JPH01308670A - シリアルプリンタの連続改行方式 - Google Patents

シリアルプリンタの連続改行方式

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JPH01308670A
JPH01308670A JP14018988A JP14018988A JPH01308670A JP H01308670 A JPH01308670 A JP H01308670A JP 14018988 A JP14018988 A JP 14018988A JP 14018988 A JP14018988 A JP 14018988A JP H01308670 A JPH01308670 A JP H01308670A
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JP
Japan
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gear
screw shaft
carriage
groove
follower
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JP14018988A
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Kiyoshi Matsuda
松田 清志
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野 ] 本発明は双方向印字を行うシリアルプリンタに関するも
ので、特に印字ヘッドを搭載したキャリッジのスペーシ
ングと印字用紙の改行とを一つの駆動源にて行うシリア
ルプリンタの連続改行方式%式% 〔従来の技術 〕 印字ヘッドをキャリッジに搭載し、このキャリッジと一
体に印字ヘッドをスペーシング(移動)させつつ印字を
行うシリアルプリンタとして、単一のモータつまり単一
の駆動源により印字へ・ンドの移動と印字用紙の改行を
行うシリアルプリンタがある。
このシリアルプリンタにおいては、キャリッジと係合す
るようにフォロワを設けておき、スクリュウシャフトの
回転によってキャリッジと一体に印字ヘッドをフォワー
ド方向(往復方向の往の方向)にスペーシングするとき
に印字を行い、リバース方向(往復方向の復の方向)に
ホーミングする際のキャリッジのスペーシングによりフ
ォロワを介して紙送り機構を駆動して1行分の改行を行
うものとなっている。
このように単一のモータ構成によるシリアルプリンタで
は、1行分の改行を行うのにキャリッジをリバース方向
にフルにスペーシングする必要があり、そのため連続改
行を行う場合、時間がかかる不都合がある。
また、前記フォロワの代わりに遊星ギヤ等を設け、キャ
リッジのスペーシング動作から前記遊星ギヤ等により無
理矢理改行の動力を得て、キャリッジをリバース方向に
フルにスペーシングすることなく改行を行うことができ
るようにしたとしても、この場合遊星ギヤが転換する際
に動力のロスが発生するために、正確な改行量を得るこ
とが難しく、しかも連続改行に至っては何度もスペーシ
ングを繰り返すという動きが常識の如くなっており、ス
ペーシングと改行をメカニカルに繰り返す動作の延長上
に従来の単一のモータ構成のシリアルプリンタがあると
いうのが現状である。
一方、シリアルプリンタにおいて、印字スループットを
向上させるための方式として、フォワード方向と、リバ
ース方向の双方向で印字を行う最短距離印字方式が提案
されている。
この最短距離印字方式は、印字データの内容により印字
ヘッドが最短距離でその印字データを印字できるようロ
ジック的に計算し、印字ヘッドの移動を制御して印字す
る方式である。
この場合の動作としては、例えば印字領域の中央付近に
2行の数文字の印字データがある場合、印字ヘッドをキ
ャリッジと一体にホームポジションカラフォワード方向
にスペーシングして中央部のデータを1行目の印字を行
った後、印字ヘッドをキャリッジと一体にホームポジシ
ョンに復帰させず、印字後の位置に待機させて改行を行
い、その後今度は印字ヘッドをキャリッジと一体にリバ
ース方向にスペーシングして2行目のデータを印字した
後、その位置で印字ヘッドとキャリッジを待機させて次
の行の印字データを待つという動作が行われる。
このような機能は、スペーシング動作と改行動作を独立
させれば比較的簡単に実現することができることから、
この最短距離印字方式を採用した従来のシリアルプリン
タにおいては、印字用モータと改行用モータの最低限2
個のモータを保有しているのが一般的であり、改行用モ
ータにて連続改行も短時間で行うことが可能である。
〔発明が解決しようとする課題 ] しかしながら、上述した従来のシリアルプリンタでは以
下の問題を有している。
すなわち、シリアルプリンタの動作を時系列的に見た場
合、印字のための印字ヘッドの移動と改行とを同時に行
うことはなく、印字用と改行用に各々独立したモータを
持っていても、どちらかのモータが動作している間、も
う一方のモータは停止しているため、2個のモータを装
備することは、モータコスト及びそれらを駆動するドラ
イバ回路のコストまで含めると単一モータによるプリン
タに対してコスト高になるという問題がある。
このような問題を解決する方策として、スペーシング動
作と改行動作を電磁クラッチ等で切替えることにより、
単一モータで駆動することも考えられているが、これに
しても電磁クラッチ及びそのドライバ回路を別に必要と
するため、2個のモータを使用するのとコスト的に大差
はなく、いずれにしてもコスト高となるものであった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたも
