JPH01318343A - 発信規制方式 - Google Patents

発信規制方式

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JPH01318343A
JPH01318343A JP14981388A JP14981388A JPH01318343A JP H01318343 A JPH01318343 A JP H01318343A JP 14981388 A JP14981388 A JP 14981388A JP 14981388 A JP14981388 A JP 14981388A JP H01318343 A JPH01318343 A JP H01318343A
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樋口 完司
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丸山 実
Tatsuo Sunochi
須之内 辰雄
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宏史 斎藤
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 交換処理用リソース輻輪時における発信規制方式に関し
、 交換処理用リソース輻幀時、加入者のオフフックからダ
イヤルトーン接続までの処理をLIFO順序で行うこと
ができる方式を提供することを目的とし、 集線段と分配段とにそれぞれプロセ・7すを有するマル
チプロセッサ構成の電子交換システムにおいて、該集線
段におけるプロセッサに呼の待ち合せを行うLIFOキ
ューをシステムに共通に設けるとともに、所定周期内に
おける発信許容呼数を制御レベルごとに定める発信呼数
制御テーブルを設け、交換処理用リソース輻轢時前記L
rFOキューからの発呼要求の取り出しを一定時間停止
し、該一定時間経過後に前記発信呼数制御テーブルにお
ける制御レベルに応じて段階的に前記LIFOキューか
ら取り出す発呼要求の数を増してゆく処理を行うことに
よって構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は交換処理用リソース輻輳時における発信規制方
式に係り、特にシステム共通のLIFO(Last I
n First Out )キューを設けて呼の待ち合
せを行うことによって、過負荷時のシステムスループッ
トを改善する発信規制方式に関するものである。
電話またはデータ交換用蓄積プログラム方式の電子交換
機システムにおいては、交換処理用リソース(呼処理用
メモリブロック、通話パス、信号受信装置等)が限られ
ているため、過負荷時、交換処理用リソースの輻輳に基
づく処理遅延のためスループットの低下を生じることが
ある。
このような交換処理用リソース輻輳時においても、でき
るだけスループットを改善できるような発信規制方式が
要望される。
〔従来の技術〕
従来、交換処理用リソース輻輳時に呼の待ち合せを行う
キューは、−船釣にはF I F O(FirstIn
 First 0ut)キューを用い、各リソース個別
に待ち合せるようにしている。従ってこの場合は最初に
待ち合せした呼が、リソースが空いたとき最初に処理さ
れるため、各呼の待ち合せ時間すなわち処理遅延時間が
平均化される。
しかしながら発呼受付時のダイヤルトーン接続処理にお
いて、交換機からダイヤルトーンが送られたことを確認
せずにダイヤルする加入者も多く、このような加入者習
性のためダイヤルトーン送出処理が遅れれば遅れるほど
、ダイヤルトーン送出前に加入者がダイヤルする確率が
大きくなる。従ってダイヤル番号の一部しか受信できな
い部分ダイヤル呼の確率が大きくなり、不完全呼が増加
する。
このような現象は設備数算出基準以上の発呼数がある過
負荷時に顕著になる。そしてダイヤルトーンの遅延時間
が長くなれば部分ダイヤル呼が多くなり、部分ダイヤル
呼となって処理できなければ再発呼が多くなり、さらに
ダイヤルトーンが遅れて部分ダイヤル呼が増えるという
悪循環を引き起して、システムのスループット(総発呼
数に対する完了呼数の比率)が極端に悪化することにな
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、このような不完全呼の悪循環を避けるためにはL
IFOキューを導入して、最後に待ち合せしたキューを
リソースが空いたとき最初に処理することにより、待ち
合せ時間が短い呼数を増すことが有効であることが知ら
