JP2002300272A - 輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する交換機 - Google Patents

輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する交換機

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JP2002300272A
JP2002300272A JP2001101999A JP2001101999A JP2002300272A JP 2002300272 A JP2002300272 A JP 2002300272A JP 2001101999 A JP2001101999 A JP 2001101999A JP 2001101999 A JP2001101999 A JP 2001101999A JP 2002300272 A JP2002300272 A JP 2002300272A
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called
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JP2001101999A
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Hirobumi Furuse
博文 古瀬
Takashi Hidaka
隆志 日高
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する交換
機に関し、輻輳中の特定の加入者へのビジー遭遇による
再呼の発生を防いで輻輳を緩和し、かつ、緊急呼等の該
特定加入者以外への発呼を規制することなく通常どおり
接続する。 【解決手段】 発側特定加入者着信規制制御部8は、ビ
ジー遭遇した発信接続先の着信者番号毎にビジー遭遇回
数をカウントアップし、閾値を越えると呼制御部3に規
制発動を要求し、呼制御部3は特定加入者発信規制制御
部5に当該着信者番号を規制中として登録させ、以降、
該規制中の着信者へ発信呼を接続待ち行列の末尾に登録
して擬似的に呼出し中の状態にして再発呼を防ぎ、その
間、自動発信制御部9により、該規制中の着信者番号へ
適正な発呼間隔で自動発信要求を繰り返し行い、該自動
発信による接続が成功した場合、擬似的に呼出し中の発
信者を待ち行列から外して通常の呼び出し中状態にして
接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輻輳中の着信者番
号へ自動的に発信する交換機に関する。電話によるチケ
ット予約や災害時等における大量かつ集中的な発呼によ
り、特定の加入者又は地域への呼が輻輳した場合、ネッ
トワークのトラフィック容量又は呼処理能力を超えて発
生した呼は接続拒否される。しかし、接続拒否された加
入者は、接続されるまで再発呼を繰返すことが多いた
め、更に呼が輻輳する状況を招くことがある。本発明
は、このようにして発生する輻輳を緩和させる機能を備
えた交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】特定の加入者又は地域への呼が多発して
輻輳し、交換機の呼処理負担が増大した場合、一般的な
輻輳対策として、交換機の呼処理プロセッサ稼動率或い
は輻輳継続時間等を基に輻輳レベルを決定し、軽い輻輳
レベルであれば、発呼者をアナウンスメント装置に接続
して再発呼を控えるようメッセージを通知するなどして
呼の発生を抑制し、それでもなお、輻輳が緩和されない
ようであれば、発呼の受付けを拒否して接続規制を行っ
ていた。
【0003】しかし、発呼受付を拒否された発呼者は再
度の発呼(再呼)を試みるため、短期間に大量の接続不
能な無効呼が発生する状況を引き起こし、ネットワーク
システムへの輻輳が益々増大し、長時間に亙って緊急呼
すら接続することができなくなるという問題が起こって
いた
【0004】この問題に対して、特開平7−25015
7号公報には、発呼要求を一定時間キューイングさせ、
発呼検出部を発呼接続部より処理優先度の順位を高く
し、発呼検出部において処理された呼を、発呼接続処理
が開始されるまで、発呼接続処理待ちキューに登録して
接続待ち状態とし、再呼の間隔を長くすることにより、
ネットワークシステム全体へのトラフィック負荷を低下
させる発信輻輳制御方法が開示されている。
【0005】また、輻輳を引き起こす要因となっている
特定の加入者や地域への発信接続のみを規制する幾つか
の方法が創案され、それらは、特定の加入者や地域への
発信接続時のビジー回数を発信局交換機で検出し、その
加入者や地域への電話番号又は局番への発信接続を発信
局交換機で規制する発信規制の技術や、同一の発信者か
ら同一の着信者へ一定時間内に生起した発呼がビジーに
遭遇した場合に、該発信者の発呼監視を停止する技術等
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−250157号公報の発信輻輳制御方法は、全ての
発呼が待ち合わせの対象となるため、緊急呼も待合わせ
