JPH0130833Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0130833Y2 JPH0130833Y2 JP5010283U JP5010283U JPH0130833Y2 JP H0130833 Y2 JPH0130833 Y2 JP H0130833Y2 JP 5010283 U JP5010283 U JP 5010283U JP 5010283 U JP5010283 U JP 5010283U JP H0130833 Y2 JPH0130833 Y2 JP H0130833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting seat
- lead
- metal fitting
- seat
- line
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 11
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 11
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 6
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 6
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 6
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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Landscapes
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は引込線を需要家の建物内に引込む場合
に、一旦建物の外壁部に引込線を繋止するために
使用する引込線支持金具に関するものである。
に、一旦建物の外壁部に引込線を繋止するために
使用する引込線支持金具に関するものである。
第1図は従来の引込線繋止方法の一例を示すも
ので、図中1は需要家の建物、2はその建物1の
外壁物にねじ込んだリングスクリユーで、第2図
はその詳細図である。図中2aはねじ部、2bは
リング部で、このリングスクリユー2のねじ部2
aを建物の外壁部にねじ込んでから、第1図に示
すようにリング部2bに引込用フツク金具3を連
結し、この金具3にさらに平型碍子4を連結し、
この平型碍子4に引込線5を巻きつけて引込線5
を一旦固定すると共に、その引込線5の延長部5
aを分界チユーブ6およびコネクター7を介して
屋内引込線8に接続してある。9はこの屋内引込
線8の保護管である。
ので、図中1は需要家の建物、2はその建物1の
外壁物にねじ込んだリングスクリユーで、第2図
はその詳細図である。図中2aはねじ部、2bは
リング部で、このリングスクリユー2のねじ部2
aを建物の外壁部にねじ込んでから、第1図に示
すようにリング部2bに引込用フツク金具3を連
結し、この金具3にさらに平型碍子4を連結し、
この平型碍子4に引込線5を巻きつけて引込線5
を一旦固定すると共に、その引込線5の延長部5
aを分界チユーブ6およびコネクター7を介して
屋内引込線8に接続してある。9はこの屋内引込
線8の保護管である。
しかして上述のような従来の方法によると、長
期間経過する間には幾度も強風や突風が引込線5
に作用するため、その都度引込線5、碍子4、金
具3を介して振動や衝撃がリングスクリユー2に
かかる結果、ねじ部2aをねじ込んだ建物1の外
壁部にひび割れを生じ、このひび割れ部から雨水
が建物1の内部に滲透したり、場合によつてはリ
ングスクリユー2が脱落する等の不具合があつ
た。
期間経過する間には幾度も強風や突風が引込線5
に作用するため、その都度引込線5、碍子4、金
具3を介して振動や衝撃がリングスクリユー2に
かかる結果、ねじ部2aをねじ込んだ建物1の外
壁部にひび割れを生じ、このひび割れ部から雨水
が建物1の内部に滲透したり、場合によつてはリ
ングスクリユー2が脱落する等の不具合があつ
た。
本考案は上述の欠点を除去するためになされた
もので、板金を素材として取付座部と立上り部を
形成すると共に、この取付座部と立上り部との間
に湾曲部を形成し、取付座面の取付孔の周辺部を
凹陥し、この凹陥部にねじ挿通孔を有するゴム製
のパツキング座を設けると共に、このパツキング
座を取付座面より若干突出させ、前記立上り部に
長孔を設けて引込線支持金具を形成することによ
り、引込線支持金具にかかる振動や衝撃を緩和す
ると共に、ゴム製のパツキング座により建物の内
部への雨水の滲透を防止し、さらに引込線支持金
具の脱落を阻止することを目的とするものであ
る。
もので、板金を素材として取付座部と立上り部を
形成すると共に、この取付座部と立上り部との間
