JPH01311620A - デグリッチ回路 - Google Patents
デグリッチ回路Info
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- JPH01311620A JPH01311620A JP14242988A JP14242988A JPH01311620A JP H01311620 A JPH01311620 A JP H01311620A JP 14242988 A JP14242988 A JP 14242988A JP 14242988 A JP14242988 A JP 14242988A JP H01311620 A JPH01311620 A JP H01311620A
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- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims abstract description 32
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000012905 input function Methods 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、サンプル・ホールド回路によりD/A変換出
力に生じるグリッチを除去するデグリッチ回路に関(2
、特に種々のサンプリング周波数のデジタル信号に対応
したデジタル入力機能を備えるデジタルオーディオ装置
に用いて好適なデグリッチ回路に関する。
力に生じるグリッチを除去するデグリッチ回路に関(2
、特に種々のサンプリング周波数のデジタル信号に対応
したデジタル入力機能を備えるデジタルオーディオ装置
に用いて好適なデグリッチ回路に関する。
(ロ)従来の技術
最近、CDプレーヤ、DAT(デジタル・オーディオ・
テープレコーダ)、あるいはBSチューナ(衛星放送受
信用チューナ)等のオーディオ情報をデジタル信号で取
り扱うデジタルオーディオソース装置の多くのものは、
該オーディオ情報をデジタル信号のまま出力するデジタ
ル出力機能が設けられている。前記デジタルオーディオ
ソース装置から出力されるデジタル信号は、EIAJ(
社団法人日本電子機械工業会)で標準化きれたデジタル
オーディオインタフェースの規格(EIAJ規格CP−
340)に準拠しているので、前記デジタル出力機能を
備えるデジタルオーディオソース装置の出現に伴ってオ
ーディオ増幅器の中には、前記規格に準拠したデジタル
入力機能を備え、前記デジタルオーディオソース装置か
らのデジタル信号を直接入力出来る様に成されたものが
製品化されてきた。
テープレコーダ)、あるいはBSチューナ(衛星放送受
信用チューナ)等のオーディオ情報をデジタル信号で取
り扱うデジタルオーディオソース装置の多くのものは、
該オーディオ情報をデジタル信号のまま出力するデジタ
ル出力機能が設けられている。前記デジタルオーディオ
ソース装置から出力されるデジタル信号は、EIAJ(
社団法人日本電子機械工業会)で標準化きれたデジタル
オーディオインタフェースの規格(EIAJ規格CP−
340)に準拠しているので、前記デジタル出力機能を
備えるデジタルオーディオソース装置の出現に伴ってオ
ーディオ増幅器の中には、前記規格に準拠したデジタル
入力機能を備え、前記デジタルオーディオソース装置か
らのデジタル信号を直接入力出来る様に成されたものが
製品化されてきた。
ところで、D/A変換器によりデジタル信号をアナログ
信号に変換するとき、グリッチと呼ばれるスパイク状の
雑音が発生することが知られている。その為、前記D/
A変換器の次段には、例えば特開昭62−92618号
公報に示される如く、前記グリッチを除去する為のデグ
リ・ソチ回路が備えられている。前記デグリッチ回路と
しては、上述した公報の如く、サンプル・ホールド回路
(以下、S/H回路と記す)を使用したものが一般的で
あり、この様なデグリッチ回路は、D/A変換器からの
D/A変換出力にグリッチの発生が在ると予想される期
間、前値ホールドし、グリッチの発生が無い期間のみサ
ンプリングすることによりグリッチが後段に伝送される
のを防止している。
信号に変換するとき、グリッチと呼ばれるスパイク状の
雑音が発生することが知られている。その為、前記D/
A変換器の次段には、例えば特開昭62−92618号
