JP3720356B2 - 電気通信網における過負荷を制御する方法 - Google Patents
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Description
この発明は電気通信網における過負荷を制御する方法に関する。
電気通信網における過負荷はいろいろな理由から生じ得る。例えば、視聴者からの電話呼を要求するテレビジョンプログラムは過負荷を生じさせ得る。過負荷はまた大多数の人々が娯楽や情報サービスへの呼を試みたり、特殊の提供をする何かをもつ業務への呼を試みたりするときにも生じ得る。
題名“Network Management and Congestion in the US Telecommunications Networks”,D.G.Haenschke et al,IEEE Transactions on Communications,vol.29,no.4,April 1981なる刊行物では、集中した過負荷の事象の際の電気通信網におけるトラヒック制御の方法が記述されている。この方法では、指向地コードへの呼不成功の割合が定期的に測定され、しきい値と比較されている。特定の指向地コードへの不成功の割合がしきい値を超えたときは、その指向地コードへのトラヒックの量が制御される。しかしこの刊行物にはトラヒックの量を制御して、過負荷指向地コードへ向けた呼の試みの割合が、呼が成功のうちに完成され得る割合に近付くようにする方法は開示されていない。
この発明によると、電気通信網における過負荷を制御する方法を提供し、この網は相互接続されたノードの網が端末資源間で接続を用意するようにして成り、該方法は次の段階で構成される:最初の不成功の呼(フェールド・コール)を検出するとカウンタを初期値に設定する;該最初の不成功の呼と同じ呼識別子(アイデンティティ)もしくは該最初の不成功の呼の呼識別子を含む呼識別子の共通組に属する呼識別子の不成功の呼をさらに1つ1つ検出するとカウンタを歩進(インクレメント)させる;所定のレートでカウンタを歩減(デクレメント)させる;該カウンタに出力を送出させ、その出力はカウンタ内の呼の数が第1のしきい値を超えて上昇した第1の状態と、カウンタ内の呼の数が第2のしきい値より下に落ちる第2の状態にあることを示すようにする;カウンタの出力に従って制限パラメータを設定しまた更新する;該共通の呼識別子をもつ呼、又は呼識別子の該共通組に属する呼識別子の呼を制限し、呼を制限するこの段階で適用される制限のレベルが該制限パラメータの値によって決まるものとし、最初の不成功の呼が検出されるノードが過負荷の原因が静まるまで過負荷状態の内外で振動するようにする。
望ましくは、制限パラメータの設定及び更新の段階では、制限パラメータの更新の都度後において、第1の時間帯では制限パラメータが更新されず、第2の時間帯では制限パラメータが変えられて、もし第2の状態から第1の状態へカウンタの出力が変るならば制限のレベルの厳格さが増大するようにし、あるいはもし第1の状態から第2の状態へカウンタの出力が変るならば制限のレベルの厳格さを低減するようにし;またもし第2の時間帯がカウンタの出力の状態に変化なしに経過するときは、制限パラメータは変えられて、もし第1の状態にカウンタの出力があれば制限のレベルを増大するようにし、あるいは第2の状態にカウンタの出力があれば制限のレベルを低減させるようにする。
都合のよいことには、最初の不成功の呼と、さらに不成功となった呼とはノードのうちの第1のもので検出され、呼を制限する前記段階は、呼設定の方向に関して該第1のノードよりも上流にある1又は複数のノードで実行される。
この発明は今度はより詳細に、添付の図面を参照して例を挙げて記述していく。図面は:
図1は公衆電気通信網を形成するスイッチの幾つかを示す構成図である;
図2は追加のサービスを提供するための追加のスイッチを含む、図1の公衆電気通信網に対する修正を示す;図3はインテリジェント通信網を形成するスイッチのあるものを示す構成図である;
図4はこの発明を実施する過負荷を制御する方法を提供するために電気通信網に追加される過程を示す構成図である;
図5は図4に示す過程のための別な配置を示す;
図6は過負荷を検出し、監視するために使用される1組のカウンタを示す;
図7は図6のカウンタの1つで使用されるしきい値を示す;
図8は過負荷を検出し、監視するために使用されるアルゴリズムの流れ図である;
