JPH01304861A - ミミズ乾燥粉末の製法 - Google Patents

ミミズ乾燥粉末の製法

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JPH01304861A
JPH01304861A JP63260603A JP26060388A JPH01304861A JP H01304861 A JPH01304861 A JP H01304861A JP 63260603 A JP63260603 A JP 63260603A JP 26060388 A JP26060388 A JP 26060388A JP H01304861 A JPH01304861 A JP H01304861A
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earthworms
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Yoichi Ishii
陽一 石井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は、生(なま)ミミズ(意味は後述)からのミミ
ズ乾燥粉末の製法に関する。さらに詳しく述べれば、本
発明は、生ミミズの体内に含有し、哺乳動物の血液酸素
系に関係する物質を一部分として含むミミズの蛋白質及
び脂質を有効成分とし、貯蔵性にすぐれ、かつ、ヒトを
含む哺乳動物の栄養及び血液系の不健康状態の改善に有
効な健康食品及び/又は漢方薬に係わるミミズ乾燥粉末
の製法に関する。
[従来の技術〕 ミミズは太古の昔より主として東洋諸国において+!I
i 8+、地龍と称し、薬として用いられてきた。
従来の文献に報告されているミミズの薬理・薬効作用は
次のとおりである。
(1)「みみずと人生」大淵眞龍著1947年(昭和2
2年)10月30日、牧書房発行、第223〜226頁
及び「復刻みみず」畑井新喜司著1980年4月30日
、株式会社サイエンティスト社発行、第160〜163
頁に、ミミズが膀胱内結石の縮小作用剤及び対外への排
出作用剤、黄痘の治療剤、分娩剤、強壮剤、毛生薬、強
情剤及び解熱剤の薬理作用を有することを報告している
(2)「中華人民共和国νj典」中華人民共和国衛生部
朽典委員会編、1977年版、一部第197〜198頁
には、次のことが記載されている。
地龍(Dj long又はLumbricus)の製品
は距崎(大ミミズ)科動物の(参)環上ミミズ(Phe
retimaaspergillum(Perrter
) )又は縞ミミズ [Al1oio−bophora
 Caliginosa(Savigny)  tra
pezoides(Ant。
Degs) )の乾燥体である。慣習的に前者は広地面
(Lumbricus Kwan+ungesis)、
後者は土地龍(Lumbri−cus Nativus
)と呼ばれる。春季から秋季に至るまでの期間に捕捉し
1、広地面は腹部を裂いて内蔵と泥砂を洗い流し、天日
で乾燥させるが低温乾燥させるかする。土地龍は草や木
の灰を用いて殺した後、灰をとり去って天日もしくは低
温で乾燥させることにより製品とした。これらの2種の
地面は解熱剤、ひきつけ治療剤、血行促進剤、半身不随
治療剤、関節鎮痛剤、排尿、剤、気管支喘息剤及び高血
圧症剤として4.5〜9g/日使用すると報告している
(3)「わたしたちの漢方薬シリーズ3、地面・烏賊骨
、中国の科学研究J1978年10月30日、松浦薬業
株式会社発行、第7頁には地面チンキ(地面のエチルア
ルコール抽出物)には降圧作用のあることを報告してい
る。
(4)田中護 【北海道医学雑誌第24号、第18〜2
4頁(1949頁)〕は、紙躬1乾燥細片物から泥土を
除いたものを煮沸水で抽出し、この抽出物の濃縮物にエ
チルアルコールを添加して得た沈澱物質(Lum−br
ofebrin)をリンゲル氏族に溶解し、この液を麻