ので、印字用を兼ねる単一の駆動源により短時間で連続
改行を行うことが可能なコストパフォーマンスのよい、
しかも信頼性の高いシリアルプリンタの連続改行方式を
実現することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段 〕
上述した目的を達成するため、本発明は単一の駆動源を
有するシリアルプリンタにおいて、スクリュウシャフト
に軸長の長い第1の溝部と第2の溝部を設け、前記第1
の溝部に対して印字ヘッドを搭載したキャリッジを係合
及び解除可能とすると共に、前記第2の溝部側にフォロ
ワ機構を配置したものである。
このフォロワ機構は、前記スクリュウシャフトの端部に
滑動可能に係合した一対の腕部を有し、かつ前記第2の
溝部に係合可能としたフォロワと、該フォロワを前記キ
ャリッジのスペーシング方向と同方向に付勢するフォロ
ワ付勢手段と、前記腕部間で移動し得るようにスクリュ
ウシャフトの端部に装着されたワンウェイクラッチを有
する一組のワンウェイギヤと、このワンウェイギヤ同士
を離間させる方向に付勢する第1のギヤ付勢手段と、一
方のワンウェイギヤに対応し、かつ前記スクリュウシャ
フトの端部と平行に移動するように軸支された第1のア
イドルギヤと、この第1のアイドルギヤをサーマルヘッ
ド側に付勢する第1のギヤ付勢手段と、他方のワンウェ
イギヤに対応するように軸支された第2のアイドルギヤ
とを備えるものとして、前記第1のアイドルギヤに紙送
り機構のフィードギヤを噛み合わせる。
〔作用〕
上述した構成を有する本発明は、連続改行を行う際、前
記スクリュウシャフトを所定の方向に回転させることに
よリーキャリッジを復方向にスペーシングさせて第2の
溝部側における第1の溝部の端部で、該第1の溝部とキ
ャリッジの係合を解除すると共に、その際印字ヘッドの
一側で第1のアイドルギヤを押圧する。
そして、前記スクリュウシャフトをそのまま同方向に回
転させて、スクリュウシャフトの回転動力を一方のワン
ウェイギヤから第2のアイドルギヤを介して第2のアイ
ドルギヤに伝達することにより、この第1のアイドルギ
ヤで前記紙送り機構を駆動して印字媒体の任意の連続改
行を行い、改行後にスクリュウシャフトを前記と逆の方
向に回転させたとき、第1のアイドルギヤを介して受け
る第1のギヤ付勢手段の付勢力によりキャリッジを第1
の溝部に係合させ、その後のキャリッジのスペーシング
・を可能とする。
従って、これによればキャリッジのスペーシング動作を
繰返し行うことなく、印字用を兼ねる単一の駆動源によ
り短時間で連続改行を行うことが可能となり、コストパ
フォーマンスのよい、しかも信頼性の高いシリアルプリ
ンタの連続改行方式を実現することができる。
〔実施例〕
以下図面を参照して実施例を説明する。
第1図は本発明によるシリアルプリンタの連続改行方式
の一実施例を示す動作工程図及びタイムチャートである
本実施例を説明する前に、まず本実施例で用いるシリア
ルプリンタの構成を第2図〜第9図により説明する。
第2図は本実施例で用いるシリアルプリンタの平面図、
第3図及び第4図はそれぞれ第2図に対応する右側断面
図及び左側面図である。
図において1はスクリュウシャフトで、後述する印字ヘ
ッドとキャリッジのスペーシング用の軸長の長い螺線状
の第1の溝部1aと、フォロワ移動用の軸長の短い螺線
状の第2の溝部1bを有している。
2は弾性を有する樹脂等により形成されたプリンタのフ
レームで、このフレーム2の支持板2 a 。
2b間に前記第1の溝部1が入り、かつ第2の溝部1b
が支持板2bの外側に位置するようにしてスクリュウシ
ャフト1は支持板2a、2bに回動自在に支持されてお
り、更にフレーム2の弾性等を利用してスクリュウシャ
フトlはその右端部で位置決めされている。
3は前記スクリュウシャフト1の右端に圧入固定された
フィードギヤ、4はこのフィードギヤ3と噛み合わせた
モータギヤで、このモータギヤ4は前記支持板2aの内
側に位置するようにフレーム2上に固定された駆動源と
してのモータ5の回転軸に圧入固定されており、これに
よりスクリュウシャフト1はモータ5に駆動され回転す
ることができる。
6はサーマルヘッド(印字ヘッド)、7はこのサーマル
ヘッド6を搭載したキャリッジ、8はプラテン、9はフ
ォロワ機構である。
第5図は第2図におけるサーマルヘッド6とキャリッジ
7の構成例を示す分解斜視図で、この図に見られるよう
にキャリッジ7は第1のスライド部材10と第2のスラ
イド部材11とより成り、第1のスライド部材10の前
面にはサーマルヘッド6が支持されている。
この第1のスライド部材10は上部左側面にレバー10
aを有すると共に、下部に係合部10bを形成した構造
となっており、また第2のスライド部材11は下部に係
合溝11aを有している。
12と13は前記スクリュウシャフト1に対して平行と
なるようにその上下の位置に配置された2本のサブシャ
フトで、このサブシャフト12と13の両端は前記フレ
ーム2の支持板2a、2bに固定されている。
ここで、下部側のサブシャフト12は前記第1のスライ
ド部材10の下部を貫通しており、スライド部材10は
このサブシャフト12を中心に回動できるようになって
いる。
一方、上部側のサブシャフト13は第2のスライド部材
11の上部を貫通し、かつこの第2のスライド部材11
の中央部にはスクリュウシャフト1が貫通している。
そして、前記第1のスライド部材IOの係合部10bを
第2のスライド部材11の係合溝11aに係合させるこ
とにより両者は一体化され、更に第1のスライド部材1
0の後面と第2のスライド部材11の前面との間に付勢
手段としてのコイルスプリング14が渡されていて、こ
のコイルスプリング14により第1のスライド部材IO
