JPH06274391A - マスタファイル高速更新処理方式 - Google Patents

マスタファイル高速更新処理方式

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JPH06274391A
JPH06274391A JP5062313A JP6231393A JPH06274391A JP H06274391 A JPH06274391 A JP H06274391A JP 5062313 A JP5062313 A JP 5062313A JP 6231393 A JP6231393 A JP 6231393A JP H06274391 A JPH06274391 A JP H06274391A
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JP
Japan
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master
record
work
work file
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Pending
Application number
JP5062313A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Tashin
美樹雄 田振
Naoyuki Kunieda
直之 国枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NIPPON JIMUKI KK
NEC Software Kobe Ltd
Original Assignee
KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NIPPON JIMUKI KK
NEC Software Kobe Ltd
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Publication date
Application filed by KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK, NIPPON JIMUKI KK, NEC Software Kobe Ltd filed Critical KOBE NIPPON DENKI SOFTWARE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マスタファイルのレコードをトランザクション
ファイルのレコードで更新する処理の実行速度を向上さ
せる。 【構成】マスタファイル1のレコードから必要項目だけ
抽出しシーケンシャル番号を付し第1のワークファイル
2へ出力するマスタ出力部5、トランザクションファイ
ル3のレコードから必要項目だけ抽出し第2のワークフ
ァイル4へ出力するトラン出力部6、第1のワークファ
イル2と第2のワークファイル4を共通項目をキーとし
てソートする第1のソート処理部7、ソート後の第1の
ワークファイル2と第2のワークファイル4を順次突き
合わせ第1のワークファイル2を更新する突き合わせ更
新部8、シーケンシャル番号で第1のワークファイル2
を再ソートする第2のソート処理部9、及びソートされ
た第1のワークファイル2とマスタファイル1を突き合
わせマスタファイル1を更新するマスタ更新部10で構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマスタファイル高速更新
処理方式に関し、特にトランザクションファイルのデー
タでマスタファイルの更新処理を行う場合に、処理の細
分化を行いその実行速度の向上を図ったマスタファイル
高速更新処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マスタファイルのある項目をトラ
ンザクションファイルの項目で更新処理を行う場合、一
般的なパターンとして、まずマスタファイルのレコード
(マスタレコードと称す)を順次アクセスで取得し、次
にトランザクションファイルのレコード(トランザクシ
ョンレコードと称す)をマスタファイルと共通なレコー
ド識別用の項目をキーとしてランダムアクセスによって
取得した後、トランザクションレコードの項目でマスタ
レコードを更新し、更新されたマスタレコードをマスタ
ファイルに書き戻すといった処理方式が使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマスタ
ファイル更新処理方式では、トランザクションファイル
をランダムにアクセスするため、トランザクションファ
イルには索引部が必要であり、READ命令に対しキー
ブロックの読み込み分、物理的入出力回数が多くなるほ
か、該当レコードを検索するまでの処理ステップ数も多
くなり、その分処理時間もかかってしまう欠点があっ
た。
【0004】本発明の目的は、トランザクションファイ
ルに索引部を必要とせず、更新処理を短時間で行えるマ
スタファイル高速更新処理方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のマスタファイル
高速更新処理方式は、マスタファイルから対象データ中
の各レコードのレコード識別項目と更新対象項目とにシ
ーケンシャル番号を付加して第1のワークファイルへ順
次出力するマスタ出力部と、トランザクションファイル
から更新用データ中のレコード識別項目と更新処理項目
とを第2のワークファイルへ順次出力するトラン出力部
と、前記第1のワークファイル及び前記第2のワークフ
ァイルをそれぞれ前記レコード識別項目でソーティング
する第1のソート処理部と、ソート後の前記第1のワー
クファイル及び前記第2のワークファイルのレコードの
