JPH01301456A - 降車駅通知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、電車、列車、バス等の運行車輌内に停車順に
停車駅信号を無線伝送し、それを乗客側にて受信させ、
それにより１乗客に停車駅を予告通知し、確実に目的駅
にて降車せしめる降車駅通知方法及びその装置に関する
。

［従来の技術］ 従来、電車１列車、バス等の車輌に乗り合わせている乗
客は、目的とする降車駅を事前に認識するには、車輌内
のアナウンス放送の聴取、或いは降車目的駅前の停車駅
名からの推察、或いは見慣れた窓外の景観からの推察等
の手段にて認識するものであった。

［発明が解決しようとする問題点コ 前述した従来の降車駅認識手段は、車内騒音が激しい場
合には聴取し貫く、戎いは車内にて就眠状態、とりわけ
熟睡状態或いは飲酒後の酩酊時。

あるいは物思いにふけっている時等にあっては唯一の降
車駅認識手段である前記車内アナウンス放送を聞き逃す
ものであり目的とする降車駅を乗り越してしまうことが
あった。

また、不慣れな路線の車輌に乗り合わせた乗客には、降
車駅の事前予想が全く把握できず、前記車内アナウンス
に過大な注意を払う等降車に至る迄緊張状態を強いるも
のであった。

また、子供、老人、耳・目等の不自由な人々にとっては
、前述した従来の降車駅認識手段では正確に目標駅に降
車することは至難である場合も多い。

本発明は、前述した従来の車輌の乗客に対する降車駅事
前Ｌ＆識手段の問題点を解決すべくなされたものであり
、停車予定駅信号の送受信手段を用いて、個々の乗客に
、降車駅を予告通知し、乗客が、確実に目的駅にて降車
することが可能となる降車駅通知方法及びその装置を提
供するものである。

［問題点を解決するための手段］ 前述した問題点は、運行車輌内に停車駅信号を停車順に
無線伝送し、前記車輌内の乗客の保持する受信装置にて
前記停車駅信号を受信させて、予め定められた前記乗客
の降車駅を前記乗客に予告通知することを特徴とする降
車駅通知方法、及び、運行車輌の停車順に停車駅信号を
送信する送信装置と、該送信装置に接続され前記車輌内
に架設されてなるアンテナ部と、降車目標駅設定手段及
び降車駅通知手段を有してなり前記アンテナ部から伝送
された停車駅信号を受信する乗客保持用の受信装置とか
らなることを特徴とする降車駅通知装置によって解決さ
れるものである。

［作用］ 上記構成の本発明にあっては、電車、列車、バス等の運
行車輌内にコード化等により信号化された停車駅信号を
停車順に無線伝送し１乗客の保持する受信装置にて停車
駅信号を受信させると共に予め定められた乗客の降車駅
を乗客に予告通知し、その信号と乗客があらかじめ設定
した降車駅とが一致した際には乗客に確実に降車駅を予
告通知し。

確実に目的駅にて降車することが可能となる。

［実施例］ 以下、実施例に基づいて本発明の構成を詳述する。

第１図は本発明の一実施例を示す概略説明図。

第２図及び第３図は本発明に係る各構成要素のブロック
図であり、本発明にあっては、車掌、運転手等の車輌の
乗務員室等に設けられ且つ停車駅信号を停車順に送信す
る送信装置１と、高周波ケーブル６等にて送信部Ｗ１に
接続され且つ車輌８内の天井面或いは側壁面等の適宜箇
所に架設された停車駅信号無線伝送用のアンテナ部２と
、乗客９が保持し且つ伝送された停車駅信号を受信し、
少なくとも、降車目標駅を予め設定できる手段及び乗客
に降車すべき旨を伝える降車駅通知手段を有してなる受
信装置３とをその主要構成とするものである。

これを詳述すれば、送信部Ｗ１は、停車駅をその順番と
共に駅名称そのものまたは数字等の符号に置き換えて設
定或いはそれらの変更等をなし得る停車駅制御部１ａ、
該停車駅制御部の設定を基にして停車駅をコード化する
等停車駅の識別信号を発生する識別信号発生部１ｂ、該
識別信号発生部からの停車駅信号を適宜な搬送波に乗せ
て送信するための送信部１０等からなる。１ｄは電源部
である。