れている。しかしながらLIFOキューを導入するため
には、下記の諸問題を解決する必要がある。
(1)各種リソースごとにLIFOキューを設置した場
合は、システム全体として見たとき、加入者がオフフッ
クしてからダイヤルトーンを受信するまでのLIFO順
序を維持することができない。
(2)  マルチプロセッサ構成の電子交換システムで
は、LIFOキューが設置されているプロセッサと、リ
ソースを収容しているプロセッサとが異なる場合がある
が、この場合プロセソ号間通信の遅延時間を考慮したL
IFOキュー制御方式が必須となる。
本発明はこのような従来技術の課題を解決しようとする
ものであって、マルチプロセッサ構成の電子交換システ
ムにおいて、交換処理用各種リソース輻輳時、加入者オ
フフックからダイヤルトーン接続までの処理をLIFO
順序で行うことができる方式を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理的構成を示したものであって、L
PRおよびCPRはそれぞれ集線段と分配段に設けられ
たプロセッサを示し、■はLIFOバッファからなるL
IFOキュー、2は発信呼数制御テーブルである。
集線段のプロセッサLPRにおける処理は発呼検出処理
Ll、発呼制御処理l721発呼制御レヘル決定処理L
3からなり、分配段のプロセッサCPRにおける処理は
呼処理状態管理C1とリソース管理C2からなっている
発呼検出処理L1においては、加入者のオフフックを検
出して、LIFOキュー1に発呼イベントを発生順に登
録する。
次に発呼制御処理し2において、所定周期(1ooma
)ごとに発呼制御レベル決定処理し3からその周期にお
ける発呼許容呼数を読み出し、その許容呼数以内の数の
発呼イベントをLIFOキュー1から取り出して、呼処
理状態管理C1に送る。
呼処理状態管理C1においては、交換サービスに必要な
ターミナルまたはサービスの状態管理を行い、リソース
管理C2に対してリソースハントを行う。
リソース管理C2においては、交換サービスに必要なリ
ソースの空塞管理を行い、リソースハント結果を呼処理
状態管理C1に返すとともに、リソース輻轢時にはリソ
ースハント不可イベントを発呼制御レベル決定処理し3
に送る。
発呼制御レベル決定処理し3においては、CPRから受
信したリソースハント不可イベントおよび自処理内にお
けるタイミング処理によって、発呼制御レベルを決定し
、これによって発信呼数制御テーブル2を参照して発呼
制御処理し2に伝達すべき発呼許容呼数を決定する。
〔作 用〕
本発明の発信規制方式では以下のようにして交換処理用
リソース輻輳時の発信規制を行う。
(11各リソースが輻輳したとき待ち合せるキューを各
リソースごとに設置せずに、システムに共通に、加入者
がオフフックしてからダイヤルトーンを送出するまでに
使用するリソースの輻輳時待ち合せるLIFOキューと
して、加入者のオフフックを検出するプロセッサに設置
する。
(2)  リソース輻輳を検出したときは、LIFOキ
ューを設置したプロセッサに対してリソースハント不可
メツセージを送出し、LIFOキューを設置したプロセ
ッサではこのメツセージを受信したとき、短時間(リソ
ース輻輳が解除されるであろうと期待される時間)LI
FOキューからの呼の取り出しを停止する。
(3)上述のLIFOキューがらの呼の取出停止時間経
過後、リソース輻輳に遭遇したときのL’lFOキ二一
からの取出呼数レート(各取出周期ごとの呼数)より小
さい呼数レートでLIFOキューからの呼の取り出しを
再開し、その後一定時間断なりソース輻輳に遭遇しなけ
れiホ、リソース輻輳検出前の呼数レートに段階的に戻
る。
このような発信規制を行うことによって、交換処理用各
種リソース輻輳時、加入者オフフックがらダイヤルトー
ン接続までの処理がLIFO順序で行われ、従って過負
荷時のシステムスループットが改善される。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示すシステム構成図であっ
て、マルチプロセッサ構成の電子交換機システムにおけ
る集線段装置と分配段装置とを示し、両者は集線段装置
−分配段装置間の通話チャンネル(SLT)を経て接続
されている。
集線段装置においては、加入者から加入者回路(SLC
)を経て集線段スイッチングネットワーク(LCNW)
に接続され、LCNWからSLTを経て分配段装置に接
続される。またLCNWには集線段プロセッサ(L P
 R)が接続されている。
分配段装置においては、SLTは分配段スイッチングネ
