JPH05181719A - 可変長データの格納および参照システム - Google Patents
可変長データの格納および参照システムInfo
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- JPH05181719A JPH05181719A JP3359675A JP35967591A JPH05181719A JP H05181719 A JPH05181719 A JP H05181719A JP 3359675 A JP3359675 A JP 3359675A JP 35967591 A JP35967591 A JP 35967591A JP H05181719 A JPH05181719 A JP H05181719A
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Abstract
速のアクセスを可能にするとともに、データの容量を小
さくする。 【構成】 可変長データD1を格納部16に順次格納す
るとともに、ID割当部12においてそれぞれのデータ
のIDを割り当て、ID格納位置対応表14にデータの
IDとその格納位置を対応させて格納する。参照時に
は、ID割当部12からデータのIDを送ってID格納
位置対応表14によりデータの格納位置を求め、データ
をデータ格納部16から読み出す。データの格納位置を
即座に求めることができるから、高速でアクセス可能で
ある。また、データを可変長のまま記憶できるから、ダ
ミーデータの付加によるデータ容量の増加を防ぐことが
できる。
Description
よび参照システムに関し、特にデータベースから必要な
情報を取り出すためのデータベース検索システムにおい
て検索されるデータが可変長データである場合のそのデ
ータの格納および参照システムに関する。
よび参照(アクセス)の高速化を図るものとしては、全
レコードを固定サイズ、たとえばLバイトの長さとする
方法が知られている。この方法によれば、たとえばn番
目のレコードにアクセスするときには、ファイルの先頭
からn×Lバイトの位置を読み出しにいけばよいから、
格納位置の指定を高速で行うことができる。しかしなが
ら、この方法では、レコードサイズを一定にするため、
所定のサイズに満たないデータについては無意味なダミ
ーの文字を加える必要があり、一般にデータサイズが大
きくなってしまうという欠点がある。
憶媒体に書き込んでゆく方法によれば、上記のように無
意味なダミーの文字を加える必要はなく、データサイズ
が膨らんでしまうことはない。しかし、この方法によれ
ばデータのサイズがそれぞれ異なるため、アクセス時に
は順番にレコードを参照しなければならず、参照(格
納)位置を即座に得ることができない。したがって、ア
クセス速度が遅くなるという欠点がある。
可変長データの格納および参照方法は、データサイズが
大きくなるか、またはアクセス速度が遅くなるというい
ずれかの欠点を有していた。
し、データサイズを小さくし、しかもアクセス速度を高
速にすることのできる可変長データの格納および参照シ
ステムを提供することを目的とする。
格納および参照システムは、可変長データを順次記憶す
る記憶手段と、記憶手段に記憶される可変長データにI
D番号を割り当てるID割当手段と、可変長データの記
憶手段における格納位置を、ID割当手段により割り当
てられたID番号に対応させて記憶する格納位置記憶手
段とを具備する。
るデータのID番号および格納位置を格納位置記憶手段
に記憶し、データの参照時には格納位置記憶手段からデ
ータの格納位置を読み出して記憶手段にアクセスする。
したがって、データの格納位置を即座に得ることができ
るから、記憶手段に高速でアクセスすることができる。
また、データを固定長にするためにダミーデータを付け
る必要がないから、記憶されるデータの量を少なくし、
記憶媒体の容量を小さくできる。
が示されている。同図に示すように、可変長データの格
納時には、データD1は記憶媒体のデータ格納部16
に、データA、データB、データCの順に書き込まれ
る。図1に示す例では、データA、データBの長さは1
00、40である。したがって、ID格納位置対応表1
4に示すように、データAは格納位置0、データBは格
納位置100、データCは格納位置140に、それぞれ
書き込まれ、その書き込まれた位置がID格納位置対応
表14に記憶される。
れ、データの通番(ID)が割り当てられる。データの
通番(ID)は、ID格納位置対応表14に示すよう