酔下の猫に静脈注射すると急激な血圧降下をきたし、か
つショックに比例して血液凝固の促進が認められたと報
告している。
(5)居用賢二部 【山口医学第9巻、第571〜57
6頁(1960年)〕は地龍の生理食塩水の抽出液、地
面のエチルアルコール又はアセトン抽出乾燥物を生理食
塩水に溶解した液を成熟家兎に静脈注射して血圧降下を
認めた。
(6)「巾約大辞典」下巻、江蘇新医学院編、1980
年、上湯科学技術出版社発行、第2112頁には、広地
面チンキ、蛇崎乾燥粉末懸濁液、飯躬1の熱水浸せき液
、妊躬1の煎じ液等を麻酔下の犬、大きなネズミ、猫又
は慢性腎性高血圧のハツカネズミに投薬したら緩慢にし
て持続的な血圧降下作用がみられた。麻酔下の犬又は猫
に地面エキスを静脈注射したところ血圧降下作用が急速
に現われた。ただし、経口投薬したり、臨床への応用で
は効果がなかったと報告している。更に同誌第2114
頁には濃度40%の地面チンキ(地1!40gを60度
のエチルアル:l−ル100m1lc浸せき)を毎回1
0m1.−日1..3度【すなわち、地面12g7日に
相当する(本発明者が換算)〕服用する。チンキを飲め
ない者は、純粋な地腹粉末に水を加えて丸薬(少量の賊
形剤を加える)をつくり、毎回3〜4g、−日に3度 
〔地面9〜12g7日に相当(本発明者が換算)〕服用
し、30〜60日間服用続けると本態性高血圧症に効果
がある。又、地1!B、液(HgC/、を用いてヒボキ
サンチンを除き、イオン交換樹脂を用いて血圧降下成分
を分離しとり出したもの)を毎回2 ml(生薬の地面
8gを含む)を−日に3度(地面24g7日に相当(本
発明者が換算)〕服用すると本格性高血圧症に効果があ
ったと報告している。
(7)一方、「みみずと人生」大淵眞龍著、牧書房、昭
和22年lθ月30日発行の第226頁〜第231頁及
び「復刻みみず」畑井新喜司著、株式会社サイエンティ
スト社、1980年4月30日発行の第158頁〜第1
60頁には、魚類、蛙、カナヘビ、トカゲ、モグラモチ
、野鳥類などは喜んでミミズを食用とすると報告してい
る。人類でこのミミズを食用に供していることは余り知
られていない。然し、ニュージランドのマオリス(Ma
oris)島の原住民は好んでミミズを食用にするとい
うことである。そして食用とするミミズは総計8種あっ
て、マオリス語にてKaharu、 Noru、 Wh
aru、 Tara、IPokotea、 Tai。
KureKure、 Whitiの8種で、その中でも
後者の2種は最も美味という。調理の方法は、少量の水
を温め、あらかじめ腸内の土壌を取り去ったミミズを数
時間その微温湯の中に入れて置く時は体(皮膚、筋肉及
び臓器)は自然に溶解する(このとき熱湯ではミミズは
溶解しない。)。これにあらかじめ煮ておいて野菜を入
れてかきまぜて調理ができ、これを食するという。その
他、パラオ島民及び中華民間のある地方人もミミズを食
するというが、詳細は不明と報告している。
従来の慣質的なミミズの乾燥物及び/又は乾燥粉末の製
法は大別すれば次のとおりであ、る。
■ ミミズの腹部を裂いて体内の内容物(泥土と内蔵の
大部分)をとり去って、天日、日陰又は低温(通常50
℃以下)で乾燥する方法。
■ ミミズを草木灰の中に入れて殺したのら、天をとり
去って天日、日陰又は低温(通常50℃以下)で乾燥し
、ミミズ体内に泥土がつまったままのものを得る方法。
■ ミミズ体内の泥土をとり去ったのち、草木灰又は火
灰の中に入れて乾燥する方法。
などである。これらの乾燥物は必要時又は使用時に粉砕
して使用していた。これらの製法は簡便かつ経済的な方
法で家庭でら安易に実行できる長所がある。然しなから
、これらの従来の製法ではミミズの乾燥物又は乾燥粉末
の製品を得るためには通常7〜21日間の長期間が必要
である。且つ、この従来の製法のミミズ乾燥物又は乾燥
粉末の製品は0〜5°Cの冷蔵庫内、又は−5〜45℃
の温度下で開放状態で貯蔵したとき約6ケ月以内、密閉
状態で貯蔵したとき1ケ年以内の短期間内に黴が発生1