ットワーク(DSM)に接続され、DSMには呼処理プ
ロセソ+(CPRI)が接続されている。CPR1はチ
ャネル−チャネル結合装置を介して主プロセツサ(MP
R)に接続される。
複数の他の呼処理プロセッサ(CPR2,−、CPR8
)も同様の構成で主プロセツサMPRに接続されて、マ
ルチプロセッサシステムを構成している。さらにDSM
にはPB(ブツシュボタン)信号受信装置(PBREC
)が接続されている。
また集線段装置においてはLPR−CPR間通信制御装
置(SGC)がLPRとLCNWに接続され、分配段装
置においては同じ< LPR−CPR間通信制御装置(
CS E)がLPRとDSMに接続されていて、相互の
通信処理が行われるようになっている。
このようなシステムにおいて発呼を検出してからダイヤ
ルトーンを接続されるまでの間に、過負荷時リソース輻
輳を生じる代表的なリソースとしては、下記のものが考
えられる。
■ 集線段と分配股間の通話チャンネル(SLT)■ 
分配段呼制御用メモリブロック(CCB)■ 分配段ス
イッチングネットワークパス■ PB信号受信装置(P
 B RE C)本実施例においては、LIFOキュー
をLPR内に設けることによって、上述のリソース輻輳
時、LPR内LIFOキューで呼の待ち合せを行うこと
によって、リソース輻輳時の発信規制を行う。
本発明におけるリソース輻輳時の発信規制は次のように
して行われる。
fIILPR内LIFOキューからの取出処理第3図は
LPR内に設置したLIFOキューからの呼の取出処理
を示したものである。発呼検出処理し1によって32m
5周期で加入者の発呼検出が行われると、発呼要求は一
旦LIFOキュー1に検出順序■〜■に従って蓄積され
たのち、発呼制御処理L2によって100m5ごとに、
発信呼数制御テーブル2に記載されている発信許容呼数
だけ、最後にLIFOキューに入力した呼例えば■から
取り出す。
(2)発信呼数制御テーブルの内容 第4図は本発明の一実施例の発信呼数制御テーブル2の
内容を示したものである。発信呼数制御テーブルは、取
出周期100 msごとにL I F Oキューから取
り出す呼数を示している。第4図の例では100m5ご
とに、レベル0では5コール、レベルIでは2コール、
レベル■では1コール(ただし200m5ごとに重要加
入者のみ)取り出すことが示されている。
発信呼数制御テーブルは段階的に取出呼数を制御できる
ように6レベルまで設けるものとし、各制御レベルは次
のように区分して使用される。
呼規制レベル:リソース輻輳に遭遇したとき一定時間取
り出しを停止するため に用いる。
レベルI〜IV : L I F Oからの取出解除後
一定時間、それ以前より取出レート を小さくするために用いる。
レベル0  :リソースが輻較していない通常時用いる
また第4図において、nは一般の呼と重要加入者発信呼
のどちらも取り出す場合の取出呼数を示し、n*は重要
加入者発信呼のみ取り出す場合の取出呼数を示している
(3)リソースビジー(輻輳)遭遇時の処理■ CPR
内リソリソース表的なものは前記)輻輳遭遇時CPRか
らLPHにリソースハント不可イベントを送出する。
■ LPRではリソースハント不可イベント受信時30
0+ms間呼規制レベルへ遷移し、LIFOキューから
の取り出しを停止する。ただし重要加入者の発呼を過負
荷時に優先処理するため800 msごとに重要加入者
の発信1呼のみを取り出す。この呼規制中に続けて受信
したリソースハント不可イベントは、CPR−LPR間
通信の遅延に起因するものであるから無視する。
■ 300m5経過後、リソースハント不可イベント受
信から2 sec間は、リソースハント不可遭遇時より
上の制御レベルで取り出しを行い、呼数を少な(する。
もしもこのレベルでもリソースハント不可イベントを受
信した場合には、呼規制を行ったのちさらに上の制御レ
ベルに遷移し、取出呼数を制限する。
第5図は発呼制御レベル決定における状態遷移を示した
ものである。
第5図において、■はリソースハント不可イベント受信
を示している。■は呼規制タイムアウト(300ms)
を示し、この場合はリソースハント不可イベント受信前
の制御レベルの+ルベルに遷移する。すなわちリソース
ハント7r:@イベント受信部レベルがiのときは、タ
イムアウト後の戻りレベルはi+lとなる。また■はレ
ベルダウンのタイミング(2sec)を示している。
このような処理を続けることによって、システムが処理
可能な呼数の最適レベルまで遷移することができる。
第6図は発信呼数制御レベル遷移の一例を示し、■で示