を介してサーマルヘッド6が印字に適正な圧力で常時プ
ラテン8に押し付けられている。
15は前記第2のスライド部材11の前面側に設けられ
ている貫通孔に圧入されたフィードポストで、このフィ
ードポスト15は第2のスライド部材ll内でスクリュ
ウシャフトlの第1の溝部 ′laと係合しており、こ
れによりスクリュウシャフト1が回転すると、第1の溝
部1aのリード角に従って回転角に比例した送りが得ら
れ、キャリッジ7はサーマルヘッド6と一体にサブシャ
フト12.13に案内されてスペーシング動作するよう
になっている。
尚、図中の16は図示しない制御手段によりサーマルヘ
ッド6に印字信号を与えるためのフレキシブルケーブル
、17はこのフレキシブルケーブル16を第2のスライ
ド部材11の後面に固定するためのケーブルクランプで
ある。
第6図は前記第2図におけるプラテン8の斜視図で、こ
のプラテン8は一端にサーマルヘッド6側に突出させた
突起18aを有するプラテン本体18と、このプラテン
本体18のサーマルヘッド6との対向面に貼着された低
摩擦係数の弾性体から成るプラテンゴム19によって構
成され、前記プラテン本体18の中央部を回転軸として
時計/反時計方向に回動し得るようにその両端部をフレ
ーム2の支持板2a、2bに支持することにより、前記
の如く付勢されたサーマルヘッド6との間に後述する感
熱紙(印字用紙)を挟んで印字に良好な密着状態が得ら
れるようなっている。
第7図は前記第2図のA−A線断面図で、紙送り機構を
示している。
この紙送り機構は、図示しない手段により前記プラテン
8に対して平行となるようにフレーム2の支持板2a、
2bに回動自在に取り付けられたフィードシャフト20
と、このフィードシャフト20に圧入固定されたフィー
ドローラ21、及び該フィードローラ21に沿って所定
の間隔をあけて配置されたペーパシュート22と、この
ペーパシュート22に固定されたフリクションスプリン
グ23と、フィードローラ21と平行に対向して当接す
るようにフリクションスプリング23に回動自在に支持
されたテンションローラ24によって構成されており、
ここでテンションローラ24はフリクションスプリング
23によりフィードローラ21に対して紙送りに適切な
フリクションが得られるよう付勢されている。
25は感熱紙(印字用紙)で、この感熱紙25はフレー
ム2の後部側からフィードローラ21とペーパシュート
22との間に挿入され、フィードローラ21とテンショ
ンローラ24との間、及びサーマルヘッド6とプラテン
8との間を経て上方に送られるように導かれている。
第8図は前記第2図におけるフォロワ機構9の構成例を
示す斜視図である。
図において26はフォロワで、このフォロワ26に形成
された一対の腕部26a、26bがスクリュウシャフト
1の第2の溝部lb側の端部1cと滑動可能に係合して
おり、フォロワ26自体はフレーム1に設けられた支持
台27に上に左右にスライド可能に取り付けられている
また、フォロワ26と支持台27の互いのスライド面に
は各々断面を半円形としたカマボコ型の溝が形成されて
でおり、その溝内にフォロワ付勢手段としてのリセット
スプリング28が収納されている。
29はフォロワピンで、このフォロワビン29はフォロ
ワ26に圧入されており、その突出部がスクリュウシャ
フト1の第2の溝部1bと係合して、スクリュウシャフ
ト1の回転によりフォロワ26を左右に移動するように
なっている。
30と31は内周面側にワンウェイクラッチを備えたワ
ンウェイギヤで、このワンウェイギヤ30と31は前記
フォロワ29の腕部26aと26bの間に位置するよう
に第1のギヤ付勢手段としてのリセットスプリング32
を挟んでスクリュウシャフトlの端部1bにその軸方向
に移動し得るように装着されている。
33は第1のアイドルギヤで、この第1のアイドルギヤ
33は、大径のギヤ部33aと、このギヤ部33aを挟
んで位置する小径のギヤ部33b及び33cと、このギ
ヤ部33cの一端に設けられたフランジ部33dから成
り、ギヤ部33aがワンウェイギヤ31とラジアル方向
で噛み合うように両端がフレーム2上のギヤ支持板34
と支持板2bに回転可能にかつ軸方向に移動可能に取り
付けられている。
35は第1のアイドルギヤ33の軸に装着された第2の
ギヤ付勢手段としてのギヤリセットスプリングで、この
ギヤリセットスプリング35は第2図及び第5図に示し
たキャリッジ7に設けたレバー10aがフランジ部33
dを押し込むことにより、第1のアイドルギヤ33が左
側に移動したとき圧縮され、押し込みを解除したときに
復旧して第1のアイドルギヤ33を元に戻す働きをする
ものである。
36は前記ギヤ支持板34に軸支された第2のアイドル
ギヤで、この第2のアイドルギヤ36は前記第1のアイ
ドルギヤ33のギヤ部33bに噛み合うと共に、ワンウ
ェイギヤ30とラジアル方向で噛み合うように位置して
いる。
31は第4図で説明したフィードシャフト20に端部に
圧入固定されたフィードギヤで、このフィードギヤ37
は前記第1のアイドルギヤ33のギヤ部33cと噛み合
い、ワンウェイギヤ30または31からの動力を第1の
アイドルギヤ33と第2のアイドルギヤ36を介して受
けることにより、フィードシャフト20を駆動して感熱
紙25を祇送りする働きをする。
尚、第2のアイドルギヤ36及びフィードギヤ37はス
ラスト方向には移動できないようにしである。
38はスクリュウシャフト1における第1の溝部1aの
端部付近に位置するようにフレーム2上に固定されたマ
イクロスイッチで、このマイクロスイッチ38はホーム
ボジショニングの際のキャリッジ7の位置を検出する検
出手段として使用される。
ここで、前記フォロワ機構9の主要部の動作について簡