図9は呼制限で使用されるパラメータを計算するために使用されるアルゴリズムの流れ図である;
図1について見ると、公衆電気通信網で使用されるスイッチの幾つかが示されている。図1に示されたスイッチは2つのトランク交換スイッチ10,12と2つのローカル交換スイッチ14,16で構成されている。トランク交換スイッチ10,12は、連合王国といった大きな地理的領域にわたって配置されているトランク交換スイッチの完全に相互接続された網のただ2つのスイッチである。ローカル交換スイッチ14,16はもっと沢山の数があるローカル交換スイッチの一部で、端末資源である大部分は電話もしくはファクシミリ機又はいわゆるISDN端末へのアクセスを提供する。各ローカル交換スイッチは1,2又は3のトランク交換スイッチに接続することができる。電気通信網のスイッチはルート18によって接続されており、ルートは適切なトラヒックキャリヤである同軸銅ワイヤ、光ファイバケーブル及びマイクロ波回線によって作られている。トラヒックは音声と他のデータ、それにさらに呼を設定するために使用されるシグナリングメッセージの形態をとる。よく知られているように、シグナリングメッセージはフォワード呼設定メッセージを含み、それが呼設定方向に進行し、またバックワード呼設定メッセージを含み、それが逆方向に進行する。
図2は図1の電気通信網の追加のサービスを提供するためのスイッチ20を追加したことを示す。スイッチ20はトラン交換スイッチに接続されている。追加のサービスには情報及び娯楽サービスのほか、業務用番号へローカルレートで課金されるか、課金なしの呼ができる発呼者用の施設を含むことができる。例えば、英国電気通信会社BTの連合王国における公衆電気通信網では、“0891”及び“0898”で始まる電話コードは娯楽と情報サービスに関係している。業務用番号コードで呼者に無課金のもの又はローカルレートで課金するものはそれぞれ“0800”と“0345”で始まる。
図3は、インテリジェント網を形成するスイッチの幾つかを示す。このスイッチにはサービススイッチングポイント30、トランク交換スイッチ32、2つのローカル交換スイッチ34,36、及びサービス制御ポイント38が含まれている。サービススイッチングポイント30とトランク交換スイッチ32は相互接続されたサービススイッチングポイントとトランク交換スイッチとの網の一部であり、ローカル交換スイッチ34,36はもっと多数のローカル交換スイッチの一部である。各サービススイッチングポイントはサービス制御ポイント38に接続されている。サービス制御ポイント38へのアクセスを提供するのに加えて、各サービススイッチングポイントはトランク交換スイッチの機能も提供する。サービススイッチングポイントはローカル交換スイッチの機能も提供する。サービススイッチングポイントはサービス制御ポイント38と一緒にインテリジェントサービス機能を備えた網を提供する。インテリジェントサービスの一例は番号の変換で、サービス制御ポイントで行われる。トランクスイッチ10,12とローカル交換スイッチ14,16(図1のもの)、追加のサービススイッチ(図2のもの)、スイッチ32,34,36とサービススイッチングポイント30及びサービス制御ポイント38(図3のもの)は全部が網ノードの例である。この明細書でいう術語“ノード”は呼の設定で使用される網内のどの点とも解釈されるものとする。
図1,2及び3に示した3つの網はこの発明が実現され得る電話網の3つの例を表わす。しかし、この発明の実現はこれら網の3例に限定されず、移動電話網はこの発明が実現できる別な例である。
図4は、この発明に従って過負荷を制御するために電気通信網のノード40,41及び42に用意される追加の過程の例を示す。図4の例では、ノード40は交換スイッチで、端末資源に対して直接アクセスをし、ノード41と42とはノード40に対して呼設定方向に関して上流にある。したがって、図4のノード40,41及び42は図1に示した交換スイッチ16,12及び10、もしくは図2の交換スイッチ16,12および追加のサービススイッチ20と対応している。図3のインテリジェント網の場合には、ノード40はローカル交換スイッチ36となり、ノード41はトランク交換スイッチ32となり、またノード42はサービススイッチングポイント30となる。過負荷制御用過程はノードを制御するソフトウェアを修正することにより実現される。これらの修正は一般的な用語により、ノード40,41および42に対して記述していく。
