JPH01319930A - 気相成長装置 - Google Patents

気相成長装置

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Publication number
JPH01319930A
JPH01319930A JP15318588A JP15318588A JPH01319930A JP H01319930 A JPH01319930 A JP H01319930A JP 15318588 A JP15318588 A JP 15318588A JP 15318588 A JP15318588 A JP 15318588A JP H01319930 A JPH01319930 A JP H01319930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
reaction chamber
frequency electrode
cooling
introducing
Prior art date
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Pending
Application number
JP15318588A
Other languages
English (en)
Inventor
Keisei Matsushita
圭成 松下
Mikio Takebayashi
幹男 竹林
Hidetoshi Kawa
川 秀俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01319930A publication Critical patent/JPH01319930A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプラズマCVD法などに適用される気相成長装
置に関し、特にメンテナンス時に反応室内を冷却する手
段の改良に関するものである。
従来の技術 従来、プラズマCVD法に適用されている気相成長装置
においては、真空排気手段を接続された反応室内に、被
加工物を載置して回転するサセプタと、発熱体を付設し
た高周波電極とを対向させて配置し、かつ反応室内に反
応ガスとN8ガスを選択的に導入するガス導入手段を設
けた基本構成を有している。
ところが、高周波電極に発熱体を設けているため、反応
室内を真空にすると、発熱体内に侵入していたガス成分
が漏れ出して反応室内の真空度及びガス成分の高精度の
制御が困難であるという問題があった。
そこで、本出願人は先に、第3図に示すように、反応室
31内に被加工物を載置して回転可能なサセプタ32を
配置し、その上部に対向して内部に発熱体34を内蔵し
た密閉構造の電極33を配置し、この電極33にマツチ
ングボックス35を介して高周波電源36を接続し、ま
た反応室31に、真空バルブ38とブースタポンプ39
とロータリーポンプ40から成る真空排気手段37と、
反応室31内に反応ガスとN2ガスを選択的に導入する
ガス導入管41とを接続し、さらに前記電極33内を真
空排気する真空バルブ43とブースタポンプ44とロー
タリーポンプ45から成る第2の真空排気手段42を設
けた気相成長装置を提案した。
このように電極33を密閉構造とすることによって反応
室31内の高精度の雰囲気制御が可能となり、かつ第2
の真空排気手段42にて電極33内を反応室31に対応
する圧力状態とすることによって、高温状態で圧力差が
作用することによる電極33の変形を防止している。
一方、メンテナンス時には真空排気手段37.42を作
動させながらガス導入手段41がら反応室31内にN2
ガスを導入することによって反応室31内の反応ガスを
無害なN2ガスに置換するとともに反応室31を冷却し
、反応室31内が100°C以下まで冷却すると、大気
圧にして外部に開放し、メンテナンス作業を行っている
発明が解決しようとする課題 ところが、上記のように反応室内に冷却ガスを導入して
冷却しても加熱体を内蔵した電極がなかなか冷却せず、
所定温度に低下するまで長時間を要し、メンテナンスに
要する時間が冷却待ちのために長くなり、装置の稼働率
を低下させるという問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、反応室内、特に電極
の冷却に要する時間を短くできる気相成長装置提供する
