JPH01318645A - 屋根材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野］ 本発明は金属材製の屋根材に関する。

「従来の技術」 従来、この種の屋根材は部品点数が多く、コスト高であ
るとともに、屋根本体への取付けに手数がかかり、かつ
急な勾配の屋根本体への取付は作業は危険で安全に行な
うことができないという欠点があった。

「本発明の目的」 本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、部品点数がす
くなく、屋根本体への取付は作業時に足場を容易に取付
けて、安全に作業を行なうことのできる屋根材を得るに
ある。

［本発明の目的を達成するための手段」本発明は屋根本
体に固定される金属材製の固定レールと、この固定レー
ルに取付けられた前記屋根本体の上面を覆う金属材製の
屋根材本体とからなる屋根材において、前記固定レール
を前記屋根本体に固定される板状の固定レール本体と、
この固定レール本体の上端部に上方へ突出成形された上
部に係合部が形成された係合片と、前記固定レール本体
の下端部に上方へ突出成形された支持片とで構成し、前
記屋根材本体を板状の屋根板と、この屋根板の下部側の
内壁面に一体成形された前記係合片の係合部と係合する
係合部を先端部に備える係合片と、前記屋根板の下端部
を下方に曲げるように形成した下部壁板と、この下部壁
板の下端部寄りの内壁面に一体成形された該下部壁板の
下端部より下方に突出する係止片と、前記屋根板の上端
部を上方に曲げるように形成した上部壁板と、この上部
壁板と一体形成された一Ｌ部側に設置された屋根材本体
の係止片と係合する係合片とで構成したことを特徴とし
ている。

「本発明の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本発明の詳細な説明す
る。

第１図ないし第２０図の実施例において、１は建物２の
屋根本体３の上面に上部側から下部側へ順次係合固定さ
せながら取付けることのできる本発明の屋根材で、この
屋根材１は前記屋根本体３に固定される金属材製の固定
レール４と、この固定レール４に取付けられた前記屋根
本体３の上面を覆う金属製の屋根材本体５とから構成さ
れている。

前記固定レール４は第２図および第３図に示すように、
例えば幅寸法が２０履で長さ寸法が３０ａｍとなるアル
ミ材、アルミ合金材等の金属材を押出し成形によって製
造されたもので、前記屋根本体３に複数個のアンカーボ
ルト６によって固定される板状の固定レール本体７と、
この固定レール本体７の上端部に上方へ突出成形された
上部に上端が開口した円弧形状の係合部８を有する係合
片９と、前記固定レール本体７の下端部に上方へ突出成
形された支持片１０と、前記固定レール本体７に押出し
成形後、所定間隔にドリル等によって形成されたアンカ
ーボルト挿入孔１１とから構成されている。

前記屋根材本体５は第４図ないし第８図に示すように、
例えば幅寸法が３０〜３５Ｍで長さ寸法が４亀となるス
テンレス材、ステンレス合金材、アルミ材、アルミ合金
材等の金属材を押出し成形によって製造されたもので、
前記屋根本体３の上面を所定幅で覆うことのできる板状
の屋根板１２と、この屋根板１２の下端部を下方に曲る
ように形成した下部壁板１３と、この下部壁板１３の下
端部寄りの内壁面に一体成形された該下部壁板１３の下
端部より下方に突出する先端部が二股状の係止片１４と
、前記屋根板１２の上端部を上方に曲げるように形成し
た上部壁板１５と、この上部壁板１５の上面と一体成形
された上部側に設置された屋根材本体５の係止片１４と
係合し、かつ複数個の空室１６．１１．１８を形成する
ことのできるト字状の係合片１９と、前記上部壁板１５
の下面と一体成形された継手板係合凹部２０を形成する
係合片２１と、前記屋根板１２の下部側の一端部を除く
内壁面に一体成形された前記固定レール４の係合片９の
係合部８と係合する丸棒状の係合部２２を先端部に備え
る係合片２３と、この係合片２３の他端部に形成された
継手板挿入凹部２４と、前記上部壁板１５および前記ト
字状の係合片１９の上部係合片１９ａにそれぞれ形成し
た後述する継手板３２の挿入凹部１５ａ、１９ｂとから
構成されている。

［本発明の実施例の作用」 上記構成の屋根材１は屋根本体３の頂上部位に第９図に
示すような頂上固定レール２５を複数個のアンカーボル
ト２６によって、所定間隔に固定する。

しかる後、該頂上固定レール２５の係合部２７に第１０
図および第１１図に示すように頂上部材２８の係合部２
９をそれぞれ係合固定させる。この時、頂上部０２８は
４ｍぐらいの長さに形成されているため、隙間なく複数
枚の頂上部材２８を接続するとともに、該接続端部に第
１２図に示す継手板３０を介装する。

次に屋根材本体５の係合片２３の係合部２２に複数個、
本実施例では４個の固定レール４の係合片９の係合部８
を係合させた後、屋根材本体５の係合片１９と前記頂上
部材２８の係止片３１とを第１３図に示すように係合さ
せ、屋根材本体５の下部を屋根本体３側へ回動させ、第
１４図に示すように固定レール４をアンカーボルト６に
よって屋根本体３に固定する。