公報に示される如く、前記グリッチを除去する為のデグ
リ・ソチ回路が備えられている。前記デグリッチ回路と
しては、上述した公報の如く、サンプル・ホールド回路
(以下、S/H回路と記す)を使用したものが一般的で
あり、この様なデグリッチ回路は、D/A変換器からの
D/A変換出力にグリッチの発生が在ると予想される期
間、前値ホールドし、グリッチの発生が無い期間のみサ
ンプリングすることによりグリッチが後段に伝送される
のを防止している。
(ハ)発明が解決しようとする課題
ところで、S/H回路は、D/A変換出力の特性を良好
にする為にホールド時間をなるべく短くすることが好ま
しいが、ホールド時間を短くしすぎるとグリッチの除去
が完全に行われなくなるので、D/A変換器に応じて最
適なホールド時間が存在する。
にする為にホールド時間をなるべく短くすることが好ま
しいが、ホールド時間を短くしすぎるとグリッチの除去
が完全に行われなくなるので、D/A変換器に応じて最
適なホールド時間が存在する。
しかしながら、上述したデジタル入力機能を備えるオー
ディオ増幅器においては、種々のデジタルオーディオソ
ース装置から出力される種々のサンプリング周波数f、
のデジタル信号(CDプレーヤ: fs= 44.1K
Hz、 DAT : fs= 32KHz、 44 、
1 KHzあるいは48KHz、BSチューナ:f、=
32KHzあるいは48KHz)が入力され、該デジタ
ル信号を伝送する基準となる基壁クロック(ビットクロ
ック)が信号処理上の理由から128Xf。
ディオ増幅器においては、種々のデジタルオーディオソ
ース装置から出力される種々のサンプリング周波数f、
のデジタル信号(CDプレーヤ: fs= 44.1K
Hz、 DAT : fs= 32KHz、 44 、
1 KHzあるいは48KHz、BSチューナ:f、=
32KHzあるいは48KHz)が入力され、該デジタ
ル信号を伝送する基準となる基壁クロック(ビットクロ
ック)が信号処理上の理由から128Xf。
や192Xf、等のサンプリング周波数f、の整数倍に
選ばれるので、前記オーディオ増幅器内に備えられてい
たS/H回路のホールド時間は、入力されるデジタル信
号のサンプリング周波数f、によって変化してしまい、
D/A変換器に対し、全てのサンプリング周波数f、の
デジタル信号において、最適にすることが出来なかった
。すなわち、それはS/H回路が一般にD/A変換器の
D/A変換動作を開始させるワードクロックの発生時間
に対し、一義的に定められた前後数ビットクロック分を
ホールド時間として設定されることに因る。
選ばれるので、前記オーディオ増幅器内に備えられてい
たS/H回路のホールド時間は、入力されるデジタル信
号のサンプリング周波数f、によって変化してしまい、
D/A変換器に対し、全てのサンプリング周波数f、の
デジタル信号において、最適にすることが出来なかった
。すなわち、それはS/H回路が一般にD/A変換器の
D/A変換動作を開始させるワードクロックの発生時間
に対し、一義的に定められた前後数ビットクロック分を
ホールド時間として設定されることに因る。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は、上述の点に鑑み成されたデグリッチ回路を提
供せんとするもので、入力されるデジタル信号から抽出
されるビットクロックのパルス数を用いてサンプル・ホ
ールド回路のサンプル時間及びホールド時間を制御する
為の制御パルスを発生する制御パルス発生回路と、入力
されるデジタル信号のサンプリング周波数を検出する検
出回路と、該検出回路により検出されたサンプリング周
波数に応じて前記制御パルス発生回路からの制御パルス
のホールドを行う為のホールド信号の発生期間を設定す
るビットクロックのパルス数を変化させる設定回路とか
ら成る。
供せんとするもので、入力されるデジタル信号から抽出
されるビットクロックのパルス数を用いてサンプル・ホ
ールド回路のサンプル時間及びホールド時間を制御する
為の制御パルスを発生する制御パルス発生回路と、入力
されるデジタル信号のサンプリング周波数を検出する検
出回路と、該検出回路により検出されたサンプリング周
波数に応じて前記制御パルス発生回路からの制御パルス
のホールドを行う為のホールド信号の発生期間を設定す
るビットクロックのパルス数を変化させる設定回路とか
ら成る。
(*)作用
本発明は、入力されるデジタル信号のサンプリング周波
数に応じて制御パルス発生回路からの制御パルスのホー
