JPH0131378Y2 - - Google Patents

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JPH0131378Y2
JPH0131378Y2 JP15831585U JP15831585U JPH0131378Y2 JP H0131378 Y2 JPH0131378 Y2 JP H0131378Y2 JP 15831585 U JP15831585 U JP 15831585U JP 15831585 U JP15831585 U JP 15831585U JP H0131378 Y2 JPH0131378 Y2 JP H0131378Y2
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upper blade
movable upper
blade
fluid pressure
cut
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主としてブリキ板、アルミニユウ
ム板、薄鋼板、小径金属パイプ、あるいは金属線
材などを所要の厚さに積み合ねて所定寸法に切断
する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種切断装置としては、立設された一
対の支柱間に所要長の可動上刃と固定下刃とをス
リ合せ自在に配設し、そのセン断作用により金属
製廃材を切断するものが知られている。そして、
上記可動上刃は、その中央上面に1対の大型流体
圧シリンダを連結し、該流体圧シリンダでもつて
上下に可動するものとされていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来装置における可動上刃
は、1個の大型流体圧シリンダを連結して上下に
作動するものとされているから、可動上刃は上下
にのみしか可動することができず、しかも、可動
上刃には常にその全長にわたつて均一の押圧力し
かかけることができないものであり、硬さの異な
る種々の金属製廃材を積み重ねて切断するさいに
は可動上刃が硬度の大な廃材に引つかかり易く、
スムーズな切断が非常にしずらいものであつた。
また、大型の流体圧シリンダを使用するものであ
るから、動力費が大となるのみならず、装置が大
型化する欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、従来の問題点を一挙に解決しよう
とするもので、可動上刃6はその一端部に流体圧
シリンダ12が連結されると共に、同他端部には
支柱3を固定節とするリンク機構14を介して流
体圧シリンダ13が連結せられ、2個の流体圧シ
リンダ12,13でもつて可動するものとされて
いる。
〔作用〕
可動上刃6の一端部には直接流体圧シリンダ1
2を、同他端部にはリンク機構14を介して流体
圧シリンダ13を各々協動して作用せしめ、可動
上刃6の上下動、並びに傾斜角度を自由に変え
る。そして、可動上刃6の両端部をそれぞれ、あ
る時は支点として、ある時は力点として自由に調
整し、金属製廃材22を迅速、かつ、確実に切断
する。
〔実施例〕
以下に、この考案を図面に示す1実施例につい
て説明する。
1は所要の幅と長さをもつた直方体状の基台、
2は該基台1の4隅に対向して立設され溝形鋼製
支柱3より構成せられてなる枠体、4は該枠体2
を構成する一対の前部支柱3間に位置して基台1
の前端部上縁に水平配設された固定下刃、5は該
固定下刃4の両端部に垂直に取付けられた一対の
可動上刃用ガイド片で、該ガイド片5の前面は急
斜面状されると共に、その基端部は固定下刃4の
刃先面に一致するものとされている。6は上記固
定下刃4の上方に位置して該固定下刃4にスリ合
せ自在に配設された可動上刃、7は前部支柱3の
対応する溝に沿つて摺動自在とされた断面下向き
コ字形状の取り付けケース、8は該取り付けケー
ス7内の上端部に軸9を介して摺動自在に取り付
けられた断面略逆T字型状の取り付け具で、該取
り付け具8の下端一側部には前記可動上刃6が、
同他側部には脱出防止用のストツパー10が各々
取り付けられると共に、取り付けケース7の内側
面との間には板バネなどの付勢部材11が介装せ
られており、常時可動上刃6を固定刃4とのスリ
合せ方向に付勢するものとされている(第3図参
照)。12は上記取り付けケース7の一端部上面
に連結された第1油圧シリンダ、13は同取り付
けケース7の他端部にリンク機構14を介して取
り付けられた第2油圧シリンダで、上記リンク機
構14は固定節を支柱3としてクランク15の先
部に第2油圧シリンダ13が連結され、連結節1
6の先部に取り付けケース7が軸着されてなり第
2油圧シリンダ13の作動により取付けケース7
が支柱3の溝に沿つて摺動するものとされてい
る。17は前記枠体2の中間に一対のガイドレー
ル18を介して上下動自在に配設された被切断物
の押え具で、該押え具17は第3油圧シリンダ1
9により水平方向に摺動自在とされたスライダ2
0に連結バー21を介して連結されており、第3
油圧シリンダ19を作動せしめることによりスラ
イダ20を動し、連結バー21を介して上下動せ
しめるものとされている。その他、22は被切断
物を示す。
なお、図面は省略したが、前記基台1の後端部
に被切断物22の搬送コンベアを接続し、被切断
物22を上記基台1に送りこむようにしてもよ
い。
次にこの考案に係る装置の作用について説明す
る。
まず、被切断物22を固定下刃4上に送りこ
み、第3油圧シリンダ19を作動せしめる。する
と、スライダ20は次第に摺動し、連結バー21
を介して押え具17を下降せしめ、押え具17で
もつて被切断物22をしつかりと押え保持する。
しかるのち、第1及び第2油圧シリンダ12,1
3を各々作用せしめ、第4図Aに示すように可動