すCPRリソースハント不可イベントを集線段プロセッ
サLPRが受信した後、*1で示す2 secのタイミ
ング中に続けて■で示すCP RIJソースハント不可
イベントを集線段プロセッサしPRが受信したときの、
発信呼数制御レベル遷移の一例を示したものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれは、マルチプロセッサ
構成の電子交換機システムにおいて、LPRにLIFO
キューを設けて発信規制を行うようにしたので、交換処
理用各種リソース輻較に遭遇したときでも、加入者オフ
フックからダイヤルトーン接続までの処理をLIFO順
序で行うことができ、従って過負荷時のシステムスルー
プットを改善することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成を示す図、第2図は本発明
の一実施例のシステム構成を示す図、 第3図はLPR内に設置したLIFOキューからの呼の
取出処理を示す図、 第4図は本発明の一実施例の発信呼数制御テーブルの内
容を示す図、 第5図は発呼制御レベル決定における状態遷移を示す図
、 第6図は発信呼数制御レベル遷移の一例を示す図である
。 5LC−一加入者回路 LCNW−集線段スイッチングネットワークL P R
−一集線段プロセソサ S’GC,C3E−・LPR−CPR間通信制御装置 5LT−・−集線段装置−分配段装置間の通話チャンネ
ル DSM−分配段スイッチングネットワークCPR1〜C
P R8−呼処理プロセッサM P R−一一主プロセ
ソサ P B RE C−P B信号受信装置1−LIFOキ
ュー 2−発信呼数制御テーブル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 集線段と分配段とにそれぞれプロセッサ(LPR、CP
    R)を有するマルチプロセッサ構成の電子交換システム
    において、 該集線段におけるプロセッサ(LPR)に呼の待ち合せ
    を行うLIFOキュー(1)をシステムに共通に設ける
    とともに、 所定周期内における発信許容呼数を制御レベルごとに定
    める発信呼数制御テーブル(2)を設け、交換処理用リ
    ソース輻輳時前記LIFOキュー(1)からの発呼要求
    の取り出しを一定時間停止し、 該一定時間経過後に前記発信呼数制御テーブル(2)に
    おける制御レベルに応じて段階的に前記LIFOキュー
    (1)から取り出す発呼要求の数を増してゆくことを特
    徴とする発信規制方式。
JP63149813A 1988-04-30 1988-06-17 発信規制方式 Expired - Fee Related JPH0761100B2 (ja)

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JP63149813A JPH0761100B2 (ja) 1988-06-17 1988-06-17 発信規制方式
CA000597420A CA1310731C (en) 1988-04-30 1989-04-21 Exchange system having originating call restriction function
US07/343,612 US4907256A (en) 1988-04-30 1989-04-27 Exchange system having originating call restriction function
EP89107761A EP0340665B1 (en) 1988-04-30 1989-04-28 Exchange system having originating call restriction function
DE68926865T DE68926865T2 (de) 1988-04-30 1989-04-28 Schaltsystem mit Begrenzungsfunktion von Ausgangsanrufen
CN 89103904 CN1013072B (zh) 1988-04-30 1989-04-29 具有发端呼叫限制功能的交换系统

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5758453A (en) * 1980-09-26 1982-04-08 Hitachi Ltd Regulating system
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