状態となり、また、待ち合わせ状態に置かれた発呼者が
待ちきれず、切断・再呼を繰り返し、それによって輻輳
が進行し、発呼すら受け付けられなくなってしまうこと
があった。
【0007】特定加入者への発信を規制する方法は、規
制された発信者は再呼を繰り返すため、ネットワークシ
ステム全体の輻輳抑制に対する根本解決にはならない。
また、発呼監視を停止してしまう方法は、発呼監視停止
期間が輻輳期間に比べて短い場合、「発呼→ビジー遭遇
→再発呼」の繰り返しによる輻輳発生が解消されず、発
呼監視停止期間を十分長くした場合、その分、発呼監視
停止期間中に生起する緊急呼の発生確率が増加し、接続
不能となる緊急呼が増加することになる。
【0008】本発明は、チケット予約や災害地等への発
信で特定の加入者や地域に呼が集中するような状況にお
いて、該輻輳中の特定の加入者や地域への発信呼のビジ
ー遭遇による再呼の発生を防ぐと共に、該輻輳中の特定
の加入者や地域への発信呼を最適に接続して輻輳を緩和
し、かつ、緊急呼等の該特定加入者以外への発呼を規制
することなく通常どおり接続することができる交換機を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による輻輳中の着
信者番号へ自動的に発信する交換機は、(1)輻輳中の
着信者番号を登録する手段と、該登録された着信者番号
への発信呼に対して、該発信呼を待ち行列に登録すると
共に、該発信呼の発信者を、呼び出し中と同じ状態で待
たせるために、該発信者にリングバックトーン又はアナ
ウンスを送出する接続を指示制御する手段と、前記登録
された着信者番号に対して自動発信処理を繰り返して行
う自動発信処理手段と、前記自動発信処理により着信者
呼び出し中の接続まで成功した場合に、前記待ち行列の
先頭の発信呼を該待ち行列から外し、成功した着信者呼
び出し中の接続の発信呼として処理する呼制御手段と、
を備えたものである。
【0010】また、(2)前記輻輳中の着信者番号を登
録する手段は、発信局交換機において、ビジーに遭遇し
た着信者番号対応に単位時間当たりのビジー遭遇回数を
計測し、該ビジー遭遇回数が閾値を越えた場合に、該着
信者番号を輻輳中の着信者番号として登録するものであ
る。
【0011】また、(3)前記輻輳中の着信者番号を登
録する手段は、着信局交換機における単位時間当たりの
ビジー遭遇回数が閾値を越えた着信者番号への発信規制
を要求する規制発動要求を、該着信局交換機からのビジ
ー信号と共に受信した場合に、該着信者番号を輻輳中の
着信者番号として登録するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の発信局交換機の主
要機能部を示す。同図において、信号分配部1は、接続
制御に関する信号(以下、単に「信号」という。)を分
配する機能部であり、加入者線や共通線信号方式トラン
クからの信号を受信し、対応する信号処理部2へ該信号
を分配する。また、信号処理部2からの信号送信要求に
応じ、対応する回線へ信号の送信を行う。
【0013】信号処理部2は、信号分配部1から信号を
受信し、該信号情報の正規化を行った後、対応する呼制
御部3へ正規化した信号を通知する。また、呼制御部3
から信号送信を要求された場合は、送信する信号の組み
立てを行い、該信号の送信要求を信号分配部1に対して
行う。
【0014】呼制御部3は、信号処理部2より正規化信
号を受け取り、着信者番号を抽出して番号分析部4へ渡
し、番号分析部4から他局交換機との接続がどうかの分
析結果を得、他局交換機との接続である場合は、特定加
入者発信規制制御部5へ該着信者番号を渡し、該着信者
番号が規制対象かどうかを判定させる。
【0015】特定加入者発信規制制御部5による判定結
果が規制対象であった場合は、通話路制御部6に対し、
リングバックトーン(呼出し中音)接続又は待ち合わせ
るよう勧めるアナウンスメント装置との接続を要求し、
発呼者の端末装置をそれらの音源へ接続する制御を行
う。
【0016】番号分析部4は、着信者番号の翻訳・分析
を行う機能部であり、呼制御部3より渡された着信者番
号の分析を行い、自局交換機収容の加入者への接続、他
局交換機への接続、アナウンスメント装置への接続、或
いは無効な空き番号等のどれに該当するかを分析し、そ
の分析結果及び接続先機器の機器番号情報(翻訳情報)
を呼制御部3へ返却する。
【0017】特定加入者発信規制制御部5は、特定加入
者への発信規制を制御する機能部であり、着信局からの
規制発動要求により、又は自局交換機での規制発動によ
り、接続規制開始を制御し、特定加入者への接続規制を
開始した場合、規制対象の着信者番号を特定加入者規制
テーブル(図2参照)に登録する。
【0018】特定加入者発信規制制御部5は、生起した
呼の着信者番号を呼制御部3から渡されると、該着信者
番号が上記特定加入者規制テーブルに登録されているか
どうかを判定し、登録されていた場合、規制対象の着信
者番号への発信が行われたと判断し、その発信者の情報
を、規制対象着信者番号対応の待ち行列の末尾に登録
し、呼制御部3へ規制対象の発信呼である旨の信号を返
却する。
【0019】通話路制御部6は、通話路スイッチを制御
する機能部であり、呼制御部3より通話路の設定を要求
