JPH01303539A - 索引順編成ファイルの初期ロード方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子計算機システム等で利用されるファイルの
初期ロード方式に関し、特に索引順編成ファイルの初期
ロード方式に関する。

〔従来の技術〕

従来、任意の順序に並んだ可変長レコードがら索引順編
成ファイルを作成する場合、以下の何れかの方法で行な
っていた。

１１）　　初期ロードすべきレコードを全てソートした
後で索引順編成ファイルを作成する。

（２）索引キー順（昇順または降順）になっていないレ
コードに関しては、全て索引順編成ファイルのオーバー
フロー領域のレコードとして処理することにより、任意
の順序のままのレコードから索引順編成ファイルを作成
する。

（３）索引キー順（昇順または降順）になっていないレ
コードが出現した時点で索引順編成ファイルの索引部を
分割することにより任意の順序のままのレコードから索
引順編成ファイルを作成する。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、ｉｌ＋に示した従来方式では初期ロードする可
変長レコードを全てソートする必要があり、可変長レコ
ードのソートのための時間はソートするレコードが増え
ると急激に増加する。そのため、初期ロード時間が非常
に長いものとなってしまう場合がある。また、（２）に
示した従来方式では索引順編成ファイルのオーバーフロ
ー領域が順編成ファイルと同様な形式となるので、初期
ロード時及び初期ロード後の検索時間が長くなってしま
う。

また、（３）に示した従来方式では索引部の容量が増大
し、初期ロード時及び初期ロード後の検索時間が長くな
ってしまう。

本発明の目的は初期ロード時のソート時間、検索時間の
短縮及び初期ロード後の検索時間の短縮並びに索引部容
量の削減を図ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するため、 任意の順序に並んでいる可変長レコードから索引順編成
ファイルを作成する索引順編成ファイルの初期ロード方
式に於いて、 前記任意の順序に並んでいる可変長レコードを順次入力
し、入力した可変長し、コードの索引キーとレコード長
情報とからなるキーレコードを作成するキーレコード作
成手段と、 該キーレコード作成手段で作成されたキーレコードを索
引キー順にソートするキーレコードソート手段と、 該キーレコードソート手段によりソートされたキーレコ
ードを索引キー順に入力し、入力したキーレコード内の
索引キーを含みレコード長が入力したレコードに含まれ
ているレコード長情報によって示されるレコード長と同
一のダミーレコードを作成し、初期ロードすべき索引順
編成ファイルに出力するダミーレコード作成手段と、該
ダミーレコード作成手段により作成された前記索引順編
成ファイル中のダミーレコードを、該ダミーレコードと
同一の索引キーを有する前記キーレコード作成手段の入
力となったレコードにより更新するダミーレコード更新
手段とを備えている。

〔作　用〕

キーレコード作成手段は任意の順序に並んだ可変長レコ
ードを入力し、入力した可変長レコードに含まれる索引
キーとレコード長情報とからなるキーレコードを作成す
る。キーレコードソート手段はキーレコード作成手段が
作成したキーレコードを索引キー順にソートし、ダミー
レコード作成手段はキーレコードソート手段がソートし
たキーレコードを索引キー順に入力し、入力したキーレ
コードに含まれている索引キーとレコード長情報とに基
づいて索引キーが入力したキーレコードに含まれている
索引キーと同一で、レコード長が入力したキーレコード
に含まれているレコード長情報によって示されるレコー
ド長と同一のダミーレコードを作成し、索引順編成ファ
イルに出力する。

ダミーレコード更新手段は索引順編成ファイル中の各ダ
ミーレコードを、それと同一の索引キーを有するキーレ
コード作成手段の入力となった可変長レコード、即ち本
来の可変長レコードにより更新する。

〔実施例〕

次に本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明
する。

第１図は本発明の実施例のブロック図であり、キーレコ
ード作成手段ｌと、キーレコードソート手段２と、ダミ
ーレコード作成手段３と、ダミーレコード更新手段４と
、任意の順序に並んだ可変長レコードが格納される入力
ファイル５と、ソート前のキーレコードが格納されるキ
ーレコードファイル６と、ソート後のキーレコードが格
納されるキーレコードファイル７と、索引順編成ファイ
ル８とを含んでいる。尚、同図に於いて矢印を付した実
線と点線とは、それぞれレコードと制御の流れを示して
いる。

キーレコード作成手段ｌは入力ファイル５から任意の順
序で並んでいる可変長レコードを順次入力し、入力した
可変長レコードの索引キーとレコード長情報とからなる
固定長のキーレコードを作成し、キーレコードファイル
６に出力する。キーレコード作成手段１は入力ファイル
５中の全てのレコードに対して上記処理を実施後、キー
レコードソート手段２に制御を渡す。