突き合わせ処理を前記レコード識別項目によりソーティ
ング順に行い前記第1のワークファイルの更新を行う突
き合わせ更新部と、更新後に前記第1のワークファイル
を前記シーケンシャル番号でソーティングし直す第2の
ソート処理部と、前記第2のソート処理部の処理後に前
記第1のワークファイルと前記マスタファイルの突き合
わせ処理を行い前記マスタファイルを更新するマスタ更
新部とを備えて構成されている。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【0008】本実施例のマスタファイル高速更新処理方
式は、図1に示されているように、マスタファイル1か
ら各レコードの必要項目にシーケンシャル番号を付加し
て第1のワークファイル2へ順次出力するマスタ出力部
5と、トランザクションファイル3から各レコードの必
要な項目のみを第2のワークファイル4へ出力するトラ
ン出力部6と、第1のワークファイル2及び第2のワー
クファイル4を共通の項目でソーティングする第1のソ
ート処理部7と、ソート後の第1のワークファイル2と
第2のワークファイル4との突き合わせ処理を行い第1
のワークファイル2を更新する突き合わせ更新部8と、
第1のワークファイル2を出力時に付加したシーケンシ
ャル番号でソーティングする第2のソート処理部9と、
ソーティング処理後の第1のワークファイル2とマスタ
ファイル1とを突き合わせ処理しマスタファイル1を更
新するマスタ更新部10とを備えて構成されている。
【0009】以下、図2〜図8を参照して各部の動作を
詳細に説明する。図1に示すマスタファイル1及びトラ
ンザクションファイル2は、それぞれ磁気ディスク装置
等からメモリ上に読み込まれた処理対象データ群を含む
ファイルで、トランザクションファイル2にも索引部は
存在せず、各ファイルのレコードはそれぞれ任意の順番
に配列されているものとする。ここで、マスタファイル
1のマスタレコード中のある項目(更新対象項目)をト
ランザクションファイル3のトランザクションレコード
中のある項目(更新処理項目)で更新するものとし、マ
スタレコードとトランザクションレコードの双方に共通
なレコード識別項目として共通CODEが存在し、この
共通CODEをキーとして突き合わせ処理を行い、マス
タレコード中の更新対象項目の値を対応するトランザク
ションレコード中の更新処理項目の値により更新するも
のとする。
【0010】マスタ出力部5は、図2の流れ図に示すよ
うに、マスタファイル1からマスタレコードを1レコー
ドずつ順番に取得し(ステップ11)、レコード終了で
なくマスタレコードが取得できれば(ステップ12)、
そのマスタレコード内の必要な項目(レコード識別項目
と更新対象項目)のみを抽出し(ステップ13)、取得
した順番にシーケンシャル番号を付加してソートレコー
ドを作成し(ステップ14)、作成したソートレコード
を第1のワークファイル2に出力する(ステップ1
5)。以上の動作を繰り返し、すべてのマスタレコード
に対する処理が終了すると、マスタ出力部5はトラン出
力部6へ制御を渡す。
【0011】マスタ出力部5から第1のワークファイル
2へ出力されるレコード形式の例を図8(a)に示す。
マスタファイル1のマスタレコード形式が、図8(a)
に示すように項目A,共通CODE(レコード識別項
目),項目B,項目Z(更新対象項目),項目Cで構成
されていた場合、第1のワークファイル2へ出力される
ソートレコードのレコード形式は、共通CODE,項目
Z,シーケンシャル番号のみから構成されることにな
る。
【0012】トラン出力部6は、図3の流れ図に示すよ
うに、トランザクションファイル3からトランザクショ
ンレコードを1レコードずつ順次取得し(ステップ1
6)、レコードの終了でなければ(ステップ17)、取
得したトランザクションレコードから必要な項目(レコ
ード識別項目と更新処理項目)のみを抽出してソートレ
コードを作成し(ステップ18)、作成したソートレコ
ードを第2のワークファイル4に出力する(ステップ1
9)。以上の動作を繰り返し、すべてのトランザクショ
ンレコードの処理が終了すると、トラン出力部6は第1
のソート処理部7に制御を渡す。
【0013】トラン出力部6から第2のワークファイル
4へ出力されるレコード形式の例を図8(b)に示す。
トランザクションファイル3のトランザクションレコー
ド形式が、図8(b)に示すように共通CODE(レコ
ード識別項目),項目A’,項目Z’(更新処理項
目),項目B’で構成されていた場合、第2のワークフ
ァイル4へ出力されるソートレコードのレコード形式
は、共通CODEと項目Z’のみから構成されることに
なる。
【0014】第1のソート処理部7は、第1のワークフ
ァイル2,第2のワークファイル4のそれぞれを共通C
ODEでソーティングする。図4はその動作を示す流れ
図である。まず、第1のワークファイル2,第2のワー
クファイル4をソーティングするために共通CODEを
キーとするソート情報を作成し(ステップ20)、その
ソート情報に基づいて第1のワークファイル2及び第2
のワークファイル4のソーティングを実行し(ステップ
21及び22)、突き合わせ更新部8に制御を渡す。
【0015】突き合わせ更新部8は、共通CODEでソ
ートされた第1のワークファイル2のソートレコードを
第2のワークファイル4のソートレコードと突き合わ
せ、第1のワークファイル2のレコードが無くなるまで
更新処理を行う。図5はその動作を示す流れ図である。
第1のワークファイル2の先頭からソートレコードを1
レコードずつ取得し(ステップ23)、レコード終了か
否かを判断し(ステップ24)、終了の場合は第2のソ
ート処理部9に制御を渡す。終了でなければ、第2のワ
ークファイル4から既にソートレコードを取得済みであ
るかを判断し(ステップ25)、取得済みでなければ第
2のワークファイル4の先頭から順にソートレコードを
