JPH01314185A - プリンタ用リボンカセット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、多数回使用型のプリンタ用リボンカセットに
係わり、特４こ繰返し多数回使用した際ルこその回数を
リボンカセットに表示させる新規なリボンカセットに関
する。

（ロ）従来の技術 一般に熱転写タイプのサーマルプリンタは、カセット内
に収納した一対のリールに熱転写リボンを巻回してあり
、これを一方向に向って走行させ、所定の印字を終了さ
せ、−回の使用で該熱転写リボンを廃棄するものが多か
った。

ところがこれではワードプロセッサ等に多く用いられて
いる熱転写プリンタで、リボンカセットの消費が多くな
り、このために同ワードプロセッサ自体は安価になった
ものの、リボンカセット化が高価になる欠点があった。

そこで近年−回の使用ではなく、多数回使用可能な熱転
写リボンが、例えば特開昭６１−８３０９５号又は特開
昭６２−１８４８８４号に提案されている。この熱転写
リボンは少くとも２〜３回は繰返しの使用に耐えるので
、リボンカセットを裏返しにして使用するか、又はプリ
ンタ側にて逆方向回転にて即ち巻戻しを行い、改めてリ
ボンカセットの最初の部分から再使用する方式が多く採
用きれ始めた。

（Ａ）発明が解決しようとする課題 本発明は、前述の従来例で多数回使用した場合に、その
使用回数が全く分らないので、実際にかなりの文字、記
号等を印字してみて初めて、まだ使用できる又はもうリ
ボンカセットを交換しなければならない等、判断しなく
てはならない欠点があった。そこで本発明は予め３回使
用したら新しいリボンカセットに交換した方が良いと経
験的に分っているとき、使用者が、そのリボンカセット
に使用回数を表示手段によって表示させ、この場合３回
で最後として新しいリボンカセットを使用するように使
用者に報知させることを可能とする新規な構成のリボン
カセットを提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、ベースフィルム上に熱溶融性素材が設けられ
た多数回使用熱転写リボンを巻回された一対のリールと
、前記一対のリールが収納きれるカセットより成るリボ
ンカセットをサーマルプリンタに装着後サーマルヘッド
にて印字用紙に所定の印字を行うプリンタ用リボンカセ
ットにおいて、前記カセットに使用回数を表示する表示
手段を設けた構成である。

（＊）作用 本発明のプリンタ用リボンカセットでは、サーマルプリ
ンタにて印字用紙に所定印字を行う際に前記リボンカセ
ットの使用回数を表示手段により表示される。

発明の一実施例を示す要部斜視図、第２図は第１図の実
施例に用いるリボンカセットの一部欠截斜視図、第３図
は第２図のリボンカセットの要部正面拡大図、第４図は
本発明の他の実施例を示す要部斜視図、第５図は本発明
の他の実施例を示す要部正面図、°第６図は本発明の他
の実施例の要部断面図を示す。

図面において、（１）はプラテンローラ（２）、キャリ
ッジ（３）、サーマルヘッド（４＞、カセットリール回
転軸（５）、キャリッジガイド（６）を備えたサーマル
プリンタ、（７）は熱溶融性素材が塗布又はその他の方
法で設けられた多数回使用熱転写リボン（８）、リール
＜９）（１０）、回転体（１１）及び函体（１２）より
成るリボンカセット、（１３）は印字用紙、（１４）は
回転体の切欠を示す。

次に第１図〜第３図に示す一実施例について説明すると
、プラテン（２）に巻回された印字用紙（１３）に対し
、サーマルヘッド（４）によって所定の位置に印字する
。

この場合リボンカセット（７）は終端まで一方向に巻取
り使用され、前記終端に達したときには使用者が前記リ
ボンカセット（７）を反転即ち裏返しにして使用する。

従って例えば該リボンカセット（７）の一方をＡ面、能
吏をＢ面としておくと、Ａ面〜Ｂ面に反転させて使用す
ることになる。前記リボンカセット（７）を新品の状態
で、Ａ面で使用し始めるときに表示用の回転体（１１）
の切欠（１４）を第３図に示すように１１」にセットし
ておく。

前記リボンカセット（７）のＡ面側が終了してリール（
１０）側に熱転写リボン（８）が巻取られたときには、
前記リボンカセット（７）を反転させて、Ｂ面側を使用
する。このときに前記回転体（１１）の切欠部（１４）
を使用者によって「１」から「２．に回転歩進させる。

前記リボンカセット（７）を連続使用する場合、順次表
示手段の回転体（１１）の切欠部（１４）を回転させて
表示をｒ２．からｒ３．、′″３」から１４」、に歩進
させる。ここで前記リボンカセット（７）の繰返し使用
が４回まで耐え得る場合には「４」の表示で使用した後
は、新品と交換する。

前記繰返し使用の回数は、特に熱転写リボン（４）の素
材によって異なる場合があり、使用者は予め新品でセッ
トしたリボンカセットの繰返し使用回数を４回又は５回
と決めて、その時点で新品と交換することにしておくと
、前記使用回数の限界が「４」のとき前述の例でＡ４Ｂ
４Ａ４Ｂの各面側で使用によって終了させる。

