JPH01306639A - 無杼織機における耳形成装置 - Google Patents

無杼織機における耳形成装置

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JPH01306639A
JPH01306639A JP13388788A JP13388788A JPH01306639A JP H01306639 A JPH01306639 A JP H01306639A JP 13388788 A JP13388788 A JP 13388788A JP 13388788 A JP13388788 A JP 13388788A JP H01306639 A JPH01306639 A JP H01306639A
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yarn
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tension
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Keizo Hara
原 敬三
Mitsuru Hasegawa
満 長谷川
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Toyota Industries Corp
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はエアジェツトルーム、ウォータージェットル
ーム等の無杼織機の耳形成vi、置に関する。′〔従来
の技術〕 従来のこの種の耳形成装置としては、例えば、実公昭4
3−18767号公報に記載されたものがある。
この従来装置では、第4図、第5図に示すように、織機
のフレームに支腕1が突設され、支腕1に保持された軸
2に、外周に歯車3を形成した気怠状の取付枠4が嵌装
され、歯車3と噛合する駆動歯車5によって一定方向に
回転させられる。取付枠4内の軸2の突出部に太陽歯車
6が固着され、この太陽歯車6を挟むように両側に中継
歯II7が配置され、それぞれ歯車6と噛合するように
軸8を介して取付枠4に枢支されている。また、2偶の
遊星歯車9は各中継歯車7とそれぞれ噛合するように軸
10を介して取付枠4に対称的に枢支されており、前記
太陽歯車6の歯数に対して2:1の歯数を有している。
ボビンホルダ11は各遊星歯車9の内側面にそれぞれ固
着され、このボビンホルダ11には一側にラチェットホ
イール12を有するボビン13が軸14により回転自在
に枢支されている。
バインディングアーム15はボビン13から解舒される
もじり糸aを製織部における耳組部に向って直接供給す
るための導出部であり、16はもじり糸aのテンサーア
ームである。このテンサーアーム16はボビンホルダ1
1に枢支した軸17によって揺動可能に枢支されており
、スプリング18によって一方向へ回動するように付勢
されている。
止爪19は軸17より突設されラチェットホイール12
と噛合する。前記バインディングアーム15とテンサー
アーム16との間に位置するよう軸17よりクラウドヤ
ーンガイド20が突設されている。
この従来装置は横機の運転に伴って取付枠4が駆動(!
1車5によって回転されることにより、2個のボビン1
3が太陽歯車6の周囲を自転しながら公転することによ
り、各ボビン13から引き出されたもじり糸aが上下動
して耳部の製織を行う。
この場合、もじり糸aの張力は次のようにして調整され
る。ボビン13から引き出されたもじり糸aは、軸17
、クラウドヤーンガイド20、テンサーアーム16の導
糸部16aを介してバインディングアーム15に導かれ
、ここから織布の耳部へ張り渡される。
もじり糸aの張力が通常の状態にある場合はクラウドヤ
ーンガイド2oが第5図の位置にあり、このクラウドヤ
ーンガイド20と一体の止爪19はラチェットホイール
12と噛合している。従って、この状態ではボビン13
は回転しない。しかしながらもじり糸aの張力が増大し
である限度を越えると、テンサーアーム16がスプリン
グ18に抗して回動すると共に、タラウドヤーンガイド
20も回動され、止爪19をラチェットホイール12か
ら離す。このためボビン13が釈放されて回転しもじり
糸aを送り出し、張力を緩和する。
もじり糸aの張力が緩和すれば、タラウドヤーンガイド
20およびテンサーアーム16は第5図の状態に戻り、
止爪19が再びラチェットホイール12と噛合する。
しかしながら、このような従来の耳組装置にあっては、
止爪19がラチェットホイール12と噛合するための復
元力はもじり糸aの張力によってのみ得られるため、止
爪19がラチェットホイール12の歯から外れた瞬間に
もじり糸張力が低下し過ぎる場合がある。特に、耳吊り
