JPH01307052A

JPH01307052A - マルチディスクデッキ装置

Info

Publication number: JPH01307052A
Application number: JP13785288A
Authority: JP
Inventors: Etsuki Watanabe; 渡辺　悦規
Original assignee: Matsushita Graphic Communication Systems Inc
Current assignee: Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
Priority date: 1988-06-03
Filing date: 1988-06-03
Publication date: 1989-12-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、光ファイル等情報検索装置に関し、特に、光
ディスク、光磁気ディスク等を収容した複数のディスク
カートリッジを収納するケースと、必要に応じ、所望の
ディスクカートリッジを取シ出し、そのディスクに対し
て記録再生を行うデッキとを備えたマルチディスクデツ
キ装置に関する。

なお、本明細書において、用語「記録再生」は、記録及
び／又は再生を意味するものである。

従来の技術従来のマルチディスクデツキ装置は、ビデオディスクの
マルチタイプ又は追記型光ディスクの業務用に使われる
大型の光デイスク内蔵型の装置であり、第９図に示すよ
うに、光ディスクの出し入れの口１を備えた筺体２を有
するコンソールタイプである。この筺体２の内部には、
第１０図に概略平面を示すように、複数の光ディスク３
を収容した収納ケース４と、記録再生を行うデツキ５と
、収納ケース４に沿って配置されたガイドレール６と、
このガイドレール６上を移動し収納ケース４とデツキ５
との間で光ディスク３の移送を行うキャリジ７等が配置
されており、外部の制御卓による制御によって、キャリ
ジ７が収納ケース４の所望の光デイスク収納位置の前に
移動し、その光ディスク３を収納ケース４から矢印Ａ方
向に取シ出してキャリジ７上に符号３′で示すように乗
せ、次いでキャリジ７が矢印Ｂ方向に二点鎖線で示す位
置に移動して光ディスクをデツキ５にかけ、デツキ５で
記録或いは再生を行い、作業が終了したのちキャリジ７
がその光ディスクを元の経路を戻って収納ケース４の所
定位置に収納するという動作を行っていた。なお、ここ
で光ディスクは通常ケース内に収納され、ディスクカー
トリッジの形態で取り扱われている。

また、情報処理に関連するものではなく、音楽演奏に関
連するものではあるが、多数のディスクをディスクファ
イル内に収納しておき、ディスクチェンジャーによって
所定のディスクを取シ出し、ディスクプレーヤーにかけ
て再生し、その後、そのディスクを元の位置に戻すよう
に構成したディスク自動演奏システムも知られている（
例えば、特開昭５９−９０２５８号公報、特開昭６２−
２２６４７１号公報参照）。

発明が解決しようとする課題しかし、従来の装置は、いずれも装置が大がかりになり
、ディスク使用枚数の少ないパーソナルな装置において
は、コストアップになシ、また、内部に収納されたディ
スクの状態も常時観察できず、且つ簡単に入れ換えでき
ない等の問題点があった。

上述問題は以下の理由で生ずる。すなわち、ディスクの
収納枚数が３０枚位になると、装置が大きくなり、筐体
構造も強度を必要とし、また、機密上からも密閉してし
まう必要がある。また、データベースとして多数の人達
が共通で使用する為、簡単に内部のディスクを交換する
事もできない。

本発明は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、比較
的少数のディスクを収納し、簡単に入れ換えが可能で、
操作性の良い、低コストでコンパクトなマルチディスク
デツキ装置、即ち個人が使用するに適した、パーソナル
タイプの゛マルチディスクデツキ装置を提供することを
目的とする。

課題を解決するだめの手段４本発明は上述の問題点を解決するため、ディスクカー
トリッジを縦置きに収納する複数のスロットを備えた収
納ケースを、机上、台上等に露出して配置する構成とし
、この収納ケースの各スロットの、上面、前面、後面の
いずれかにディスクカートリッジの手動出し入れ用の第
一開口を、各スロットの下面にディスクカートリッジの
自動出し入れ用の第二開口を設け、この第二開口にはデ
ィスクカートリッジの落下を防止する開閉可能な支持手
段を設け、更に、その収納ケースの下方に、各スロット
の第二開口に対応する位置に移動可能に記録再生用のデ
ツキを配置し、且つ、収納ケースとデツキとの間にディ
スクカートリッジを移送する移送手段を設けるという構
成を備えたものである。