取得し(ステップ26)、取得したソートレコードと第
1のワークファイル2から取得したソートレコードと突
き合わせのキーである共通CODEを比較し(ステップ
27)、等しければ第2のワークファイル4のソートレ
コードの更新処理項目(項目Z’)で第1のワークファ
イル2の更新対象項目(項目Z)の更新を行い(ステッ
プ28)、更新されたソートレコードを第1のワークフ
ァイル2へ書き戻し(ステップ29)、第2のワークフ
ァイル4から取得したソートレコードは消去する(ステ
ップ30)。共通CODEが等しくなく、第1のワーク
ファイル2から取得したソートレコードの共通CODE
が第2のワークファイル4から取得したソートレコード
の共通CODEよりもソート順位が低い(<:昇順の場
合は小、降順の場合は大)場合には、ステップ26に戻
り第2のワークファイル4から次のソートレコードを取
得する。逆に第1のワークファイル2から取得したソー
トレコードの共通CODEの方がソート順位が高い
(>:昇順の場合は大、降順の場合は小)場合には、ス
テップ23まで戻り第1のワークファイル2から次のソ
ートレコードを取得する。
【0016】第2のソート処理部9は、マスタ出力部5
で付加されたシーケンシャル番号で第1のワークファイ
ル2をソーティングし直す。図6はその動作の流れ図
で、まずシーケンシャル番号をキーとするソート情報を
作成し(ステップ31)、作成したソート情報に基づい
て第1のワークファイル2のソーティングを実行し(ス
テップ32)、マスタ更新部10へ制御を渡す。
【0017】マスタ更新部10は、第1のワークファイ
ル2とマスタファイル1の突き合わせ更新処理をマスタ
ファイル1のレコードが無くなるまで行う。図7はその
動作の詳細を示す流れ図である。まず、マスタファイル
1から順次マスタレコードを取得し(ステップ33)、
レコード終了か判断し(ステップ34)、終了の場合は
マスタ更新の全処理を終了させる。終了でない場合に
は、シーケンシャル番号順にソートされた第1のワーク
ファイル2から順次ソートレコードを取得し(ステップ
35)、マスタレコードの更新対象項目(項目Z)を更
新されたソートレコードの更新対象項目(項目Z)で更
新し(ステップ36)、更新されたマスタレコードをマ
スタファイル1へ書き戻した後(ステップ37)、ステ
ップ33に戻りマスタファイル1から次のマスタレコー
ドを取得する。上述の処理をマスタレコードが無くなる
まで繰り返し、無くなればマスタファイル更新の全処理
を終了させる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマスタフ
ァイル高速更新処理方式は、トランザクションファイル
をランダムアクセスせずに順次アクセスで処理するた
め、トランザクションファイルに索引部を必要としな
い。更に、更新対象のマスタファイルと更新用のトラン
ザクションファイルとから必要な項目のみを抽出し、そ
れぞれ第1及び第2のワークファイルへ出力して共通C
ODEでソート処理を行った後、共通CODE順に並べ
替えられたソートレコード同士を突き合わせて更新処理
を行い、更新された第1のワークファイルをレコード取
得時に付与されたシーケンシャル番号でソートし直して
マスタファイルを更新するため、各レコードの突き合わ
せ処理がすべて順次に行えるので処理時間を短縮できる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施例のマスタ出力部の動作を示す流れ図で
ある。
【図3】本実施例のトラン出力部の動作を示す流れ図で
ある。
【図4】本実施例の第1のソート処理部の動作を示す流
れ図である。
【図5】本実施例の第2のソート処理部の動作を示す流
れ図である。
【図6】本実施例の突き合わせ更新部の動作を示す流れ
図である。
【図7】本実施例のマスタ更新部の動作を示す流れ図で
ある。
【図8】本実施例の第1及び第2のワークファイルのレ
コード形式の説明図である。
【符号の説明】
1 マスタファイル 2 第1のワークファイル 3 トランザクションファイル 4 第2のワークファイル 5 マスタ出力部 6 トラン出力部 7 第1のソート処理部 8 突き合わせ更新部 9 第2のソート処理部 10 マスタ更新部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタファイルから対象データ中の各レ
    コードのレコード識別項目と更新対象項目とにシーケン
    シャル番号を付加して第1のワークファイルへ順次出力
    するマスタ出力部と、トランザクションファイルから更
    新用データ中のレコード識別項目と更新処理項目とを第
    2のワークファイルへ順次出力するトラン出力部と、前
    記第1のワークファイル及び前記第2のワークファイル
    をそれぞれ前記レコード識別項目でソーティングする第
    1のソート処理部と、ソート後の前記第1のワークファ
    イル及び前記第2のワークファイルのレコードの突き合
    わせ処理を前記レコード識別項目によりソーティング順
    に行い前記第1のワークファイルの更新を行う突き合わ
    せ更新部と、更新後に前記第1のワークファイルを前記
    シーケンシャル番号でソーティングし直す第2のソート
    処理部と、前記第2のソート処理部の処理後に前記第1
    のワークファイルと前記マスタファイルの突き合わせ処
    理を行い前記マスタファイルを更新するマスタ更新部と
    を備えたことを特徴とするマスタファイル高速更新処理
    方式。
JP5062313A 1993-03-23 1993-03-23 マスタファイル高速更新処理方式 Pending JPH06274391A (ja)

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000927