ことを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、反応室と、反応室
内を真空排気する第1の排気手段と、反応室内に反応ガ
スと冷却ガスを選択的に導入する第1のガス導入手段と
、反応室内に配置され被加工物を載置するサセプタと、
反応室内に前記サセプタと対向して配置されるとともに
発熱体が内蔵された高周波電極と、前記高周波電極内を
真空排気する第2の排気手段と、前記高周波電極内に冷
却ガスを導入する第2のガス導入手段とを備えたことを
特徴とする。
冷却ガスとしてはN、ガスを用いることができるが、N
2ガスを用いるのが好ましく、さらにその後N2ガスに
置換するのが好ましい。
さらに、反応室内と高周波電極内の圧力を等圧にする調
圧手段を設けると良い。
作   用 本発明によると、メンテナンス時に、第1のガス導入手
段にて反応室内に、第2のガス導入手段にて高周波電極
内にそれぞれ冷却ガスを導入しながら、それぞれ第1の
排気手段と第2の排気手段にて排気することによって、
反応室及び高周波電極を所定温度まで冷却する時間を短
(でき、稼働時間を増加することができる。
また、冷却ガスとしてN2ガスを用いると、ガスが分散
し易く、熱を奪い易いので、さらに短時間で冷却するこ
とができる。
さらに、冷却ガスの導入時に調圧手段にて反応室内と高
周波電極内の圧力を等圧にすることによって高周波電極
に内外圧力差によって変形が生ずるのを防止できる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。
lは、密閉可能な反応室で、内部空間の下部に被加工物
であるウェハWを載置支持するサセプタ2が配設され、
外部から回転駆動可能に構成されている。このサセプタ
2の上部に対向して高周波電極3が配設されている。こ
の高周波電極3は密閉構造に形成され、かつこの高周波
電極3を所定温度に加熱する発熱体4が内蔵されている
。また、この高周波電極3に高周波電圧を印加するため
、マツチングボックス5を介して高周波電源6が接続さ
れている。
7は、反応室l内を真空排気する第1の排気手段で、真
空バルブ8、第1の調圧バルブ9、ブースタポンプlO
及びロータリーポンプ11から成っている。12は、反
応室1内にSiH4ガスやNH,ガス等の反応ガス又は
冷却及び置換用のN2ガスを導入する第1のガス導入管
である。
13は、高周波電極3内を真空排気する第2の排気手段
で、真空バルブ14、第2の調圧バルブ15、ブースタ
ーポンプ16及びロータリーポンプ17から成っている
。なお、この第2の排気手段13のブースターポンプ1
6及びロータリーポンプ17は、図示していないが、反
応室1に対してウェハWを出し入れするロード室の真空
排気手段にも兼用されている。18は、高周波電極3内
に冷却用のN2ガスを導入する第2のガス導入管であり
、ストップバルブ19とフローメータ20が設けられて
いる。
次に、動作を説明すると、反応室l内を第1排気手段7
にて真空状態に排気し、高周波電極3の発熱体4にて所
定の温度に保持した状態で、図示しないロード室からサ
セプタ2上にウェハWを供給し、反応室lを密閉し、ウ
ェハWを所定温度まで加熱した後、第1のガス導入管1
2から反応ガスを供給するとともに高周波電源6から高
周波電圧を印加することによってプラズマを発生させ、
ウェハW上にプラズマ気相成長にて反応ガス成分の薄膜
を形成する。なお、高周波電極3内も第2の排気手段1
3にて反応室l内の真空度に対応する真空度に保持され
、熱と圧力差によって高周波電極3の下面が下方に膨れ
るように変形するのを防止している。この状態で所定時
間経過して所定の膜圧の薄膜が形成されると、ウェハW
を取り出す。そして、次のウェハWを供給して上記動作
を繰り返す; 次に、反応室1内をメンテナンスする必要が生じた場合
には、第1の排気手段7を作動させた状態で第1のガス
導入管12からN2ガスを反応室1内に供給し、反応室
l内をN2ガスに置換するとともに反応室lを100 
’C程度になるまで冷却する。それと同時に、高周波電
極3においても第2の排気手段13を作動させた状態で
第2のガス導入管1日からN2ガスを供給し、発熱体4
を内蔵した高周波電極3を内部から冷却する。これら第
1と第2のガス導入手段12.18から冷却ガスとして
のN2ガスを導入する際に、第1と第2の排気手段7.