2、使用不可能となる欠点がある。
当然のことながらミミズのなまものは、通常−10°C
以下の低温又は凍結貯蔵をしない限り、それ以外の温度
、すなわち−5〜45℃の温度下では1〜3日間又は1
週間以内には腐敗し、使用不可能となる。
前記■の製法のように、体内に泥土がつまったまま乾燥
したミミズを食品とした報告はない。然し、■及び■の
製法による乾燥ミミズは、薬として用いるときには、は
とんどの場合、熱水で抽出又は煮沸水で煎じたのち濾過
し、濾液を服用することが多い。■の製法によるミミズ
は熱水浸せき液、煎じ液として服用する他に、地面チン
キ又は地面粉末のまま、もしくは、粉末に少量の水もし
くは少量の賊形剤を加えて丸薬として服用することが多
い。
生ミミズから水分10−16%の乾燥ミミズの収率は■
及び■の製法によるとき5〜9%、同じく■の製法によ
るときの収率は13〜19%(本発明者の実測値)であ
る。
本発明者の調査によればミミズの蛋白質及び脂質の詳細
成分について報告した文献を見い出すことができなかっ
た。
更に、前記の■、■及び■の製法による乾燥ミミズをヒ
トが日常食品又は健康食品として使用したとの報告した
文献を見い出すことができなかった。
[発明か解決しようとする問題〕 生ミミズ(本発明に示ず生ミミズはなまミミズのことを
いう。すなわち、ミミズを探度したますで煮も焼きも干
しら漬けらしないミミズのことである。)は水分、栄養
分がないと短日時に死亡しやすく、かつ、死後は急速に
腐敗し、貯蔵性が悪い。又、前記の先行文献に示すよう
に、古典的な従来の技術によるミミズ乾燥物の収率は生
ミミズに対し、5〜19%と少ないばかりか、その製造
期間は通常7日〜21日間の長期間を要ケろ。かっ、得
られたミミズ乾燥物又は乾燥粉末の製品は、−5〜45
℃の温度下で開放状態で貯蔵したときには3〜6ケ月以
内、又、密閉状態で貯蔵したときでも1年以内に黴が発
生したり、又は変質し、薬用及び食用と(、では不適当
となる。更に、従来の技術によるミミズ乾燥物中にはヒ
トの血液に作用する血液酵素は破壊又は失活している。
ミミズは種々の薬効をもち、栄養価が高いにもかかわら
ず、ニューシーラントのマオリス島の原住民などの例外
を除いて一般の人々に食用として供仕られなかったのは
、ミミズそのものの形状がグロテスクであることのほか
に、特有の臭いを宵しているからである。
一方、我が国では食生活の西欧化に伴ない血液系に関係
する不健康者が増加している。これらの不健康者は医薬
品の服用と共に、各種の健康食品を補食してきた。更に
、健康者の内、多くのヒトは血液系の病気の予防、健康
推持乃至体力向丘のために各種の健康食品を補食又は服
用しているが、十分の成果を上げていない。
r問題点を解決するための手段〕 本発明者は数年曲からミミズの養殖法並びにその健康食
品及び/又は漢方薬への応用について鋭意検討してきた
。その結果、ミミズの体内には、作用が非常に強く、ヒ
トの血液に作用する酵素系に関係する物質が存在するこ
とを見い出した。その物質は水とか生理食塩水に容易に
溶解し、かつ、同物質を含有するミミズの乾燥物及び/
又は乾燥粉末を補食又は服用することで健康を向上する
ことができ、かつ、血液に関係する不健康者を健康にす
る効果のあることがわかった。
ミミズの乾燥物及び/又は乾燥粉末は地面と称し従来か
ら漢方薬としてヒトに多年、経口投与されてきた実績か
ら抗原性の問題はない。
一方、前記するように、従前のミミズの乾燥物及び/又
は乾燥粉末の製造法には問題があった。
これらの問題点を解決するために詳細に研究した。
その結果、以下に示す新規でかつ進歩性のある改良製法
による栄養価、貯蔵性及び効果のすぐれた無臭のミミズ
乾燥粉末の健康食品及び/又、は漢方薬ヲ堤供するもの
である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明の製法は健康食品及び/又は漢方薬に係わるミミ