ルドを行う為のホールド信号の発生期間を設定するピッ
1−クロックのパルス数を変化させることにより種々の
サンプリング周波数のデジタル信号に対してサンプル・
ホールド回路のホールド時間を略一定にし、種々のサン
プリング周波数のデジタル信号において、前記ホールド
時間をD/A変換器に対する概ね最適時間に設定したも
のである。
数に応じて制御パルス発生回路からの制御パルスのホー
ルドを行う為のホールド信号の発生期間を設定するピッ
1−クロックのパルス数を変化させることにより種々の
サンプリング周波数のデジタル信号に対してサンプル・
ホールド回路のホールド時間を略一定にし、種々のサン
プリング周波数のデジタル信号において、前記ホールド
時間をD/A変換器に対する概ね最適時間に設定したも
のである。
(へ)実施例
第1図は、本発明の一実施例を示す回路ブロック図で、
(1)はオーディオ情報が例えば16ビツトのデータで
入力されると共にEIAJ規格CP−340に準拠した
シリアルのデジタル信号が入力される入力端子、(2)
は該入力端子(1〉に入力されるデジタル信号を復調す
る復調回路、(3)は該復調回路(2)により復調され
たデジタル信号に含まれる種々のデータに応じた信号処
理を行う信号処理回路、(4〉は該信号処理回路(3)
により信号処理されたデジタル信号をアナログ信号に変
換するD/A変換器、(5)は該D/A変換器(4)か
らのアナログ信号のサンプリング及び前値ホールドを行
うサンプル・ホールド回路(S/H回路)、(6)は前
記信号処理回路(3)から得られるビットクロックによ
り前記S/H回路(5)のサンプル時間及びホールド時
間を制御する為の制御パルスを発生する制御パルス発生
回路、(7)は入力端子(1〉に入力されたデジタル信
号に含まれているサンプリング周波数識別データにより
該デジタル信号のサンプリング周波数fsを検出するf
、検出回路、(8)は該f、検出回路(7)の検出出力
に応じて設定されるカウント値を変化させることが出来
るカウンタ手段を備えると共に前記f、検出回路(7)
により検出されたサンプリング周波数f、に応じて前記
制御パルス発生回路(6)からの制御パルスのホールド
を行う為のホールド信号の発生期間を設定する設定回路
である。
(1)はオーディオ情報が例えば16ビツトのデータで
入力されると共にEIAJ規格CP−340に準拠した
シリアルのデジタル信号が入力される入力端子、(2)
は該入力端子(1〉に入力されるデジタル信号を復調す
る復調回路、(3)は該復調回路(2)により復調され
たデジタル信号に含まれる種々のデータに応じた信号処
理を行う信号処理回路、(4〉は該信号処理回路(3)
により信号処理されたデジタル信号をアナログ信号に変
換するD/A変換器、(5)は該D/A変換器(4)か
らのアナログ信号のサンプリング及び前値ホールドを行
うサンプル・ホールド回路(S/H回路)、(6)は前
記信号処理回路(3)から得られるビットクロックによ
り前記S/H回路(5)のサンプル時間及びホールド時
間を制御する為の制御パルスを発生する制御パルス発生
回路、(7)は入力端子(1〉に入力されたデジタル信
号に含まれているサンプリング周波数識別データにより
該デジタル信号のサンプリング周波数fsを検出するf
、検出回路、(8)は該f、検出回路(7)の検出出力
に応じて設定されるカウント値を変化させることが出来
るカウンタ手段を備えると共に前記f、検出回路(7)
により検出されたサンプリング周波数f、に応じて前記
制御パルス発生回路(6)からの制御パルスのホールド
を行う為のホールド信号の発生期間を設定する設定回路
である。
今、入力端子(1)にデジタル信号が入力されると、該
デジタル信号は復調回路(2)により復調されると共に
信号処理回路(3)により信号処理されてオーディオデ
ータのイ也にビットクロック(第2図(イ)に示す)や
制御データ(CDのサブコード等)に分離される。そし
て、前記信号処理回路(3)によりビットクロックから
第2図(ロ)に示す如く、D/A変換器(4)のD/A
変換動作を開始させるワードクロックが得られる。前記
信号処理回路(3)から発生されるオーディオデータ、
ビットクロック及びワードクロックは、D/A変換器(
4)に供給される。ここで、前記D/A変換器(4)は
、ワードクロックがr H、からr′L」レベルに変化
したときD/A変換動作が開始される様に成されており
、オーディオデータが第2図(ハ)に示す如くビットク
ロックに応じてMSB(最上位ビット)から下位ビット