を防止するためもじり糸張力を小さく設定している場合
は、止爪19の復元力が弱いから、止爪19とラチェッ
トホイール12との再噛合が遅れてボビン13がオーバ
ーランし、そのためもじり糸が多く供給されてもじり糸
張力が低下するという問題があった。
このような従来の問題点に着目して特公昭60−242
11号公報には、止爪19の復元力をもじり糸張力の変
動に関係なく得るのに必要な力をもじり糸張力に影響を
与えるテンサーアーム16のスプリング18とは別に付
与することにより、上記問題点を解決することが提案さ
れている。
すなわち、止爪と一体的に回動する枢軸の一方の外側突
出端部にアームの基部を嵌着し、このアームの遊端部と
、ボビンホルダに突設した掛止片との間に付勢体である
引張りスプリングを張設し、止爪がラチェットホイール
と噛合する方向の復元力を与えてもじり糸ボビンの過回
転を防止するようにしている。
もじり糸は、バインディングアーム15上部から下部へ
抜け、テンサーアーム16を外側から内側にまわり込み
、タラウドヤーンガイド20下部から上部へ抜け、もじ
りボビン13に至っている。
バインディングアーム15はホルダ21に小ネジで固定
され、テンサーアーム16は支点を中心に回転可能だが
、スプリング18により引張られ、もじり糸に張力を与
えている。通常運転中テンサーアーム16はもじりフィ
ーラとバインディングアーム15の中間にあるが、もじ
り糸が切れた場合、フィーラに接触し数台停止する。
クラウドヤーンガイド20は、テンサーアーム16と同
じ支点を中心に回転可能だが別のスプリングにより引張
られ、ラチェットの止爪19が常時ラチェットホイール
12に当るようになっていると共に、もじり糸にも張力
を与えている。
(発明が解決しようとする課題〕 しかし、この構造では、もじり糸は、クラウドヤーンガ
イド20により常に負荷を受けており、更にラチェット
の衝撃が直接もじり糸に伝わってしまう。そのため、も
じり糸張力が変動し、特に緩み易くなる。その結果、テ
ンサーアーム16がスプリング4に引張られフィーラに
接触し、もじり糸が切れていないにもかかわらずフィー
ラが作動し機台が停止する場合が多かった。
(課題を解決するための手段) 本発明においては、織機の側方で一対のもじり糸ボビン
を自転させつつ公転させると共に、各もじり糸ボビンに
そのもじり糸ボビンから解舒されるもじり糸の張力に対
抗するスプリングを有するテンサーアームと、もじり糸
ボビンに一体に設けたラチェットホイールと噛合する止
爪を設けたクラウドヤーンガイドとを備え、テンサーア
ームがもじり糸張力が限度を超えたことを感知して前記
スプリングに抗して前方に引寄せられた場合に限り前記
クラウドヤーンガイドに衝接して止爪をラチェットホイ
ールから撤退させもじり糸ボビンを釈放するようにした
無杼織機における耳形成装置において、前記テンサーア
ームの側方に設けたバインディングアームに該テンサー
アームへ至るもじり糸および該テンサーアームから引き
出されたもじり糸を案内する糸ガイドを形成したことを
特徴とする織機のもじり糸張力調整装置により上述した
課題を達成する。
(作 用) 本発明のもじり糸は、2本もじり式バインダー耳gA[
のボビンホルダ内のボビンよりボビンホルダのヤーンガ
イドを経て織物に供給される。このもじり糸張力を一定
に、しかもなるべく高い状態にして、糸切れをおこさせ
ず、織物を作り上げるためには、ボビンホルダ部の糸張
力を管理している部位の形、位置等を適切な状態にして
おく必要がある。
従来もじり糸張力は、バインディングアーム、テンサー
アーム、クラウドヤーンガイドを使い、糸を屈曲させる
ことにより制御されている。そしてこれらの形状および
使い方が悪いため上記問題が発生したことがわかった。
本発明では、バインディングアームにもじり糸を通すた
めの穴を2つあけ、クラウドヤーンガイドで糸を屈曲さ
せることをやめ、バインディングアーム→テンサーアー
ム→バインディングアーム→もじりボビンの順に糸を通
すことにより、もじり糸張力の変動を減らし、もじり糸
のゆるみを防止するようにした。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を口承した図面を参照して本発明
の詳細な説明する。
本発明においては、クラウドヤーンガイドのヤーンガイ
ド部を削除してクラウドヤーンガイドが糸に接触しない
ようにし、代りにバインディングアーム15にもじり糸
を通す穴を追加し合計2ケの穴15a、15bを形成し
た。
従って、もじり糸はバインディングアーム15上部前側
穴15aから下部へ抜け、テンサーアーム16を外側か
ら内側に回り込み、再びバインデ ′インクアーム15
下部後側穴15bから上部へ抜け、もじりボごン13に
至っている(第1図)。
バインディングアーム15はホルダ21に小ネジで固定