単に説明する。
第9図(1)、  (II)、  (III)はフォロ
ワ機構9の主要部の動作を示す平面図及び正面図で、(
a)が平面図、(b)が正面図である。
まず、第9図(n)に示すようにフォロワピン29が第
2の溝部1bの中央位置にあるときは、フォロワ26及
び支持台27の互いのカマポコ型の溝にズレが生じてい
ないため、リセットスプリング28の付勢力はフォロワ
26に作用しない状態にあり、このときのフォロワ26
の位置を中立位置とする。
そこで、第9図(II)の状態から第9図(1)に示す
如く、スクリュウシャフトlが反時計方向に回転(以後
CCW回転と記す)し、フォロワピン29が第2の溝部
1bによって右側に駆動されることにより、フォロワ2
6が右方向に移動すると、互いのカマボコ型の溝にズレ
が生じるため、リセットスプリング28はフォロワ26
を第9図(II)の中立位置に戻すべく矢印で示したよ
うに左方向に付勢する。
また、逆に第9図(III)に示すように、スクリュウ
シャフト1が時計方向に回転(以後CW回転と記す)し
、フォロワピン29が第2の溝部1bによって左側に駆
動されることにより、フォロワ26が左方向に移動した
ときは、フォロワ26を第9図(II)の中立位置に戻
すべくリセットスプリング28は矢印で示したように右
方向に付勢する。
一方、ワンウェイギヤ31は第9図(1)に示すように
、スクリュウシャフトlのCCW回転時(キャリッジ7
がフォワード(右)方向に移動する)に前記フォロワ2
6が右方向に移動して、その腕部26bが離れると共に
、第1のアイドルギヤ33のギヤ部33aに噛み合って
その負荷を受けると、前記端部1cとロックしてスクリ
ュウシャフト1の回転力を前記ギヤ部33aに伝える。
このとき、もう一方のワンウェイギヤ30は前記端部1
cに対してフリーとなって空回りする。
また、ワンウェイギヤ30は前記第9図(II[)に示
すように、スクリュウシャフトlのCW回転時(キャリ
ッジ7がリバース(左)方向に移動する)にフォロワ2
6が右方向に移動して、その腕部26aが離れると共に
、第2のアイドルギヤ36に噛み合ってその負荷を受け
ると、前記端部1cとロックしてスクリュウシャフトl
の回転力を前記第2のアイドルギヤ36に伝える。この
とき、もう一方のワンウェイギヤ30は前記端部1cに
対してフリーとなって空回りする。
そして、ワンウェイギヤ30と31は、フォロワ26が
第9図(II)の中立位置にあって、第1のアイドルギ
ヤ33と第2のアイドルギヤ36からの負荷を受けない
とき、及びスクリュウシャフト1の端部1cに対してフ
リーとなっているときは、リセットスプリング32の付
勢力により互いに離間し、フォロワ26の腕部26a、
26bにそれぞれ押し付けられる。
尚、第9図(1)、  (I[I)において黒く塗りつ
ぶした部分は、ワンウェイギヤ30,31のクラッチ部
がスクリュウシャフト1の端部ICとロックして駆動力
を伝達しているときの状態を示しており、端部ICに対
してフリーとなっているときはクラッチ部を塗りつぶさ
ずに示している。
また、リセットスプリング26の付勢力はりリーズスプ
リング32の付勢力よりも強めに設定しであるもつとし
、更にサーマルヘッド6とキャリッジ7のホームポジシ
ョンは後で詳しく説明するが、第2図及び第8図に示し
たマイクロスイッチ38より一定距離だけ右側に離れた
位置に設定されているものとする。
次に第1図の実施例について説明する。
第1図(1)は印字及び1行の改行動作時におけるフォ
ロワ機構の動作工程図、同図(II)は図(1)のとき
のタイムチャート、同図(1)は連続改行時におけるフ
ォロワ機構の動作工程図、同図(IV)は図(I[[)
のときのタイムチャートであり、前記図(1)の(a)
〜(5)は図(II)の(a)〜(ハ)に対応し、また
図(Iff)の(i)〜(r)は図(IV)の(i)〜
(r)に対応する。
尚、図(1)及び(III)において黒く塗りつぶした
部分は、前記第9図と同様にワンウェイギヤ30.31
のクラッチ部がスクリュウシャフト1の端部1cとロッ
クして駆動力を伝達しているときの状態を示しており、
端部1cに対してフリーとなっているときはクラッチ部
を塗りつぶさずに示している。
まず第1図(1)、(II)の印字と改行について説明
する。
第1図(I)における(a)はキャリッジ7と一体にサ
ーマルヘッド6がフォワード方向にスペーシングして感
熱紙25に印字している状態を示し、この状態ではスク
リュウシャフト1がCCW回転をしているため、ワンウ
ェイギヤ30は第2のアイドルギヤ36と噛み合う位置
にあるがそのクラッチ部は負荷を受けず、スクリュウシ
ャフト1の端部1cに対してフリーとなっているため、
スクリュウシャフト1の動力が第2のアイドルギヤ36
に伝えられることはない。
また、このときスクリュウシャフト1は前記端部1cが
ワンウェイギヤ31に対してロックする回転方向である
が、このワンウェイギヤ31はリリーズスプリング32
の付勢によりフォロワ26の右側の腕部26bに押し付
けられているため、第1のアイドルギヤ33のギヤ部3
3aと噛み合わず、従ってスクリュウシャフト1の動力
が前記ギヤ部33aに伝えられることもない。
フォワード方向への印字後、例えば次の改行が1行であ
れば1行分、2行であれば2行分というように次の改行
量に見合ったスペーシング量だけ更にサーマルヘッド6
をキャリッジ7と一体に右方向に移動してから、第1図
CI)のい)に示す如くスクリュウシャフト1をCW回
転させると、サーマルヘッド6とキャリッジ7はリバー
ス方向に移動し始める。
このときフォロワ26は第9図(1)で説明したように
、リセットスプリング28により左側に付勢されており
、かつこのリセットスプリング28の付勢力は第1図(