に、データごとに与えられる通番である。本例では、デ
ータA、データB、データCに1、2、3がそれぞれI
Dとして与えられる。割り当てられたデータのIDはI
D格納位置対応表14に送られ記憶される。
ータD1がデータ格納部16に格納されるとともに、デ
ータIDおよびそのデータの格納位置がID格納位置対
応表14に記憶される。
参照要求のあったデータまたはそのIDがID割当部1
2に送られ、ID割当部12からこのデータのIDが出
力される。データのIDはID格納位置対応表14に送
られ、ID格納位置対応表14から格納位置が出力され
る。出力された格納位置に基づき、データ格納部16か
らデータが読み出され、データ一時格納部18に格納さ
れる。データ一時格納部18に格納されたデータは、操
作者の要求に応じてCRTなどの出力部に出力され、参
照される。
8は高速でアクセス可能な記憶媒体によって構成され、
ID格納位置対応表14およびデータ格納部16は低速
でアクセス可能な記憶媒体によって構成される。したが
って、データが記憶されるデータ格納部16は低速でア
クセスする安価な記憶媒体によって構成されているか
ら、データ格納部16の容量を充分大きくすることがで
きる。また、ID割当部12およびデータ一時格納部1
8は高速でアクセス可能な記憶媒体によって構成されて
いるから、データの記憶時におけるIDの割り当て、お
よびデータ格納部16から読み出されデータ一時格納部
18に格納されたデータの参照は高速で行うことができ
る。
ータの格納時には、データD1がデータ格納部16に格
納されるとともに、それぞれのデータに割り当てられた
IDおよびそのデータの格納位置がID格納位置対応表
14に記憶される。参照(読み出し)時には、参照要求
のあったデータがID割当部12に送られ、ID割当部
12からこのデータのIDが出力されてID格納位置対
応表14に送られ、ID格納位置対応表14から格納位
置が出力され、出力された格納位置に基づき、データ格
納部16からデータが読み出される。
憶されたデータIDとデータの格納位置との対応を用い
てデータの格納位置を読み出すから、レコードへのアク
セス位置を即座に得ることができ、データの読み出し
(検索)を高速で行うことができる。
一定にする必要がなく、データにダミーデータを加える
ことがないため、記憶されるデータの量が大きくなる欠
点もない。
照システムは、各種の可変長データの格納および参照に
適用できる。たとえば次のようなデータ検索システムに
おけるデータの格納および参照に適用できる。
す近傍特徴量によるパターン検索システムのデータフロ
ー図である。この検索システムでは、予め全対象物件か
ら事象(情報)の位相情報を全て捨象した近傍特徴量を
作成し、そのデータ群に対して全物件検索を行なう。検
索のアルゴリズムは、学習ステップと検索ステップとか
らなる。学習ステップでは、物件毎に近傍特徴量行列が
作成される。検索ステップでは、検索キーと近傍特徴量
行列とのマッチング演算が行なわれ、物件ごとにマッチ
ング度(類似度)を示す評価結果を得る。以下、各ステ
ップについて説明する。
ドイツ語、フランス語、ヘブライ語、ロシア語などの文
書データ、或いは量子化された波形数値データ、化学構
造式、遺伝子情報などである。このような検索対象に対
して、まず正規化手段S1により正規化の処理を行な
う。一般に検索対象は、情報の最小単位(文書であれば
アルファベットなどの文字、数値チャートであれば、あ
る時刻における実数値など)の列で表現されている。そ
れをなんらかの方法でn階調の整数列に変換する。これ
をデータの正規化と呼ぶ。
コード表をそのまま用いることにより、次のような25
6階調の数値表現として実現される。 …… This is a pen. …… 84|104 |105 |115 |32|105 |115 |32|97|32|
112 |101 |110 |46|
4 ..と対応している。
S2により近傍特徴量行列30の形式に畳込まれる。こ
こで近傍特徴量をとる演算式は種々考えられる。この演
算式は検索の鋭さ(過検出の少なさ)にも影響を与え
る。
タ(文字)をCi,j とし、Ci,j に関する量子化量xと
Ci,j の前方k近傍に関する量子化量yを次のようにし
て求める。ここでは、検索される対象物件(文書)がn
個あるとし、そのうちのi番目の物件の量子化について
説明する。i番目の物件において、図3に示すように正
規化された数値列135,64,37,71,101,...が並んでいると