され、テンサーアーム16は支点26を中心に回転可能
だが第2図に示す面内でスプリング25により引張られ
、もじり糸に張力を与えている。
接触式のフィーラ29がテンサーアーム16の近傍に設
けられている。なお、フィーラ29は近接スイッチ等の
非接触式スイッチとしてもよい。
通常運転中、テンサーアーム16は、もじりフィーラ2
9とバインディングアーム15の中間にあるが、もじり
糸が切れた場合、フィーラ29に接触し、機台停止する
(第2図)。
クラウドヤーンガイド20は、テンサーアーム16と同
じ支点26を中心に回転可能だが第3図に示す面内でス
プリング18により引張られ、ラチェットの止爪19が
常時ボビン4に当るようになっている(第3図)。
次に上述のように構成した装置の作用を説明する。止爪
19がボビン13と一体のクチ1ツトホイール12と噛
合している場合には、ボビン13は解舒方向へは回転し
ない。この状態で製織が進みもじり糸aが更に引き出さ
れると、もじり糸aの張力は次第に増大する。このもじ
り糸aの張力の増加によってテンサーアーム16はスプ
リング18に抗して回動し、張力が限度を超えると止爪
19が回動してラチェットホイール12から撤退する。
このためボビン13が釈放されて解舒回動することによ
りもじり糸aを繰り出し、もじり糸張力を緩和する。も
じり糸張力が減少すれば、スプリング18の作用により
テンサーアーム16が戻ると共に、止爪19が再びラチ
ェットホイール12と噛合してボビン13の回転を止め
る。
以上のように、本発明においては、構成部品を変更して
いる。更に、従来は、 バインディングアーム15→ テンサーアーム16→ クラウドヤーンガイド20→ ボビン13としていたもじり糸の通し方を、本発明にお
いては、 バインディングアーム15→ テンサーアーム16→ バインディングアーム15→ ボビン13としている。
これにより、クラウドヤーンガイドからの負荷やラチェ
ットの衝撃が直接もじり糸に伝わらないようにすると共
に、バインディングアーム15を2つの穴にすることに
より、もじり糸の接触角を大きくし、糸への抵抗を大き
くして、もじり糸のゆるみ発生を防止するようにしてい
る。
上述した実施例においては、バインディングアーム15
に2つの穴15a、15bを形成してテンサーアーム1
6に行くもじり糸と戻るもじり糸とをそれぞれ通すよう
にしていたが、第6図に示すように、パインデイングア
ー15に1つの長穴15cを穿って、その両端部でもじ
り糸を案内するようにしてもよい。
また、穴15a、15b、15cとパインデイグアーム
15の端面とを糸通し用スリット15dで連通させてお
くことにより、糸通しが容易となる。特に、第6図のよ
うに長穴15cと糸通しスリット15dとを組合せるこ
とにより糸通し作業が非常に効率良く行え好ましい。
〔発明の効果〕
第1図〜第3図に示す装置を用意し1、テストした結果
、もじり糸の緩みが少なくなり、緩みによる機台停止回
数が減少した。更に、織物耳部のしまりが良くなること
、もじり糸切れが少なくなることもテストより判明した
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の斜視図、第2図および第3
図はそれぞれ第1図に示す実施例の断面図、第4図は耳
形成装置の正面図、第5図は従来の耳形成装置の側面図
、第6図は本発明の他の実施例の部分平面図である。 11・・・ボビンホルダ、13・・・もじりボビン、1
5・・・バインディングアーム、 16・・・テンサーアーム、 20・・・クラウデイングヤーンガイド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、織機の側方で一対のもじり糸ボビンを自転させつつ
    公転させると共に、各もじり糸ボビンにそのもじり糸ボ
    ビンから解舒されるもじり糸の張力に対抗するスプリン
    グを有するテンサーアームと、もじり糸ボビンに一体に
    設けたラチェットホィールと噛合する止爪を設けたクラ
    ウドヤーンガイドとを備え、テンサーアームがもじり糸
    張力が限度を超えたことを感知して前記スプリングに抗
    して前方に引寄せられた場合に限り前記クラウドヤーン
    ガイドに衝接して止爪をラチエットホィールから撤退さ
    せもじり糸ボビンを釈放するようにした無杼織機におけ
    る耳形成装置において、前記テンサーアームの側方に設
    けたバインディングアームに該テンサーアームへ至るも
    じり糸および該テンサーアームから引き出されたもじり
    糸を案内する糸ガイドを形成したことを特徴とする織機
    のもじり糸張力調整装置。
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