1)の(a)の状態で予めリリーズスプリング32の付
勢力より強めに設定しであるので、前記の如くスクリュ
ウシャフトlの回転方向が変わるとほぼ同時にフォロワ
ビン29が第2の溝部1bに係合し、従ってフォロワ2
6は左側へ移動を始める。
これによりワンウェイギヤ30がスクリュウシャフト1
の端部1cにロックして、第2のアイドルギヤ36にス
クリュウシャフト1の回転力を伝えるため、第1のアイ
ドルギヤ33を介してフィードギヤ37と一体にフィー
ドシャフト20とフィードローラ21が回転し、感熱紙
25の紙送りが開始される。
一方、ワンウェイギヤ31はフォロワ26の腕部26b
によってリリーズスプリング28の付勢を強めながら左
側に移動し、第2のアイドルギヤ36により回転させら
れている第1のアイドルギヤ33のギヤ部33aと噛み
合い始めるが、このワンウェイギヤ31は前記端部1c
に対してフリーの状態にあるので、噛み合いの際にギヤ
同士でロックすることはない。
また、このようにワンウェイギヤ31が第1のアイドル
ギヤ33のギヤ部33aと噛み合い始めると、このワン
ウェイギヤ31は第1のアイドルギヤ33により第2の
アイドルギヤ36と同じ周速で駆動されるため、−見ス
クリュウシャフト1の端部ICにロックしそうであるが
、駆動軸であるスクリュウシャフト1が被駆動体である
第1のアイドルギヤ33により駆動されることはないた
め、ワンウェイギヤ31の外周にかかる負荷は小さく、
かみ合いはじめた後もワンウェイギヤ31は前記端部1
cにロックすることなくフォロワ6により左側に移動す
る。
そして、第1図(1)の(C)に示す如くスクリュウシ
ャフト1の第2の溝部1bの左側にフォロワピン29が
くると、フリーになっているワンウェイギヤ31が第1
のアイドルギヤ33のギヤ部33aと完全に噛み合った
状態となるので、この状態で必要な改行量だけスクリュ
ウシャフト1をCW力方向回転して改行動作を行う。
この間フォロワ26は、リセットスプリング28の付勢
力を受けながら第2の溝部1bの左側に位置しており、
またサーマルヘッド6はキャリッジ7と一体に前記改行
量分だけリバース方向に移動して、フォワード方向への
印字終了時の位置に戻る。
改行を終了した時点で、スクリュウシャツ)1を前記と
逆の方向であるCCW方向に微少角度(ギヤのバックラ
ッシュ程度)回転すると、第1図(1)の(d)に示す
如くワンウェイギヤ31はフリーになり、リリーズスプ
リング32の付勢力によりフォロワ26の左側腕部26
aに突き当たるまでスクリュウシャフト1の端部IC上
を左に移動し、第2のアイドルギヤ36との噛み合いが
解除される。
これでキャリッジ7と一体にサーマルヘッド6がフォワ
ード方向からリバース方向へスペーシング方向を切り替
える際の改行動作が終了する。
ワンウェイギヤ30,31に組み込まれるワンウェイベ
アリング等のワンウェイクラッチは、回転方向の切替に
伴うコンク/フリーのタイムラグが極少であるので、上
記動作においてスクリュウシャフト1の回転量に応じて
極めて正確な改行量が得られる。
改行動作終了後は、第1図(1)の(e)に示す如くス
クリュウシャフト1をCW回転させ、キャリッジ7と一
体にサーマルヘッド6をリバース方向ヘスベーシングさ
せてリバース方向の印字を行う。
この印字中、前記ワンウェイギヤ31はスクリュウシャ
フト1の端部1cに対してフリーの状態にあるが、すで
に第1のアイドルギヤ33゛のギヤ部33aとは噛み合
っており、リバース方向における印字終了後の改行の準
備が完了している。
次に、このリバース方向の印字からフォワード方向の印
字への切替改行動作を説明する。
この場合の動作は、基本的には上記したフォワード方向
の印字からリバース方向の印字へ切替わる場合と全ての
動作が逆になるだけである。
すなわち、リバース方向の印字終了後、次の改行量に見
合うスペーシング量だけキャリッジ7をそのまま左方向
に移動してから、第1図(1)の(f)に示す如くスク
リュウシャフトをCCW方向に回転させると、サーマル
ヘッド6はキャリッジ7と一体にフォワード方向にスペ
ーシングされ始める。
一方、このようにスクリュウシャフトlの回転方向が変
わると、これとほぼ同時にワンウェイギヤ31がスクリ
ュウシャフトlの端部1aにロックし、ギヤ部33aを
介して第1のアイドルギヤ33にスクリュウシャフト1
の回転力が伝えられるため、フィードギヤ37と一体に
フィードシャフト20とフィードローラ21が回転して
感熱紙25の紙送りが開始される。
また、このときフォロワ26はリセットスプリング28
により右側に付勢されているので、フォロワピン29が
第2の溝部1bに係合し、右側へ移動を始め、同時にワ
ンウェイギヤ30はフォロワ26の腕部26aによって
リリーズスプリング28の付勢力を強めながら右側に移
動し、第1のアイドルギヤ33により回転させられてい
る第2のアイドルギヤ36と噛み合い始めるが、このワ
ンウェイギヤ36は前記端部1cに対してフリーの状態
にあるので、噛み合いの際にギヤ同士でロックすること
はない。
また、このようにワンウェイギヤ30が第2のアイドル
ギヤ36と噛み合い始めると、このワンウェイギヤ30
は第2のアイドルギヤ36により第1のアイドルギヤ3
3と同じ周速で駆動されるため、−見スクリュウシャフ
トlの端部1cにロックしそうであるが、駆動軸である
スクリュウシャフト1が被駆動体である第2のアイドル
ギヤ36により駆動されることはないため、ワンウェイ
ギヤ30の外周にかかる負荷は小さく、かみ合いはじめ
た後もワンウェイギヤ30は前記端部1cにロックする
ことなくフォロワ6により右側に移動する。
このようにフォロワ6が移動して第1図(I)の((2
)に示す如く第2の溝部1bの右側にフォロワピン2.