ノード40のソフトウェアは端末資源へのアクセスを制御する資源アクセス制御モジュール44を含む。モジュール44は通常の設計であるが、呼不成功の事態では出力信号45を送出するように修正されている。出力信号45は不成功の呼の呼識別子を与える。ある呼を不成功の呼であるとして登録するための正規基準は端末機器が組込まれていないか、手にすることができないことである。しかし、もし望むのであれば、他の基準を用いてもよい。例えば、呼を設定する際の過剰の遅延は故障に分類することもできる。
呼不成功を示す信号45は過負荷検出及び監視モジュール46に送られる。モジュール46は出力信号47を送出する。モジュール46は単に個々の全長被呼者番号(full length called number)に対する過負荷を検出するように配置してもよい。以下に記述するように、モジュール46は呼識別子の共通組内に陥る過負荷を検出するように配置されることもできる。呼識別子の組は、複数の全長被呼者番号、もしくは複数の全長呼者番号、あるいはまた上述の“0800”サービスのような特定サービス番号のすべて、さらにはまた交換スイッチによりアクセスされた被呼者番号の全部で構成することができる。信号47内のデータは過負荷の表示と呼識別子もしくは過負荷を生じさせている呼識別子の組で成る。過負荷の表示は2つだけの状態、すなわち過負荷とそうでない状態をもつことができる。信号47はバックワード呼設定メッセージの一部を形成する。過負荷が単一の全長被呼者番号に対する呼によって生ずる場合は、バックワード呼設定メッセージはすでに呼識別子を含んでいる。その結果、通常のバックワード呼設定メッセージに対してする唯一の修正は余分のデータ1ビットを追加し、その値が過負荷に対しては2値の“1”値を、過負荷がない場合には2値の“0”値をもつようにすることである。過負荷が呼識別子の組と関係する場合は、バックワード呼設定メッセージは呼識別子の組を特定するように修正されなければならない。
モジュール41では、信号47がソフトウェアモジュール48に供給されて制限パラメータを設定し、また更新する。この制限パラメータは呼制限のレベルを特定するもので、このレベルはノード41内でノード40に向けた呼に適用されるものである。呼制限を適用するには色々な方法がある。この例では、呼制限は比例ブロッキングによって適用される。したがって、制限パラメータはブロックされる呼の割合を特定し、その結果、制限パラメータの値とともに制限のレベルが増大する。代って、制限パラメータが呼の割合を特定して、制限パラメータの値が低下すると制限のレベルが増大する結果を生ずるようにすることもできる。呼制限を適用する別な方法は呼ギャッピング(割れ目を付ける)であり、これによると、各呼はすべての呼がブロックされている状態のギャップ時間帯を伴うようにしている。
制限パラメータはモジュール48によってモジュール49に加えられ、そこで呼制限を加える。モジュール49はまた不成功の呼を識別し、不成功の呼の呼識別子を過負荷検出及び監視モジュール53(モジュール46と同一)に供給する。モジュール41では次の場合に呼が不成功の呼として識別される:すなわち、呼制限の故にブロックされているとき;もしくはノード41で生じた原因によって不成功となるか、ノード41と40との間で使用できる回路がないというような原因が生ずることによって不成功となる場合である。もし、呼がノード40で不成功となるときは、モジュール49では呼不成功としては識別されない。その理由はこの種の呼はモジュール44内で不成功の呼として識別されるからである。
モジュール53は出力信号50で過負荷又は過負荷でないことを示すものをノード42内にあるソフトウェアモジュール51に供給する。モジュール51は、ノード41に向けた呼に対してノード42で適用される制限のレベルを制御するための制限パラメータを設定し、また更新する。制限パラメータはモジュール52に供給され、そこで呼制限が実行される。モジュール51はモジュール48と同一で、またモジュール52はモジュール49と同一であるが、モジュール52では不成功の呼を検出しない点が異なる。
以下にさらに詳述するように、モジュール48は、モジュール46からの出力信号が過負荷の存在を示すときは制限パラメータを前進的に増大させて、ブロックされる呼の割合を漸増させ、またモジュール46からの出力信号が過負荷がないことを示すときには制限パラメータを前進的に減少させて、ブロックされる呼の割合を漸減させる。その結果、ノード40は過負荷の原因が静まるまでは過負荷状態の内外に振動する。その結果、ノード41がノード40に向けて呼設定メッセージを送るレートは呼が成功のうちに完成できるレートに近くならねばならない。到達するノード40から成功の機会の低い呼を遠ざけることによって、この種の呼が成功の機会が高い他の呼の邪魔をする危険を取除いている。
