JPH0131925Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131925Y2 JPH0131925Y2 JP4890379U JP4890379U JPH0131925Y2 JP H0131925 Y2 JPH0131925 Y2 JP H0131925Y2 JP 4890379 U JP4890379 U JP 4890379U JP 4890379 U JP4890379 U JP 4890379U JP H0131925 Y2 JPH0131925 Y2 JP H0131925Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection
- insulated wire
- die
- switch
- surface protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は絶縁電線の表面突起検出装置に関す
る。
る。
エナメル線のごとき塗装絶縁電線の製造工程に
おいて、乾燥、焼付炉の温度分布の異常、塗料中
の塵埃もしくは凝固物の付着、心線の曲がり等が
原因となり表面に微小な突起が発生することがあ
る。この突起は絶縁電線の絶縁特性に悪影響を与
え、一定以上存在するとき絶縁電線を不良品にす
る。したがつて、この突起の生成状況を管理する
ことは品質管理上重要な課題となつている。
おいて、乾燥、焼付炉の温度分布の異常、塗料中
の塵埃もしくは凝固物の付着、心線の曲がり等が
原因となり表面に微小な突起が発生することがあ
る。この突起は絶縁電線の絶縁特性に悪影響を与
え、一定以上存在するとき絶縁電線を不良品にす
る。したがつて、この突起の生成状況を管理する
ことは品質管理上重要な課題となつている。
従来、この種表面突起検出装置としては絶縁電
線が通過しうるダイス孔を有する検出ダイスとこ
の検出ダイスが変動したとき電気接点が閉じるス
イツチとよりなるものがある。この装置は絶縁電
線の通過中、表面突起のある部分が通過する際検
出ダイスを摩擦等により浮上させることからこれ
をスイツチにより検出するようにしたものである
が、これだけでは表面突起の規模例えば大きさが
異なるものでも同じに検出する。しかるに実際に
は表面突起の大きさや分布状況によつては実用上
支障を生ずる場合と生じない場合とに分けること
ができるのであるが、上記従来の検出装置では表
面突起を一律に検出するため検出検率がよくなか
つた。
線が通過しうるダイス孔を有する検出ダイスとこ
の検出ダイスが変動したとき電気接点が閉じるス
イツチとよりなるものがある。この装置は絶縁電
線の通過中、表面突起のある部分が通過する際検
出ダイスを摩擦等により浮上させることからこれ
をスイツチにより検出するようにしたものである
が、これだけでは表面突起の規模例えば大きさが
異なるものでも同じに検出する。しかるに実際に
は表面突起の大きさや分布状況によつては実用上
支障を生ずる場合と生じない場合とに分けること
ができるのであるが、上記従来の検出装置では表
面突起を一律に検出するため検出検率がよくなか
つた。
このようなことから、さらに従来、表面突起の
規模をも検出しうる手段として絶縁電線に光を照
射し表面突起に反射した光線をテレビカメラで検
出するものが案出された。しかしながら、この手
段は装置がきわめて高価であり実用的でない。
規模をも検出しうる手段として絶縁電線に光を照
射し表面突起に反射した光線をテレビカメラで検
出するものが案出された。しかしながら、この手
段は装置がきわめて高価であり実用的でない。
本考案は、表面突起を規模に応じて検出しうる
簡単な構造の絶縁電線の表面突起検出装置を提供
することを目的とする。
簡単な構造の絶縁電線の表面突起検出装置を提供
することを目的とする。
以下、本考案を図示した実施例につき説明す
る。図において、１はエナメル線等の検出すべき
絶縁電線、２ａ，２ｂ，２ｃはそれぞれ異なる口
径のダイス孔３ａ，３ｂ，３ｃを有する検出ダイ
ス、４ａ，４ｂ，４ｃは検出ダイス３ａ，３ｂ，
３ｃが一定以上移動したとき電気接点が閉じるス
イツチ、５ａ，５ｂ，５ｃはスイツチ４ａ，４
ｂ，４ｃの作動回数をカウントするカウンター装
置である。
る。図において、１はエナメル線等の検出すべき
絶縁電線、２ａ，２ｂ，２ｃはそれぞれ異なる口
径のダイス孔３ａ，３ｂ，３ｃを有する検出ダイ
ス、４ａ，４ｂ，４ｃは検出ダイス３ａ，３ｂ，
３ｃが一定以上移動したとき電気接点が閉じるス
イツチ、５ａ，５ｂ，５ｃはスイツチ４ａ，４
ｂ，４ｃの作動回数をカウントするカウンター装
置である。
しかして、各検出ダイス２ａ，２ｂ，２ｃは絶
縁電線の表面突起６の予想される規模に応じてダ
イス孔３ａ，３ｂ，３ｃの各口径を異ならせてあ
り、それぞれ適宜間隔を置いて直列に配設されて
いる。スイツチ４ａ，４ｂ，４ｃは各検出ダイス
２ａ，２ｂ，２ｃの頂部近傍に延在するフインガ
ー７ａ，７ｂ，７ｃおよびこの押圧板の接触によ
り閉路する電気接点８ａ，８ｂ，８ｃを備えてい
る。
縁電線の表面突起６の予想される規模に応じてダ
イス孔３ａ，３ｂ，３ｃの各口径を異ならせてあ
り、それぞれ適宜間隔を置いて直列に配設されて
いる。スイツチ４ａ，４ｂ，４ｃは各検出ダイス
２ａ，２ｂ，２ｃの頂部近傍に延在するフインガ
ー７ａ，７ｂ，７ｃおよびこの押圧板の接触によ
り閉路する電気接点８ａ，８ｂ，８ｃを備えてい
る。
上記構成の検出装置は次のように作動する。即
ち、絶縁電線１は図中上方向に走行しているが、
表面突起６が検出ダイス２ａ，２ｂ，２ｃのダイ
ス孔３ａ，３ｂ，３ｃ内を通過するときその摩擦
等により検出ダイスを一時的に浮上させてフイン
ガーを押し上げる形となる。フインガーの変位に
よりスイツチの電気接点が閉じ、これがカウンタ
ー装置によりカウントされる。しかして、直列に
配設された複数の検出ダイスはそれぞれダイス孔
