JPH01317772A - グラビアロール洗浄装置 - Google Patents

グラビアロール洗浄装置

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JPH01317772A
JPH01317772A JP15179088A JP15179088A JPH01317772A JP H01317772 A JPH01317772 A JP H01317772A JP 15179088 A JP15179088 A JP 15179088A JP 15179088 A JP15179088 A JP 15179088A JP H01317772 A JPH01317772 A JP H01317772A
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JP
Japan
Prior art keywords
cleaning liquid
gravure roll
cleaning
roll
washing solution
Prior art date
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Pending
Application number
JP15179088A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Yotsuya
健二 肆矢
Kenichi Masaki
正木 健一
Tetsuya Ishida
哲也 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、液晶配向膜、液晶封入用シール、半導体素
子の絶縁皮膜など、種々の’R膜を被印刷体に印刷形成
する薄膜形成装置のグラビアロールを洗浄するグラビア
ロール洗浄装置に関するものである。
【従来の技術】
一般に、紙などの被印刷体に薄膜の印刷を行うものとし
てはオフセット印刷などが知られている。 しかし、オフセット印刷では、湿し水との乳化を避け、
また版の非画線部をインキで汚さないようにするために
は80.000〜100.000c、p、s、の高粘度
を有する印刷インキしか使用できなかった。 そのため、たとえば、液晶配向膜や液晶封入用シールな
どに用いる粘度が数10”−30,0OOc、p、s、
の低粘度の印刷インキを用いることが必要な場合、ガラ
ス板などの剛性のある板に印刷にて薄膜を形成すること
はできなかった。 そこで本出願人は、さきに第6図に示すような薄膜形成
装置を提供している(特開昭62−202736号)、
この装置は、基台の支持枠に回転自在に支持されかつ所
定パターンに配列された多数のインキセルを表面に有す
るグラビアロールと、グラビアロールの表面にインキを
補給するインキ供給装置と、支持枠に支持されたグラビ
アロールの周囲所定箇所に備えられ、グラビアロールに
供給されたインキをグラビアロール表面に広げてインキ
セル内に一定量のインキを保持させるドクターと、支持
枠のグラビアロールの下方に回転自在に支持されかつグ
ラビアロールに接触する凸部を有してグラビアロールの
インキセル内のインキを凸部に転移させる印刷ロールと
、支持枠に支持され印刷ロールとグラビアロールとを同
期回転駆動する駆動装置と、被印刷体を載置しかつ印刷
ロールと同期して移動可能な定盤と、定盤の駆動装置と
、印刷ロールとグラビアロールの回転と定盤の移動とを
制御して印刷ロールの凸部に転移させたインキを被印刷
体に印刷させる制御装置とからなる。 この装置においては、インキ供給装置からインキをグラ
ビアロールの表面に供給し、駆動装置の駆動によりグラ
ビアロールを回転させてドクターでグラビアロールの所
定パターンに配列されたインキセル内に一定量のインキ
を保持させたのち、駆動装置によりグラビアロールと印
刷ロールとを圧接しながら回転させてグラビアロールの
表面の所定パターンに配列された多数のインキセルのイ
ンキを印刷ロールの凸部に転移させ、定盤の上に載置さ
れた被印刷体と印刷ロールの凸部を制御装置の制御によ
り接触させて凸部のインキを被印刷体に印刷して薄膜の
パターンを形成するようにしたものである。 このような構成のFit!!形成装置のグラビアロール
を洗浄する方法としては、洗浄液をしみこませた不織布
などを用い、手作業でグラビアロール上の薄膜形成用イ
