JPH01312679A - 光学式文字読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、帳票の読み取り処理を迅速に行うことが可能
な光学式文字読取装置に関するものである。

（従来の技術） 第２図は従来の光学式文字読取装置の一例を示す外観図
で、第３図は従来例の構成概略図である。

図において、１は光学式文字読取装置（以下、ＯＣＲ装
置と称す）本体で、その内部に、読み取らせる帳票をセ
ットしておくホッパ部２から読み取りの終了した帳票を
蓄積しておくスタッカまで、帳票を搬送する搬送部２０
と、帳票に書かれた文字をパターンデータに変換する光
電変換部３ｏと、前記パターンデータを格納するための
イメージメモリ３５と、該イメージメモリ３５に格納さ
れたパターンデータが認識可能であるか否がを判定する
認識部４０と、該認識部４０の判定の結果に基づき前記
光電変換部３０と認識部４０と搬送部２０の駆動制御を
行う制御部５０とを備えている。

前記搬送部２０は、帳票を搬送すると共に前記認識可否
判定の結果が出されるまで帳票を待機させておく搬送路
２０ａに沿って順次配設されているホッパ部２と、アラ
イナ部３と、ローラ４ｇ。

４ｂ、４ｃと、該ローラ４ａ、４ｂ、４ｃを回転させる
ための駆動モータ５と、走行センサ６と、帳票の排出先
を選択するためのブレード７と、排出用ローラ８ａ、８
ｂと、該排出用ローラ８ａ。

８ｂを回転させるための排出用モータ９とアクセプトス
タッカ１０及びリジェクトスタッカ１１等からなってい
る。

前記ホッパ部２は読み取らせる帳票をセットする部分で
あり、制御部５０の制御によりセットされている帳票が
１枚ずつ繰り出されるようになっている。前記アライナ
部は帳票のずれや曲り等を修正するためのものである。

また、前記走行センサ６は、帳票が該走行センサ６の位
置に到達したことを制御部５０が検知するためのもので
ある。

かかるＯＣＲ装置によれば、前記制御部５０により前記
搬送部２０が駆動され、前記ホッパ部２から繰り出され
た帳票は前記アライナ部を経た後、前記光電変換部３０
に達する。該光電変換部３０で光電変換処理が行われ、
帳票に書かれた文字はパターンデータに変換されて、前
記イメージメモリ３５に格納される。前記光電変換処理
が終了し、帳票が前記走行センサ６の位置まで搬送され
たときに、制御部５０により搬送部２０の駆動が停止さ
れる。この後、前記制御部５０が、前記イメージメモリ
３５に格納されたパターンデータの認識可否判定の結果
を認識部４０から受けたときに、搬送部２０の駆動が開
始される。また、これと同時に次の帳票の光電変換処理
が開始される。前記認識可否判定の結果、パターンデー
タが認識不可能と判定された帳票は、ブレード９が駆動
され、リジェクトスタッカ１１が排出先として選択され
て排出される。また、前記認識可否判定の結果、パター
ンデータが認識可能と判定された帳票は、アクセプトス
タッカ１０が排出先として選択されて排出される。

また、認識可否判定が終了したパターンデータは認識部
４０から制御部５０に送られて処理され、該パターンデ
ータが格納されていたイメージメモリ３５は初期化され
る。この後、該イメージメモリ３５に次の帳票のパター
ンデータが格納される。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来の０ＣＲｖｃ置では、認識部４０に
おいてパターンデータの認識可否の判定の結果が出され
るまで、イメージメモリにはパターンデータが格納され
ており、且つ搬送部の駆動を停止しているので、次の帳
票の光電変換処理を開始することができないため、帳票
の読み取り処理時間を短縮することができないという問
題点があった。