モジュール51はモジュール48と同じ仕方で動作する。その結果、ノード41に過負荷があるときは、モジュール51内で制限パラメータの増及び減の過程はノード41が過負荷状態の内外で振動することを確実なものとしている。しかし、大部分の電気通信網では、ノード41は、呼識別子をもつか過負荷を生じている呼識別子の組の中に入る呼に対する、ノード40への呼設定メッセージを送っている、幾つかのノードのうちの唯1つということになる。不成功及びブロックされた呼の全体の割合が比較的大きくない場合には、ノード41は過負荷状態とはならない。不成功及びブロックされた呼の割合が厳しいものである場合は、ノード41は過負荷状態となり、したがって、呼制限がノード42にも加えられる。こうして、過負荷状態の厳格さが増大してゆき、呼制限がノード40からさらに進行して適用される。
ソフトウェアモジュールでノード41内で過負荷を制御するためのものと、他のノード内の過負荷を制御し、ノード40に呼設定メッセージを送るようにするモジュールは同じであり、各種ノード内で過負荷事象発生時に加えられる呼制限レベルは類似している。しかし、過負荷を示すモジュール46からの信号がバックワード呼設定メッセージ内で伝送され、連続していないから、制限のレベルに若干の変動はあろう。同様に、設定メッセージを送るノードに加えられる制限のレベルは似てはいるが同じではない。
図5を見ると、図4の構成の変形が示されており、そこではモジュール48と51で制限パラメータを設定及び更新するためのものがノード40と41とにあって、ノード41と42とではない。その結果、ノードに呼設定メッセージを送るノードのすべてにおける制限のレベルは同じとなる。同様に、ノード41に呼設定メッセージを送るノードのすべてにおける制限のレベルは同じと成る。こうして、この設例の比例ブロッキングは呼者に対して全く公正なものとなっている。しかし、この設例は不利な点があり、バックワード呼設定メッセージが制限パラメータの値を特定しなければならず、このためには過負荷の存在又は不存在を単に特定するのに必要とされる以上のデータビットを余計に必要とする。
図4と5とはそれぞれ呼制限が2つのノードに呼設定経路に沿って与えられるようにした設例を示す。この経路に沿って唯1つのノードに呼制限を与えようとしたいのであれば、図4又は図5に示すようにノード41の過負荷制御装置を除去することにより目的が達せられる。他方、呼設定経路に沿って2か所以上で制限を与えたいのであれば、ノード41の過負荷制御装置を図4又は図5に示すように、望む数だけ何回も繰返すことにより達せられる。
図4と図5とはそれぞれ端末資源へアクセスするノードで最初に過負荷が検出される設定を示しており、通常はこれが検出をするのに一番望ましい地点となっている。しかし、もし望むならば、最初の検出は呼設定に関して上流地点で生じさせてもよい。例えば、図4のノード40,41及び42は図1のスイッチ12,10及び14に対応することができるし、あるいは図2のスイッチ20,10及び14か、図3のサービス制御ポイント38、サービススイッチングポイント30及びローカル交換スイッチ34に対応することができる。
修正の際に、呼制限が過負荷を検出したノードに加えられてよい。例えば、図3のインテリジェント網では、過負荷検出と呼制限とがともにサービススイッチングポイント38で生じてよい。
次に、2つのアルゴリズムを記述するとし、2つはそれぞれ過負荷の検出と監視、及び制限パラメータの設定と更新とのためである。最初は全長被呼者番号に対する過負荷を検出し監視することに関して記述する。
