JPH0131878Y2 - - Google Patents

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JPH0131878Y2
JPH0131878Y2 JP4947981U JP4947981U JPH0131878Y2 JP H0131878 Y2 JPH0131878 Y2 JP H0131878Y2 JP 4947981 U JP4947981 U JP 4947981U JP 4947981 U JP4947981 U JP 4947981U JP H0131878 Y2 JPH0131878 Y2 JP H0131878Y2
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JP
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air
exhaust
inner cylinder
ventilation fan
passage
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JP4947981U
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JPS57162427U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、室の内外を仕切る壁体を貫いて設
けられ、室内側に設けた強制給排気式の暖房機と
室外側に設けた空調換気扇とを相互に連絡する壁
貫通スリーブに関するものである。
強制給排気式の暖房機と空調換気扇との組合わ
せによれば、室内の空気を清浄に保ちながら暖房
雰囲気を得ることができ、快適な室内環境を実現
することができる。しかし、これは暖房機の給排
気筒をはじめ、空調換気扇の二系統の通風路をそ
れぞれ室の内外にわたつて連絡しなければならな
いので、室の内外を仕切る壁体には数個所に貫通
孔を形成しなくてはならない。また、温風暖房機
の暖気化する空気の取入口と空調換気扇の外気の
室内吹出口とを連絡させ、両者を機能的に合体さ
せた暖房装置が開発されているが、この暖房装置
でも、壁体には通常複数個の貫通孔を形成しなく
てはならないのである。
この考案は、強制給排気式の暖房機と空調換気
扇との併設に伴う室の壁体に対する貫通孔の形成
が一つで済む、設備工事の楽な壁貫通スリーブを
提供することを目的とするものである。
次にこの考案の構成を図面に示す実施例に基づ
いて具体的に説明する。
図面に示すこの考案の適用例としての暖房設備
は、強制給排気式(F・F式とも称す)の石油を
燃料とする温風暖房機1と空調換気扇2とを壁貫
通スリーブ3で連結させたものである。温風暖房
機1は、屋外に引き出される給排気筒4から、燃
焼用空気の強制取入れと、排気ガスの排気とを行
なうもので、燃焼筒に接触する空気流を形成する
対流用送風機を備えている。対流用送風機による
空気流は、燃焼筒に接触した後、本体ケーシング
5の前面に形成された温風吹出口から室内へ温風
として吹き出されるのである。そして通常、この
温風として室内へ吹き出される空気は、対流用送
風機に吸込まれた室内の空気であるが、このもの
は、通常のものとは異なり、温風として室内へ吹
き出される空気は空調換気扇2を通じて取入れら
れた外気である。すなわち、対流用送風機に関す
る本体ケーシング5の背面に形成した空気取入口
6は壁貫通スリーブ3と空調換気扇2とを介して
屋外に連絡し、空調換気扇2を介して外気が取入
れられるようになつているのである。空調換気扇
2は、独立した外気導入路と内気排気路とを有
し、外気導入路と内気排気路とを熱交換器におい
て独立状態で交差させ、内蔵の送風機で通路に給
気流と対気流を形成するようにしたものである。
この空調換気扇2における外気導入路の出口側
と、温風暖房機1の空気取入口6とが通気ダクト
7と壁貫通スリーブ3とで連絡されているのであ
る。なお、温風暖房機1は室内に据えられ、空調
換気扇2は室の内外を仕切る壁体Wなどの屋外側
面に取付けられるもので、空調換気扇2の排気路
の入口端である室内の空気についての取入口は壁
貫通スリーブ3を通じて室内に連絡しているので
ある。すなわち、温風暖房機1と空調換気扇2と
を相互に連絡する壁貫通スリーブ3は、室の内外
を仕切る壁体Wなどを貫いて取付けられ、温風暖
房機1の背面側から突き出す給排気筒4を挿通さ
せることができる円筒形の内筒3Aと、この外側
を空間を保つて包み込む円筒形の外筒3Bとから
なり、外筒3Bと内筒3Aとが形成する空間は中
心線方向に形成された障壁3Cで独立の併行する
外気通路S1と排気通路S2とに区分されている
のである。そして外気通路S1の室内側端が可撓
の通気ダクト7を介して温風暖房機1の空気取入
口6に連絡され、その室外側端が空調換気扇2の
外気導入路の出口端と接続されるのであり、ま
た、排気通路S2の室外側端が空調換気扇2の排
気路の入口端と接続されるのである。なお、温風
暖房機1の給排気筒4は、壁貫通スリーブ3の内
筒3A内に挿通されその端部が室外に至るように
