JP3287101B2 - 蓄積交換網における中継交換機輻輳判定方法 - Google Patents

蓄積交換網における中継交換機輻輳判定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の交換機からなる
蓄積交換網において、中継交換機が輻輳状態になった場
合、この輻輳状態を解消するために交換網内で行われる
トラフィック制御の実施のため、この中継交換機が輻輳
状態にあるか否かを判定する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の蓄積交換機からなる蓄積交換網に
おいて蓄積交換機が輻輳状態になった場合、該当交換機
に流入するトラフィックを規制するために、他の交換機
に輻輳通知を送出する。このように、網内の全交換機に
輻輳通知を送出すると、通知のために送出されたメッセ
ージによって網内トラフィックを増加させ、網内の輻輳
を助長させることになる欠点がある。更に、輻輳対策の
解除時にも、解除通知を送出するため、同様の問題が起
きるという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
のような蓄積交換機での輻輳発生通知及び規制解除通知
による網内トラフィックの増加による蓄積交換機の圧迫
を回避する新規な方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成するための方法であり、蓄積交換網の加入者収容交
換機において、ユーザーフレームに設定したシーケンス
番号を利用してフレーム受信時に所定回数フレーム抜け
の有無を観測し、この観測期間に所定回連続してフレー
ム抜けが検出されたときに上流側中継交換機が輻輳状態
であると判断する蓄積交換網における中継交換機輻輳判
定方法である。
【0005】蓄積交換網の回線上のデータリンクでデー
タを送受信する場合、通常の状態でも伝送路の状態によ
ってフレーム抜けが発生することがあるが、通常の状態
ではその確率は極めて低い値である。ところが、中継交
換機が輻輳状態になるとこのフレーム抜けの確率が高く
なる。本発明では、加入者を収容している交換機が、自
交換機収容回線上のデータリンクで送受信されるユーザ
ーフレームに設定されているシーケンス番号をチェック
し、シーケンス抜けを検出することにより、フレーム抜
けを検出する。この場合、通常の状態と輻輳状態とを区
別するため、フレームを受信した交換機は、フレーム抜
けの観測を所定回繰り返し、フレーム抜けがその所定回
連続した場合にのみ輻輳と判定する。
【0006】輻輳状態と判定したときは、当該中継交換
機の上流側に位置する交換機に通知して当該中継交換機
に入るトラフィックを規制する。本発明においては、交
換機間の通知はこれだけなので、通知メッセージによる
輻輳への影響は極く僅かで済む。
【0007】一方、加入者を収容している交換機がフレ
ーム抜けがない状態を観測したときは、輻輳状態が解消
したものと判定し、上流側に位置する交換機に通知す
る。この通知を受けた上流側交換機は直ちにトラフィッ
ク規制を解除する。この方法では、中継交換機の状態に
迅速に対応できるという特長がある。
【0008】他の例として、加入者を収容している交換
機がフレーム抜けがない状態を観測し、輻輳状態が解消
したものと判定した旨の通知を受けた上流側に位置する
交換機が、この交換機が収容されている中継交換機に輻
輳状態を問い合わせ、その中継交換機から輻輳状態解消
の通知を受信したときに輻輳状態が解消したと判定する
ようにしてもよい。この方法では、より確実な判定がで
きるという特長がある。
【0009】
【作用】本発明の方法によれば、加入者を収容する交換
機が中継網の輻輳状態を自主的に判定し、トラフィック
規制を行うことができ、中継交換機の負担を軽減し、蓄
積交換網内での輻輳の助長を抑制できる。
【0010】
【実施例】図1は蓄積交換網の構成を示す図である。図
で、1、4及び5は加入者を収容する交換機、2及び3
は中継交換機を示し、 101、 102及び 103は加入者を示
す。この場合、加入者101 と加入者102 との通信は、交
換機1、中継交換機2及び3、更に交換機4を経由して
行われ、交換機4は、受信するユーザーフレームに対し
てフレーム抜けを監視する。
【0011】図2は本発明における輻輳の検出方法を説
明する図である。中継交換機2で輻輳が発生すると、加
入者を収容する交換機4で輻輳が次のようにして検出さ
れる。この場合、中継交換機2ではフレームの一部を廃
棄し、加入者収容交換機4ではこれがフレーム抜けとし
て観測される。図3はこの観測データの状況を示す図で
ある。図3のように、観測区間Tの観測をN回連続して
観測し、毎回少なくとも1つのフレーム抜けが観測され
ると、この交換機4は、中継交換機2が輻輳状態にある
ものと判定する。
【0012】加入者収容交換機4が輻輳状態と判定する
と、この交換機4は交換機1にこの結果を通知する。こ
の場合も、交換機4から交換機1へ送出するユーザーデ
ータにこの輻輳情報を付与して送信すれば、過剰なトラ
フィックを発生させないようにすることができる。交換
機1では、この通知を受信すると、中継交換機2に流入
するトラフィックを軽減するために、交換機1で中継交
換機2に送出するトラフィックに対する輻輳規制を行