次に、屋根材本体５の他端部の継手板挿入凹部２４およ
び継手板係合凹部２０内に第１５図に示す継手板３２を
第１６図に示すように挿入固定させる。この状態では屋
根材本体５の他端部より継手板３２がほぼ半分だけ突出
した状態になっている。

次に屋根材本体５の係合片２３の係合部２２に固定レー
ル４の係合片９の係合部８を係合させた後、前述の固定
された屋根材本体５の他端部と一端部とが第１７図に示
すように当接するように、前述と同様な操作で屋根材本
体５を頂上部材２８と固定レール４を介して屋根本体３
に固定させる。

このような操作を順次繰返して最上部に横一列に屋根材
本体５を固定する。

次に最上部に横一列に固定された屋根材本体５の係止片
１４と下部に設置する屋根材本体５の係合片１９とを係
合させて前述と同様に固定レール４で第１８図に示すよ
うに屋根本体３に固定させる。また、横方向の屋根材本
体５の取付けも前述と同様な作業で行なう。

このような作業を順次繰返して屋根本体３の上面のすべ
てを屋根材本体５で覆うように取付ける。

このように取付けられる屋根材本体５の上面には足場や
雪止め金具３３を取付けることができる。

すなわち、この雪止め金具３３は第１９図および第２０
図に示すように上部側の屋根材本体５の下部壁板１３の
下端部に係止される一方の壁面が低いチャンネル状の雪
止め金具本体３４と、下部側の屋根材本体５の下部壁板
１３の下端部に係止される固定金具３５と、この固定金
具３５と前記雪止め金具本体３４とを固定するボルト３
６およびナツト３７とから構成されている。

なお、この雪止め金具としては一方の壁面が低いチャン
ネル状の雪止め金具本体３４だけで形成したものを用い
てもよい。

「本発明の異なる実施例」 次に第２１図ないし第３０図に示す本発明の異なる実施
例につき説明する。なお、これらの実施例の説明に当っ
て、前記本発明の実施例と同一構成部分には同一符号を
付して重複する説明を省略する。

第２１図ないし第２３図の実施例において、前記本発明
の実施例と主に異なる点は、固定レール４Ａで、この固
定レール４Ａは支持片１０Ａの上端部に凹部３８を形成
し、該凹部３８にゴム等のクッション材３９を■合固定
させた点で、このように形成された固定レール４Ａを用
いた屋根材１Ａにしてもよい。

第２４図および第２５図の実施例において、前記本発明
の実施例と主に異なる点は、１枚の屋根材本体５を屋根
本体３に固定させるのに１個の３ｍ程の長さの固定レー
ル４を用いた点で、このように屋根材１Ｂを構成しても
よい。

第２６図ないし第２８図の実施例において、前記本発明
の実施例と主に異なる点は、屋根材本体５Ａで、この屋
根材本体５Ａは上部壁板１５に伏字状の係合片１９Ａを
形成した点で、このように形成された屋根材本体５Ａを
用いて屋根材１Ｃを構成しても同様な作用効果が得られ
る。

なお、前記本発明の実施例では、固定レール４．４Ａを
直接屋根本体３に複数個のアンカーボルト６によって固
定するものについて説明したが、本発明はこれに限らず
、屋根本体３に縦方向に所定間隔で配置される複数個の
アンカーボルト４０によって固定される第２９図および
第３０図に示す固定金具４１を用いて、該固定金具４１
に所定間隔で形成された長孔状のボルト挿入孔４２に係
止されるボルト４３およびナツト４４で固定レール４．
４Ａを取付けてもよい。

「本発明の効果Ｊ 以上の説明から明らかなように、本発明にあっては、次
に列挙する効果がある （１）屋根本体に固定される金属材製の固定レールと、
この固定レールに取付けられた前記屋根本体の上面を覆
う金属材製の屋根材本体とからなる屋根材において、前
記固定レールを前記屋根本体に固定される板状の固定レ
ール本体と、この固定レール本体の上端部に上方へ突出
成形された上部に係合部が形成された係合片と、前記固
定レール本体の下端部に上方へ突出成形された支持片と
で構成し、前記屋根材本体を板状の屋根板と、この屋根
板の下部側の内壁面に一体成形された前記係合片の係合
部と係合する係合部を先端部に備える係合片と、前記屋
根板の下端部を下方に曲げるように形成した下部壁板と
、この下部壁板の下端部寄りの内壁面に一体成形された
該下部壁板の下端部より下方に突出する係止片と、前記
屋根板の上端部を上方に曲げるように形成した上部壁板
と、この上部壁板と一体形成された上部側に設置された
屋根材本体の係止片と係合する係合片とで構成されてい
るので、屋根材本体の下部壁板の下端部に隙間ができる
ように屋根本体に屋根材本体を固定することができる。