され、該要求に応じて、各加入者装置間の通話路スイッ
チ、各加入者装置と音源装置又は中継回線等との間の通
話路スイッチ等を閉成してそれらの間を接続する。
【0020】中継回線空塞管理部7は、中継回線の空塞
状態を管理し、中継回線の捕捉/解放制御を行う機能部
であり、他局への呼の発生時、呼制御部3からの要求に
応じて、接続先への空き中継回線を捕捉して塞がり状態
に設定し、通話等の終了時に該中継回線を解放して空き
状態に設定する。
【0021】発側特定加入者着信規制制御部8は、発信
接続時にビジーに遭遇した場合、呼制御部3より起動さ
れ、該発信接続時の着信者番号を保存する。該着信者番
号が既に保存されている場合、その着信者番号に対する
ビジーカウンタをカウントアップする。カウントアップ
した結果が閾値を越えていれば、呼制御部3に対して当
該着信者番号への規制発動要求を送出する。
【0022】自動発信制御部9は、ある特定の周期で起
動され、特定加入者規制テーブル(図2参照)の自動発
信数、呼出し成功数、及び規制発動要求数、並びに呼処
理プロセッサ使用率を基に、次の周期の自動発信数を算
出し、規制対象加入者への発信の待ち行列に登録された
先頭部の発信者のために、該算出した自動発信数分の自
動発信処理要求を呼制御部3に送出する。また、自動発
信制御部9は、1周期における1呼毎の自動発信間隔を
算出し、該算出した自動発信間隔で、前記待ち行列の先
頭の発信者のための自動発信要求を呼制御部3へ送出す
る。
【0023】呼制御部3は、自動発信制御部9からの自
動発信要求に従い、待ち行列の先頭の発信者のために、
規制対象の特定加入者への発信処理を自動的に行う。該
発信処理が呼び出し中(リンギング信号及びリングバッ
クトーン送出)の接続まで成功した場合、その発信者を
擬似的な呼び出し中状態から通常の呼び出し中接続の状
態に移行させ、該発信者を待ち行列から外す。呼び出し
中接続まで成功しなかった場合には、該発信者をそのま
ま擬似的な呼び出し中状態として待ち合わせを継続さ
せ、呼制御部3は再度自動発信処理を試みる。
【0024】呼制御部3は自動発信処理を行った後、各
自動発信に対する接続の結果の記録、即ち、自動発信
数、呼出し成功数、規制発動要求数を特定加入者規制テ
ーブル(図2)に設定する。自動発信による接続成功に
より、当該着信者番号への発信呼の待ち行列登録者が無
くなった場合、当該着信者番号の規制発動を解除する。
【0025】図2は特定加入者規制テーブルの構成を示
し、規制対象の正規化着信者番号を登録し、その各着信
者番号毎に、該着信者番号へ発信した発信者番号の待ち
行列の先頭発信者番号、該待ち行列の末尾の発信者番
号、該着信者番号への自動発信数、呼出し成功数、規制
発動要求数を格納する。なお、更に呼処理プロセッサ使
用率等を格納しておく構成としても良い。
【0026】図3は本発明の着信局交換機の主要機能部
を示す。着信局交換機において、信号分配部1、信号処
理部2、呼制御部3、及び番号分析部4は、図1に示し
た発信局交換機におけるものと同様であるので、同一の
符号を付し、重複した説明は省略する。
【0027】呼制御部3は、信号処理部2より正規化信
号を受け取り、着信者番号を抽出して番号分析部4へ渡
し、該着信者番号が自局交換機収容の加入者番号である
かどうかを分析させ、自局交換機収容の加入者番号であ
る場合、呼制御部3は、加入者着信制御部10へ該着信
者番号を渡し、該着信者番号への着信接続が可能である
かどうかを分析させる。
【0028】加入者着信制御部10は、自局交換機に収
容された加入者への着信を分析・制御する機能部であ
り、呼制御部3より着信者番号が渡され、該着信者番号
に対応する加入者端末装置の使用状況等の情報により、
該加入者端末装置へ着信接続が可能かどうかを判定す
る。
【0029】加入者着信制御部10は、該加入者端末装
置がビジー状態で着信接続ができない場合、特定加入者
着信規制制御部11を起動し、特定加入者着信規制制御
部11から規制発動の要/不要の情報を受け取り、呼制
御部3に対してビジー表示及び規制発動要/不要の表示
を返却する。
【0030】特定加入者着信規制制御部11は、特定加
入者への着信規制を制御する機能部であり、着信規制の
監視対象加入者への着信数を監視し、その着信数が所定
回数を超えていた場合は、その監視対象加入者への着信
規制発動要求を加入者着信制御部10に返却する。
【0031】特定加入者着信規制制御部11において、
監視対象加入者への着信数は、監視対象加入者番号毎に
2面のメモリを用いて管理し、ある一定周期毎に、又は
測定可能最大数を超えた時に面を切り替え、前周期の着
信数又は測定可能最大数を超えるまでに掛かった時間を
保存しておく。
【0032】該監視対象加入者への着信規制発動要否の
判定は、前周期の着信数計測値、又は前回の測定可能最
大数を超えるまでに掛かった時間を基に判定する。前周
期の着信数計測値が或る閾値を超えていた場合、又は前
回の測定可能最大数を超えるまでに掛かった時間が或る
閾値以下であった場合、該監視対象の特定加入者への着
信規制発動が必要である旨の情報を返却する。
【0033】呼制御部3は、加入者着信制御部10から
の分析結果がビジーの場合は、ビジー信号を編集して信