されるが、本例は、空調換気扇2に内筒3A端と
連絡するガイド部8が設けられ、このガイド部8
を通して空調換気扇2の前面から給排気筒4の端
部が外部へ突出できるようになつていて、ガイド
部8においても外気流と排気流との間での熱交換
を可能としているものである。
しかして、温風暖房機1と空調換気扇2とをそ
れぞれ運転状態におくと、温風暖房機1は、空調
換気扇2を通じて熱交換された新鮮な外気を取入
れてこれを暖気化し、室内へ吹き出すのである。
勿論、燃焼用空気は屋外から供給され、排気ガス
も屋外に排気される。従つて、室内の空気は、お
おむね新鮮な外気で満され、ただ暖房のための熱
が外気に対して付加されることになるのである。
また、室内の空気は空調換気扇2の取入口から取
入れられ屋外へ排気されるが、この暖気化した室
内の空気の保有する熱については、熱交換器とガ
イド部8とで回収されるので、換気による熱の損
失は少ない。すなわち、室内の空気の清浄保全
と、暖房雰囲気の形成及び保全が同時的に計られ
ることになるのである。しかも、温風暖房機1と
空調換気扇2とは単一の壁貫通スリーブ3のみで
すつきりした形態で連絡されるのである。
以上の説明から明らかなようにこの考案は、室
内側に設けた強制給排気式の暖房機と室外側に設
けた空調換気扇とを壁を挾んで相互に連絡する壁
貫通スリーブにおいて、両端が開放された壁厚程
度の長さをもつ内筒と、この内筒と同程度の長さ
をもち該内筒の外側を包む両端が開放された外筒
とからなり、前記内筒と外筒との間に形成される
空間を中心線に沿つて延びる障壁で仕切り、前記
内筒と外筒との間に両端の開放した平行な独立し
た二つの通路を形成し、前記内筒は燃焼用空気の
取込みと燃焼排ガスの屋外への排気を行うべく暖
房機の背面側から突き出した吸排気筒を挿通させ
るとともに、前記内筒と外筒との間の二つの通路
のうちの一つは外気通路として室内側端が暖房機
の空気取入口に連絡され室外側端が空調換気扇の
外気導入路に接続されており、残りの通路は排気
通路として室外側端が空調換気扇の排気路に接続
され室内側端が室内に連絡されているので、壁体
に対し、一箇所の貫通孔を形成するだけで、暖房
機の給排気筒の室外への引出しと、空調換気扇の
二系統の通風路の室の内外にわたる連絡をすべて
容易に集約させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の適用例としての暖房設備
を、主要部を断面にして示す説明図、第2図は壁
貫通スリーブのみを単独に示す斜視図である。な
お、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。 1……温風暖房機、2……空調換気扇、3……
壁貫通スリーブ、3A……内筒、3B……外筒、
3C……障壁、4……給排気筒、S1……外気通
路、S2……排気通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内側に設けた強制給排気式の暖房機と室外側
    に設けた空調換気扇とを壁を挾んで相互に連絡す
    る壁貫通スリーブにおいて、両端が開放された壁
    厚程度の長さをもつ内筒と、この内筒と同程度の
    長さをもち該内筒の外側を包む両端が開放された
    外筒とからなり、前記内筒と外筒との間に形成さ
    れる空間を中心線に沿つて延びる障壁で仕切り、
    前記内筒と外筒との間に両端の開放した平行な独
    立した二つの通路を形成し、前記内筒は燃焼用空
    気の取込みと燃焼排ガスの屋外への排気を行うべ
    く暖房機の背面側から突き出した吸排気筒を挿通
    させるとともに、前記内筒と外筒との間の二つの
    通路のうちの一つは外気通路として室内側端が暖
    房機の空気取入口に連絡され室外側端が空調換気
    扇の外気導入路に接続されており、残りの通路は
    排気通路として室外側端が空調換気扇の排気路に
    接続され室内側端が室内に連絡されていることを
    特徴とする壁貫通スリーブ。
JP4947981U 1981-04-06 1981-04-06 Expired JPH0131878Y2 (ja)

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JP4947981U JPH0131878Y2 (ja) 1981-04-06 1981-04-06

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JP4947981U JPH0131878Y2 (ja) 1981-04-06 1981-04-06

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JPS57162427U JPS57162427U (ja) 1982-10-13
JPH0131878Y2 true JPH0131878Y2 (ja) 1989-09-29

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