また、デツキは定位置に固定して配置し、その代わりに
ディスクカートリッジを保持して搬送するキャリジを各
スロットに対応する位置に移動可能に設け、そのキャリ
ジによってディスクカートリッジを前記デツキに供給、
排出する構成としてもよい。

作　　　　用本発明は上述の構成によって、収納ケースの上面、前面
、後面のいずれかに形成された第一開口から内部のディ
スクカートリッジを目視確認したシ、手動にてディスク
カートリッジを出し入れすることができ、且つそのまま
の状態にて、下面の第二開口からディスクカートリッジ
を自動的に取り出してデツキにかけ、記録再生を行い、
また、その後、第二開口から収納ケース内に戻すことが
できる。

実施例第１図は本発明の一実施例によるパーソナルタイプマル
チディスクデツキ装置の概略構成を示すものであって、
１１は机、１２は、この机１１の上に露出するように配
置された収納ケース、１３は、収納ケース１２の下方に
且つ机１１内に配置されたマルチデツキ本体、１４はデ
ィスクに対する記録再生を行うデツキ、１５は、制御用
のキーボード、１６はデイスプレィ、１７は光ディスク
を収納した光デイスクカートリッジ（以下単にカートリ
ッジという）である。

収納ケース１２は、複数のカートリッジ１７を縦置きに
並べて収納するもので、第２図に示すように、垂直な仕
切シ板１９によって複数のカートリッジ収納スロットに
仕切られておシ、且つ、各スロットの前面及び下面にカ
ートリッジ出し入れ用の第一開口２０、第二開口２１が
形成されている。前面の第一開口２０は手動にてカート
リッジを出し入れするだめのものである。なお、カート
リッジの手動出し入れをするための開口は必ずしも前面
に設ける必要はなく、上面或いは後面に形成してもよい
。しかし、実施例のように前面に設ける方が、操作が容
易であシ、且つ収納ケース１２内のカートリッジ１７を
第一開口２０から見ることができるので、好ましい。

下面の第二開口２１　は後述するように、カートリッジ
１７をデツキ１４に対して自動的に出し入れするための
開口である。この第二開口２１　には、カートリッジ１
９が落下しないように支持する開閉可能な支持手段を構
成する支持板２２が設けられている。この支持板２２は
第３図〜第６図に示すように、その両端に延びる支軸２
３を有し、支軸２３を収納ケース１２に回転可能に保持
させている。更に、支軸２３の一端には操作レバー２４
と支持板２２を上方に付勢するスプリング２５が取付け
られている。なお、２６は支持板２２の上方向回転を止
めるストッパーである。通常、支持板２２は第４図に示
すようにスプリング２５によってストッパー２６に押付
けられた水平位置（閉位置）に保たれ、カートリッジ１
７をその上に保持しているが、操作レバー２４を第６図
の矢印Ｃ方向に回転させることにより、支持板２２が垂
直位置（開位置）となシカートリッジ１７を第二開口２
１から下方に降下させることが可能となる。

第７図において、収納ケース１２の下方には光ディスク
への記録再生を行うデツキ１４が配置されている。この
デツキ１４は、ベース２８と、デツキ本体２９　と、デ
ィスクモータ３０　と、ターンテーブル３１と、クラン
パ３２と、クランパ作動用のソレノイド３３と、光学ヘ
ッド３４等を有しておシ、カートリッジ１７内のディス
クをターンテーブル３１とクランパ３２で保持し、且つ
回転させ、半径方向に移動する光学ヘット３４で記録或
いは再生を行うことができる。更に、このデツキ１４に
は、収納ケース１２から降下するカートリッジ１７を案
内するガイド３５と、カートリッジ１７を受は止める下
部ストッパー３６とを有している。デツキ１４のベース
２８は、リードスクリユー３７に係合しており、リード
スクリュー３７の回転によってデツキ１４が所要カート
リッジを収納したスロットに対応する位置に移動するよ
うに構成されている。