尚、送信装置１には、それぞれの停車駅信号の発生タイ
ミング（電車、バス等にあっては直前駅を発進してから
でも良いが、寝台列車等にあっては乗客が降車準備完了
に要するに十分な時間を見込んで相当前から送信するこ
とを要す）、或いは発生時間（一定時間連続送信でも良
いし、例えば３０秒間送信し、１分間休止する等断続線
り返し発生でも良い）等を制御する手段が適宜に加えら
れても良い。

送信装置１からの信号出力は、使用状況を判断すれば、
小出力で済み、アンテナ部２に接続された後は、微弱電
波となって車輌内に伝播される。

斯様な場合、多数の車輌が連結される電車、列車等にあ
っては、空中線共用装置４を各車輌毎に設置する。各空
中線共用装置４間は高周波ケーブル６等にて接続される
。

受信装置３は、アンテナ７を有し且つ叙上した車輌内の
電波を選別的に受信する受信部３ａ、該受信部での受信
電波から停車駅名を識別する識別信号選別部３ｂ、乗客
が予め降車駅をその駅名名称そのものを設定できる選択
スイッチまたは駅名を数字符号に置き換えて設定できる
ディジタルスイッチ等の設定操作器を有してなる降車駅
設定部３ｃ、該降車駅設定部の指示する駅と前記識別信
号選別部からの識別信号とを照合し且つそれらが一致し
た際にランプ点灯若しくは点滅、ブザー音若しくは音楽
等の音の発生、体感し得る振動の発生、或いは微弱な電
気的皮膚刺激の発生等からなる乗客への通知手段を有し
てなる降車駅通知部３ｄ及び電源部３ｅ等から構成され
る。受信装置３全体は、軽量小型に製作され、衣類ポケ
ット、鞄・バッグその他身の回り品に収納されて或いは
手・腕等に取り付けられて使用される。

［発明の効果］ 而して、本発明によれば、車輌の運行途上、順次停車駅
が車輌内に信号伝送され、その信号と乗客に於いて予め
設定した駅名称とが一致した際には、受信装置を保持し
てなる乗客に確実に降車駅を予告通知することが可能と
なり、一般乗客は勿論の事、物思いあるいは雑談にふけ
りアナウンス放送が耳に入らない乗客、就眠している乗
客あるいは飲酒により酩酊状態の乗客、その運行路線に
不慣れな乗客等、或いは子供、老人、耳・目等の不自由
な人々にとっても正確に目標駅に降車することが可能と
なる。

したがって、従来ともすれば、いたしかたないこととし
て見過ごされていた前述した如き各種原因による降車口
ｍｕ以外の下車は確実に防止されるという画期的な運行
システムの提供が可能となった。

そして受信装置は乗車前に乗客に貸与することも可能で
あり、本発明は、乗客にとり前述した如き多大な有用性
を発揮すると共に、車輌運行企業体にとっても乗客に対
する一層のサービス向上の一層ともなるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す概略説明図、第２図は
本発明に係る送信装置及びアンテナ部の一実施例を示す
ブロック図、第３図は本発明に係る受信装置の一実施例
を示すブロック図である。 １・・・・・・送信装置　　　２・・・・・・アンテナ
部３・・・・・・受信装置　　　４・・・・・・空中線
共用装置５．７・・・・・・アンテナ　　　８・・・・
・・車輌９・・・・・・乗客 特許出願人　　岡谷電機産業株式会社 代理人　弁理士　　１）　辺　　敏　　部第３図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）運行車輌内に停車駅信号を停車順に無線伝送し、
   前記車輌内の乗客の保持する受信装置にて前記停車駅信
   号を受信させて、予め定められた前記乗客の降車駅を前
   記乗客に予告通知することを特徴とする降車駅通知方法
   。
2. （２）運行車輌の停車順に停車駅信号を送信する送信装
   置と、該送信装置に接続され前記車輌内に架設されてな
   るアンテナ部と、降車目標駅設定手段及び降車駅通知手
   段を有してなり前記アンテナ部から伝送された停車駅信
   号を受信する乗客保持用の受信装置とからなることを特
   徴とする降車駅通知装置。