JPH0131506Y2 - - Google Patents

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JPH0131506Y2
JPH0131506Y2 JP1982047223U JP4722382U JPH0131506Y2 JP H0131506 Y2 JPH0131506 Y2 JP H0131506Y2 JP 1982047223 U JP1982047223 U JP 1982047223U JP 4722382 U JP4722382 U JP 4722382U JP H0131506 Y2 JPH0131506 Y2 JP H0131506Y2
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JP
Japan
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layer
mount
resin
printing ink
protective film
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JP1982047223U
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JPS58151068U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヘルメツト、オートバイ用フユエルタ
ンク等の球面を用する被着体に図柄、マークなど
を転写するのに用いる球面体用転写紙に関する。
ヘルメツト、オートバイ用フユエルタンク等
は、1方向のみならず2方向に彎曲する球面を有
するため、従来の転写紙を用いて図柄を転写する
とき、転写紙が球面になじまず、一部に皺ができ
所望の図柄などを球面上に綺麗に転写することが
できないという欠点があつた。又転写した図柄の
耐久性を良くするために図柄の表面を保護するこ
とが望ましいが、図柄を被着体に転写後クリヤ塗
装によつてオーバーコートする方法ではその分手
間がかかり、能率が悪くなるという問題点を有し
ていた。
本考案は上記従来の欠点を是正することを目的
とし、図示する実施例に例示する如く、印刷イン
ク層、表面保護膜層を有する転写層部を台紙上に
剥離可能に担持させてなり、前記印刷インク層は
尿素樹脂を含む熱硬化性樹脂インクからなり、前
記表面保護膜層は耐熱性を有し、透明且つ柔軟な
材質の合成樹脂からなり、前記台紙は柔軟で圧縮
変形容易な発泡合成樹脂からなることを特徴とす
る。
以下本考案を図面に示す実施例に基づき具体的
に説明する。
第1図及び第2図に示す第1実施例は、台紙3
上に、水溶性エタノールなどからなる水溶性糊層
4を介して表面保護膜層5を形成し、この上に印
刷インク層1を印刷形成し、且つこの印刷インク
層1を被覆するように接着層6を印刷形成してい
る。更に接着層6上には、シリコン樹脂などを塗
布した離型紙7を積層している。
台紙3はポリウレタン、ポリスチレン、ポリエ
チレンなどの発泡樹脂を発泡させてフイルム状に
形成し、圧縮変形容易となるようにしている。こ
の台紙3は透明又は半透明に形成すると好適であ
る。
前記表面保護膜層5はアクリル、ポリエチレ
ン、ポリエステルなどの薄いフイルムを水溶性糊
層4上に貼着して構成することができる外、アク
リル、ポリエチレンなどのエタノールその他の溶
剤による溶液を塗着して構成することもできる。
この表面保護膜層5は熱硬化性及び耐熱性を有す
るように形成されると共に透明且つ柔軟に形成さ
れている。前記印刷インク層1は、例えばアクリ
ル樹脂(又はメラミン樹脂)85%、エポキシ樹脂
10%、尿素樹脂5%の混合物から構成され、低温
焼付に適するよう、熱硬化性及び耐熱性を有して
いる。前記接着層6は、エポキシ樹脂、ポリエス
テルなどの熱硬化性樹脂により形成される。
本実施例は、上述の如く、印刷インク層1、こ
れを挟む表面保護膜層5及び接着層6からなる転
写層部2を前記構成の台紙3に水溶性糊層4を介
して担持させ、且つ転写紙を界面活性剤を混入し
た水溶液中に浸漬することによつて前記台紙3を
転写層部2から剥離しうるように構成している。
第3図に示す第2実施例は、前記転写層部2に
接着層6を有しないように構成し、印刷インク層
1のベースとして、溶剤により半溶解又は軟化す
る熱硬化性樹脂のバインダーを使用し、印刷イン
ク層1を被着体Aに直接圧着できるように構成し
ている。この種の転写紙は、実公昭53−17842号
公報、実公昭55−10140号公報などにおいて明ら
かであるので、詳細な説明は省略する。
次に本考案の転写紙を用いてヘルメツトなどの
球面を有する被着体Aに、図柄、マークなどを転
写する方法の1例を上記第1実施例に基づき説明
する。
最初に離型紙7を剥取つた残りの部分を界面活
性剤を混入した水溶液中に10秒前後浸漬する。次
いで第2図に示す如く、被着体Aの所定箇所に接
着層6が接するようにして位置決めした後、台紙
3をへらなどでしごき転写層部2を圧着する。前
記水溶液により水溶性糊層4は溶解せしめられて
いるので、次の作業である台紙3を転写層部2よ
り引き剥がす作業は容易に行うことができる。こ
のようにして被着体A上に貼着された転写層部2
は、70℃〜130℃の温度で約20分間低温焼付けを
行うことにより、被着体Aに焼付けられる。
本考案は上述の如く、転写層部を剥離可能に担
持する台紙を柔軟で圧縮変形容易な発泡合成樹脂
で構成したので、ヘルメツトなど1方向のみなら
ず2方向に彎曲する球面を有する被着体に転写層
部及び台紙を圧着したとき、台紙がその発泡構造
による柔軟性に起因して、方向性なく被着体の球
面に沿つて変形する。この際この台紙に担持され
る印刷インク層は尿素樹脂を含んでいるのでイン
ク全体が軟らかくなり、且つ表面保護膜層も柔軟
な材質の合成樹脂で形成しているため、両者は
夫々その材質の柔軟性に起因して前記台紙と同じ
ように変形し、前記球面になじんで密着せしめら
れ、従来例の如き皺が生ずるということがない。
従つて本考案によれば、従来困難とされていたヘ
ルメツトなどの球面体上に所望の図柄、マークな
どをクリヤ塗装によつてオーバーコートする手間
を省いて簡単に、綺麗に転写することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図、第
2図はその使用状態を示す断面図、第3図は第3
実施例を示す断面図である。 1……印刷インク層、2……転写層部、3……
台紙、5……表面保護膜層。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 印刷インク層、表面保護膜層を有する転写層部
    を台紙上に剥離可能に担持させてなり、 前記印刷インク層は尿素樹脂を含む熱硬化性樹
    脂インクからなり、前記表面保護膜層は耐熱性を
    有し、透明且つ柔軟な材質の合成樹脂からなり、
    前記台紙は柔軟で圧縮変形容易な発泡合成樹脂か
    らなる ことを特徴とする球面体用転写紙。
JP4722382U 1982-03-31 1982-03-31 球面体用転写紙 Granted JPS58151068U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4722382U JPS58151068U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 球面体用転写紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4722382U JPS58151068U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 球面体用転写紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58151068U JPS58151068U (ja) 1983-10-11
JPH0131506Y2 true JPH0131506Y2 (ja) 1989-09-27

Family

ID=30058191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4722382U Granted JPS58151068U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 球面体用転写紙

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JP (1) JPS58151068U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5359516A (en) * 1976-11-05 1978-05-29 Kuramoto Sangiyou Kk Method of forming pictures and patterns by adhesive transcription

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5359516A (en) * 1976-11-05 1978-05-29 Kuramoto Sangiyou Kk Method of forming pictures and patterns by adhesive transcription

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Publication number Publication date
JPS58151068U (ja) 1983-10-11

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