ンキを拭き取っていた。 (発明が解決しようとする課題] しかし、上記のグラビアロールを洗浄する方法には次の
ような問題点がある。すなわち、(1)時間と手間がか
かること、グラビアロールの洗浄は、インキの交換など
により、薄膜形成装置の運転中にしばしば必要となるが
、洗浄のために機械の稼働率が低下する。 (2)完全に洗浄できないこと、グラビアロールのグラ
ビア凹部は緻密であるため、その内部まで完全に拭き取
ることは困難であり、拭き残しが生じやすい。 (3)埃が発生しやすいこと、薄膜形成装置により形成
される薄膜は、埃が付着するとその特性に大きな欠陥が
できるため、不喋布などを用いてグラビアロールを拭く
ことは、塵埃や繊維を生み出すので好ましくない。 したがって、この発明の目的は、上記のような問題を解
決することにあり、薄膜形成装置のグラビアロールを容
易にかつ完全に洗浄するグラビアロール洗浄装置を提供
することにある。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、洗浄液をグ
ラビアロール上に均一に塗布し、次いでこの洗浄液を完
全に除去するように構成した。すなわち、グラビアロー
ル上に洗浄液を塗布する洗浄液供給手段と、グラビアロ
ール上に塗布された洗浄液を除去する洗浄液除去手段と
、グラビアロールを回転させる駆動手段と、洗浄液吐出
口の往復運動および洗浄液供給源の作動とグラビアロー
ルの回転とを連動させる制御手段とからなるように構成
した。 この発明を図面を参照しながらさらに詳しく説明する。 第1図はこの発明のグラビアロール洗浄装置を示す斜視
図である。第2〜5図はこの発明のグラビアロール洗浄
装置を示す断面図である。1は洗浄液供給手段、2は洗
浄液除去手段、3は駆動手段、4はグラビアロール、5
は洗浄液、11は洗浄液供給ブレード、12は洗浄液吐
出口、13は洗浄液供給皿、14は洗浄液供給タンク、
15は洗浄液供給ポンプ、21は洗浄液除去ブレード、
22は洗浄液回収皿、23は洗浄ロール、24は洗浄液
回収タンクをそれぞれ示す。 洗浄液供給手段、lは、グラビアロール4上に洗浄液5
を塗布するものである。洗浄液供給手段1としては、洗
浄液5を洗浄液吐出口12からグラビアロール4上に供
給し、次いでグラビアロール4に供給された洗浄液5を
洗浄液供給ブレード11でグラビアロール4上に均一に
塗布される。洗浄液5は、洗浄液供給タンク14に貯め
ておき、これを洗浄液供給ポンプ15によって洗浄液吐
出口12に導(ようにするとよい。 洗浄液供給ブレード11は、グラビアロール4との間に
溜められた洗浄液5をグラビアロール4上に適当な厚さ
の膜を形成するために、0.01〜0゜5m−程度の間
隔をあけて、グラビアロール4の表面で軸と平行な線つ
まり母線と接するように配置される一0洗浄液供給ブレ
ード11の間隔調節は、洗浄液供給ブレード11を回転
あるいは平行移動することにより調節することができる
。洗浄液供給ブレード11の材質としては、ステンレス
スチールなどの錆の発生しにくい金属、あるいはポリエ
チレンなどの耐溶剤性を有する合成樹脂を用いるとよい
、また、薄膜形成装置のドクターブレードを洗浄液供給
ブレード11に転用してそのまま使用することもできる
。 また、他の洗浄液供給手段lとしては、洗浄液供給皿1
3に洗浄液5を満たし、これにグラビアロール4を浸漬
するようにしてもよい(第4・5図参照)、また、単に
浸漬するだけでなく、洗浄液供給皿13内に超音波発振
器131・撹拌プロペラ132・洗浄ロール133・洗
浄ブレード134・洗浄ノズル135などを設けてグラ
ビアロール4を洗浄するようにする(第7図参照)と、
グラビアセル内の洗浄効果をより向上させることができ
る。 このように洗浄液供給手段1を構成した場合、グラビア
ロール4に対する洗浄液5の供給と塗布は同時に行なわ
れることになる。 洗浄液5としては、薄膜形成用インキを除去するのに適
したもの、たとえば薄膜形成用インキが市販の配向膜用
ポリアミック酸溶液の場合、N−メチル(2)ピロリド
ンを用いることができる。 なお、前記した洗浄液供給ブレード11は、薄膜の印刷
を行なっている間は、取り外しておけるように構成して
おくことが望ましい、このように構成しておくと、洗浄
液供給ブレード11自体を洗浄する際にも好都合である
。 洗浄液除去手段2は、グラビアロール4上に塗布された
洗浄液5を除去するものである。洗浄液除去手段2とし