なお前記リボンカセット（７）内のリボン（４）を交換
して使用するタイプでは、該リボン（４）を交換する毎
に表示手段の回転体（１１）の切欠部（１４）を「１」
にセットし直して、前述の記載の通り反転するときに順
次歩進させる。

前記実施例で第１〜第３図において表示手段として回転
体（１１）の切欠（１４）からリボンカセット（１）の
函体（１２）に設けた数字「１〜４」のいずれかを使用
者が見えるようになした構成であるが、第４図はスライ
ド構造でカセット（１２）のスライド溝（１５）に対し
てスライド片（１６）を取付け、指針としての矢印によ
りカセット（１２）側に設けた数字′１〜５」を指示す
る例を示す。

又第５図は、カセット（１２）に指針（１７）を設け、
表示用の数字１１〜５」を回転子（１８）に設けた例を
示す。

前述の本発明の実施例のいずれの場合も、リボンカセッ
ト（７）内のりボン〈４）を複数回使用するとき、幅広
のリボンを収納したものでは、一方向側では半分、反対
方向側では残りの半分を使用するので、表示手段による
回数表示は一往復を１回（反転１回）としてカウントし
ておけば、通常幅のリボンを用いたケースと同等となる
。

なお本発明は前記表示手段として、第１図〜第３図及び
第５図の実施例のように回転式又は、第４図に示すよう
にスライド式のいずれでも良く、更に使用回数の表示の
ために数字又は記号をリボンカセット側か表示体側のい
ずれか一方に設けて、指標は他方に設ければ良い。

次に第６図〜第８図に示す実施例について説明すると、
前述のように所定の印字用紙に対して、サーマルヘッド
（４）により印字を行い、熱転写リボン（８）が終端に
達したとき、プリンタ本体の制御回路は印字停止用の制
御信号を出力し、該プリンタ本体は印字動作を停止し、
操作者がリボンカセット（７）を取出して反転させると
、例えば使用回数が「１」となっていた場合前記反転に
より使用回数は「１」から「２」に表示が変る。

これは突片（１９）は孔（２０）を通して挿入され表示
用回転板（２１）の段部（２２）を押圧するので、図示
の場合は表示用回転板（２１）が約１２０°回転して第
６図及び第７図に示したカセット（１２）の窓部（２０
）から使用回数としての数字１″１」の次のｒ２」を表
示することになる。

同様に前記リボンカセット（７）を反転させて使用する
と表示用回転板（２１）は更に回転して「２」からｒ３
．に変り、前記窓部（２０）から使用回数としての「３
」を表示する。

従って第６〜第８図の実施例によれば、リボンカセット
を反転させる度に、ｒｌ」→「２」→「３」と自動的に
表示用の数字は歩進され、使用者は随時現在装着されて
いるリボンカセットの使用回数が分る利点が得られる。

なお前述と同様に自動的に表示を変更する場合、リボン
カセットの反転を電気的に検知してプリンタ本体側に表
示機構を設けても良い。

（ト）発明の効果 本発明によれば、従来のように多数回使用型の熱転写リ
ボンを備えるリボンカセットをサーマルプリンタに用い
て、終端に達する毎に裏返しする場合に、一方向又は二
方向毎にリボンカセットの使用回数としてカウント表示
を行うことが可能となり、従来のように一対のリールに
巻回したリボンの繰返し使用する場合その使用回数が分
らなかったのに対して、例えば反転させる毎に歩進する
構造を有する表示手段を設けであるので、使用者は現在
使用しているリボンカセットが何回目かを知ることがで
き、印字してみるか、又は使用回数を記入したラベルを
貼り付けるかしなくても、簡単に現在使用しているリボ
ンカセットの使用回数が何回目かを知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部斜視図、第２図は
第１図の実施例に用いるリボンカセットの一部欠截斜視
図、第３図は第２図のリボンカセットの要部正面拡大図
、第４図及び第５図は各々本発明の他の実施例を示す要
部斜視図及び要部正面図、第６図〜第７図は各々本発明
の他の実施例で第６図は要部断面図、第７図は第６図の
実施例に用いるリボンカセットの斜視図、第８図は第７
図のリボンカセットに用いる回転子の斜視図を示す。　
　　　゛ （１）・・・サーマルプリンタ、（２）・・・プラテン
ローラ、（３）・・・キャリッジ、（４）・・・サーマ
ルヘッド、　　（７）・・・リボンカセット、　（８）
・・・熱転写リボン、　　（１１）・・・回転体、　（
１６）・・・スライド片、　（１７）・・・指針、　（
１８）・・・回転子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ベースフィルム上に熱溶融性素材が設けられた多数
   回使用熱転写リボンを巻回した一対のリールと、前記一
   対のリールが収納されるカセットより成るリボンカセッ
   トをサーマルプリンタに装着後サーマルヘッドにて印字
   用紙に所定の印字を行うプリンタ用リボンカセットにお
   いて、前記カセットに使用回数を表示する表示手段を設
   けたことを特徴とするプリンタ用リボンカセット。