JPH01316142A - ねじ部品供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ねじ締めを行うためのねじ供給において、特
にねじ部品供給装置に関するものである。

従来の技術 製品の軽薄短小化と共に、これらの製品を締結するねじ
も、精密小型化している。ねじの自動締結作業を行なう
ために、ねじ部品供給装置とじて一般に （１）分離整列されるかき上げ板を有するホッパーと、
ホッパーから出てきたねじを整列ストックさせる傾斜シ
ュートからなる装置、 （２）分離整列させる回転又は振動するホッパーとホッ
パーから出てきたねじを整列ストックさせる直進フィー
ダ及びエスケープからなる装置、等がある。以下図面を
参照しながら、上述した従来例（１）のかき上げ板を有
するホッパーと、傾斜シュートからなる装置の一例につ
いて説明する。第３図、第４図はねじ供給装置の概要を
示す図である。１は支点ビン３を中心にモータ２を駆動
源として揺動運動する半月板である。４はねじをストッ
クするホッパーである。６は半月板１によりかき上げら
れたねじを、正しい方向のみ通過させ、その他はホッパ
ー内にかき落すゲートである。７は正しい方向性を持つ
ねじを先端に送υ整列させるシュートであり、６はねじ
が上側に抜けるのを防止する上ガイドである１０以上の
ように構成されたねじ部品供給装置について、以下その
動作について説明する。まず半月板１がホッパー４内を
モータ２を駆動源に支点ピンを中心に揺動運動する。

前記半月板１の上部に凹溝を有しており、半月板１の揺
動時にねじをすくい上げると共に、ねじの脚部が凹溝に
入り姿勢が安定した状態でゲート６を通過しシュート７
及び上ガイド６に整列される。

半月板１ですくい上げた時、凹溝にねじの脚部が入らな
いねじは、半月板１上を流れていくが、ゲート５でホッ
パー内にかき落とされ、シュート７には整列されないよ
うになっている。

発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような構成のねじ部品供給装置では、ね
じ０脚径に比べ脚長さの短いものは、重心がねじ頭部１
１１１１Ｊにあるため、半月板１の凹溝にねじの脚部が
入シにくく、シュートγ上に分離整列されない。また、
ねじ０脚径の小さいものも、半月板１の凹溝に入りづら
い。あるいは、シュート７への乗シ移り部のスキマ調整
が困難なため分離整列が困難であるという問題点に加え
て、ねじの取出しの為、−個ずつ分離するエスケープ８
に至っても前記のねじ形状から起こる不安定な分離１生
能にならざるを得ないという課題を有していた。

本発明は、上記課題に鑑み、長尺状にねじ部品を所定間
隔でテーピングした、ねじ部品集合体を用いて、所定ピ
ッチで供給することによシ、安定したねじ部品供給装置
を提供するものである。

課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するために本発明のねじ部品供給装置は
、ねじ部品集合体を搬送する搬送路にねじ部品集合体下
面より飛び出したねじ脚部を逃がすための凹溝を設け、
ねじ取出し位置まで所定ピッチで供給されると共に、前
記凹溝底面が、取出し位置に向かって傾斜しねじ脚部を
下方よシ押し上げる構成とを備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、従来はねじのバランス
で整列分離していたものを、テーピング構造体にしたね
じ部品集合体から安定してピッチ送υ可能な搬送部と、
ねじ取出しを確実で容易にする送り部材を備えた供給装
置にすることにより、ねじのバランスの悪いものや、精
密小ねじなど、あらゆるねじ部品の安定供給が図れる。

実施例 以下本発明の一実施例のねじ部品供給装置について、図
面を参照しながら説明する。第１図は本発明の一実施例
におけるねじ部品供給装置の斜視図、第２図は同実施例
におけるテーピング搬送路の凹溝部拡大図である。第１
図において、９はねじ部品集合体、すなわちテーピング
であシ、リールの状態から、先端のエスケープ部８に伸
びている。１Ｑはテーピング搬送路で、第２図に示すよ
うにテーピング底部から飛び出したねじ脚部を逃がす凹
溝が設けられ、エスケープ部８に近づくにつれ底部が隆
起して滑らかな昇シ傾斜が設けられている。以上の様に
構成されたねじ部品供給装置について、以下第１図及び
第２図を用いてその動作を説明する。

長尺状にねじ部品を所定間隔でテーピングした、ねじ部
品集合体９は、リール状に巻かれて、本供給装置に取シ
付けられる。テーピング先頭部は本装置のテーピング搬
送路１０を経て、エスケープ部８に至シ、ここで−個ず
つ分離されてねじ部品１１は供給される。ねじ部品１１
はテーピング９に所定間隔で設けられた送シ用穴１２に
より所定ピッチで供給され、テーピング９底部より飛び
出したねじ脚部はテーピング搬送路１ｏに逃がし凹溝１
３が設けられている為、送りを阻害せず、また、エスケ
ープ部８手前から凹溝１３底部がゆるやかに隆起し、エ
スケープ部８に至るピッチ送りの間に次第にねじ脚部を
上方に押し上げる為、真空吸引等取出しが容易となり安
定した供給と分離取出しの信頼性向上が図られる。

以上のように本実施例によれば、ねじ０脚径に比べ脚長
さの短いねじや、膨径の小さいねしなどあらゆる種類の
ねじ部品に対して、安定したピッチ送りの供給と分離取
出しの高信頼性化が可能となる。

発明の効果 以上、本発明によると、ねじを安定して所定位置に供給
でき安定した取出しが可能となる。特にねじ０脚部の径
に比べ、脚長さの短いねじや、周径の小さいねじの供給
にテーピング構造体にしたねじ部品集合体は有効で、同
時に、容易にねじ部品の補充・交換に対応できることも
有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるねじ部品供給装置の
斜視図、第２図イは同要部斜視図、第２図口は回層拡大
断面図、第２図ハは動作原理図、第３図、第４図は従来
のねじ部品供給装置の側面図である。 １・・・・・・半月板、２・・・・・モータ、３・・・
・支点ビン、４・・・・・ホッパー、６・・・・・・ゲ
ート、６・・・・・・上ガイド、７・・・・・・シュー
ト、８・・・・・・エスケープ、９・・・・・・テーピ
ング、１０・・・・・・テーピング搬送路、１３・・・
・・・凹溝、１４・・・・・・傾斜底部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名０５
　　ｃｒ　、９ 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯状長尺材料に複数の凹部、凸部或いは切欠部を設け、
   かつこれらの凹部、凸部或いは切欠部にねじ部或いはね
   じ頭部を配したねじ部品集合体を、所定ピッチで供給す
   るねじ部品供給装置において、ねじ部品集合体を搬送可
   能な搬送路に、ねじ部品集合体下面より飛び出したねじ
   脚部を下方より押し上げるための昇り傾斜した底部を形
   成したことを特徴とするねじ部品供給装置。