号処理部2へ信号の組み立て及び信号送信を要求する。
加入者着信制御部10から規制発動要求表示が返却され
た場合は、ビジー信号内に規制発動要求表示を編集し、
信号処理部2へ送信を指示する。
【0034】信号処理部2は、ビジー信号内に編集した
規制発動要求表示を、信号分配部1を介して発信局交換
機に返却し、発信局交換機は、着信局交換機からの該規
制発動要求表示を受けて、前述した通り、特定加入者発
信規制制御部5により規制開始の制御を行い、当該着信
者番号を特定加入者規制テーブル(図2参照)に登録す
る。
【0035】図4に本発明の交換機によるネットワーク
構成例を示す。ネットワークは、各加入者端末装置T1
〜T5及びチケット等受付けセンタの加入者端末装置T
CENを、それぞれ収容する加入者系交換機LS1〜LS
4と、該加入者系交換機LS1〜LS4を相互に接続す
る中継系交換機TS1,TS2及びその間の中継回線等
により構成される。
【0036】以下、本発明の交換機による輻輳中の接続
制御の動作例として、加入者系交換機LS1に収容され
た加入者端末装置T1から、加入者系交換機LS3に収
容された電話番号0××−○○○−△△△△の受付けセ
ンタ加入者端末装置TCEN への発信に対する輻輳緩和制
御の動作について説明する。
【0037】図5は発信局交換機で規制発動する場合の
各交換機相互の制御フローを示す。加入者端末装置T1
から受付けセンタ加入者端末装置TCEN の電話番号0×
×−○○○−△△△△を発信すると(ステップ5−
1)、加入者端末装置T1を収容する発信局交換機LS
1は、該電話番号を受信し、中継交換機TS1,TS2
を経由して着信局交換機LS3へ、該電話番号0××−
○○○−△△△△を着信者番号として設定したIAM信
号(Initial Address Message )を転送する(ステップ
5−2)。なお、各交換機間は、ISUPプロトコル
(ISDN User Part:ITU−T勧告Q.763、Q.764 )等に
より信号を送受する。
【0038】着信局交換機LS3において、受付けセン
タ加入者端末装置TCEN がビジーの為に着信できない場
合、発信局交換機LS1に向けて、着信者ビジーの理由
表示を設定した解放信号(REL:Release message )
を返送する(ステップ5−3)。発信局交換機LS1
は、着信者ビジーの理由表示の解放信号(REL)を受
信すると、その呼制御部3は、この時の着信者番号(0
××−○○○−△△△△)を、発側特定加入者着信規制
制御部8へ引き渡す。
【0039】発側特定加入者着信規制制御部8は、着信
者番号毎にビジー遭遇回数を記憶し、該着信者番号0×
×−○○○−△△△△に対応したカウンタをカウントア
ップし、規制発動の要否を判定する。例えば、10秒以
内に10回(この閾値はコマンドにより変更可能)以上
ビジーに遭遇した場合に、該着信者番号0××−○○○
−△△△△に対する規制発動を、特定加入者発信規制制
御部5へ要求し、特定加入者発信規制制御部5は、特定
加入者規制テーブルに該着信者番号(0××−○○○−
△△△△)を規制対象着信者番号として登録する(ステ
ップ5−4)。
【0040】この状態で、発信局交換機LS1に収容さ
れた任意の加入者端末装置T1により、受付けセンタ加
入者端末装置TCEN へのダイヤル(0××−○○○−△
△△△)が発信させると(ステップ5−5)、発信局交
換機LS1の呼制御部3は、該着信者番号(0××−○
○○−△△△△)を特定加入者発信規制制御部5へ渡
し、規制対象であるかどうかを判定させる。
【0041】特定加入者発信規制制御部5は、渡された
着信者番号(0××−○○○−△△△△)が規制対象と
して登録されているかどうかを判定し、登録されていれ
ば、当該着信者番号への接続待ち発信者の待ち行列の末
尾へ、当該加入者端末装置T1の情報を登録し、待ち合
わせ表示を設定して呼制御部3へ返却する(ステップ5
−6)。
【0042】呼制御部3は、待ち合わせ表示が設定され
た発呼加入者端末装置T1に対して、リングバックトー
ン(呼び出し中音)音源又はアナウンスメント装置を接
続する指示を通話路制御部6へ送出する。これにより、
発呼加入者端末装置T1は擬似的な呼出し中の状態とな
る(ステップ5−7)。
【0043】自動発信制御部9は、接続待ち発信者の待
ち行列の先頭に登録されている加入者端末装置T1の情
報を抽出し、呼制御部3に対して自動発信の要求を行
う。呼制御部3は、該自動発信要求を受けると、該着信
者番号(0××−○○○−△△△△)への自動発信処理
を行う(ステップ5−8)。
【0044】該自動発信処理により、呼出し中の接続ま
で成功した場合(ステップ5−9)、通常の呼出し中状
態に移行し、前述の待ち行列から当該加入者端末装置T
1の情報を外し、以降は通常の呼出し処理以降と同様の
処理を行い、着信者の応答により、発信者と着信者との
間の通話路を接続して通話状態に設定する(ステップ5
−10)。前述の自動発信処理によっても、呼出し中の
接続まで至らなかった場合は、そのまま待ち合わせ状態
を継続し、繰り返し自動発信処理を実行する。
【0045】このように、ネットワークシステムの輻輳
要因となる特定加入者への発信呼の集中を検出し、その
