JPH0131319Y2 - - Google Patents

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JPH0131319Y2
JPH0131319Y2 JP3347686U JP3347686U JPH0131319Y2 JP H0131319 Y2 JPH0131319 Y2 JP H0131319Y2 JP 3347686 U JP3347686 U JP 3347686U JP 3347686 U JP3347686 U JP 3347686U JP H0131319 Y2 JPH0131319 Y2 JP H0131319Y2
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blade
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  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、粉砕機における導通検出装置に関
し、固定刃と回転刃との直接的な接触、或いは被
粉砕物内の金属混入を検出できるようにしたもの
である。
〈従来の技術〉 被粉砕物、例えばプラスチツク、ゴム、木材、
紙等の排棄物を細かく粉砕する粉砕機は、粉砕機
本体の粉砕室内に固定刃と回転刃とを備え、これ
ら固定刃と回転刃との協働作用によつて被粉砕物
を剪断するように構成されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 この種の粉砕機では、固定刃と回転刃とは所定
のクリアランスに保たなければならず、取付ボル
トの弛み等で固定刃と回転刃とが直接接触すると
十分な粉砕ができないばかりか、固定刃又は回転
刃の損傷の原因となる。
また、被粉砕物の中に金属が混入すれば、その
量が増えた場合には、刃の損傷の原因になる。
従つて、このような刃相互の接触、或いは金属
の混入は早期に検出する必要があるが、従来は適
当な対策が講じられておらず、検出することがで
きなかつた。
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ことを目的として提案されたものである。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、固定刃と回転刃とを電気的に絶縁状
態にしておき、刃相互の接触、或いは金属の混入
を電気的に検出するものであり、そのための具体
的手段として、粉砕室内に固定刃と回転刃とを備
えた粉砕機において、固定刃と回転刃とを電気的
に絶縁し、これら固定刃と回転刃との電気的導通
を検出する検出手段を設けたものである。
〈作用〉 主軸11を回転させて粉砕する際には、常時監
視状態としておく。粉砕作業中に固定刃7と回転
刃9とが直接接触し、又は被粉砕物中に金属の混
入があれば、固定刃7と回転刃9との間が電気的
に導通し、検出手段27が働いて、導通状態にあ
ることを自動的に検出する。
〈実施例〉 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第3図及び第4図において、1は粉砕機本体
で、上部本体2と下部本体3とを上下に接合して
成る。上部本体2には投入口4、下部本体3には
排出口5が夫々形成され、またその投入口4と排
出口5との間が粉砕室6とされている。7は固定
刃で、粉砕室6の外周部に周方向に複数個(例え
ば2個)あり、その各々は刃先が粉砕室6内に突
出するようにして、上部本体2に取付ボルト8に
より固定されている。9は回転刃で、粉砕室6内
に軸架された主軸11の刃取付部12に取付ボル
ト13によつて取付けられており、この回転刃1
2は周方向に複数個(例えば3個)ある。
主軸11の両端は、ボール軸受14、軸受ケー
ス15を介して粉砕機本体1に回転自在に支持さ
れ、また軸受ケース15の外側には軸受カバー1
6が嵌着し固定されている。なお、ボール軸受1
4の内輪14a側は、第1図の如く主軸11の段
部11aと主軸11に螺合されたナツト17との
間に固定されている。主軸11の一端にはこれを
回転駆動すためのプーリー18取付けられてい
る。19は粉砕室6の下側に設けられたスクリー
ンである。
20は接触子保持体で、第1図に示すようにプ
ーリー18と反対側の軸受カバー16に、主軸1
1と同一軸心上に位置すべく外方側から螺着され
ている。この保持体20はベークライトその他の
絶縁体から構成されており、この保持体20内に
はピン状の接触子21と、接触子21を主軸11
側に付勢するバネ22とが内蔵され、また保持体
20の外端開口側には盲プラグ23が螺合されて
いる。接触子21には、第2図に示すように内端
に円錐部24aを有する細径部24が形成されて
いる。細径部24には主軸11に形成された孔部
25に回転自在に内嵌され、また円錐部23が孔
部25の底側に形成された円錐底部26に略先端
部分で接触するようになつている。
接触子21、バネ22、盲プラグ23等は導電
体によつて構成され、これらは主軸11を介して
回転刃9に電気的に接触されている。一方、固定
刃7と回転刃9との間は、主軸11の回転時に、
ボール軸受14の表面に生じる油膜によつて電気
的に絶縁されるようになつている。27は固定刃
7と回転刃9との電気的導通を検出する検出手段
で、粉砕機本体1側と盲プラグ23側との間に介
装されている。即ち、検出手段27は、粉砕機本
体1側の軸受ケース15及び上部本体2を介して
固定刃7に接続されると共に、盲プラグ23、バ
ネ22、接触子21及び主軸11を介して回転刃
9に接続されている。この検出手段27は第5図
に示すように比較器28、波形整形器29、積分