に湾曲部を形成し、取付座面の取付孔の周辺部を
凹陥し、この凹陥部にねじ挿通孔を有するゴム製
のパツキング座を設けると共に、このパツキング
座を取付座面より若干突出させ、前記立上り部に
長孔を設けて引込線支持金具を形成することによ
り、引込線支持金具にかかる振動や衝撃を緩和す
ると共に、ゴム製のパツキング座により建物の内
部への雨水の滲透を防止し、さらに引込線支持金
具の脱落を阻止することを目的とするものであ
る。
以下第3図〜第5図により本考案の一実施例を
説明する。図中前記符号と同一の符号は同等のも
のを示す。
説明する。図中前記符号と同一の符号は同等のも
のを示す。
本実施例においては第3図に詳細に示すよう
に、板金を素材として取付座部10と立上り部1
1を形成すると共に、この取付座部10と立上り
部11との間に弾性を付与する湾曲部12を形成
し、取付座部10に2個の取付孔13を設け、取
付座部10の底面である取付座面10aの取付孔
13の周辺部10bを截頭円錐形状に凹陥し、他
方ゴムまたは合成ゴムを素材として、ほぼ截頭円
錐形状に形成すると共に、その中心にねじ挿通孔
14aを設けたパツキング座14を前記凹陥部1
0bに嵌合し、このパツキング座14の底面14
bを取付座面10aより若干突出させ、さらに前
記立上り部11にフツク金具連結用の長孔15を
形成して引込線支持金具Aを構成する。なお第4
図に示すものは引込線支持金具Aを建物1等に固
定するためのねじ込みボルト16である。
に、板金を素材として取付座部10と立上り部1
1を形成すると共に、この取付座部10と立上り
部11との間に弾性を付与する湾曲部12を形成
し、取付座部10に2個の取付孔13を設け、取
付座部10の底面である取付座面10aの取付孔
13の周辺部10bを截頭円錐形状に凹陥し、他
方ゴムまたは合成ゴムを素材として、ほぼ截頭円
錐形状に形成すると共に、その中心にねじ挿通孔
14aを設けたパツキング座14を前記凹陥部1
0bに嵌合し、このパツキング座14の底面14
bを取付座面10aより若干突出させ、さらに前
記立上り部11にフツク金具連結用の長孔15を
形成して引込線支持金具Aを構成する。なお第4
図に示すものは引込線支持金具Aを建物1等に固
定するためのねじ込みボルト16である。
つぎに上述のように構成した本考案金具の使用
方法を第5図について説明する。まず建物1の外
壁部の所望の位置に、第5図に示すように、引込
線支持金具Aをあてがつて、そのねじ挿通孔14
aを介して2本のねじ込みボルト16をそれぞれ
ねじ込む。ついで金具Aの長孔15に引込用フツ
ク金具3を連結し、この金具3にさらに平型碍子
4を連結し、この平型碍子4に引込線5を巻きつ
けて引込線5を一旦固定すると共に、その引込線
5の延長部5aを分界チユーブ6およびコネクタ
ー7を介して屋内引込線8に接続する。なお9は
屋内引込線8の保護管である。
方法を第5図について説明する。まず建物1の外
壁部の所望の位置に、第5図に示すように、引込
線支持金具Aをあてがつて、そのねじ挿通孔14
aを介して2本のねじ込みボルト16をそれぞれ
ねじ込む。ついで金具Aの長孔15に引込用フツ
ク金具3を連結し、この金具3にさらに平型碍子
4を連結し、この平型碍子4に引込線5を巻きつ
けて引込線5を一旦固定すると共に、その引込線
5の延長部5aを分界チユーブ6およびコネクタ
ー7を介して屋内引込線8に接続する。なお9は
屋内引込線8の保護管である。
このようにすると、本考案の金具Aには、その
立上り部11と取付座部10との間に弾性のある
湾曲部12が形成してあるため、たとえ引込線5
に振動や衝撃が作用しても、湾曲部12の弾性に
よつてある程度吸収することができる。したがつ
て本考案の金具Aを固定しているねじ込みボルト
16には、従来のリングスクリユー2と比較して
小さな振動や衝撃しか作用しない。このため長期
間経過しても、本考案に係るねじ込みボルト16
のねじ込み部にはひび割れが生じにくくなる。ま
たたとえひび割れが発生しても、ゴム製のパツキ
ング座14によつてそのひび割れ部はほとんど密
閉されるため、雨水等が建物の内部に滲透するこ
ともなくなる。またねじ込みボルト16を締めつ
けた時は、パツキング座14のねじ挿通孔14a
とボルト16とが密着するため、ボルト16を伝
つて雨水が滲入するおそれもなくなる。さらにゴ
ム製のパツキング座14はねじ込みボルト16の
ばね座金の作用をするため、ねじ込みボルト16
が脱落するおそれもなくなる。また本考案の金具
Aには、フツク金具連結用として長孔15を設け
たため、U形金具を用いれば多溝碍子も使用でき
るので使用範囲が拡大できるという効果も得られ
る。
立上り部11と取付座部10との間に弾性のある
湾曲部12が形成してあるため、たとえ引込線5
に振動や衝撃が作用しても、湾曲部12の弾性に
よつてある程度吸収することができる。したがつ
て本考案の金具Aを固定しているねじ込みボルト
16には、従来のリングスクリユー2と比較して