発信呼を擬似的な呼出し中状態として待ち合わせるよう
にして再呼の発生を防ぎ、その間、交換機側で適正なト
ラフィック間隔で発信処理を行って輻輳中の加入者への
接続を成功させ、該成功した接続に待ち合わせ中の発信
者を接続することにより、ネットワークシステムの輻輳
を防ぎ、かつ、緊急呼等の特定加入者以外の呼を規制す
ることなく、通常通り接続することができる。
【0046】図6は発信局交換機における規制発動の制
御シーケンスを示す。発信局交換機において、或る加入
者への発信に際して、信号分配部1、信号処理部2経由
でビジー信号を受信すると(ステップ6−1)、呼制御
部3は発側特定加入者着信制御部8を起動し、該ビジー
呼の着信者番号を渡し(ステップ6−2)、発側特定加
入者着信制御部8は該着信者番号を保存する。
【0047】そのとき、発側特定加入者着信制御部8に
おいて、既に同じ着信者番号が保存されていれば、その
着信者番号に対するカウンタをカウントアップする(ス
テップ6−3)。このときにビジー遭遇回数が閾値を越
えているかどうかを判定し(ステップ6−4)、閾値を
超えていれば、特定加入者発信規制制御部5を起動し、
規制発動を要求する(ステップ6−5)。特定加入者発
信規制制御部5は、規制発動要求された着信者番号を特
定加入者規制テーブルに登録する(ステップ6−6)。
【0048】図7は発信局における自動発信処理の制御
シーケンスを示す。図6に示した規制発動シーケンスの
後、同じ着信者番号(0××−○○○−△△△△)に対
する発信が行われた場合(ステップ7−1)、呼制御部
3は、特定加入者発信規制制御部5を起動し、該着信者
番号(0××−○○○−△△△△)を特定加入者発信規
制制御部5に渡す(ステップ7−2)。
【0049】特定加入者発信規制制御部5は、該着信者
番号(0××−○○○−△△△△)で特定加入者規制テ
ーブルを検索し(ステップ7−3)、一致するものが有
れば、発信者情報を該着信者番号(0××−○○○−△
△△△)対応の待ち行列の末尾に登録し(ステップ7−
4)、呼制御部3に規制対象である旨を通知する(ステ
ップ7−5)。
【0050】上記の旨の通知を受けた呼制御部3は、通
話路制御部6へリングバックトーン接続又は待ち合わせ
を促すアナウンスメント装置との接続を要求して接続さ
せる(ステップ7−6)。自動発信制御部9は、所定の
周期毎に起動され、指定呼数分、指定間隔で呼制御部3
に対して発信要求を送出する(ステップ7−7)。
【0051】呼制御部3は、該発信要求に従い、自動発
信数をカウントアップして自動発信を行う(ステップ7
−8)。自動発信が呼び出し中接続まで成功せず、ビジ
ー信号が返ってきたときはそのまま待ち合わせを継続さ
せる。なお、該ビジー信号に規制要求表示が含まれてい
た場合は、規制要求数をカウントアップする(ステップ
7−9)。
【0052】呼制御部3は周期的に行われる発信要求に
従い、自動発信数をカウントアップして自動発信し(ス
テップ7−10)、自動発信が呼び出し中接続まで成功
した場合には、呼出し成功回数をカウントアップし、待
ち行列の先頭の発信者情報を待ち行列から外し、通常の
呼び出し状態とする(ステップ7−11)。
【0053】図8は着信局交換機で規制発動する場合の
各交換機相互の制御フローを示す。加入者端末装置T1
から受付けセンタ加入者端末装置TCEN の電話番号0×
×−○○○−△△△△を発信すると(ステップ8−
1)、加入者端末装置T1を収容する発信局交換機LS
1は、該電話番号を受信し、中継交換機TS1,TS2
を経由して着信局交換機LS3へ、該電話番号0××−
○○○−△△△△を着信者番号として設定したIAM信
号(Initial Address Message )を転送する(ステップ
8−2)。
【0054】着信局交換機LS3にて該IAM信号を受
信すると、着信者番号への着信が可能かどうかを調べ、
当該着信者番号(0××−○○○−△△△△)への着信
呼のビジー遭遇回数が閾値以上である場合、当該着信者
番号(0××−○○○−△△△△)への着信が輻輳して
いるものと見なし、着信者ビジーの理由表示及び規制発
動要求表示の輻輳レベル情報を設定した解放信号(RE
L)を、発信局交換機LS1に対して返却する(ステッ
プ8−3)。
【0055】発信局交換機LS1は該解放信号(RE
L)を受信すると、該解放信号(REL)に規制発動要
求が設定されているかどうかを判定する。規制発動要求
が設定されていた場合、IAM信号送信時の着信者番号
(0××−○○○−△△△△)を抽出し、該着信者番号
に対する発信規制を開始し、特定加入者発信規制テーブ
ルに該着信者番号(0××−○○○−△△△△)を登録
する。
【0056】このようにして、着信局交換機で特定加入
者への着信呼の集中を検出し、それを着信局交換機から
発信局交換機に通知し、発信局交換機では該通知によ
り、以降の当該特定加入者への発信呼(ステップ5−
5)に対して、前述の図5に示した以降の動作(ステッ
プ5−6〜ステップ5−10)と同様に、擬似的に呼出
し中状態して待ち行列に登録し、その間、当該特定加入
者へ自動発信処理を行って接続することにより、ネット
ワークシステムの輻輳を防ぎ、かつ緊急呼等の特定加入