本発明の目的は上記問題点に鑑み、パターンデータの認
識可否の判定を行っている間に次の帳票の光電変換処理
を行うことにより、帳票の読み取り処理時間を短縮する
ことが可能なＯＣＲ装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成するために、搬送される帳票
上の文字等の読取対象情報をパターンデータに変換する
光電変換部と、前記パターンデータを格納するメモリと
、該メモリに格納されたパターンデータの認識可否判定
を行う認識部と、前記帳票を搬送すると共に前記認識可
否判定の結果が出されるまで帳票を待機させておく搬送
路を有する搬送部と、前記光電変換部と前記認識部と前
記搬送部の駆動ａｉｑ御を行う制御部とを備えた光学式
文字読取装置において、前記搬送路を複数設けると共に
、前記メモリを少なくとも該搬送路の数に相当する枚数
の帳票のパターンデータを格納可能な容量となし、前記
認識部で一の帳票の前記認識可否判定を行っている間も
前記複数の搬送路の各々を独立して駆動又は停止すると
共に、他の帳票を前記光電変換部で光電変換処理し、パ
ターンデータを前記メモリの中の未使用メモリに格納す
る制御手段とを設けた。

（作　用） 本発明によれば、複数の搬送路により、光電変換処理を
終了した帳票の複数枚を、該帳票のパターンデータの認
識可否判定の結果が出されるまで待機させる。また、制
御手段により認識部で前記認識可否判定がなされている
間も前記複数の搬送路が各々独立して駆動又は停止され
ると共に、他の帳票の光電変換処理がなされ、パターン
データが前記メモリの中の未使用メモリに格納される。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の構成概略図である。

図において従来例と同一構成部分は同一符号をもって表
わす。即ち１は光学式文字読取装置（以下、ＯＣＲ装置
と称す）本体で、その内部に読み取らせる帳票をセット
しておくホッパ部２から読み取りの終了した帳票を蓄積
しておくためのアクセプトスタッカ１０及びリジェクト
スタッカ１１まで帳票を搬送する搬送部２０と、帳票に
書かれた文字をパターンデータに変換する光電変換部３
０と、前記パターンデータを格納するための第１のイメ
ージメモリ３６と第２のイメージメモリ３７と、該第１
のイメージメモリ３６又は第２のイメージメモリ３７に
格納されたパターンデータが認識可能であるか否かを判
定する認識部４０と、前記搬送部２０と光電変換部３０
と認識部４０とを制御する制御部５０とを備えている。

前記第１のイメージメモリ３６及び第２のイメージメモ
リ３７はそれぞれ帳票１枚分の文字に相当するパターン
データを格納することが可能な容量を備えたものである
。

前記光電変換部３０から出力されるパターンデータは制
御部５０の選択により前記第１のイメージメモリ３６又
は第２のイメージメモリ３７に格納される。また、前記
第１のイメージメモリ３６及び第２のイメージメモリ３
７に格納されたパターンデータは認識部４０により読み
出すことが可能であり、更に認識部４０から制御部５０
にパターンデータを出力することが可能になっている。

前記搬送部２０は、ホッパ部２、アライナ部３、第１の
搬送路１５、走行センサ６、第２の搬送路１６、第２の
走行センサ１２、ブレード７、排出量ローラ８ａ、８ｂ
と、該排出用ローラ８ａ、８ｂを回転させるための排出
用モータ９とアクセプトスタッカ１０及びリジェクトメ
タ１１等からなっている。

前記第１の搬送路１４は、ローラ４ａ、４ｂ。

４Ｃ及び該ローラ４ａ、４ｂ、４ｃを回転させるための
駆動モータ５等から構成される。また、該第１の搬送路
１５の途中に搬送路に沿って前記光電変換部３０が配設
されている。

前記第２の搬送路１６は、ローラ１３及び該ローラ１３
を回転するための第２の駆動モータ１４等から構成され
る。

前記第１の搬送路１５と第２の搬送路１６は、第１の搬
送路１５から第２の搬送路１６への、帳票の受は渡しが
容易にできるように配設されている。また、前記第１の
搬送路１５の終端に前記走行センサ６が配設され、前記
第２の搬送路１６の終端に第２の走行センサ１２が配設
されている。