図6を参照して、過負荷を検出し監視するためのアルゴリズムは1組のカウンタ59を使用する。図7に示すように、これらのカウンタの各々は初期値を有し、通常は0であり、また4つのしきい値、すなわち解放(release)しきい値60、過負荷中止(overload abatement)しきい値61、過負荷開始(overload onset)しきい値62、及び最大(maximum)しきい値63を有する。過負荷を検出し監視するためのアルゴリズムの流れ図は図8に示し、このアルゴリズムをこの図を参照して記述していく。段階21では、全長被呼者番号に向けての最初の呼のフェール(不成功)が検出されたときは、カウンタ59の1つがその番号に関係し、初期値に設定される。次に段階S22ではその番号に対してさらに不成功の呼が検出されているかを判断するためのチェックがされる。その番号に対してさらに不成功の呼が検出されたときには、段階S23でカウンタが1だけ歩進(インクレメント)される。したがって、カウンタはその番号に対して不成功の呼が検出される都度歩進される。また、このカウンタは一定のレートで歩減(デクレメント)される。これを行うために、段階S24では、カウンタを歩減するための時であるかどうかを判断するためのチェックがされる。もしカウンタを歩減する時であれば、段階S25で歩減がされる。もしカウンタが過負荷開始しきい値を超えて上昇したときは、カウンタはその過負荷状態に入る。カウンタはその最大しきい値を超えて計数をしないようにされる。計数値が過負荷中止しきい値を下回って低下したときは、カウンタは非過負荷状態に入る。計数値が解放しきい値よりも下に落ちると、カウンタはもはや被呼者番号と関係しなくなる。これを達成するために、段階S26ではチェックをして、計数値が解放しきい値より下に落ちたことを判断する。解放しきい値よりも下に落ちていれば、段階S27で、カウンタは被呼者番号から解放される。
別な開始及び中止しきい値を用意することによって、カウンタは履歴(ヒステリシス)をもつ。これらのしきい値は過負荷が十分な精度で検出されるように十分密接しているが、適当なヒステリシスを与えるには十分に離れているように設定する。過負荷開始しきい値は十分に大きく設定して、呼が無害の理由で不成功となるときにカウンタが過負荷に陥らないようにし、しかも本物の過負荷に対する感度を備えるには十分に低いところに設定しなければならない。最大しきい値は高すぎて、発呼レートでの突然のサージの後に呼制限のレベルを減らす際に不当な遅れを生ずるように設定してはならない。
ソフトウェアモジュールで制限パラメータを設定し更新するものの各々は、それをするためのアルゴリズムの多数のコピイを含んでいる。図9にはこのアルゴリズムに対する流れ図が示されている。これらのモジュールの1つが過負荷の表示を受取るときは、過負荷を蒙っている被呼者番号にソフトウェアアルゴリズムのコピイの1つを関係付けている。次に図9を見ると、段階S1では制限パラメータは初期値に設定される。その結果、呼制限で、この例では比例ブロッキングによって得られるものがこの初期値で特定されるレベルで始動する。
次に、段階S2では、2つのタイマがタイミング間隔ta,tbで始動される。次に、アルゴリズムが進み、経過時間tが予め設定した値taに等しくなるまで段階S3に留る。こうして、経過時間がtaのときに終わる時間間隔の間、制限パラメータには何の変化も起らない。次にアルゴリズムは段階S4に入り、そこでは過負荷状態が監視され、経過時間が第2の予め設定した値tbと比較される。経過時間がtaとtbとの間で過負荷状態に変化が生ずるときは、制限パラメータが段階S6で更新される。段階S6では制限パラメータは、過負荷状態が無過負荷から過負荷へ変化したときは増大され、過負荷状態が過負荷から無過負荷へ変化したときは減少する。段階S6の後に、アルゴリズムは段階S8(後述)へ進む。
経過時間taとtbとの間で過負荷状態が変らなければ、制限パラメータは段階S7で更新される。段階S7では、制限パラメータは、過負荷があれば増大され、過負荷がなければ減少される。段階S7の後、アルゴリズムは段階S8に続く。
制限パラメータが増大されるときは、新しい値bnが古い値bn-1から次式によって計算される:
bn=(1−α)+α・bn-1 (1)
式(1)では、定数αは値1に近いものに選ばれるのが普通である。
制限パラメータが減少されるときは、新しい値bnが古い値βn-1から次式によって計算される:
bn=bn-1−β (2)
段階S8では、制限パラメータはしきい値であって制限パラメータの初期値よりは小さいものと比較される。もしその値がこのしきい値よりも小さければ、呼制限は停止し、アルゴリズムはもはや全長被呼者番号と関係しなくなる。もし制限パラメータがこのしきい値よりも上であれば、2つのタイマが段階S9で再始動し、アルゴリズムは段階S3に戻る。
過負荷を検出しまた監視するための、及び制限パラメータを設定しまた更新するためのアルゴリズムは、全長被呼者番号に向けての過負荷を監視しまた制御することに関係して上述した。これからは呼識別子の組による設例で呼を監視し制御するためにこれらのアルゴリズムをどのように修正できるかを示していく。次の例では、呼識別子はBTの連合王国公衆電気通信網で使用されている被呼者番号用の呼識別子の完全な群である。
