶
接部材8に接触する。
この状態をパワーケーブル12.13及び信号線17.
18を介して第2の制御装置16が電気的に検知し、こ
れによって第2の制御装置16が配線2oを介して溶接
ワイヤ送給装置3を停止させるよう指令を出す。したが
って溶接ワイヤ2の送給はワイヤ先端部6が被溶接部材
8に接触した状態で停止する。
その後、第2の制御装置16は信号線19及び第1の制
御装置14を介して溶接電源装置9に溶接開始指令を出
すことにより、パワーケーブル12.13間に電圧が印
加される。この結果、パワーケーブル12.コンタクト
チップ5.溶接ワイヤ2.ワイヤ先端部6.被溶接部材
82位置決め治具7.パワーケーブル13の回路に電流
が流れ、ワイヤ先端部6と被溶接部材8との間にアーク
が発生する。
また、第2の制御装置16から信号tiA19及び第1
の制御装置14を介して溶接電源装置9に溶接開始指令
を出すと同時に、第2の制御装置16は配線2oを介し
て溶接ワイヤ送給装置3を動作させるので、溶接ワイヤ
2が連続送給され、アーク状態が継続する。
本実施例によれば、溶接電源装置9による電圧の印加は
溶接ワイヤ2の先端部6が被溶接部材8と接触し短絡状
態となってから行なわれるので、溶接電源装置9の二次
側回路、すなわちパワーケーブル12.コンタクトチッ
プ5.溶接ワイヤ2゜ワイヤ先端部6.被溶接部材82
位置決め治具7゜パワーケーブル13の各部には、アー
ク発生前に無負荷電圧はかからず、したがって人体が二
次側回路に触れても感電する危険性はない。よってこの
二次側回路を絶縁体で被覆する必要がなく、溶接作業性
が損なわれることはない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本命間によれば、アーク溶接装置に
よるアーク溶接開始時前には電圧印加が行なわれないの
で、無負荷電圧による感電の危険性がなく、二次側回路
を絶縁体で被覆する必要もない。したがって本発明は作
業性よく安全に溶接作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るアーク溶接装置の感電防止装置の
一実施例を示す構成図である。 2・・・溶接ワイヤ、 3・・・溶接ワイヤ送給装置、 4・・・溶接トーチ、 5・・・コンタクトチップ、 6・・・先端部、 8・・・被溶接部材、 9・・・溶接電源装置、 14・・・第1の制御装置、 16・・・第2の制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶接ワイヤと被溶接部材との間に電圧を印加する
    溶接電源装置と、前記溶接ワイヤに給電するコンタクト
    チップが設けられた溶接トーチと、該溶接トーチに前記
    溶接ワイヤを送給する溶接ワイヤ送給装置と、該溶接ワ
    イヤ送給装置及び前記溶接電源装置を制御する制御装置
    とを具備してなるアーク溶接装置に設けられた無負荷電
    圧による感電を防止する感電防止制御装置において、前
    記溶接ワイヤ送給装置により前記溶接ワイヤを送給して
    先端が前記被溶接部材に接触したことを検出した後に、
    前記溶接電源装置により前記溶接ワイヤと前記コンタク
    トチップとの間に電圧を印加するように制御する第2の
    制御装置を設けたことを特徴とするアーク溶接装置の感
    電防止制御装置。
JP15607088A 1988-06-24 1988-06-24 アーク溶接の感電防止制御装置 Pending JPH01321079A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4885449A (ja) * 1972-02-18 1973-11-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4885449A (ja) * 1972-02-18 1973-11-13

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