器30、刃接触判別用の比較器31、金属混入判
別用の比較器32から構成され、またその各判別
用の比較器31,32は出力リレー33,34に
接続されている。
上記構成において、被粉砕物を粉砕する際には
主軸11を一定以上の回転数で回転させ、固定刃
7と回転刃9との協働作用により被粉砕物を剪断
し粉砕する。
主軸11が停止又は低回転数の時には、ボール
軸受14に油膜が破れた状態にあるが、粉砕時の
回転数まで上昇すると、ボール軸受14の表面に
油膜が形成され、固定刃7と回転刃9との間が絶
縁状態となる。そこで、固定刃7と回転刃9が直
接接触するか、又は金属が混入すると、固定刃7
と回転刃9とが電気的に導通し、その電気信号が
接触子21等を介して検出手段27の比較器28
へと送られる。
比較器28には所定の閾値が設定されており、
主軸11が低回転でボール軸受14の金属接触等
で不完全な導通状態にある時には、入力信号が閾
値以下であるため、比較器28は信号を出力しな
い。そして、刃接触又は金属混入が生じると、完
全な導通状態となるため、比較器28が第6図に
示すような幅の狭まい信号Aを出力するので、波
形整形器29が所定パルス幅のパルス信号Bを発
生する。即ち、信号Aはその時間幅がまちまちで
あり、そのままでは後段の積分器30の出力が入
力信号の数と比例しなくなるので、信号Aの立上
がり又は立下がりを取つて一定時間Tだけパルス
信号Bを発生する。なお、この波形整形器29と
してはワンシヨツトマルチバイブレータ等が使用
されている。
積分器30はパルス信号Bを積分して電圧信号
に変換する。この場合、固定刃7と回転刃9との
接触時には周期的に導通し、また金属混入時には
不規則に導通し周波数も異なるので、積分器30
の出力電圧も異なる。そして、刃の接触による導
通であれば、比較器31が働き、出力リレー33
が作動して、刃の接触状態にあることを所要部位
に出力する。また金属混入であれば、比較器32
が働き、出力リレー34が作動して金属が混入し
ていることを所要部位に出力する。従つて、常時
監視しておけば、刃相互の導通を自動的に検出で
きると共に、その導通が刃の接触と金属混入との
何れによつて生じたものかも判別できる。なお、
比較器31,32には判別の基準となる閾値が
夫々設定されている。
なお、出力リレー33,34の信号は、警報
器、停止装置等、その後の処置に適した部位に送
れば良い。
実施例では、接触子21を主軸11の端部側に
同一軸心上に設けたものを例示したが、主軸11
の軸端外周に接触子21を摺接させるようにして
も良い。
また検出手段27は、目視で判断する場合に
は、ランプ、電流計のようなものでも良い。
〈考案の効果〉 本考案によれば、固定刃と回転刃とが導通した
時には検出手段が働き、従つて、刃の直接的な接
触、或いは金属の混入等による粉砕機の損傷を未
然に防止する上で非常に効果的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は検出
部の構成図、第2図は第1図の要部拡大図、第3
図は粉砕機の断面正面図、第4図は同断面側面
図、第5図は検出手段のブロツク図、第6図は電
気信号の波形図である。 1……粉砕機本体、6……粉砕室、7……固定
刃、9……回転刃、11……主軸、14……ボー
ル軸受、16……軸受カバー、21……接触子、
27……検出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 粉砕室内に固定刃と回転刃とを備えた粉砕機に
    おいて、固定刃と回転刃とを電気的に絶縁し、こ
    れら固定刃と回転刃との電気的導通を検出する検
    出手段を設けたことを特徴とする粉砕機における
    導通検出装置。
JP3347686U 1986-03-07 1986-03-07 Expired JPH0131319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3347686U JPH0131319Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3347686U JPH0131319Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62144552U JPS62144552U (ja) 1987-09-11
JPH0131319Y2 true JPH0131319Y2 (ja) 1989-09-26

Family

ID=30841119

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3347686U Expired JPH0131319Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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FR2855986B1 (fr) * 2003-06-16 2005-11-18 Bdd Gestion Appareil de broyage de pieces non metalliques
US7533835B2 (en) * 2006-02-07 2009-05-19 Emerson Electric Co. Food waste disposer with foreign object detector

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JPS62144552U (ja) 1987-09-11

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