ては、洗浄液除去ブレード21を用い、グラビアロール
4上の洗浄液5を洗浄液回収皿22へかき落とすように
構成される(第2・4図参照)、この洗浄液除去ブレー
ド21は、グラビアロール4の下方に配置され、洗浄液
供給ブレード11と同様に、グラビアロール4の表面で
軸と平行な線と接するように配置される。ただし、洗浄
液供給ブレード11とは異なり、グラビアロール4表面
に密着させる。密着させる際に加える圧力としては、洗
浄液除去ブレード21の幅1抛−あたり100〜300
.が適当である。洗浄液回収皿22へかき落とされた洗
浄液5は、洗浄液回収タンク24に導くようにするとよ
い。 また、他の洗浄液除去手段2としては、ニトリルゴムや
フッ素ゴムなどの、軟らかくかつ使用する洗浄液に対し
て耐性を有する材料で表面がおおわれた洗浄ロール23
をグラビアロール4に接触させて、グラビアロール4上
の洗浄液5をかき落とすように構成してもよい(第3・
5図参照)。 この場合、かき落とされた洗浄液5は洗浄液回収皿22
に集められるようになる。 この洗浄ロール23は、適宜の駆動手段によりグラビア
ロール4と異なる速度で回転させると、グラビアロール
4との間の摩擦により、より強力にインキと洗浄液5と
を撹拌してかき落とすことができる。 なお、洗浄ロール23もまた洗浄液供給ブレード11と
同様に着脱可能に構成してお(ことが望ましい。 駆動手段3は、グラビアロール4を回転させるものであ
り、薄膜形成装置自身が有している駆動手段をそのまま
使用することができる。 制御手段は、洗浄液吐出口12の往復運動および洗浄液
供給源の作動とグラビアロール4の回転とを連動するよ
うに制御するものである。制御手段としては、薄膜形成
装置に使用されているプログラマブルコントローラに適
当なプログラムを追加するか、リレーシーケンスなどに
より容易に構成される。
【作用] 洗浄液供給手段1である洗浄液供給ブレード11や洗浄
液供給皿13により、グラビアロール4上に洗浄液が均
一に供給される。 グラビアロール4上に塗布された洗浄液は、洗浄液供給
ブレード11によりグラビアロール4上のインキと撹拌
され、インキとの混合液となる。 次いで、この混合液は洗浄液除去手段2である洗浄液除
去ブレード21や洗浄ロール23によりさらに撹拌され
、かつかき落とされて洗浄液回収皿22に滴下する。 このように、グラビアロール4上への洗浄液塗布を連続
的に行うことにより、グラビアロール4上のインキは能
率よく完全に洗浄される。 【実施例】 洗浄液供給手段としては、薄膜形成装置でグラビアロー
ル上にインキを塗布するために使用されているドクター
ブレードを洗浄液供給ブレードとして使用した。このド
クターブレードは、ステンレス製のサヤに超高分子ポリ
エチレンで作られた厚み0.4m−のブレードが挟み込
まれているものである。上記ブレードとグラビアロール
との間に0゜05〜0.5m−の隙間ができるように洗
浄液供給ブレードを設置し、グラビアロール上に適度な
厚みの洗浄液の層ができるようにした。 被洗浄液としては、市販の絶縁膜形成材料(東京応化M
OF Tl−31−INK 10%)を用い、また洗浄
液としては、N−メチル(2)ピロリドンを使用した。 洗浄液除去手段としては、洗浄液供給ブレードと同様の
洗浄液除去ブレードを用いた。 薄膜形成工程が終了したのち、グラビアロールに付着し
た薄膜形成用インキを、洗浄効果を確認しやすくするた
めに、染料にて染色した。 次いで、洗浄液供給ブレードとグラビアロールとの間に
、50m/分にて洗浄液を供給した。グラビアロールは
60rp−で回転させ、グラビアロールを洗浄した。 また、洗浄液の乾燥を速めるために、洗浄後アセトンで
さらに洗浄を行なった。 以上のようにグラビアロールの洗浄を行なうと、約30
秒間にて完全に洗浄された。なお、比較例として手作業
で洗浄を行なった場合、完全に洗浄されるまでに、約1
5分間必要であった。
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、この発明は、洗浄液を
グラビアロール上に均一に塗布し、次いでこの洗浄液を
完全に除去するように構成したので、この発明のグラビ
アロール洗浄装置を用いることにより、容易にかつ完全
に薄膜形成装置のグラビアロールを洗浄することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のグラビアロール洗浄装置を示す斜視