13の第1と第2の調圧バルブ9.15を作動させて反
応室lと高周波電極3内の圧力を対応させることによっ
て圧力差による高周波電極3の変形を防止できる。
こうして、冷却し難い高周波電極3を速やかに冷却でき
るため、反応室l内を所定温度まで速やかに冷却でき、
必要なメンテナンス作業を開始することができる。従っ
て、メンテナンスのための稼働停止時間を短くすること
ができる。
上記第1実施例では冷却ガスとしてNtガスを用いた例
を示したが、N2ガスを用いて冷却効率を高めることも
できる。このN2ガスを冷却ガスとする第2実施例を第
2図により説明する。尚、第1実施例と共通の構成要素
については同一の参照符号を付して説明を省略する。こ
の第2実施例では、第2のガス導入管18に対してスト
ップパルプ19とフローメータ20を介してNZガス源
が接続されるとともにストップパルプ21とフローメー
タ22を介してN2ガス源が接続されている。また、第
1のガス導入管12に対しても反応ガス又はN2ガス、
或いはH、ガスを選択的に供給できるように構成されて
いる。
次しこ動作を説明すると、反応室l内及び高周波電極3
を冷却する場合、第1と第2の排気手段7.13を作動
させながら、第1と第2のガス導入管12.18から反
応室l内及び高周波電極3内にH!ガスを供給する。す
ると、分散性が良く、熱を奪い易いN2ガスを冷却ガス
として用いることによって効率的に冷却でき、短時間で
所定温度まで温度を低下させることができる。その後、
N2ガスを供給することによってH!ガスをN、ガスに
置換した後反応室lを大気に開放する。
なお、冷却時にH2ガス単体を用いずにN2ガスとの混
合ガスを用いることもできる。
発明の効果 本発明によれば、メンテナンス時に、第1のガス導入手
段にて反応室内に、第2のガス導入手段にて高周波電極
内にそれぞれ冷却ガスを導入しながら、それぞれ第1の
排気手段と第2の排気手段にて排気することによって、
反応室及び高周波電極を所定温度まで冷却する時間を短
くでき、稼働時間を増加することができる。
また、冷却ガスとしてH2ガスを用いると、ガスが分散
し易く、熱を奪い易いので、さらに短時間で冷却するこ
とができる。
さらに、冷却ガスの導入時に調圧・手段にて反応室内と
高周波電極内の圧力を等圧とすることによって高周波電
極の内外圧力差により変形が生ずるのを防止できる等、
大なる効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の概略構成図、第2図は本
発明の第2実施例の概略構成図、第3図は従来例の概略
構成図である。 1・・・・・・反応室、2・・・・・・サセプタ、3・
・・・・・高周波電極、4・・・・・・発熱体、7・・
・・・・第1の排気手段、9・・・・・・第1の調圧パ
ルプ、12・・・・・・第1のガス導入管、13・・・
・・・第2の排気手段、15・・・・・・第2の調圧バ
ルブ、18・・・・・・第2のガス導入管、W・・・・
・・ウェハ。 代理A4弁理士 中足 敏男 はか1名1−五応室 2・・−リ゛ヒプタ 第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応室と、反応室内を真空排気する第1の排気手
    段と、反応室内に反応ガスと冷却ガスを選択的に導入す
    る第1のガス導入手段と、反応室内に配置され被加工物
    を載置するサセプタと、反応室内に前記サセプタと対向
    して配置されるとともに発熱体が内蔵された高周波電極
    と、前記高周波電極内を真空排気する第2の排気手段と
    、前記高周波電極内に冷却ガスを導入する第2のガス導
    入手段とを備えたことを特徴とする気相成長装置。
  2. (2)第2のガス導入手段は、冷却ガスとしてH_2ガ
    スを導入するようにした請求項1記載の気相成長装置。
  3. (3) 第2のガス導入手段は、冷却ガスとしてH_2
    ガスを導入し、その後N_2ガスにて置換するようにし
    た請求項1記載の気相成長装置。
  4. (4)反応室内の真空圧と高周波電極内の真空圧を等圧
    にする調圧手段を設けた請求項1、2又は3記載の気相
    成長装置。
JP15318588A 1988-06-21 1988-06-21 気相成長装置 Pending JPH01319930A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100337108B1 (ko) * 1999-11-09 2002-05-16 정기로 웨이퍼 냉각 장치
JP2004503107A (ja) * 2000-07-07 2004-01-29 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 複数領域のヒータを大気から隔離する方法
JP2007158230A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Nec Electronics Corp プラズマエッチング装置のクリーニング方法、およびプラズマエッチング装置

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JP2004503107A (ja) * 2000-07-07 2004-01-29 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 複数領域のヒータを大気から隔離する方法
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