上刃6を傾斜斜せしめた状態で押圧下降せしめ
る。このさい、可動上刃6は取り付け具8が付勢
部材11でもつてスリ合せ方向に付勢されている
ため、可動上刃6の刃先は固定下刃4の刃先の鉛
直線上より若干外方に位置する。さらに、可動上
刃6を下降せしめると、可動上刃6の刃先がガイ
ド片5の傾斜面に当接し、傾斜面に沿つてガイド
されつつ付勢部材11に抗してスリ合せ方向に可
動しつつ切断を開始する。そして、可動上刃6の
一端部が下死点に達すると第1油圧シリンダ12
の作動が停止し、他方、可動上刃6の一端部を支
点して更に第2油圧シリンダ13を作動せしめて
未切断部を切断する(第4図B,C参照)。この
さい、第2油圧シリンダ13はリンク機構14を
介して可動上刃6を押圧降下せしめるため、テコ
作用により少ない押圧力でもつて切断を行うこと
ができる。
なお、被切断物22中に硬度の大な廃材が混入
し、一度で切断することができない場合には、第
1及び第2油圧シリンダ12,13を交互に作動
せしめつつ、可動上刃6の両端部を支点、及び力
点とし、可動上刃6の傾斜を自在に行つて被切断
物22を切断するとよい。被切断22の切断が終
ると、第1及び第2油圧シリンダ12,13を作
動せしめて可動上刃6を上昇せしめ、原状に復帰
せしめる。このさい、押え具17は被切断物22
を押圧した状態にある。そして、可動上刃6が上
昇を開始し、かつ、被切断物22の固定下刃4へ
の送りこみが開始する前に第3油圧シリンダ19
を作動せしめてその押圧を解く。
以下、同様に、第1ないし第3油圧シリンダ1
2,13,19を作動せしめて可動上刃6と押え
具17とを上下動せしめ、押え具17でもつて被
切断物22を押え保持せしめつつ、可動上刃6を
固定下刃4にスリ合せることにより順次被切断物
22を切断する。
なお、上記実施例に示された第1ないし第3圧
シリンダ12,13,19の代りにエアシリンダ
などの流体圧シリンダを使用してもよい。
〔考案の効果〕
この考案によれば以上の次第で、可動上刃6は
その一端部に流体圧シリンダ12が連結されると
共に、同他端部には支柱3を固定節とするリンク
機構14を介して流体圧シリンダ13が各々連結
されているから、可動上刃6の一端部には直接流
体圧シリンダ12を作用せしめ、同他端部にはリ
ンク機構14を介して流体圧シリンダ13を作用
せしめ、可動上刃6の上下動、並びに傾斜角度を
自由に変ることができるものであつて、可動上刃
6の両端部をそれぞれ、ある時は支点として、あ
る時は力点として自由に調整することができ、被
切断物22の切断を迅速、かつ、確実に、しかも
スムーズに行うことができる。しかも、流体圧シ
リンダ13は支柱3を固定節とするリンク機構1
4を介して可動上刃6を作動するものとされてい
るから、テコ作用により少ない押圧力でもつて可
動上刃6の他端を可動せしめることができる。さ
らに、2個の流体圧シリンダ12,13でもつて
可動上刃6を可動せしめるものであるから、1個
の大型流体圧シリンダにより一度で切断する従来
装置に比して、少ない動力でもつて切断作業を行
うことができるのみならず、装置をコンパクト化
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は考案の1実施例を示すもので、第1図は
一部を切り欠いた正面図、第2図は一部を切り欠
いた正面図、第3図は可動上刃6と固定下刃4と
のスリ合せ状態を示めす拡大縦断面図、第4図は
可動上刃6の作動状態を示めす拡大正面図であ
る。 3……支柱、4……固定下刃、6……可動上
刃、12……第1油圧シリンダ、13……第2油
圧シリンダ、14……リンク機構、22……被切
断物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 立設された一対の支柱3間に所要長の可動上刃
    6と固定下刃4とがスリ合せ自在に配設されてな
    る金属製廃材などの切断装置において、上記可動
    上刃6はその一端部に流体圧シリンダ12が連結
    されると共に、同他端部には支柱3を固定節とす
    るリンク機構14を介して流体圧シリンダ13が
    連結されてなり、可動上刃6は2個の流体圧シリ
    ンダ12,13でもつて可動するものとされてな
    ることを特徴とする金属製廃材などの切断装置。
JP15831585U 1985-10-15 1985-10-15 Expired JPH0131378Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15831585U JPH0131378Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15831585U JPH0131378Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6265119U JPS6265119U (ja) 1987-04-22
JPH0131378Y2 true JPH0131378Y2 (ja) 1989-09-26

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ID=31081688

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JP15831585U Expired JPH0131378Y2 (ja) 1985-10-15 1985-10-15

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JPS6265119U (ja) 1987-04-22

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