前記制御部５０は走行センサ６により、帳票が第１の搬
送路１５の終端に達したことを検知し、第２の走行セン
サ１２により、帳票が第２の搬送路１６の終端に達した
ことを検知する。これにより、前記光電変換処理を終了
した帳票を、該帳票のパターンデータの認識可否判定の
結果が出るまで、前記第１の搬送路１５及び第２の搬送
路１６にそれぞれ１枚ずつ待機させることができるよう
になっている。

前記制御手段は、ＣＰＵ等を備えた制御部５０と、該制
御部５０のＣＰＵを動作させるためのプログラムにより
構成され、該プログラムによって本ＯＣＲ装置は動作す
る。

次に、本発明の一実施例の動作を説明する。

前記ホッパ部２から繰り出された帳票は、アライナ部３
により帳票のずれ及び曲りが修正されて、前記第１の搬
送路１５に到る。前記制御部５０により前記駆動モータ
５が駆動されて、帳票は光電変換部３０へ搬送される。

該光電変換部３０において、光電変換処理が行われ、帳
票の文字はパターンデータに変換される。該パターンデ
ータは光電変換部３０から制御部５０を介して第１のイ
メージメモリ３６又は第２のイメージメモリ３７のうち
の初期化されているメモリに格納される。この後、帳票
は第１の搬送路１５の終端まで搬送される。前記制御部
５０は走行センサ６により帳票が第１の搬送路１５の終
端に達したことを検知したとき、前記第２の走行センサ
１２により、第２の搬送路１６の終端に他の帳票が待機
しているか否かを判定する。この判定の結果、前記第２
の走行センサ１２の位置に他の帳票が待機していないと
きは、前記第２の駆動モータを駆動して帳票を第２の搬
送路１６の終端まで搬送し、該帳票のパターンデータの
認識可否判定の結果が出るまで、第２の搬送路１６の終
端に帳票を待機させる。

また、前記第１の搬送路１５から第２の搬送路１６に、
帳票が受は渡されると同時に、ホッパ部２から次の帳票
を繰り出して光電変換処理を行う。

該帳票のパターンデータは、光電変換部３０から制御部
５０の選択により第１のイメージメモリ３６又は第２の
イメージメモリ３７のうちの初期化されているイメージ
メモリに格納される。この後、該イメージメモリに格納
されたパターンデータは認識部４０により認識可否判定
が行われ、帳票は第１の搬送路１５の終端まで搬送され
る。該帳票が第１の搬送路１５の終端に達したときに、
第２の搬送路１５の終端に、認識可否判定の結果を待つ
他の帳票が待機しているときは、制御部５”０は前記帳
票を第１の搬送路１５の終端に待機させる。

この後、前記制御部５０が認識部４０から前記第２の搬
送路１６の終端に待機している帳票のパターンデータの
認識可否判定の結果を受けたときに、該判定結果に基づ
いて、制御部５０はブレード７及び排出用モータ９等を
駆動して、帳票をアクセプトスタッカ１０又はリジェク
トスタッカ１１に排出する。また前記制御部５０は前記
帳票の排出処理を行うと共に、該帳票のパターンデータ
を認識部４０から受は取って処理し、該パターンデータ
が格納されていたイメージメモリを初期化し、更に第１
の搬送部１５の終端に待機させていた帳票を第２の搬送
路１６の終端に待機させると共にホッパ部２から次の帳
票を繰り出して光電変換処理を行う。