デツキ１４　には、更に、収納ケース１２の第二開口２
１を閉じている支持板２２の操作レバー２４を矢印Ｃ方
向（第６図参照）に回動させる駆動アーム（図示せず）
と、カートリッジ１７をデツキ１４と収納ケース１２と
の間で移送するための移送手段が設けられている。この
移送手段は、第８図に示すように、一対のプーリ３９と
、このプーリ３９に掛けられたベル）　４０と、ベルト
４０に取付けられたアングル４１及びクツション４２　
と、一方のプーリ３９　を可逆回転させるモータ（図示
せず）等を有しており、クツション４２がカートリッジ
１７を乗せて矢印Ｆ方向に移動することにより、カート
リッジ１７　を収納ケース１２内に戻し、逆に矢印Ｅ方
向に移動することによシ、カートリッジ１７をデツキ１
４　に移送することができる。なお、クツション４２が
上昇位置にある時、支持板２２が開閉してもクツション
４２に干渉することがないよう、支持板２２　Ｋは切欠
き２２ａ（第３図参照）が形成されている。

以上のように構成されたパーソナルタイプのマルチディ
スクデツキ装置について、以下その動作を説明する。

第１図において、机１１上に位置する収納ケース１２内
の仕切り板によって区分された各スロット内にカートリ
ッジ１７が整然と格納されている。

この収納ケース１２は従来のコンソールタイプのものと
異なシ机上に設けられているので、収納ケース１２前面
に形成されている第一開口を通して内部のカートリッジ
１７を見ることができ、どのスロットにどのカートリッ
ジ１７が収納されているかを目視確認できる。また、必
要に応じ、この第一開口からカートリッジ１７を手動で
出し入れすることによシ、スロット内のカートリッジを
適宜入れ換えることも可能である。

次に、この収納ケース内の所望のカートリッジに対する
記録或いは再生を行うには、オペレータがキーボード操
作を行う。すると、図示していないコントローラ回路の
働きにより、記録再生用のデツキ１４が、所要カートリ
ッジが収納されているスロットの下に移動して停止する
。次に、駆動アーム（図示せず）が作動して収納ケース
１２下端の操作レバー２４を第６図で矢印Ｃ方向に回動
させ、カートリッジ１７を支持していた支持板２２を矢
印Ｃ方向に回動させる。これによって、カートリッジ１
７は支持がなくなるため矢印り方向に下降する。この時
、第８図において、クツション４２が、この支持板２２
よシわずかに下方に位置しており、支持板２２の回転に
よシ降下したカートリッジ１７をクツション４２で受は
止める。

次にプーリ３９が回転しベルト４０を矢印Ｅ方向に移動
させる。これにより、カートリッジ１７は二点鎖線で示
す位置に移動し、そして、第７図の如く、ストッパー３
６の位置にクツシｖ７４２で支えられながら到達する。

この時、ガイド３５はカートリッジ１７の左右のプレを
なくす働きをする。

次に、ソレノイド３３が動作し、クランパ３２を矢印Ｇ
方向に付勢しディスクモータ３０のターンテーブル３１
に押しつける。これによって、カートリッジ１７内のデ
ィスクが、ターンテーブル３１　とクランパ３２で把持
され、ディスクモータ３０によって回転させられる。光
学ヘッド３４は、回転中のディスクの記録再生動作を行
う。記録再生の制御回路、データ変換回路等はデツキ本
体２９内に収納されている。

記録又は再生を終了すれば、今度は逆の経路をたどる。

つまり、クランパ３２が解除され、クツション４２が上
昇してカートリッジ１７を収納ケース１２内に押し上げ
、支持板２２が解除され、逆回転して第４図の状態に戻
り、カートリッジ１７を支える。この時、クツション４
２は、支持板２２の一部に切欠き２２ａがあるため、カ
ートリッジ１７を元の位置まで持ち上げることができる
。

また、支持板２２の逆回転によシカートリッジ１７が支
持された後、クツション４２は、スタート時の位置つま
り支持板２２のわずか下の部分に移動し、デツキ１４が
左右に移動する際、収納ケース１２に当たらない状態で
待機する。以上で１回の記録再生動作が終了する。

なお、以上の実施例は、収納ケースの下をデツキ自体が
走行し、所定の位置に停止して収納ケースから直接カー
トリッジを取り出し、記録再生を行い、その後デツキか
ら直接収納ケースに戻す構成である。しかし、本発明は
この場合に限らず、ディスクの記録再生用のデツキを、
適当な位置に固定して配置し、その代わりにカートリッ
ジ移送用のキャリジを、上記実施例におけるデツキと同
様に収納ケースの下を走行させ、各スロットに対応する
位置に位置決め停止させるように構成することも可能で
ある。この場合には、キャリジが収納ケースの下の所定
の位置に停止して収納ケースからカートリッジを取シ出
し、そのカートリッジを保持した状態でデツキの位置ま
で走行し、デツキにそのカートリッジを供給し、また、
所定の記録再生終了後は、デツキからキャリジがカート
リッジを受は取シ、そのカートリッジを保持して収納ケ
ースの下の所定の位置に移動し、次いでそのカートリッ
ジを収納ケースに戻すという動作を行うこととなる。