小さな振動や衝撃しか作用しない。このため長期
間経過しても、本考案に係るねじ込みボルト16
のねじ込み部にはひび割れが生じにくくなる。ま
たたとえひび割れが発生しても、ゴム製のパツキ
ング座14によつてそのひび割れ部はほとんど密
閉されるため、雨水等が建物の内部に滲透するこ
ともなくなる。またねじ込みボルト16を締めつ
けた時は、パツキング座14のねじ挿通孔14a
とボルト16とが密着するため、ボルト16を伝
つて雨水が滲入するおそれもなくなる。さらにゴ
ム製のパツキング座14はねじ込みボルト16の
ばね座金の作用をするため、ねじ込みボルト16
が脱落するおそれもなくなる。また本考案の金具
Aには、フツク金具連結用として長孔15を設け
たため、U形金具を用いれば多溝碍子も使用でき
るので使用範囲が拡大できるという効果も得られ
る。
第1図は従来の引込線支持方法を示す立面図、
第2図はそのリングスクリユーの詳細図、第3図
aは本考案の引込線支持金具の正面図、同図bは
その側面図、同図cは同下面図、同図dはその凹
陥部の詳細断面図、第4図はねじ込みボルトの詳
細図、第5図は本考案金具を使用して引込線を支
持した状態を示す立面図である。 1……建物、2……リングスクリユー、3……
引込用フツク金具、4……平型碍子、5……引込
線、6……分界チユーブ、7……コネクター、8
……屋内引込線、9……保護管、A……本考案の
引込線支持金具、10……取付座部、10a……
取付座面、10b……凹陥部、11……立上り
部、12……湾曲部、13……取付孔、14……
パツキング座、14a……ねじ挿通孔、15……
長孔、16……ねじ込みボルト。
第2図はそのリングスクリユーの詳細図、第3図
aは本考案の引込線支持金具の正面図、同図bは
その側面図、同図cは同下面図、同図dはその凹
陥部の詳細断面図、第4図はねじ込みボルトの詳
細図、第5図は本考案金具を使用して引込線を支
持した状態を示す立面図である。 1……建物、2……リングスクリユー、3……
引込用フツク金具、4……平型碍子、5……引込
線、6……分界チユーブ、7……コネクター、8
……屋内引込線、9……保護管、A……本考案の
引込線支持金具、10……取付座部、10a……
取付座面、10b……凹陥部、11……立上り
部、12……湾曲部、13……取付孔、14……
パツキング座、14a……ねじ挿通孔、15……
長孔、16……ねじ込みボルト。
Claims (1)
- 板金を素材として取付座部と立上り部を形成す
ると共に、この取付座部と立上り部との間に湾曲
部を形成し、取付座面の取付孔の周辺部を凹陥
し、この凹陥部にねじ挿通孔を有するゴム製のパ
ツキング座を設けると共に、このパツキング座を
取付座面より若干突出させ、前記立上り部に長孔
を設けてなる引込線支持金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5010283U JPS59155827U (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 引込線支持金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5010283U JPS59155827U (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 引込線支持金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59155827U JPS59155827U (ja) | 1984-10-19 |
JPH0130833Y2 true JPH0130833Y2 (ja) | 1989-09-21 |
Family
ID=30180580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5010283U Granted JPS59155827U (ja) | 1983-04-06 | 1983-04-06 | 引込線支持金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59155827U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007209147A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Asahi Kasei Homes Kk | U字型金物取付構造 |
-
1983
- 1983-04-06 JP JP5010283U patent/JPS59155827U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59155827U (ja) | 1984-10-19 |
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