9がくると、フリーになっているワンウェイギヤ30は
第2のアイドルギヤ36と噛み合う位置となり、この状
態で必要な改行量だけスクリュウシャフトlをCCW方
向に回転して改行動作を行う。
この間フォロワ26はリセットスプリング2日の付勢力
によって第2の溝部1bの右側に位置しており、またサ
ーマルヘッド6はキャリッジ7と一体に前記の改行量分
だけフォワード方向に移動してリバース方向への印字終
了時の位置に戻る。
そして、改行が終了した時点でスクリュウシャフトlを
前記と逆方向であるCW力方向微少角度(ギヤのバック
ラッシュ程度)回転させると、第1図(1)の(5)の
如くワンウェイギヤ30はフリーになり、リリーズスプ
リング32の付勢力によりフォロワ26の右側の腕部2
6aに突き当たるまでスクリュウシャフト1の端部1c
上を右に移動して、第1のアイドルギヤ33のギヤ部3
3aとの噛み合いが解除される。
これでリバース方向の印字からフォワード方向への印字
のスペーシング方向を切替える際の改行動作が終了する
が、この場合もスクリュウシャフトlの回転量に応じて
極めて正確な改行量が得られる。
この後、第1図(1)の(a)の状態に戻りスクリュウ
シャフト1をCCW回転させて、次のフォワード方向の
印字を行う。
次に、第1図(III)、  (IV)の連続改行及び
ホームポジショングについて説明する。
連続改行(FF)動作は、改行動作の延長上にあるため
前述した1行分のサーマルヘッド6とキャリッジ7のス
ペーシング範囲内で実施可能であルシ、長い連続改行に
おいてもサーマルヘッド6とキャリッジ7のリバース方
向とフォワード方向のスペーシング動作を繰り返せば実
施可能であるが、単に連続改行のみの目的でサーマルヘ
ッド6とキャリッジ7のスペーシングを何度も行うのは
サーマルヘッド6等による感熱紙25への汚れ付着や、
感熱紙25のスキュー等の観点から不合理であるし、ス
ペーシング及び改行用に専用のモータを持つプリンタが
スペーシング/改行を独立に設定できることを考えると
、単一モータで印字改行を行うプリンタはデメリットが
多い。
連続改行として望まれることは、正確な改行量と、改行
中のスキューが防止されること、及びサーマルヘッド6
とキャリッジ7がその間ある一定の位置に待機して、か
つサーマルヘッド6が感熱紙25から離間して汚れが付
着しないことである。
そこで、まずフォワード方向の印字後に連続改行を行う
場合について述べる。
第1図(I[[)における(i)は、前記第1図(1)
の(a)と同様にフォワード方向への印字中の状態を示
している。
連続改行の始まりは通常の改行動作と同じであり、フォ
ワード方向への印字からリバース方向への印字の際にサ
ーマルヘッド6とキャリッジ7のスペーシング方向を変
えると、第1図(I[I)の(j)(第1図(1)の(
C)と同じ)に示す如く、ワンウェイギヤ30が第2の
アイドルギヤ36に動力を伝えて改行が始まる。
ここで、キャリッジ7とスクリュウシャフト1の位置関
係が、第1図(II[)の(ロ)に示す状態をキャリッ
ジ7のホームポジションとすると、サーマルヘッド6と
キャリッジ7がリバース方向にスペーシングしてきたと
き、そのホームポジション位置の手前で、第1図(II
I)の(2)に示す如くプラテン8の感熱紙25の通過
範囲外に設けである突起18aにキャリッジ7のレバー
10aが乗り上げ、これによりサーマルヘッド6がプラ
テンゴム19に対して離間するので、連続改行中にはサ
ーマルヘッド6による印字押圧負荷が感熱紙25に加わ
らず、従って次の改行動作における感熱紙25のスキュ
ーが防止される。
前記プラテンゴム19に対してサーマルヘッド6が離間
した後、なおもサーマルヘッド6とキャリッジ7がリバ
ース方向への移動を続けると、第1図(1)の(1)に
示すようにキャリッジ7はマイクロスイッチ38を作動
(ON)させ、ついには第1図CI[[)のに)に示す
如くキャリッジ7のフィードボスト15がスクリュウシ
ャフト1の第1の溝部1aから外れる位置までくる。
このとき、前記レバー10aは第1のアイドルギヤ33
のフランジ部33dを押し込むため、第1のアイドルギ
ヤ33はギヤリセットスプリング35の付勢力を強めな
がら左側に移動し、これによりギヤ部33aとワンウェ
イギヤ31との噛み合いが解除される。
一方、キャリッジ7のリバース動作開始時より第1図(
II[)のに)までの間は、単にスクリュウシャフト1
がCW力方向回転しているだけなので、ワンウェイギヤ
30は第2のアイドルギヤ36と噛み合ったままスクリ
ュウシャフト1の端部1cにロックして連続改行が行わ
れており、しかもキャリッジ7はスクリュウシャフト1
の第1の溝部Iaから外れているため、スクリュウシャ
フト1とキャリーツジ7の係合は解かれ、スクリュウシ
ャツ)Iの回転量は、連続改行だけのために任意に設定
できるようになる。
連続改行の終了は、感熱紙24の必要な改行量の送り終
了した時点で、第1図(III)の(n)に示す如くス
クリュウシャフトををCCW方向に逆回転させるだけで
ある。
このとき、ワンウェイギヤ30はスクリュウシャフト1
の端部1cに対してフリーになるので、リリーズスプリ
ング32の付勢力によりフォロワ26の腕部26aに突
き当たるまで前記端部1c上を移動して第2のアイドル