発明の効果以上の説明から明らかなように、本発明は、カートリッ
ジを縦置きに収納する複数のスロットを備え、且つ、前
面、後面或いは上面にカートリッジ取り出し用の第一開
口を、下面にカートリッジ取り出し用の第二開口を有す
る収納ケースの下方に、各スロットの第二開口に対応す
る位置に移動可能に、デツキ又はキャリジを配置し、更
に、収納ケースとデツキ又はキャリジとの間に、カート
リッジを移送する移送手段を設けるという構成としたの
で、収納ケースの上面、前面又は後面に形成された第一
開口から内部のカートリッジを目視確認したシ、手動に
てカートリッジを出し入れすることができ、且つそのま
まの状態にて、下面の第二開口からディスクを自動的に
取り出してデツキにかけ、記録再生を行い、またその後
、第二開口から収納ケース内に戻すことができ、簡単な
構造により、コストの安いパーソナルタイプのマルチデ
ィスクデツキ装置を構成することができるという効果を
有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例によるマルチディスクデツキ
装置を示す概略斜視図、第２図はその実施例に使用する
収納ケースの断面図、第３図は第２図の要部を拡大して
示す断面図、第４図は収納ケースを第３図のＴＶ−ＩＶ
矢矢視南向見た断面図、第５図は同じくその収納ケース
を第３図の■−■矢視力向に見た断面図、第６図はカー
トリッジを降下させる際の状態を示す第４図と同様な断
面図、第７図は上記実施例に使用するデツキを拡大して
示す概略側面図、第８図はそのデツキに設けた移送手段
を示す側面図、第９図は従来のコンソールタイプのマル
チディスクデツキ装置の概略斜視図、第１０図はその内
部を概略的に示す平面図である。１１・・・机、１２・・・収納ケース、１３・・・マル
チデツキ本体、１４・・・デツキ、１５・・・キーボー
ド、１６　・・デイスプレィ、１７　・・カートリッジ
、１９・・・仕切り板、２０・・・第一開口、２１・・
・第二開口、２２・・・支持板、２３・・・支軸、２４
・・操作レバー、２５・・・スプリング、２８・・・ベ
ース、３０　　・ディスクモータ、３１・・・ターンテ
ーブル、３２・・・クランパ、３４・・・光学ヘッド、
３７・・・　リードスクリュー。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第３０第７図第８図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ディスクカートリッジを縦置きに収納する複数の
スロットを備えた収納ケースであって、各スロットの上
面、前面、後面のいずれかに形成されたディスクカート
リッジ出し入れ用の第一開口と、下面に形成されたディ
スクカートリッジ出し入れ用の第二開口と、その第二開
口に設けられ、ディスクカートリッジの落下を防止する
開閉可能な支持手段とを有する収納ケースと、ディスク
に対する記録再生を行うデッキであって、前記収納ケー
スの各スロットの第二開口に対応する位置に移動可能な
デッキと、前記収納ケースとデッキとの間でディスクカ
ートリッジを移送する移送手段とを有するマルチディス
クデッキ装置。
（２）ディスクカートリッジを縦置きに収納する複数の
スロットを備えた収納ケースであって、各スロットの上
面、前面、後面のいずれかに形成されたディスクカート
リッジ出し入れ用の第一開口と、下面に形成されたディ
スクカートリッジ出し入れ用の第二開口と、その第二開
口に設けられ、ディスクカートリッジの落下を防止する
開閉可能な支持手段とを有する収納ケースと、ディスク
に対する記録再生を行うデッキと、このデッキに対して
ディスクカートリッジの供給排出を行うキャリジであっ
て、前記収納ケースの各スロットの第二開口に対応する
位置に移動可能なキャリジと、前記収納ケースとキャリ
ジとの間でディスクカートリッジを移送する移送手段と
を有するマルチディスクデッキ装置。