向ってD/A変換器(4)に順次入力されるとすると、
オーディオデータのLSB(最下位ビット)が該D/A
変換器(4)に入力されたとき、ワードクロックは「H
4からr L 、レベルに変化する。その為、前記D/
A変換器(4)はオーディオデータの1サンプルが入力
された時点でD/A変換動作が行われる。
デジタル信号は復調回路(2)により復調されると共に
信号処理回路(3)により信号処理されてオーディオデ
ータのイ也にビットクロック(第2図(イ)に示す)や
制御データ(CDのサブコード等)に分離される。そし
て、前記信号処理回路(3)によりビットクロックから
第2図(ロ)に示す如く、D/A変換器(4)のD/A
変換動作を開始させるワードクロックが得られる。前記
信号処理回路(3)から発生されるオーディオデータ、
ビットクロック及びワードクロックは、D/A変換器(
4)に供給される。ここで、前記D/A変換器(4)は
、ワードクロックがr H、からr′L」レベルに変化
したときD/A変換動作が開始される様に成されており
、オーディオデータが第2図(ハ)に示す如くビットク
ロックに応じてMSB(最上位ビット)から下位ビット
向ってD/A変換器(4)に順次入力されるとすると、
オーディオデータのLSB(最下位ビット)が該D/A
変換器(4)に入力されたとき、ワードクロックは「H
4からr L 、レベルに変化する。その為、前記D/
A変換器(4)はオーディオデータの1サンプルが入力
された時点でD/A変換動作が行われる。
一方、信号処理回路(3)により信号処理されるデジタ
ル信号の中には、サンプリング周波数識別データが含ま
れているので、f、検出回路(7)により入力端子(1
)に入力されたデジタル信号のサンプリング周波数f、
が検出される。その為、設定回路(8)により前記fs
検出回路(7〉で検出されたサンプリング周波数f、に
応じて制御パルス発生回路(6)から発生される制御パ
ルスが設定される。ここで、前記制御パルス発生回路(
6)から発生される制御パルスは、S/H回路(5)の
サンプル時間を制御するr H、レベルのサンプル信号
とホールド時間を制御するr L 、レベルのホールド
信号とから構成され、前記制御パルス発生回路(6)は
、例えばサンプリング周波数f、が44.1KHzのデ
ジタル信号が入力されたとき、第2図(均に示す如く、
ワードクロックがr H、からr L jレベルに変化
する立下り時t、よりビットクロックの3パルス前のt
lからビットクロックの7パルス後のt、までホールド
信号を発生ずる様に成され、t、〜t2の期間がD/A
変換器(4)に応じた最適なホールド時間に設定されて
いる。その為、D/A変換器(4)から出力されるアナ
ログ信号は、特性がほとんど損われずにS/H回路(5
)により安定した部分が取り出され、次段のローパスフ
ィルタ(L。
ル信号の中には、サンプリング周波数識別データが含ま
れているので、f、検出回路(7)により入力端子(1
)に入力されたデジタル信号のサンプリング周波数f、
が検出される。その為、設定回路(8)により前記fs
検出回路(7〉で検出されたサンプリング周波数f、に
応じて制御パルス発生回路(6)から発生される制御パ
ルスが設定される。ここで、前記制御パルス発生回路(
6)から発生される制御パルスは、S/H回路(5)の
サンプル時間を制御するr H、レベルのサンプル信号
とホールド時間を制御するr L 、レベルのホールド
信号とから構成され、前記制御パルス発生回路(6)は
、例えばサンプリング周波数f、が44.1KHzのデ
ジタル信号が入力されたとき、第2図(均に示す如く、
ワードクロックがr H、からr L jレベルに変化
する立下り時t、よりビットクロックの3パルス前のt
lからビットクロックの7パルス後のt、までホールド
信号を発生ずる様に成され、t、〜t2の期間がD/A
変換器(4)に応じた最適なホールド時間に設定されて
いる。その為、D/A変換器(4)から出力されるアナ
ログ信号は、特性がほとんど損われずにS/H回路(5
)により安定した部分が取り出され、次段のローパスフ
ィルタ(L。
P、F)(図示せず)に供給される。
ところで、制御パルス発生回路(6)は、設定回路(8
)により入力端子(1)に入力されるデジタル信号のサ
ンプリング周波数f、に応じてホールド信号が発生され
る期間を設定するビットクロックのパルス数が変化する
。ここで、ビットクロックの周波数がサンプリング周波
数f、の192倍に設定されているとし、上述した如く