前記制御部５０は、以上の工程を繰り返してホッパ部２
にセットされている帳票の読み取り処理を行う。

尚、本実施例では帳票２枚分の文字に相当するパターン
データを格納可能な容量を備えたイメージメモリと、光
電変換処理を終了した帳票２枚を認識可否判定の結果が
出るまで待機させるための第１の搬送路１５と第２の搬
送路１６を有する搬送部２０とを設け、制御部５０によ
り光電変換部３０、認識部４０及び前記搬送部２０を制
御するようになしたが、帳票３枚分以上の文字に相当す
るパターンデータを格納可能な容量を備えたイメージメ
モリと、該３枚以上の帳票をそれぞれ待機させるための
複数の搬送路を有する搬送部とを設け、制御部５０によ
り光電変換部３０、認識部４０及び前記搬送部を制御す
るようになすとさらに迅速な読み取り処理を行うことが
可能になる。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、搬送される帳票上
の文字等の読取対象情報をパターンデータに変換する光
電変換部と、前記パターンデータを格納するメモリと、
該メモリに格納されたパターンデータの認識可否判定を
行う認識部と、前記帳票を搬送すると共に前記認識可否
判定の結果が出されるまで帳票を待機させておく搬送路
を有する搬送部と、前記光電変換部と前記認識部と前記
搬送部の駆動制御を行う制御部とを備えた光学式文字読
取装置において、前記搬送路を複数設けると共に、前記
メモリを少なくとも該搬送路の数に相当する枚数の帳票
のパターンデータを格納可能な容量となし、前記認識部
で一の帳票の前記認識可否判定を行っている間も前記複
数の搬送路の各々を独立して駆動又は停止すると共に、
他の帳票を前記光電変換部で光電変換処理し、パターン
データを前記メモリの中の未使用メモリに格納する制御
手段とを設けたので、前記認識部でパターンデータの認
識可否判定を行っている間に次の帳票の光電変換処理を
行うことが可能になるため、帳票の読み取り処理時間を
短縮でき、帳票の読み取り処理を迅速に行うすることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成概略図、第２図は従来
の光学式文字読取装置の一例を示す外観図、第３図は従
来例の構成概略図である。 １・・・本体、２・・・ホッパ部、３・・・アライナ部
、４ａ、４ｂ、４ｃ・・・ローラ、５・・・駆動モータ
、６・・・走行センサ、７・・・ブレード、８ａ、８ｂ
・・・排出用ローラ、９・・・排出用モータ、１０・・
・アクセプトスタッカ、１１・・・リジェクトスタッカ
、１２・・・第２の走行センサ、１３・・・ローラ、１
４・・・第２の駆動モータ、１５・・・第１の搬送路、
１６・・・第２の搬送路、２０・・・搬送部、２０ａ・
・・搬送路、３０・・・充電変換部、３５・・・イメー
ジメモリ、３６・・・第１のイメージメモリ、３７・・
・第２のイメージメモリ、４０・・・認識部、５０・・
・制御部。 特許出願人　　沖電気工業株式会社 代理人　弁理士　　吉　１）精　孝 Ｒ々 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 搬送される帳票上の文字等の読取対象情報をパターンデ
   ータに変換する光電変換部と、前記パターンデータを格
   納するメモリと、該メモリに格納されたパターンデータ
   の認識可否判定を行う認識部と、前記帳票を搬送すると
   共に前記認識可否判定の結果が出されるまで帳票を待機
   させておく搬送路を有する搬送部と、前記光電変換部と
   前記認識部と前記搬送部の駆動制御を行う制御部とを備
   えた光学式文字読取装置において、 前記搬送路を複数設けると共に、前記メモリを少なくと
   も該搬送路の数に相当する枚数の帳票のパターンデータ
   を格納可能な容量となし、 前記認識部で一の帳票の前記認識可否判定を行っている
   間も前記複数の搬送路の各々を独立して駆動又は停止す
   ると共に、他の帳票を前記光電変換部で光電変換処理し
   、パターンデータを前記メモリの中の未使用メモリに格
   納する制御手段とを設けた ことを特徴とする光学式文字読取装置。