者以外の呼を規制することなく、通常通り接続すること
ができる。
【0057】図9は着信局交換機における規制発動の制
御シーケンスを示す。加入者端末装置T1から電話番号
0××−○○○−△△△△が発信され(ステップ8−
1)、発信局交換機LS1から、着信者番号0××−○
○○−△△△△を設定したIAM信号を着信局交換機L
S3にて受信すると(ステップ8−2)、着信局交換機
LS3の呼制御部3は該着信者番号を抽出し、加入者着
信制御部10に該着信者番号への着信が可能かどうかを
問い合わせる(ステップ9−1)。
【0058】加入者着信制御部10は、当該着信者番号
(0××−○○○−△△△△)の加入者端末装置TCEN
がビジーの為に着信できない場合、特定加入者着信規制
制御部11に対して、該着信者番号(0××−○○○−
△△△△)を渡して規制発動要否を問い合わせる(ステ
ップ9−2)。特定加入者着信規制制御部11は、問い
合わせの有った着信者番号毎にビジー遭遇回数を記憶
し、当該着信者番号(0××−○○○−△△△△)に対
応したカウンタをカウントアップし、規制発動の要否を
判定する(ステップ9−3)。
【0059】上記ビジー遭遇回数が所定の閾値以上、例
えば10秒以内に20回以上である場合は、当該着信者
番号への着信が輻輳しているものと見なし、加入者着信
制御部10に対して規制発動要求を通知する。加入者着
信制御部10は、ビジー表示及び規制発動要求を呼制御
部3に通知する(ステップ9−4)。なお、上記の閾値
は、コマンドにより変更可能である。
【0060】呼制御部3は、ビジー表示及び規制発動要
求を受け取ると、着信者ビジーの理由表示及び規制発動
要求表示の輻輳レベル情報を設定した解放信号(RE
L)の返送を、信号処理部2へ指示する(ステップ9−
5)。信号処理部2は該解放信号(REL)を編集し、
信号分配部1へ信号送信を要求し、信号分配部1は該解
放信号(REL)により発信局交換機LS1へ着信規制
発動要求を通知する(ステップ9−6)。
【0061】図10は着信局交換機から規制発動要求を
受けた発信局交換機の制御シーケンスを示す。発信局交
換機LS1は、着信局交換機LS3から着信者ビジーの
理由表示及び規制発動要求表示を含む解放信号(RE
L)が到来すると(ステップ9−6)、該解放信号(R
EL)を信号分配部1、信号処理部2を経由して呼制御
部3で受信し、呼制御部3は、該解放信号(REL)に
輻輳レベル情報が含まれているかどうかを判定し、含ま
れている場合は、規制発動要求が設定されているかどう
かを判定する。
【0062】規制発動要求が設定されている場合、呼制
御部3は、特定加入者発信規制制御部5に規制発動を要
求し(ステップ10−1)、特定加入者発信規制制御部
5は、該規制発動要求を受け、該規制発動要求の対象と
なっている着信者番号(0××−○○○−△△△△)を
特定加入者規制テーブルに登録する(ステップ10−
2)。
【0063】以降の当該着信者番号への発信について
は、図7に示したシーケンスにより、その発信呼を擬似
的な呼出し中状態として待ち合わせるようにさせて再呼
の発生を防ぎ、その間、交換機側で適正なトラフィック
間隔で発信処理を行って規制対象加入者への接続を試み
る。
【0064】このように、着信局交換機で特定加入者へ
の呼の集中を検出し、該特定加入者への輻輳を発信局交
換機に通知することにより、前述の発信局交換機で規制
発動した場合と同様、ネットワークシステムの輻輳を防
ぎ、かつ緊急呼等の特定加入者以外の呼を規制すること
なく、通常通り接続することができる。
【0065】次に、発信局交換機における自動発信呼数
及び自動発信間隔の算出について説明する。呼制御部3
は、自動発信制御部9の起動による自動発信処理の都
度、その接続結果に応じて、特定加入者規制テーブル
(図2参照)の自動発信数、呼出し成功数、規制発動要
求数をカウントアップする。
【0066】自動発信制御部9は、特定加入者規制テー
ブルを基に、以下の算出方法により自動発信数を計算
し、待ち行列の先頭から自動発信数分、発信者情報を抽
出し、それぞれの発信者についての自動発信を、呼制御
部3へ要求する。
【0067】自動発信数の算出は、所定の周期毎に前周
期の規制発動要求数が0でなければ、一律に前周期の自
動発信数の一割減とする。また、呼処理プロセッサの使
用率が輻輳規制レベルに達した場合、一律に前周期の自
動発信数の一割減とする。但し、予め設定した最小発信
数を下回ることはないようにする。
【0068】前周期の規制発動要求数が0で且つ呼処理
プロセッサの使用率が輻輳規制レベルに達していなけれ
ば、 ・自動発信数=前周期の自動発信数×(1+(成功率−
発信数算出係数))とする。但し、予め設定した最小発
信数を下回ることはないように、また、最大発信呼数を
上回ることはないように制限する。
【0069】ここで、 ・成功率=呼出し成功数÷自動発信数 ・発信数算出係数=何パーセントぐらいで成功率を推移
させるかの割合 ・最小発信数=1周期で自動発信する発信数の最小値 ・最大発信数=1周期で自動発信する発信数の最大値 である。
【0070】上記の算出式による自動発信数は、発信数
算出係数付近で成功率が推移するように自動調整され
る。発信数算出係数は、コマンドで指定可能な値で、こ