ズの乾燥粉末の新規で、かつ進歩性のある製造法に関す
る。
原料の該ミミズとしては、例えばアカミミズ(Lumb
ricus rubellus)、LTミミズ又はツリ
ミミズ(Lumbricusterrestris)、
シマミミズ(Eiseniaroetida)、カッシ
ョクツリミミズ(Alollobophoracali
ginosa)、ムラサキツリミミズ(Dendrob
aenaoctaedra)、サクラミミズ(Allo
lobophora japonicaMichael
sen)、バッタミミズ(Drawida hatta
mimizuHatai)、セグロミミズ(Phere
tima divergensMichaelsen)
、フツウミミズ(Pheretima communi
−ssima)、ハタヶミミズ(Pheretima 
agrestts)、シーボルトミミズ又はフトミミズ
(Pheretima 5ibol−旧florst)
、ヒトツモンミミズ(Pheretima hilge
n−dorfi)、イソミミズ(Pontodrilu
s matsushimen−sis   l1zuk
a)、  イ  ト  ミ  ミ  ズ (Tubif
ex   hattai   Nomu−ra)、ゴト
ウイトミミズ(又はユリミミズ) [Limnod−r
ilus gotoi Hattai=L、5ocia
lis 5tephenson]などであり、通常成育
し、かつ有毒でないミミズならいずれのミミズでも利用
できる。
次に本発明の健康食品及び/又は漢方薬に係わるミミズ
の乾燥粉末を調製する好適な方法の1例について説明す
る。先ず、前記の少なくとも1種の生ミミズの生体に残
っている排泄物(泥土及び糞など)を除去したのち、生
ミミズを水洗し、次に器械により湿式粉砕をおこない、
得たペースト状の懸濁液を凍結したのち、凍結温度にて
、又は凍結温度よりも低温らしくは僅かの高温下で凍結
乾燥し、次に、必要により温度を上げたり又は下げたり
しながら真空乾燥を行なう。このような凍結・真空乾燥
操作を行なうことにより、効率よく無臭のミミズ乾燥粉
末を製造することができた。
前記の製法においてミミズ懸濁液の凍結温度は一20℃
〜−50℃が好ましい。次に一60℃〜+80℃の温度
範囲及び0.1〜10トールの真空度範囲内で、必要に
より温度及び真空度を下げたり又は上げたりもしくは一
定にしながら凍結・真空乾燥をおこない無臭のミミズの
凍結・真空乾燥粉末製品を原料の生ミミズに対し10〜
19%の収率で、且つ4〜5日以内の短期間内に製造す
ることができた。
このミミズ乾燥粉末は黄褐色乃至褐色の粉末で、はとん
ど臭いがなく、成分の一例は粗蛋白質54.6%、脂質
l081%、可溶性無窒素物15.7%を含有する。そ
の粗蛋白質はアスパラギン酸、スレオニン、セリン、グ
ルタミン酸、プロリン、グリシン、アラニン、システィ
ン、バリン、メチオニン、イソロイシン、ロイシン、チ
ロシン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジン、アル
ギニンの17種のアミノ酸を含有する。特に注目すべき
は必須アミノ酸を多く含有し、かつ各種の栄養上注目す
べき金属類を豊富に含有していることである。
本発明の製法は、従来法よりも短時間内及び高収率でミ
ミズ乾燥粉末を得ることができた。又、得たミミズ乾燥
粉末は密閉状態で少なくとも4年間貯蔵又は保管が可能
な無菌ミミズの乾燥粉末であり、従来の製法の製品に比
べ、その貯蔵又は保管の性能が大幅に改善した。
本発明のミミズ乾燥粉末を高血圧者、生理不順者、手先
の痛みとしびれのある者、疲れやすい体質者、低血圧で
手足の先が冷える者などの不健康者に朝、夕食後又は、
朝、昼、夕食後に3日乃至1ケ月間、補食又は服用する
ことにより、それぞれ顕著な改善効果を認めた。
本発明の健康食品のミミズ乾燥粉末は経口投与が好まし
い。その投与量はヒトに対し一日当り100mgから2
0g程度が好ましい。ヒト以外の捕乳動物に対しては、