すると、Ci,j に関する量子化量xは、 x=f(Ci,j ) Ci,j の前方k近傍に関する量子化量yは y=g(Ci,j , Ci,j+1,Ci,j+2,...., Ci,j+k ) で求められる。
階量子化関数である。すなわち、i番目の物件のj番目
のデータCi,j について所定の演算を行って得られる値
であり、1〜nのいずれかの整数で表される。したがっ
て、得られたxの値によって図4に示す行列(座標)に
おいてx軸方向の位置が1〜nの範囲で定まる。
Ci,j+k ) は、Ci,j の前方k近傍に関するm段階量子
化関数である。すなわち、i番目の物件のj番目のデー
タCi,j とそのデータの近傍の所定の数のデータについ
て所定の演算を行って得られる値であり、1〜mのいず
れかの整数で表される。たとえば図3に示すようにj番
目のデータCi,j が135であり、kが3の場合には、
Ci,j+1,Ci,j+2,Ci,j+3 としてデータ135に続くデ
ータ64、37、71を抽出し、これらのデータとデー
タ135との相関について所定の演算を行う。j番目の
データCi,j が次の64の場合には、Ci,j+1,Ci,j+2,
Ci,j+3 としてデータ64に続くデータ37、71、1
01を抽出し、これらのデータとデータ64との相関に
ついて所定の演算を行う。
図4に示す行列(座標)におけるy軸方向の位置が1〜
mの範囲で定まる。したがって、上記のようにx、yを
求めることによって図4に示す行列(座標)における位
置が定まる。
うにして求めたx、yに対して物件の通番iと重みw
(x,y,i)の組として記憶される。重みw(x,y,i)は、デ
ータx、y、iから所定の演算によって求められるが、
通常は重みw(x,y,i)の値は1に固定される。
ごとにx、yの値に基づき図4に棒によって示されるよ
うに、データを記憶する。すなわち、データCi,j の
x、yの値によって定められる座標の位置に、その物件
の通番iとその重みw(x,y,i)を組みとしたデータを記
憶する。同図ではこのようなデータが記憶されるごとに
棒の長さが延びるように表されている。通常は重みw
(x,y,i)は1とされるから、物件の通番iのデータのみ
がx、yの値によって定められる座標の位置に記憶され
てゆく。
物件の識別番号を付加して構造ファイル40として保存
する。
n."を検索キーとする。この検索キー50に対して学習
ステップと同一の正規化方法に基づく正規化手段S3に
よりキー情報を整数列に正規化する。 84|104 |105 |115 |32|105 |115 |32|97|32|
112 |101 |110 |46|
プと同一の近傍特徴量抽出式f() 、g() を用いて各物件
に対応する正規化された数値列の先頭からx、yの組の
系列を作成する。次に、このx、yの組の系列に基づい
て、物件kに対する検索キーの含有度数ωk として、V
(xj,yj,k)をj=1〜mについて合計することによ
り算出する。
ストが物件iについての重みを持つ場合、はその重みに
等しく、持たない場合には0と定める。
組に対応する図4のx、yの位置にデータがある場合
(棒がある場合)には、別に設けられた記憶手段のその
データに示される物件の通番iの格納箇所にその重みの
値を記憶させる。
件毎に得られた構造評価値score (合致度)を完全一致
の場合の評価値(この場合は、検索キー情報の文字数−
k)で割って、検索キーの含有確率を求め、評価結果の
リスト70を得る。更にソート手段S6において、この
リスト70を含有確率の降順にソートしソート済みリス
ト80を得る。
り、その上位物件を参照することにより、検索キーが物
件中に含まれている確率が高い物件名を知ることができ
る。含有確率は、完全一致及び不完全一致の全てについ
て求まるから、あいまい一致検索を行なうことができ
る。
探索であるから、検索もれが発生する確率は、本質的に
零であると言う特徴がある。
時間は、キーの文字数のみに依存し、物件の大きさには
依存しない。従って、非常に高速に検索を行なうことが
できる。
上記のような可変長データの格納および参照方法を用い
ることにより、データへのアクセスを高速で行うことが
できるとともに、記憶容量を節約することができる。
行うことにより、検索条件に対するAND、ORなどの
検索演算処理も高速に実行できる。式(1)の近傍特徴
量抽出式は上述の例の他に種々考えることができる。例
えば、 f: x→x g: (x,y)→x-y (または|x-y |) とすれば、隣接文字及び一つ置きの文字の差分(または