う。
【0013】一方、交換機4で観測中、フレーム抜けな
しを検出すると、この時点で交換機1に対して輻輳解消
の通知を行う。この通知を受信した交換機1は、直ちに
輻輳規制解除の手順を実施してもよい。
【0014】更に、これに代わる方法として、輻輳解消
の通知を受信した交換機1は、輻輳状態の解消を確認す
るため、図4に示すような手順で中継交換機2に輻輳状
態の問い合わせを実施してもよい。この場合、中継交換
機2からの応答で輻輳状態が継続している場合には、輻
輳規制を更に継続し、次の周期で更に輻輳状態の問い合
わせを行い、輻輳解消の応答があるまでこれを繰り返
す。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、蓄積交換網内で輻輳が
発生した場合、従来の輻輳発生点からの輻輳通知及び解
除通知を不要にし、各加入者収容交換機が独自に輻輳検
出及び規制解除を行うことにより、輻輳時の処理の分散
化を可能にし、また、輻輳通知フレーム数の削減によ
り、網内のトラフィックの圧迫も極力軽減することが可
能になった。また、本発明の方法により、種類の異なる
中継交換機と加入者交換機を含む(例えば、ATM交換
機、パケット交換機、フレームリレー交換機等を含む)
交換網の場合には、交換機間の通知インタフェース等を
最小限にし、複数種類の交換機による網の構成を容易に
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、蓄積交換網の構成を示す図である。
【図2】図2は、本発明における輻輳の検出方法を説明
する図である。
【図3】図3は、本発明による交換機での観測データの
状況を示す図である。
【図4】図4は、輻輳解消問い合わせシーケンスを説明
する図である。
【符号の説明】
1、4、5 加入者収容交換機 2、3 中継交換機 101、102、103 加入者
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関岡 利典 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−50227(JP,A) 特開 平4−92537(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/36 H04M 3/22 H04M 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者端末を収容する複数の加入者収容
    交換機と、複数の加入者収容交換機を収容し、受信した
    フレームを他の交換機に転送する複数の中継交換機とを
    具える蓄積交換網における中継交換機の輻輳状態を判定
    する蓄積交換網における中継交換機輻輳判定方法におい
    て、 前記加入者収容交換機は、所定の時間期間の観測期間中
    に受信したユーザフレームに設定されているシーケンス
    番号を検出することによりフレーム抜けの有無を検出
    し、フレーム抜けが生じた観測期間が複数の観測期間に
    わたって連続して生じた場合上流側の中継交換機が輻輳
    状態にあると判定することを特徴とする蓄積交換網にお
    ける中継交換機輻輳判定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の蓄積交換網における中
    継交換機輻輳判定方法において、前記中継交換機が輻輳
    状態にあると判定した加入者収容交換機は、当該判定結
    果を前記輻輳状態にあると判定された中継交換機の上流
    側の交換機に通知することを特徴とする蓄積交換網にお
    ける中継交換機輻輳判定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2にに記載の蓄積交換網に
    おける中継交換機輻輳判定方法において、前記上流側の
    中継交換機が輻輳状態にあると判定した加入者収容交換
    機は、フレーム抜けが生じなかった観測期間が検出され
    た場合前記上流側の中継交換機の輻輳状態が解消したも
    のと判定することを特徴とする蓄積交換網における中継
    交換機輻輳判定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の蓄積交換網における中
    継交換機輻輳判定方法において、前記上流側の中継交換
    機の輻輳状態が解消したものと判定した加入者収容交換
    機は、当該判定結果を当該中継交換機の上流側の交換機
    に通知することを特徴とする蓄積交換網における中継交
    換機輻輳判定方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の蓄積交換網における中
    継交換機輻輳判定方法において、前記下流側の中継交換
    機の輻輳状態が解消した旨の通知を受けた交換機は、当
    該中継交換機に対して輻輳状態か解消したか否かを問い
    合わせ、輻輳状態が解消した旨の通知を受信した場合輻
    輳規制の解除を行うことを特徴とする蓄積交換網におけ
    る中継交換機輻輳判定方法。
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