この例では、被呼者識別子の完全な群は呼識別子の組の3つの集まり(コレクション)として配列されている。各集まりは、呼識別子の単一の組としてか、あるいは呼識別子の交わることがない複数の組に分割されたもののいずれかに配列された呼識別子の完全な群で構成されている。とくに、第1の集まりは個々の呼識別子のすべての単一の組で構成される。
第2の集まりはサービスコード“0345”,“0800”,0891”及び“0898”と第5の組としてその他の呼識別子のすべてに対するものとの各々に対する個々の組で構成される。第3の集まりは、2つの全長呼者番号“0891 000000”と“0891 000001”とに対する単一の組と、その他の全長被呼者番号の各々に対する個別の組で構成される。この例では、2つの番号“0891 000000”と“0891 000001”とはテレビジョン投票で使用されている2つの番号である。第1の番号は肯定投票用のもので、第2の番号は否定投票用のものである。これら2つの番号は一緒に1つの組に置かれ、これらの番号の各々は本質的に全く同じ呼制限のレベルが適用されるのは明らかであろう。
過負荷を検出し監視するためのモジュールの各コピイでは、多数のカウンタが各集まりに対して専用とされている。特に、単一のカウンタが第1の集まりに対して専用とされ、4つのカウンタが第2の集まりに対して専用とされ、そして3つのカウンタが第3の集まりに対して専用とされている。したがって、各集まりの組と各集まりに専用とされたカウンタの数とは次の表に示すようになる。
この表から分かるように、第1の集まりの単一の組は第2の集まりでは5組に分けられ、第2の集まりの各組は第3の集まりでは多数の組に分けられる。例えば、“0345”サービスコード用の第2の集まりの中の組は第3の集まりの中で分けられて多数の組とされ、その各々が“0345”で始まる全長被呼者番号を含む。
呼識別子の組の全部は監視されない。この例では、第2の集まりの中でその他の全長呼者番号を含む組は監視されない。
上記の表示のような組に配列された呼識別子を伴って、過負荷検出及び監視用の各モジュールは次のように動作する。呼が到着し、モジュールが置かれているノードでフェール(不成功)となるときは、不成功の呼の呼識別子の表示がモジュールに送られる。呼識別子の組の各集まりでは、不成功の呼に対する呼識別子は呼識別子の独特な組に属することになる。次にその組の状態に依存した動作がとられる。もしこの組が監視されておらず、第2の集まりの中のその他の被呼者番号を含む組に対する場合であれば、何も動作がとられない。もしカウンタがすでに不成功の呼に対する呼識別子を含む組と関係付けられているのであれば、カウンタが歩進される。もしどのカウンタも不成功の呼の呼識別子を含む組と関係付けられていなければ、そこには自由なカウンタがあり、次に自由なカウンタがその組と関係付けられて、その初期値に設定される。
過負荷を検出し監視するための各モジュールでは、過負荷状態の表示が適当なモジュール(単数又は複数)に送られて、次の方法で制限パラメータが設定されまた更新される。
あるカウンタが過負荷状態に最初に組入れられたとき、もし他のカウンタがいずれも活性でないか、どの活性カウンタも過負荷状態への初期遷移をしていないときには、該モジュール(単数又は複数)に表示が送られて、制限パラメータの設定及び更新が行われるようにする。この表示には過負荷状態と、監視されている呼識別子の組を識別するためのデータとが含まれている。制限パラメータを設定し更新するための各モジュールでは、アルゴリズムのコピイの1つがそのときに監視されている組と関係付けられて、次にアルゴリズムが制限パラメータを上述の方法で計算する。