図である。第2〜5図はこの発明のグラビアロール洗浄
装置を示す断面図である。第6図は従来の薄膜形成装置
を示す斜視図である。第7図は洗浄液撹拌装置を示す断
面図である。 1・・・洗浄液供給手段、2・・・洗浄液除去手段、3
・・・駆動手段、4・・・グラビアロール、5・・・洗
浄液、11・・・洗浄液供給ブレード、12・・・洗浄
液吐出口、13・・・洗浄液供給皿、14・・・洗浄液
供給タンク、15・・・洗浄液供給ポンプ、21・・・
洗浄液除去ブレード、22・・・洗浄液回収皿、23・
・・洗浄ロール、24・・・洗浄液回収タンク。 特許出願人 日本写真印刷株式会社 1・・・洗浄液供給手段    14・・・洗浄液供給
タンク2・・・洗浄液除去手段    15・・・洗浄
液供給ポンプ3・・・駆動手段       21・−
・洗浄液除去ブレード4・・・グラビアロール    
22・・・洗浄液回収皿11・・・洗浄液供給ブレード
 24・・・洗浄液回収タンク12・・・洗浄液吐出口 4・・・グラビアロール 第 。 図        5・・・洗浄液11・・・
洗浄液供給ブレード 第3図 4・・・グラビアロール 5・・・洗浄液 13・・・洗浄液供給皿 5+10凶

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、グラビアロール(4)上に洗浄液(5)を塗布する
    洗浄液供給手段(1)と、グラビアロール(4)上に塗
    布された洗浄液(5)を除去する洗浄液除去手段(2)
    と、グラビアロール(4)を回転させる駆動手段(3)
    と、洗浄液吐出口(12)の往復運動および洗浄液供給
    源の作動とグラビアロール(4)の回転とを連動させる
    制御手段とからなることを特徴とするグラビアロール洗
    浄装置。 2、洗浄液供給手段(1)が、グラビアロール(4)の
    表面の軸方向と平行な線と接するように設けた洗浄液供
    給ブレード(11)と、洗浄液供給源に連通した洗浄液
    吐出口(12)と、洗浄液吐出口(12)を洗浄液供給
    ブレード(11)に沿って往復移動させる機構とから構
    成されている請求項1記載のグラビアロール洗浄装置。 3、洗浄液供給手段(1)が、グラビアロール(4)下
    部を浸す洗浄液供給皿(13)と、洗浄液供給皿(13
    )に洗浄液(5)を供給する洗浄液供給源とから構成さ
    れている請求項1記載のグラビアロール洗浄装置。 4、洗浄液除去手段(2)が、洗浄液除去プレート(2
    1)と、洗浄液除去プレート(21)によりかき落とさ
    れた洗浄液(5)を受ける洗浄液回収皿(22)と、洗
    浄液回収皿(22)にたまった洗浄液(5)を排出する
    機構とから構成されている請求項1記載のグラビアロー
    ル洗浄装置。 5、洗浄液除去手段(2)が、表面を軟らかい材料で覆
    ったグラビアロール(4)に接して回転する洗浄ロール
    (23)と、洗浄ロール(23)を回転させる駆動機構
    と、洗浄ロールによりかき落とされた洗浄液(5)を受
    ける洗浄液回収皿(22)と、洗浄液回収皿(22)に
    たまった洗浄液(5)を排出する機構とから構成されて
    いる請求項1記載のグラビアロール洗浄装置。 6、洗浄液供給皿(13)が、超音波発振器(131)
    ・撹拌プロペラ(132)・洗浄ロール(133)・洗
    浄ブレード(134)・ノズル(135)からなる群よ
    り選ばれた少なくとも一つの洗浄液撹拌装置を有するも
    のである請求項1記載のグラビアロール洗浄装置。
JP15179088A 1988-06-20 1988-06-20 グラビアロール洗浄装置 Pending JPH01317772A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5911175A (en) * 1996-02-24 1999-06-15 Man Roland Druckmaschinen Ag Method and device for cleaning a printing machine cylinder surface

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