、fs= 44 、1 KHzのデジタル信号が入力さ
れたとき、D/A変換器(4)において最適なホールド
時間がワードクロックの立下り時L0よりビットクロッ
クの3パルス前からビットクロックの7パルス後までの
期間で得られているとすれば、前記D/A変換器(4)
における最適なホールド時間は、第3図(イ)に示す如
く、ワードクロックの立下り時t、より354.3nと
なる。
)により入力端子(1)に入力されるデジタル信号のサ
ンプリング周波数f、に応じてホールド信号が発生され
る期間を設定するビットクロックのパルス数が変化する
。ここで、ビットクロックの周波数がサンプリング周波
数f、の192倍に設定されているとし、上述した如く
、fs= 44 、1 KHzのデジタル信号が入力さ
れたとき、D/A変換器(4)において最適なホールド
時間がワードクロックの立下り時L0よりビットクロッ
クの3パルス前からビットクロックの7パルス後までの
期間で得られているとすれば、前記D/A変換器(4)
における最適なホールド時間は、第3図(イ)に示す如
く、ワードクロックの立下り時t、より354.3nと
なる。
一方、入力端子(1)に入力されるデジタル信号のサン
プリング周波数f、が32KHzあるいは48KHzの
場合、S/H回路(5)が仮に一義的にワードクロック
の立下り特上〇よりビットクロックの3パルス前からビ
ットクロックの7パルス後までの期間、ホールド動作さ
れるとすれば、S/H回路(5)のホールド時間は、D
/A変換器(4)における最適なホールド時間にならな
い。すなわち、f、−32KHzのデジタル信号の場合
には、ビットクロックの周波数が基準となるfs= 4
4 、1 KHzのビットクロックの周波数より低いの
で、f、−44、1KHzのときと同じパルス数のビッ
トクロックでS/H回路(5)のホールド時間を設定す
ると、第3図(ロ)に示す如く、その分だけS/H回路
(5)のホールド動作開始時間がL6甲まると共にS/
H回路(5)のホールド動作終了時間がt、遅くなる。
プリング周波数f、が32KHzあるいは48KHzの
場合、S/H回路(5)が仮に一義的にワードクロック
の立下り特上〇よりビットクロックの3パルス前からビ
ットクロックの7パルス後までの期間、ホールド動作さ
れるとすれば、S/H回路(5)のホールド時間は、D
/A変換器(4)における最適なホールド時間にならな
い。すなわち、f、−32KHzのデジタル信号の場合
には、ビットクロックの周波数が基準となるfs= 4
4 、1 KHzのビットクロックの周波数より低いの
で、f、−44、1KHzのときと同じパルス数のビッ
トクロックでS/H回路(5)のホールド時間を設定す
ると、第3図(ロ)に示す如く、その分だけS/H回路
(5)のホールド動作開始時間がL6甲まると共にS/
H回路(5)のホールド動作終了時間がt、遅くなる。
また、f、=48KHzのデジタル信号の場合には、ビ
ットクロックの周波数が基準となるfs=44゜1 K
Hzのビットクロックの周波数より高いので、第3図(
ハ)に示す如く、その分だけS/H回路(5)のホール
ド動作開始時間がt、遅くなると共にS/H回路(5)
のホールド動作終了時間がt4早まる。
ットクロックの周波数が基準となるfs=44゜1 K
Hzのビットクロックの周波数より高いので、第3図(
ハ)に示す如く、その分だけS/H回路(5)のホール
ド動作開始時間がt、遅くなると共にS/H回路(5)
のホールド動作終了時間がt4早まる。
その為、fs= 32 KHzのデジタル信号において
はt3及びt5時間分補正し、f s = 48 KH
zのデジタル信号においては1.及びt1時間分補正し
てやれば、入力端子(1)に入力きれる全てのサンプリ
ング周波数のデジタル信号においてS/H回路(5)を
最適なホールド時間にすることが出来る。ここで、前記
最適なホールド時間をfs” 32 KHzあるいは4
FS X)izに換算すると、fs = 32 KHz
の場合、近似的にワードクロックの立下り時t0よりビ
ットクロックの2パルス前からビットクロックの5パル
ス後までの期間となり、f、−48KHzの場合、近似
的にワードクロックの立下り時t、よりビットクロック
の3パルス前からビットクロックの8パルス後までの期
間となる。その為、第1図の回路においては、f、検出
回路(7)でfs−32KHzのデジタル信号が入力さ
れたことが検出された場合、設定回路(8)によりワー
ドクロックの立下り時t0よりビットクロックの2パル