ギヤ37との噛み合いが解除される。
次に、リバース方向の印字後に連続改行を行う場合につ
いて述べる。
リバース方向の印字終了後に連続改行を行う場合は、サ
ーマルヘッド6とキャリッジを一旦フォワード方向に移
動し、前述した第1図(1)の(e)〜第1図(1)の
(a)の動作を行ってフォロワ機構9を第1図(DI)
の(i)に示す状態にしてから前述した動作により連続
改行することができる。
ところで、上述した連続改行ではスクリュウシャフト1
の第1の溝部1aとキャリッジ7との係合を解いている
ため、次に印字を開始するためにはロジック的にサーマ
ルヘッド6の絶対位置を検出してホームポジションに戻
す動作、所謂ホームポジショングを行う必要があり、以
下にその動作について述べる。
まず、前記したように第1図(In)の(n)において
スクリュウシャフト1をCCW回転に切替えると、ワン
ウェイギヤ30がスクリュウシャフト1の端部1cに対
してフリーとなり、ワンウェイギヤ30はリリーズスプ
リング32の付勢力によりフォロワ26の腕部26aに
突き当たるまで前記端部1 、c上を左側に移動する。
続いてリセットスプリング28の付勢力によりフォロワ
ピン29がスクリュウシャフト1の第2の溝部1bと係
合してフォロワ26が右側に移動すると共に、ギヤリセ
ットスプリング35の付勢力により第1のアイドルギヤ
33を介してキャリッジ7のレバー10aが押圧され、
これによりキャリッジ7のフィードポスト15が第1の
溝部1aと係合して、キャリッジ7はサーマルヘッド6
と一体に右側へ移動する。
このとき、ワンウェイギヤ31はその外周に負荷を受け
ていないため、スクリュウシャフト1の端部1cに対し
てロックせず、リリーズスプリング32の付勢力により
フォロワ26の腕部26aに押し付けられて、フォロワ
26と共に右側に移動する。
次に、第1図(III)の(0)に示す如く、前記ワン
ウェイギヤ30がフォロワ26の腕部26aに押され、
これにより第2アイドルギヤ36に噛み合う位置まで移
動した時点でフォロワ機構9は第1図(1)の(i)と
同じ状態になる。
そこで、更にこのままスクリュウシャフトlをCCW回
転させることにより、第1図(I[[)の(p)に示す
如くキャリッジ7がマイクロスイッチ38を作動(OF
F)させると、このマイクロスイッチ38によりキャリ
ッジの絶対位置が検知されるので、第1図(In)の(
q)に示す如くそこからさらに一定量右側に移動した位
置をキャリッジ7のホームポジションすなわちサーマル
ヘッド6のホームポジションとする。
ホームポジションからの印字は第1図(I[I)の(r
)に示すようにホームポジションからキャリッジ7と一
体にサーマルヘッド6を一定量右方向へ移動した位置で
、キャリッジ7のレバー10aがプラテン8の突起部1
8aから外れるため、プラテンゴム19にサーマルヘッ
ド6が感熱紙25が密着して印字可能となる。
尚、先に述べたようにホームポジションでのフォロワ機
構9の状態すなわち第1図(III)の(q)に示す状
態は、同図第1図(I[[)の(i)に示す状態と同一
であるので、ホームポジションからスクリュウシャフト
1をCW回転させて直接連続改行することも可能である
また、リバース方向への印字後に、改行しないままホー
ムポジショングをしたい場合は、リバース方向への印字
時にフォロワ機構9の状態が第1図(1)の(e)に示
したようになっているため、そのままスクリュウシャフ
ト1をCW回転させることにより、キャリッジ7のフィ
ードボスト15が第1の溝部1aの左側にくるまで移動
させれば、第1図(I[[)の(n)とフォロワ機構9
の状態が同じになり、第1図(III)の(n)〜(q
)の一連の動作を経て改行を伴わないホームポジション
グも行うことができる。
以上本発明の一実施例について説明したが、本発明はこ
れに限られるものではない。
例えば、上述した実施例では印字ヘッドとして感熱紙2
5に印字を行うサーマルヘッド6を用いているが、この
サーマルヘッド6の代わりに普通紙に印字を行うワイヤ
ヘッドを用いることも可能である。
また、上述した実施例ではキャリッジ7の位置を検出す
る検出手段として機械的なマイクロスイッチ38を用い
たが、このマイクロスイッチ38の代わりに光学的に位
置検出を行うセンサ等を用いてもよい。
〔発明の効果 〕
以上説明したように本発明は、連続改行を行う際、スク
リュウシャフトを所定の方向に回転させることによりキ
ャリッジを復方向にスペーシングさせて第2の溝部側に
おける第1の溝部の端部で、ノ該第1の溝部とキャリッ
ジの係合を解除すると共に、その際印字ヘッドの一例で
フォロワ機構の第1のアイドルギヤを押圧し、前記スク
リュウシャフトをそのまま同方向に回転させて、スクリ
ュウシャフトの回転動力をフォロワ機構のワンウェイギ
ヤから第2のアイドルギヤを介して第1のアイドルギヤ
に伝達することにより、この第1のアイドルギヤで前記
紙送り機構を駆動して印字媒体の任意の連続改行を行い
、改行後にスクリュウシャフトを前記と逆の方向に回転
させたとき、第1のアイドルギヤを介して受ける第1の
ギヤ付勢手段の付勢力によりキャリッジを第1の溝部に
係合させるようにしている。
従って、これによればキャリッジを繰返しスペーシング