キーレコードソート手段２は制御を渡されると、キーレ
コードファイル６からキーレコードを順次入力し、入力
したキーレコードをそれに含まれている索引キー順にソ
ートし、処理結果をキーレコードファイル７に出力する
。上述した処理を終了するとキーレコードソート手段２
はダミーレコード作成手段３に制御を渡す。

ダミーレコード作成手段３は制御が渡されると、キーレ
コードファイル７から索引キー順にキーレコードを入力
し、キーレコード内の索引キーとレコード長情報（キー
レコードの元となった可変長レコードのレコード長）と
から、キーレコードの元となった可変長レコードと同一
索引キーを持ち、レコード長も上記可変長レコードと同
一のダミーレコード（索引キー以外の内容はどのような
ものであっても良い）を作成し、索引順編成ファイル８
に出力する。ダミーレコード作成手段３はキーレコード
ファイル７中の全てのキーレコードに対して上記処理を
実施後、ダミーレコード更新手段４に制御を渡す。ダミ
ーレコード更新手段３の処理が終了した後の索引順編成
ファイル８の状態は各レコードの索引キー以外の部分の
内容を除いては入力ファイル５中のレコードを索引キー
順にソート後作成した索引順編成ファイルの状態と同じ
になっている。

ダミーレコード更新手段４はダミーレコード作成手段３
から制御が渡されると、入力ファイル５から任意の順序
で並んでいる可変長レコードを順次入力し、入力した可
変長レコードに含まれる索引キーと同一の索引キーを有
する索引順編成ファイル８中のダミーレコードを入力し
た可変長レコードにより更新する。ダミーレコード更新
手段４が入力ファイル５中の全てのレコードに対して上
記処理を行なうことにより、索引順編成ファイル８の初
期ロードは終了する。

〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、キーレコード作成手段
で任意の順番に並んだ可変長レコードから可変長レコー
ドに含まれている索引キーとそのレコード長を示すレコ
ード長情報とからなるキーレコードを作成し、キーレコ
ードソート手段でキーレコード作成手段が作成したキー
レコードをそれに含まれる索引キー順にソートし、ダミ
ーレコード作成手段でキーレコードソート手段によって
ソートされたキーレコードを索引キー順に入力し、入力
したキーレコード内の索引キーを含み、レコード長が入
力したキーレコード内のレコード長情報によって示され
るレコード長と同一のダミーレコードを索引順編成ファ
イルに出力し、ダミーレコード更新手段で索引順編成フ
ァイル中のダミーレコードを、キーレコード作成手段の
入力となった可変長レコードの内の同一索引キーを有す
る本来の可変長レコードにより更新するようにしたもの
であり、索引キーとレコード長情報を含むキーレコード
をソートするだけであるので、可変長レコードをソート
しなければならなかった従来方式ｆｌｌに比較してソー
ト時間を短くすることができる効果がある。また、索引
順編成ファイルのオーバーフロー領域を使用したり、索
引部を分割したりすることがないので、従来方式、＋２
１．１３１に比較して初期ロード時及び初期ロード後の
検索時間を短縮させることができ、また、索引部の容量
も小さくできる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のブロック図である。 図に於いて、１・・・キーレコード作成手段、２・・・
キーレコードソート手段、３・・・ダミーレコード作成
手段、４・・・ダミーレコード更新手段、５・・・入力
ファイル、６・・・ソート前のキーレコードファイル、
７・・・ソート後のキーレコードファイル、８・・・索
引順編成ファイル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 任意の順序に並んでいる可変長レコードから索引順編成
   ファイルを作成する索引順編成ファイルの初期ロード方
   式に於いて、 前記任意の順序に並んでいる可変長レコードを順次入力
   し、入力した可変長レコードの索引キーとレコード長情
   報とからなるキーレコードを作成するキーレコード作成
   手段と、 該キーレコード作成手段で作成されたキーレコードを索
   引キー順にソートするキーレコードソート手段と、 該キーレコードソート手段によりソートされたキーレコ
   ードを索引キー順に入力し、入力したキーレコード内の
   索引キーを含みレコード長が入力したレコードに含まれ
   ているレコード長情報によって示されるレコード長と同
   一のダミーレコードを作成し、初期ロードすべき索引順
   編成ファイルに出力するダミーレコード作成手段と、 該ダミーレコード作成手段により作成された前記索引順
   編成ファイル中のダミーレコードを、該ダミーレコード
   と同一の索引キーを有する前記キーレコード作成手段の
   入力となったレコードにより更新するダミーレコード更
   新手段とを備えたことを特徴とする索引順編成ファイル
   の初期ロード方式。