ス前からビットクロックの5パルス後までの期間、ホー
ルド信号を発生ずる様に、また、f、検出回路(7)で
f、= 48KHzのデジタル信号が入力されたことが
検出された場合、前記設定回路(8)によりワードクロ
ックの立下り時t。
はt3及びt5時間分補正し、f s = 48 KH
zのデジタル信号においては1.及びt1時間分補正し
てやれば、入力端子(1)に入力きれる全てのサンプリ
ング周波数のデジタル信号においてS/H回路(5)を
最適なホールド時間にすることが出来る。ここで、前記
最適なホールド時間をfs” 32 KHzあるいは4
FS X)izに換算すると、fs = 32 KHz
の場合、近似的にワードクロックの立下り時t0よりビ
ットクロックの2パルス前からビットクロックの5パル
ス後までの期間となり、f、−48KHzの場合、近似
的にワードクロックの立下り時t、よりビットクロック
の3パルス前からビットクロックの8パルス後までの期
間となる。その為、第1図の回路においては、f、検出
回路(7)でfs−32KHzのデジタル信号が入力さ
れたことが検出された場合、設定回路(8)によりワー
ドクロックの立下り時t0よりビットクロックの2パル
ス前からビットクロックの5パルス後までの期間、ホー
ルド信号を発生ずる様に、また、f、検出回路(7)で
f、= 48KHzのデジタル信号が入力されたことが
検出された場合、前記設定回路(8)によりワードクロ
ックの立下り時t。
よりビットクロックの3パルス前からビットクロックの
8パルス後までの期間、ホールド信号を発生する様に制
御パルス発生回路り6)を構成しておく。したがって、
入力端子(1)に入力される全てのサンプリング周波数
f、のデジタル信号において、S/H回路(5)のホー
ルド時間は、概ね最適となり、D/A変換器(4)から
出力されるアナログ信号は、特性がほとんど損われずに
前記S/H回路(5)により安定した部分が取り出され
る。
8パルス後までの期間、ホールド信号を発生する様に制
御パルス発生回路り6)を構成しておく。したがって、
入力端子(1)に入力される全てのサンプリング周波数
f、のデジタル信号において、S/H回路(5)のホー
ルド時間は、概ね最適となり、D/A変換器(4)から
出力されるアナログ信号は、特性がほとんど損われずに
前記S/H回路(5)により安定した部分が取り出され
る。
(ト)発明の効果
以上述べた如く、本発明に係るデグリッチ回路は、入力
されるデジタル信号のサンプリング周波数に応じて制御
パルス発生回路からの制御パルスのホールドを行う為の
ホールド信号の発生期間を設定するビットクロックのパ
ルス数を変化させているので、種々のサンプリング周波
数のデジタル信号に対してサンプル・ホールド回路のホ
ールド時間を略一定にすることが出来、種々のサンプリ
ング周波数のデジタル信号において、前記ホールド時間
をD/A変換器に対する概ね最適時間に設定することが
出来る。
されるデジタル信号のサンプリング周波数に応じて制御
パルス発生回路からの制御パルスのホールドを行う為の
ホールド信号の発生期間を設定するビットクロックのパ
ルス数を変化させているので、種々のサンプリング周波
数のデジタル信号に対してサンプル・ホールド回路のホ
ールド時間を略一定にすることが出来、種々のサンプリ
ング周波数のデジタル信号において、前記ホールド時間
をD/A変換器に対する概ね最適時間に設定することが
出来る。
第1図は本発明の一実施例を示す回路ブロック図、第2
図(イ)、(ロ)、(八)及び(ニ)は、ビットクロッ
ク、オーディオデータ及びS/H回路の制御パルスのタ
イミングを示すタイミング図、第3図(()、(ロ)及
び(ハ)は本発明の説明の為に供するタイミング図であ
る。 主な図番の説明 (4〉・・・D/A変換器、 (5)・・・S/H回路
、(6)・・・制御パルス発生回路、 (7)・・・f
、検出回路、(8)・・・設定回路。
図(イ)、(ロ)、(八)及び(ニ)は、ビットクロッ
ク、オーディオデータ及びS/H回路の制御パルスのタ
イミングを示すタイミング図、第3図(()、(ロ)及
び(ハ)は本発明の説明の為に供するタイミング図であ
る。 主な図番の説明 (4〉・・・D/A変換器、 (5)・・・S/H回路
、(6)・・・制御パルス発生回路、 (7)・・・f
、検出回路、(8)・・・設定回路。
Claims (1)
- (1)D/A変換器からのD/A変換出力にグリッチの
発生が在ると予想される期間、前値ホールドし、グリッ