こでは例として30%とする。また、最小発信数及び最
大発信数もコマンドで指定可能であり、ここではそれぞ
れ例として5呼及び100呼とする。
【0071】前周期の自動発信数が30呼、前周期の呼
出し成功数が3であったとすると、今周期において、 ・自動発信数=30呼×(1+(3÷30)−0.
3))=30呼×0.8=24呼/周期 となる。このように自動発信数を算出することにより、
発信接続の成功状況に応じて発信トラフィックを適正に
制御することが可能となる。
【0072】次に、自動発信制御部9は、以下の算出方
法により自動発信間隔を計算し、計算した自動発信間隔
のタイミングで(以下の例では416ms間隔)、待ち
行列の先頭から発信者情報を一つずつ抽出し、自動発信
を呼制御部3へ要求する。
【0073】自動発信間隔の算出は、まず自動発信数を
求める。前述の自動発信数の算出法により自動発信数を
求め、以下の演算により自動発信間隔を求める。 ・自動発信間隔=1周期長÷自動発信数 とする。
【0074】ここで、1周期長は秒単位でコマンドで指
定可能であり、例として10秒とする。また、規制要求
が0、発信数算出係数が30%、前周期の自動発信数が
30呼、呼出し成功数が3であるとすると、 ・自動発信間隔=10秒÷(30呼×(1+((3÷3
0)−0.3)))=10秒÷24呼=416ms/1
呼 となる。このように発信間隔を算出することにより、発
信接続の成功状況に応じた適正な発信数のトラフィック
を、等間隔に分散させて発生することが可能となる。
【0075】なお、自動発信制御部9において、待ち行
列に登録された待ち合わせ中の発信呼が無くなった場合
に、当該規制対象の着信者番号を、特定加入者規制テー
ブル(図2参照)から削除する。これにより、ネットワ
ークの輻輳の緩和させた後、通常の交換処理動作に戻す
ことが可能となる。
【0076】(付記1) 輻輳中の着信者番号を登録す
る手段と、該登録された着信者番号への発信呼に対し
て、該発信呼を待ち行列に登録すると共に、該発信呼の
発信者を、呼び出し中と同じ状態で待たせるために、該
発信者にリングバックトーン又はアナウンスを送出する
接続を指示制御する手段と、前記登録された着信者番号
に対して自動発信処理を繰り返して行う自動発信処理手
段と、前記自動発信処理により着信者呼び出し中の接続
まで成功した場合に、前記待ち行列の先頭の発信呼を該
待ち行列から外し、成功した着信者呼び出し中の接続の
発信呼として処理する呼制御手段と、を備えたことを特
徴とする輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する交換
機。(1)
【0077】(付記2) 前記輻輳中の着信者番号を登
録する手段は、発信局交換機において、ビジーに遭遇し
た着信者番号対応に単位時間当たりのビジー遭遇回数を
計測し、該ビジー遭遇回数が閾値を越えた場合に、該着
信者番号を輻輳中の着信者番号として登録することを特
徴とする付記1に記載の輻輳中の着信者番号へ自動的に
発信する交換機。(2)
【0078】(付記3) 前記輻輳中の着信者番号を登
録する手段は、着信局交換機における単位時間当たりの
ビジー遭遇回数が閾値を越えた着信者番号への発信規制
を要求する規制発動要求を、該着信局交換機からのビジ
ー信号と共に受信した場合に、該着信者番号を輻輳中の
着信者番号として登録することを特徴とする付記1又は
2に記載の輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する交換
機。(3)
【0079】(付記4) 前記自動発信処理手段は、前
記着信者番号への自動発信数と、呼出し中の接続まで成
功した数と、規制発動要求数と、呼処理プロセッサの使
用率とを基に、一定周期毎に自動発信数を算出する自動
発信制御部を備えたことを特徴とする付記1乃至3の何
れかに記載の輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する交
換機。
【0080】(付記5) 前記自動発信処理手段の自動
発信制御部は、前記自動発信数を、前記一定周期内に等
間隔に分散して発信する自動発信間隔を算出する手段を
備えたことを特徴とする付記4に記載の輻輳中の着信者
番号へ自動的に発信する交換機。
【0081】(付記6) 前記自動発信処理手段は、接
続成功率が所定の設定した値付近で推移する値となるよ
うに、各周期毎に自動発信数を算出することを特徴とす
る付記4に記載の輻輳中の着信者番号へ自動的に発信す
る交換機。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
規制対象の着信者番号への発信呼を、擬似的な呼び出し
中状態にして待たせておき、その間、交換機側で規制対
象の着信者番号への自動発信を適正なトラフィック間隔
で繰り返し試み、該自動発信により接続が成功した場
合、擬似的な呼び出し中状態の発信呼を、通常の呼び出
し中状態として接続させることにより、規制中の着信者
番号への再発呼を減少させ、ネットワークの輻輳を防ぐ
ことができる。
【0083】また、規制発動対象は、輻輳中の特定加入
者への発信呼のみであり、輻輳中の特定加入者以外への