動作させることなく、印字用を兼ねる単一の駆動源によ
り短時間で連続改行を行うことが可能となり、コストパ
フォーマンスのよい、しかも信頼性の高いシリアルプリ
ンタの連続改行方式を実現することができるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシリアルプリンタの連続改行方式
の一実施例を示す動作工程図及びタイムチャート、第2
図は第1図の実施例で用いるシリアルプリンタの平面図
、第3図及び第4図はそれぞれ第2図に対応する右側断
面図及び左側面図、第5図は第2図におけるサーマルヘ
ッドとキャリッジの構成例を示す分解斜視図、第6図は
第2図におけるプラテンの斜視図、第7図は前記第2図
のA−A線断面図、第8図は第2図におけるフォロワ機
構の構成例を示す斜視図、第9図は第8図のフォロワ機
構の主要部の動作を示す平面図及び正面図である。 1:スクリュウシャフト 1a:第1の溝部 1b:第2の溝部 lC:端部 5:モータ 6:サーマルヘッド 7:キャリッジ 8ニブラテン 9:フォロワ機構 15:フィードポスト 20:フィードシャフト 21:フィードローラ 25:感熱紙 26:フォロワ 26a、26b:腕部 27:支持台 28:リセットスプリング 29:フォロワピン 30.31:ワンウェイギヤ 32:リセットスプリング 33:第1のアイドルギヤ 35:ギヤリセットスプリング 36:第2のアイドルギヤ 37:フィードギヤ 38:マイクロスイッチ 特許出願人   沖電気工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、単一の駆動源を有し、印字ヘッドを搭載したキャリ
    ッジをスクリュウシャフトに係合させて、該スクリュウ
    シャフトを前記駆動源で回転させることにより印字ヘッ
    ドをキャリッジと一体に往復方向の双方向にスペーシン
    グさせつつ、印字ヘッドによって印字媒体に印字すると
    共に、 紙送り機構により前記印字媒体の改行を行うシリアルプ
    リンタにおいて、 前記スクリュウシャフトに軸長の長い第1の溝部と第2
    の溝部を設け、前記第1の溝部に対して前記キャリッジ
    を係合及びその解除を可能とすると共に、前記第2の溝
    部側にフォロワ機構を配置し、 このフォロワ機構は、前記スクリュウシャフトの端部に
    滑動可能に係合した一対の腕部を有しかつ前記第2の溝
    部に係合可能としたフォロワと、該フォロワを前記キャ
    リッジのスペーシング方向と同方向に付勢するフォロワ
    付勢手段と、前記腕部間で移動し得るようにスクリュウ
    シャフトの端部に装着されたワンウェイクラッチを有す
    る一組のワンウェイギヤと、 このワンウェイギヤ同士を離間させる方向に付勢する第
    1のギヤ付勢手段と、 一方のワンウェイギヤに対応し、かつ前記スクリュウシ
    ャフトの端部と平行に移動するように軸支された第1の
    アイドルギヤと、 この第1のアイドルギヤをサーマルヘッド側に付勢する
    第1のギヤ付勢手段と、 他方のワンウェイギヤに対応するように軸支されかつ第
    1のアイドルギヤに噛み合わせた第2のアイドルギヤと
    を備えるものとして、 このフォロワ機構の第1のアイドルギヤに前記紙送り機
    構のフィードギヤを噛み合わせ、前記スクリュウシャフ
    トを所定の方向に回転させることによりキャリッジを復
    方向にスペーシングさせて第2の溝部側における第1の
    溝部の端部で、該第1の溝部とキャリッジの係合を解除
    すると共に、その際印字ヘッドの一側で第1のアイドル
    ギヤを押し、 そのまま前記スクリュウシャフトを同方向に回転させて
    、スクリュウシャフトの回転動力を一方のワンウェイギ
    ヤから第2のアイドルギヤを介して第1のアイドルギヤ
    に伝達することにより、この第1のアイドルギヤで前記
    紙送り機構を駆動して印字媒体の任意の連続改行を行い
    、 改行後にスクリュウシャフトを前記と逆の方向に回転さ
    せたとき、第1のアイドルギヤを介して受ける第1のギ
    ヤ付勢手段の付勢力によりキャリッジを第1の溝部に係
    合させることを特徴とするシリアルプリンタの連続改行
    方式。
JP14018988A 1988-06-07 1988-06-07 シリアルプリンタの連続改行方式 Pending JPH01308670A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH035181A (ja) * 1989-06-02 1991-01-10 Canon Inc 記録装置
US5397191A (en) * 1991-12-20 1995-03-14 Seiko Epson Corporation Printer having paper feed roller
US5464291A (en) * 1992-03-10 1995-11-07 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus

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