1 mg/kg〜0.2g/kgの投与量が好ましい。
本発明の健康食品はそのまま又は必要に応じて公知の添
加剤を混合してカプセル剤、錠剤、顆粒剤、散剤(粉剤
)、ンロソブ剤、ドリンク剤などの製剤が用いられる。
公知の添加剤としては、例えば賊形剤として乳糖、白糖
、マニトール、ブドウ糖、デン扮、ソルビトール、グリ
シジ、リン酸カルンウム、微結晶セルロースなど;結合
剤としてデン粉、ゼラチン、アラビアゴム、ブドウ糖、
白糖、ソルビトール、マニトール、トラガント、ヒドロ
キンプロピルセルロース、ヒドロキシプロポキシメチル
セルロース、カルボキンメチルセルロース、2−メチル
−5−ビニルピリジン−メタアクリル酸−アクリル酸メ
ヂルエチル共重合体、ポリビニルピロリドン、アルギン
酸ナトリウムなど;滑沢剤としてステアリン酸、硬化油
、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルンウム
、ポリオキンエチレンモノステアレート、シルク、酸化
ケイ素、ポリエチLノングリコールなど:崩壊剤として
バレイショデン扮、界面活性剤などを含むデン粉:湿潤
剤としてラウリル硫酸ナトリウムなどがあげられる。
I実施例〕 次に、実施例及び試験例により本発明の製法をさらに詳
細に説明する。
実イ旭例1゜ rカミミズの生ミミズ1kgの生体に残っている排泄物
(泥土及び糞など)を除去したのち、生ミミズを5回水
洗する。洗った生ミミズを器械により湿式粉砕をおこな
いペースト状の懸濁液とする。
このペースト状となっrこ懸詞液をトレーに入れ、−3
0℃の冷凍冷蔵庫に48時間入れておくっこの冷凍品の
トレーを凍結真空乾燥機の棚にのせて、品温−40°C
1真空度011・−ルで40分間、凍結乾燥をする。次
に温度25℃、真空度0.1トールで7時間真空乾燥す
る。その後、温度80℃、真空度0.1トールで10時
間真空乾燥する。最後に温度80℃、真空度0.3トー
ルで20時間以上の24時間真空乾燥することによりミ
ミズ凍結真空乾燥粉末175gを得た。
実施例2゜ 実施例1の製法で得たミミズ乾燥粉末を用いて次に示す
処方のカプセル剤Aを得り。
ミミズの乾燥粉末           150mgラ
ウリル硫酸ナトリウム         3リン酸−水
素ナトリウム         2マニトール    
          93ステアリン酸マグネシウム 
       2計250mg この処方したものをよく混合する。この混合粉末をNo
、 lのゼラチンカプセルに250mgずつ充填し、カ
プセル剤Aを製造した。
実施例3゜ 実施例1の製法で得たミミズ乾燥粉末を用いて次に示す
処方の顆粒剤を含むカプセル剤Bを得た。
ミミズの乾燥粉末           tsoB乳 
 糖                       
   53トウモロコシデン粉           
39バレインヨデン粉            2タル
ク                 3ステアリン酸
マグネンウム        3計250mg この処方で均一によく混合した粉末を押出し機で顆粒剤
を製造し7た。この顆粒を硬カプセルに250mgずつ
充填してカプセル剤Bを製造した。
実施例4゜ 実施例1の製法で得たミミズ乾燥粉末を用いて次に示す
錠剤を得た。
ミミズの乾燥粉末           150mgマ
ニトール              123ヒドロキ
シプロポキシメチルセルロース 7タルク      
           5微結晶セルロース     
      6゜水素化ヒマシ浦          
  5計350mg この処方で均一によく混合した粉末を打鍵機により、錠
剤を製造した。
試験例!。
実施例1の製法で得たミミズ凍結真空乾燥粉末の成分分
析結果を表−■に示す。
(以下余白) 表−! 試験例2゜ 実施例1の製法で得たミミスズ凍結真空乾燥粉末製品中
の粗蛋白質のアミノ酸分析をおこない、蛋白食品のフィ