緊急呼等の発呼に対しては、当該規制発動と無関係に接
続処理を行うことができる。更に、発信局交換機におい
て、輻輳中の特定加入者への接続成功状況を一定周期毎
に確認しながら、自動発信数及び自動発信間隔を調整す
ることにより、上記自動発信を適正なトラフィック量及
びトラフィック間隔で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発信局交換機の主要機能部を示す図で
ある。
【図2】特定加入者規制テーブルの構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の着信局交換機の主要機能部を示す図で
ある。
【図4】本発明の交換機によるネットワーク構成例を示
す図である。
【図5】発信局交換機で規制発動する場合の各交換機相
互の制御フローを示す図である。
【図6】発信局交換機における規制発動の制御シーケン
スを示す図である。
【図7】発信局における自動発信処理の制御シーケンス
を示す図である。
【図8】着信局交換機で規制発動する場合の各交換機相
互の制御フローを示す図である。
【図9】着信局交換機における規制発動の制御シーケン
スを示す図である。
【図10】着信局交換機から規制発動要求を受けた発信
局交換機の制御シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
1 信号分配部 2 信号処理部 3 呼制御部 4 番号分析部 5 特定加入者発信規制制御部 6 通話路制御部 7 中継回線空塞管理部 8 発側特定加入者着信規制制御部 9 自動発信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日高 隆志 福岡県福岡市早良区百道浜2丁目2番1号 富士通西日本コミュニケーション・シス テムズ株式会社内 Fターム(参考) 5K024 AA13 AA31 GG03 GG11 5K051 AA01 DD01 FF04 FF23 FF27 GG11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輻輳中の着信者番号を登録する手段と、 該登録された着信者番号への発信呼に対して、該発信呼
    を待ち行列に登録すると共に、該発信呼の発信者を、呼
    び出し中と同じ状態で待たせるために、該発信者にリン
    グバックトーン又はアナウンスを送出する接続を指示制
    御する手段と、 前記登録された着信者番号に対して自動発信処理を繰り
    返して行う自動発信処理手段と、 前記自動発信処理により着信者呼び出し中の接続まで成
    功した場合に、前記待ち行列の先頭の発信呼を該待ち行
    列から外し、成功した着信者呼び出し中の接続の発信呼
    として処理する呼制御手段と、 を備えたことを特徴とする輻輳中の着信者番号へ自動的
    に発信する交換機。
  2. 【請求項2】 前記輻輳中の着信者番号を登録する手段
    は、発信局交換機において、ビジーに遭遇した着信者番
    号対応に単位時間当たりのビジー遭遇回数を計測し、該
    ビジー遭遇回数が閾値を越えた場合に、該着信者番号を
    輻輳中の着信者番号として登録することを特徴とする請
    求項1に記載の輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する
    交換機。
  3. 【請求項3】 前記輻輳中の着信者番号を登録する手段
    は、着信局交換機における単位時間当たりのビジー遭遇
    回数が閾値を越えた着信者番号への発信規制を要求する
    規制発動要求を、該着信局交換機からのビジー信号と共
    に受信した場合に、該着信者番号を輻輳中の着信者番号
    として登録することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する交換機。
JP2001101999A 2001-03-30 2001-03-30 輻輳中の着信者番号へ自動的に発信する交換機 Withdrawn JP2002300272A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006237853A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Mitsubishi Electric Corp Sipサーバ
JP2009219058A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Kddi Corp 呼制御装置、呼制御システム、呼制御方法、及びコンピュータプログラム
JP2014041509A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 輻輳制御装置
US9521577B2 (en) 2013-05-15 2016-12-13 Fujitsu Limited Guidance device, guidance system, and guidance method

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