チの発生が無い期間、サンプリングするサンプル・ホー
ルド回路によりグリッチを除去するデグリッチ回路にお
いて、入力されるデジタル信号から抽出されるビットク
ロックのパルス数を用いて前記サンプル・ホールド回路
のサンプル時間及びホールド時間を制御する為の制御パ
ルスを発生する制御パルス発生回路と、入力されるデジ
タル信号のサンプリング周波数を検出する検出回路と、
該検出回路により検出されたサンプリング周波数に応じ
て前記制御パルス発生回路からの制御パルスのホールド
を行う為のホールド信号の発生期間を設定するビットク
ロックのパルス数を変化させる設定回路とから成り、入
力される種々のサンプリング周波数のデジタル信号に対
して前記サンプル・ホールド回路のホールド時間を略一
定にしたことを特徴とするデグリッチ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63142429A JP2594115B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | デグリッチ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63142429A JP2594115B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | デグリッチ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01311620A true JPH01311620A (ja) | 1989-12-15 |
JP2594115B2 JP2594115B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=15315114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63142429A Expired - Lifetime JP2594115B2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | デグリッチ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594115B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0412720U (ja) * | 1990-05-18 | 1992-01-31 | ||
JP2005286522A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | ディジタルアナログ変換器、電子装置、及び通信端末 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59221027A (ja) * | 1983-05-31 | 1984-12-12 | Anritsu Corp | 信号発生装置 |
JPS626536A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-13 | Sony Corp | 信号変換装置 |
JPS62120126A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デイジタルアナログ変換装置 |
-
1988
- 1988-06-09 JP JP63142429A patent/JP2594115B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005286522A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc | ディジタルアナログ変換器、電子装置、及び通信端末 |
JP4544890B2 (ja) * | 2004-03-29 | 2010-09-15 | ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社 | ディジタルアナログ変換器及び電子装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2594115B2 (ja) | 1997-03-26 |
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