したがって、下部壁板の下端部に足場や雪止め金具を容
易に取付けることができる。よって、屋根に積もった雪
の落雷を雪止め金具によって容易に阻止することができ
る。

（２）前記（１）によって、固定レールに屋根材本体を
支持する支持片を形成しているので、屋根材本体の上部
に荷重がかかつても支持片によって支持し、屋根材本体
が曲ったり、たわんだりするのを効率よく防止すること
ができる。

（３）前記（１）によって、上部に固定された屋根材本
体の係止片に係合片を係合させて、固定レールを屋根本
体に固定することで取付けることができ、容易に取付け
ることができる。

（４）前記（１）によって、屋根本体の上部側から下部
側へ屋根材本体を取付けていくことができるので、急傾
斜の屋根にも安全に取付は作業を行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の使用状態の一実施例を示す説明図、第
２図および第３図は固定レールの説明図、第４図ないし
第８図は屋根材本体の説明図、第９図は頂上固定レール
の取付は状態の説明図、第１０図および第１１図は頂上
部材の取付は状態の説明図、第１２図は継手板の説明図
、第１３図および第１４図は屋根材本体の頂上部材への
取付は状態の説明図、第１５図は継手板の説明図、第１
６図は継手板の取付は状態の説明図、第１７図および第
１８図は屋根材本体の取付は状態の説明図、第１９図お
よび第２０図は雪止め金具の取付は状態の説明図、第２
１図ないし第２３図、第２４図および第２５図、第２６
図ないし第２８図、第２９図および第３０図は本発明の
異なる実施例を示す説明図である。 １．１Ａ〜１Ｃ：屋根材、 ２：建物、　　　　　　３：屋根本体、４．４Ａ：固定
レール、５．５Ａ：屋根材本体、６：アンカーボルト、
　７：固定レール本体、８：係合部、　　　　　９：係
合片、 １０．１０Ａ＝支持片、 １１：アンカーポルｉ・挿入孔、 １２：屋根板、　　　　　１３：下部壁板、１４：係止
片、　　　　　１５：上部壁板、１６：空室、　　　　
　　１７：空室、１８：空室、　　　　　　１９．１９
Ａ：係合片、２０：継手板係合凹部、　２１：係合片、
２２：係合部、　　　　　２３：係合片、２４：継手板
挿入凹部、　２５：偵上固定レール、２６：アンカーボ
ルト、　２７：係合部、２８：頂上部材、　　　　２９
：係合部、３０：継手板、　　　　　３１：係止片、３
２：継手板、　　　　　３３：雪止め金具、３４：雪止
め金具本体、　３５：固定金具、３６：ボルト、　　　
　　　３１：ナツト、３８：凹部、　　　　　　３９：
クッション材、４０：アンカーボルト、　４１：固定金
具、４２：ボルト挿入孔、　　４３：ボルト、４４：ナ
ツト。 特　　許　　出　　願　　人 ドーエイ外装有限会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）屋根本体に固定される金属材製の固定レールと、こ
   の固定レールに取付けられた前記屋根本体の上面を覆う
   金属材製の屋根材本体とからなる屋根材において、前記
   固定レールを前記屋根本体に固定される板状の固定レー
   ル本体と、この固定レール本体の上端部に上方へ突出成
   形された上部に係合部が形成された係合片と、前記固定
   レール本体の下端部に上方へ突出成形された支持片とで
   構成し、前記屋根材本体を板状の屋根板と、この屋根板
   の下部側の内壁面に一体成形された前記係合片の係合部
   と係合する係合部を先端部に備える係合片と、前記屋根
   板の下端部を下方に曲げるように形成した下部壁板と、
   この下部壁板の下端部寄りの内壁面に一体成形された該
   下部壁板の下端部より下方に突出する係止片と、前記屋
   根板の上端部を上方に曲げるように形成した上部壁板と
   、この上部壁板と一体形成された上部側に設置された屋
   根材本体の係止片と係合する係合片とで構成したことを
   特徴とする屋根材。 ２）固定レールはアルミ材、アルミ合金材で押出し成形
   されたもので、この固定レールは屋根本体に複数個のア
   ンカーボルトによつて固定される板状の固定レール本体
   と、この固定レール本体の上端部に一体成形された上方
   へ突出成形された上部に係合部が形成された係合片と、
   前記固定レール本体の下端部に上方に突出成形され上部
   にクッション材が取付けられた支持片とで構成されてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の屋根材
   。 ３）屋根材本体はステンレス材、ステンレス合金材で押
   出し成形されたもので、この屋根材本体は板状の屋根板
   と、この屋根板の下部側の内壁面に一体成形された固定
   レールの係合片の係合部と係合する係合部を先端部に備
   える係合片と、前記屋根板の下端部を下方に曲げるよう
   に形成した下部壁板と、この下部壁板の下端部寄りの内
   壁面に一体成形された該下部壁板の下端部より下方に突
   出する先端部が二股状の係止片と、前記屋根板の上端部
   を上方に曲げるように形成した上部壁板と、この上部壁
   板と一体成形された上部側に設置された屋根材本体の係
   止片と複数個の空室を形成するように係合する係合片と
   で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１項また
   は第２項記載の屋根材。