もしカウンタが過負荷状態への最初の遷移を次のようなときにすると、すなわち、別なカウンタが活性でかつ過負荷状態への最初の遷移を先にしていたときに最初の遷移をするときには、次の過程が続く。もし2つのカウンタが同じ集まりの中の組を監視しているときは、過負荷状態へ進む新しいカウンタが過負荷状態の表示と監視している組の詳細とを、制限パラメータを設定し更新するモジュール(単数及び複数)に送る。制限パラメータを設定し更新するための各モジュールはその使っていない(予備の)アルゴリズムの1つを新しい組と関係付けて、制限パラメータを上述の方法で計算する。しかし、もし2つのカウンタが異なる集まりの中の組を監視していて、1つの監視されている組が他の監視されている組を含むときは、過負荷状態はより大きな監視されている組に対してだけ帰還される。こうして、例えば、もし第1のカウンタで過負荷状態へ移行するものがサービスコード“0345”で始まる第3の集まりの中の全長番号と関係付けられると、そこで呼制限がこの全長番号にだけ最初に適用されることになる。しかし、“0345”サービスと関係付けられている第2の集まりに対するカウンタが後に過負荷状態に移行するときは、過負荷制限はこのサービスコードで始まるすべての呼に適用されることになる。
Claims (9)
- 端末資源間の接続を用意するようにされた相互接続されたノードの網を備えた電気通信網における過負荷を制御する方法において:
最初の不成功の呼を検出すると、カウンタに初期値を設定し、
最初の不成功の呼と同じ呼識別子か、又は該最初の不成功の呼識別子を含む呼識別子の共通組に属する呼識別子かを有する別の不成功の呼の各々を検出するとカウンタを歩進させ;
所定のレートで該カウンタを歩減させ;
カウンタをして出力を送出するようにせしめ、その出力はカウンタ内の呼の数が第1のしきい値を超えているときは第1の状態であり、かつカウンタ内の呼の数が第2のしきい値を下回るときは第2の状態であるものとし;
カウンタの出力にしたがって制限パラメータを設定しかつ更新し;
前記共通の呼識別子をもつか、呼識別子の該共通の組に属する呼識別子をもつ呼を制限する各段階を備えて成り、この呼を制限する段階で適用される制限のレベルは該制限パラメータの値に基づいてその呼の試みの割合が、その呼が成功のうちに完成され得る割合に近付くようにするために決定される。 - 前記方法はさらに:
最初の不成功の呼を検出すると、最初の不成功の呼の呼識別子又は不成功の呼の呼識別子を含む呼識別子の該共通組と該カウンタとを関係付けし;
カウンタ内の呼の数が該初期値よりも小さく設定されているしきい値を下回って低下したときは、不成功の呼の呼識別子又は不成功の呼の呼識別子を含む呼識別子の該共通組との関係付けから該カウンタを解放する;各段階とから成る請求項1記載の方法。 - 制限パラメータを設定しかつ更新する前記段階において、
制限パラメータの更新の都度後に、第1の期間では制限パラメータが更新されず、第2の期間では制限パラメータが変えられて、カウンタの出力が第2の状態から第1の状態に変るときは制限のレベルの厳格さを増大させるようにし、もしカウンタの出力が第1の状態から第2の状態へ変るときは制限のレベルの厳格さを減少させるようにし、またもし第2の期間がカウンタの出力の状態の変化なしに経過したときは制限パラメータが変えられて、カウンタの出力が第1の状態であれば制限のレベルを増大させるようにし、あるいはカウンタの出力が第2の状態であれば制限のレベルを減少させるようにする請求項1記載の方法。 - 制限パラメータを設定し更新する前記段階において、カウンタの出力が第1の状態に最初に進入したときは制限パラメータを初期値に設定し、制限パラメータが呼の厳格さを減少させる方向で、該初期値よりも低い呼制限のレベルを示すしきい値を通過するときは呼制限の活性を解く請求項1記載の方法。
- 前記方法はさらに:
前記電気通信網によって取扱われる呼に関係する呼識別子の群を確立し;
該群を呼識別子の交わることがない組の少くとも1の集まりに分けて、各集まりが呼識別子の少くとも1の組で成るものとし;
呼識別子の組の各集まりに対してカウンタのそれぞれの組を専用とさせ、ここで各カウンタの組は少くとも1のカウンタを備えているようにする;各段階で成る請求項1記載の方法。 - 該最初の不成功の呼と該別の不成功の呼が該ノードの第1のもので検出され、呼を制限する該段階が呼設定の方向に関して該第1のノードから上流である1又は複数のノードで行われる請求項1記載の方法。
- 該第1のノードから該1又は複数の上流ノードへのバックワード呼設定メッセージが該不成功の呼から生じた過負荷に関する情報を伝えるために使用されている請求項6記載の方法。
- 該制限パラメータを設定しかつ更新する前記段階が該1又は複数の上流ノードの各々で実行される請求項7記載の方法。
- 該制限パラメータを設定しかつ更新する前記段階が前記第1のノードで実行される請求項7記載の方法。
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