口径が異なることにより絶縁電線の表面突起の規
模に応じたものが移動される。例えば、表面突起
の小さなものはダイス口径の小さな検出ダイスの
み移動させることとなる。したがつて各カウンタ
ー装置を調べることにより絶縁電線の表面突起生
成状況を知ることができる。なお検出ダイス３
ａ，３ｂ，３ｃを下段から順にダイス孔が小さく
なるように配置しておくことにより検出効率が良
好である。またカウンター装置を周知の記録計に
置換しても同様の効果が得られる。
ち、絶縁電線１は図中上方向に走行しているが、
表面突起６が検出ダイス２ａ，２ｂ，２ｃのダイ
ス孔３ａ，３ｂ，３ｃ内を通過するときその摩擦
等により検出ダイスを一時的に浮上させてフイン
ガーを押し上げる形となる。フインガーの変位に
よりスイツチの電気接点が閉じ、これがカウンタ
ー装置によりカウントされる。しかして、直列に
配設された複数の検出ダイスはそれぞれダイス孔
口径が異なることにより絶縁電線の表面突起の規
模に応じたものが移動される。例えば、表面突起
の小さなものはダイス口径の小さな検出ダイスの
み移動させることとなる。したがつて各カウンタ
ー装置を調べることにより絶縁電線の表面突起生
成状況を知ることができる。なお検出ダイス３
ａ，３ｂ，３ｃを下段から順にダイス孔が小さく
なるように配置しておくことにより検出効率が良
好である。またカウンター装置を周知の記録計に
置換しても同様の効果が得られる。
以上、本考案に係る装置は、絶縁電線の表面突
起の予想される規模に応じてそれぞれダイス孔口
径の異なる複数の検出ダイスを配設し、各検出ダ
イス毎にスイツチ及びカウンター装置を設けたも
のであるから、構造が簡単でかつ表面突起を規模
に応じて容易に検出できるという実用的効果を有
する。
起の予想される規模に応じてそれぞれダイス孔口
径の異なる複数の検出ダイスを配設し、各検出ダ
イス毎にスイツチ及びカウンター装置を設けたも
のであるから、構造が簡単でかつ表面突起を規模
に応じて容易に検出できるという実用的効果を有
する。
図面は本考案に係る絶縁電線の表面突起検出装
置の一実施例を示す説明図である。 １……絶縁電線、２ａ，２ｂ，２ｃ……検出ダ
イス、３ａ，３ｂ，３ｃ……ダイス孔、４ａ，４
ｂ，４ｃ……スイツチ、５ａ，５ｂ，５ｃ……カ
ウンター装置。
置の一実施例を示す説明図である。 １……絶縁電線、２ａ，２ｂ，２ｃ……検出ダ
イス、３ａ，３ｂ，３ｃ……ダイス孔、４ａ，４
ｂ，４ｃ……スイツチ、５ａ，５ｂ，５ｃ……カ
ウンター装置。
Claims (1)
- 上方向に走行する絶縁電線を通過させるダイス
孔を有する検出ダイスと、この検出ダイスが一定
以上移動したとき電気接点が閉じるスイツチと、
このスイツチの作動回数をカウントするカウンタ
ー装置又は同回数を記録する記録計とからなり、
絶縁電線の表面突起の予想される規模に応じてそ
れぞれダイス孔口径の異なる複数の検出ダイス
を、絶縁電線の走行方向に沿つて上下に配置する
と共に、下段から順に前記ダイス孔口径が小さく
なるように適宜間隔を置いて配設し、各検出ダイ
ス毎にスイツチ及びカウンター装置又は記録計を
設けたことを特徴とする絶縁電線の表面突起検出
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4890379U JPH0131925Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4890379U JPH0131925Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55148607U JPS55148607U (ja) | 1980-10-25 |
| JPH0131925Y2 true JPH0131925Y2 (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=28933492
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4890379U Expired JPH0131925Y2 (ja) | 1979-04-13 | 1979-04-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0131925Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018034987A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの昇降体と障害物との隙間測定装置および隙間測定方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115777130A (zh) * | 2020-07-15 | 2023-03-10 | 三菱电机株式会社 | 电磁线包覆层的绝缘缺陷检测方法、检测系统和电动机械的制造方法、电动机械 |
-
1979
- 1979-04-13 JP JP4890379U patent/JPH0131925Y2/ja not_active Expired
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018034987A (ja) * | 2016-09-01 | 2018-03-08 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターの昇降体と障害物との隙間測定装置および隙間測定方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55148607U (ja) | 1980-10-25 |
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