シュミール及び大豆粉の分析値と比較した結果を表−2
に示した。
*P、McDonald、 R,A、Edwards 
and J、F、D。
Greenhalgh : Animal Nutri
tion(1973年)に記載されているデータから。
試験例3゜ 血圧が高い不健康状態の年令60才の男性は、前記のカ
プセル剤へを朝、夕食後に一錠ずつ毎日、捕食又は服用
した結果、2週間後に血圧が服用前より15mm1g下
がり健康状態になった。
試験例4゜ 生理不順な年令35才の女性は、前記のカプセル剤Aを
朝、夕食後に一錠ずつ毎日、補食又は服用した結果、1
ケ月後に生理不順がなくなり健康状態になった。
試験例5゜ 年令43才の男性は、−午前に手先が末梢血管麻痺症に
かかり指先切断手術を受けたが、手術後も痛みとしびれ
があり苦しみ続けていた。この男性は、前記のカプセル
剤Aを朝、夕食後に一錠ずつ毎日、補食又は服用した結
果、7日後に前記の手先の痛みとしびれが共に消え健康
状態になった。
試験例6゜ 年令50才でつかれやすい不健康な状態であった男性は
、総合ビタミン剤を毎日服用して健康でいたが、この総
合ビタミン剤を服用するのをやめて、前記のカプセル剤
Aを朝、昼、夕食後に一錠ずつ毎日補食又は服用した結
果、総合ビタミン剤を服用していたときと同じ健康状態
を保持した。
試験例7゜ 低血圧で手足の先が冷える不健康な状態の年令57オの
男性が、前記のカプセル剤Aを朝、夕食後に一錠ずつ毎
日補食又は服用した結果、2遇間で健康状態になっtこ
試験例8゜ 血液循環関連が原因で不健康な状態の五十名のヒトが朝
、昼、夕食後に前記のミミズ乾燥粉末のカプセル剤を補
食又は服用した結果、補食3日乃至1ケ月内に健康状態
をとりらとした。
試験例9゜ 骨折した犬に、前記のミミズ乾燥粉末を毎日10mg捕
食又は服用せしめた例では、ミミズ乾燥粉末を捕食又は
服用せしめなかった骨折した犬よりも早期に健康状態に
なった。又、老犬で口ひげが白毛になっていた犬に前記
のミミズ乾燥粉末を毎日6mgを5ケ月間捕食又は服用
せしめた結果、白毛の口ひげが黒しに変った。
[発明の効果] 本発明はミミズの体内に含有し、哺乳動物の血液酸素系
に関係する物質を一部分として含むミミズの蛋白質及び
脂質を有効成分とし、貯蔵性にすぐれ、且つ哺乳動物の
栄養及び血液系不健康状態の改房に何効な健康食品皮び
/又は漢方薬に係わるミミズ乾燥粉末の新規で、かつ進
歩性のある製造法に関する。
本発明のミミズ乾燥粉末の製造法は、従来の製法よりも
短時間内■つ高収率で製造ケることかできた。得られた
ミミズ乾燥粉末は密閉状態で少なくとも4年間の貯蔵又
は保管が可能な無菌ミミズの乾燥粉末であり、従来の製
法の製品に比べ、その貯蔵又は保管の性能が大幅に改善
した。
得られたミミズ乾燥粉末は一例として粗蛋白質546%
、粗脂質10.1%、可溶性無窒素物15.7%、灰分
4.8%、粗繊維素0.1%、水分14.7%であり、
特に必須アミノ酸と栄養上注目すべき金属類を豊富に含
有していることがわかつ1こ。
このミミズ乾燥粉末カプセル剤を高血圧者、生理不順咎
、手先の痛みとしびれのある者、疲れやすい体質音、低
血圧で手足の先が冷える者、その他の血液循環関連が原
因などの不健康者か朝、夕食後又は朝、昼、夕食後に3
日乃至1ケ月間捕食又は服用することにより、それぞれ
顕著な改善効果を認めた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、生ミミズの生体に残っている排泄物を除去したのち
    、生ミミズを水洗し、湿式粉砕をおこない、懸濁液を凍
    結したのち、凍結・真空乾燥することを特徴とするミミ
    ズ乾燥粉末の製法。
JP63260603A 1988-10-18 1988-10-18 ミミズ乾燥粉末の製法 Pending JPH01304861A (ja)

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