差分の絶対値)を近傍特徴量として近傍特徴量行列を作
ることができる。また幾つかの文字列の個々の文字整数
値に対し四則演算を施すことにより近傍特徴量を取り出
してもよい。
とし取り出さなくてもよい。例えば、物件データ中の特
定の一つまたは一つ以上の整数値、特定の範囲の整数
値、或いはデータ列を構成する各バイト中の特定の1つ
または一つ以上のビットを除外して近傍特徴量を作成
(抽出)してもよい。また日本語文書のように2バイト
文字で構成されている場合には、例えば上位バイトを除
外して下位バイトを対象として自己相関情報を取り出し
てもよい。
次のビット行列であり、これは8Kバイトに相当する。
従って、1物件のデータが1K バイト程度であるデータ
ベースでは、効率のよいシステムであるとは言えない。
そこで上記のようなデータ圧縮手段S7を設けてデータ
圧縮を行なって構造ファイル40の容量を減らすのがよ
い。
では、256次の自己相関行列の各要素毎に要素値が1
である物件名40a(識別コード)を1バイト/件のデ
ータ列として蓄積する。従って、要素値が0である物件
名は不要データとして除外する。
名40aは1バイトで表せないので、下位の1バイトの
みを蓄積する。例えば、物件数が1万件の場合、物件名
は2バイトで表されるが、そのうちの下位1バイトを使
用する。そして物件名コードが255を越える毎にデー
タ列にマーカ40bを挿入する。
に該当する構造ファイルのデータ列を取り出し、物件名
毎の出現度数テーブルを作成する。この際、マーカ40
bを越える毎に物件名コードに255を加える。このよ
うにして作成した出現度数テーブルに基づいて図2の評
価結果リスト70が得られる。
件中の半分以上ある場合には、その近傍特徴量行列要素
は各物件について共通であると見なして、その要素を削
除してもよい。
学習手段S2、正規化手段S3、検索手段S4、評価結
果出力手段S5、ソート手段S6、データ圧縮手段S7
は、コンピュータプログラムによって構成することがで
きるが、論理回路素子を用いて専用のハードウエアを構
成してもよい。
納位置を即座に求めることができるから、記憶されたデ
ータに高速でアクセスすることができる。また、データ
を固定長のブロックにする必要がないのでダミーデータ
が不要となり、記憶容量を小さくすることができる。
ステムの一実施例のデータフロー図である。
るデータベース検索システムのデータフロー図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 可変長データの格納および参照システム
において、 可変長データを順次記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶される可変長データにID番号を割
り当てるID割当手段と、 前記可変長データの前記記憶手段における格納位置を、
前記ID割当手段により割り当てられた前記ID番号に
対応させて記憶する格納位置記憶手段とを具備し、 データの格納時には記憶されるデータの前記ID番号お
よび格納位置を前記格納位置記憶手段に記憶し、データ
の参照時には前記格納位置記憶手段からデータの格納位
置を読み出して前記記憶手段にアクセスすることを特徴
とする可変長データの格納および参照システム。 - 【請求項2】 前記システムはさらに、前記記憶手段か
ら読み出されたデータを一時的に格納する一時格納手段
を具備することを特徴とする請求項1の可変長データの
格納および参照システム。 - 【請求項3】 検索対象の物件毎にその自己相関情報を
記憶した記憶手段と、 検索キーの近傍特徴量と検索対象の上記近傍特徴量との
合致度を物件毎に求め、物件番号を合致度の降順に出力
する検索手段とを具備するデータベース検索に用いられ
ることを特徴とする請求項1の可変長データの格納およ
び参照システム。 - 【請求項4】 検索対象のi番目の物件のj番目のデー
タ列Ci,j に関する量子化量xとその近傍のk個のデー
タ列Ci,j+1,Ci,j+2,...., Ci,j+k に関する量子化量
yとを x=f(Ci,j ) y=g(Ci,j , Ci,j+1,Ci,j+2,...., Ci,j+k ) によって求め、得られたx、yの値に基づいて定められ
る記憶手段の位置にその物件の通番iを記憶するデータ
ベース検索に用いられることを特徴とする請求項3の可
変長データの格納および参照システム。
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