JP2002225713A - 自動報知装置および携帯型音響再生装置 - Google Patents

自動報知装置および携帯型音響再生装置

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JP2002225713A
JP2002225713A JP2001026336A JP2001026336A JP2002225713A JP 2002225713 A JP2002225713 A JP 2002225713A JP 2001026336 A JP2001026336 A JP 2001026336A JP 2001026336 A JP2001026336 A JP 2001026336A JP 2002225713 A JP2002225713 A JP 2002225713A
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JP2001026336A
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Ariyoshi Takano
有佳 高野
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故や交通渋滞等により旅客車両の運行スケ
ジュールが乱れた場合でも、下車駅に到着したこと或い
は下車駅に近いことを利用者に正確に報知する技術を提
供する。 【解決手段】 携帯型の電子機器、特に携帯型の音響再
生装置において、旅客車両の走行状態を検出する走行状
態検出手段と、乗客が昇降するドアの開閉に関連して発
生される音を検出するドア開閉音検出手段と、利用者が
乗車する区間内の停車する中継点の数が登録された中継
点管理手段と、旅客車両の停車した中継点の数を更新す
る運行状況管理手段と、前記中継点管理手段に登録され
た中継点の数と前記運行状況管理手段により随時更新さ
れた中継点の数とを比較する比較手段と、利用者に設定
駅に到着したことを報知する自動報知手段とを備えるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は旅客車両が目的地へ
到着したことを利用者に報知可能な携帯型の電子機器に
係り、特にCD(コンパクトディスク)やMD(ミニデ
ィスク)等の携帯型音響再生装置に利用して好適な技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、公共の交通手段としては予め決め
られたスケジュールに従って運行される電車や路線バス
等の旅客車両が広く利用されている。これらの交通手段
では、各中継点(駅または停留所)における発着時刻が
予め決められているので、利用者は車両に乗車した時刻
から目的地に到着する時刻を予め予測したり、または到
着したい時刻から乗車すべき車両を選択したりすること
ができる。そして、自分が乗車する旅客車両や目的地へ
到着する時刻等の情報を用いて乗り換え計画を立てた
り、送迎のための連絡情報とすることができる。
【0003】このように予め運行スケジュールが決まっ
ていることを利用して、例えば特開昭62−25760
4号公報で開示された技術では、利用者の乗車券に記録
された電車の到着時刻や目的地における催物等の電車情
報を駅に設置された専用の電車情報案内装置で読み取っ
て利用者に提供するようにしている。しかしながら、前
述した技術では、電車情報案内装置の備え付けられた場
所において到着予定時刻を容易に知ることはできるが、
電車に乗車中に下車駅に到着したことを利用者に報知す
ることはできない。
【0004】それゆえ、利用者が乗車中に居眠りをした
り同乗者との会話に夢中になったりして下車駅に到着し
たことに気づかずに乗り越してしまうのを防止すること
はできない。特に最近では、携帯型音響再生装置を使用
してヘッドホンを介してCDやMDに記録された音楽を
聞いている利用者が増加しており、このような利用者は
停車駅等を知らせる車内アナウンスが聞き取れないこと
もあり下車駅を乗り越してしまう場合が増えている。
【0005】そこで、実開平5−52091号公報で
は、アラームタイマーをつけたウォーキングヘッドホン
ステレオが提案された。この考案は、ウォーキングヘッ
ドホンステレオのアラームタイマーに乗車する旅客車両
の運行スケジュールをもとに到着予定時刻を設定してお
き、設定時刻になると利用者にヘッドホンを介してアラ
ーム報知するものである。これにより、車内アナウンス
が聞こえない場合でも、タイマー設定時刻として到着時
刻を設定しておけば下車駅に到着したことを知ることが
できるし、あるいは到着時刻より数分前を設定しておけ
ば下車駅に近いことを知ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
5−52091号公報に開示された技術では、旅客車両
がスケジュール通りに運行できなくなると、下車駅に到
着したことを正確に報知することができなくなる。すな
わち、前述した技術は予め決められた運行スケジュール
に基づいて利用者が到着時刻としてタイマー設定するも
のであるから、事故や交通渋滞等で旅客車両の運行スケ
ジュールが乱れてしまった場合に対処できないという問
題がある。つまり、事故等によって利用者が乗車する前
に運行スケジュールが乱れてしまった場合には利用者は
タイマー設定すべき時刻を正確に知ることはできないう
え、乗車後に運行スケジュールが乱れてしまった場合に
は下車駅に到着する時刻とは関係なくアラーム報知がな
されるという事態が起こってしまう。
【0007】本発明は、事故や交通渋滞等により旅客車
両の運行スケジュールが乱れた場合でも、下車駅に到着
したこと或いは下車駅に近いことを利用者に正確に報知
可能な技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するためになされたものであり、具体的には、旅
客車両が走行しているか停車しているか等の旅客車両の
走行状態を検出する走行状態検出手段と、乗客が昇降す
るドアの開閉に関連して発生される音を検出するドア開
閉音検出手段と、利用者が乗車する区間内の停車する中
継点の数が登録された中継点管理手段と、前記ドア開閉
音検出手段によりドアの開閉に関連して発生される音が
検出された場合に旅客車両が中継点に到着したと判断し
て旅客車両の停車した中継点の数を更新する運行状況管
理手段と、前記中継点管理手段に登録された中継点の数
と前記運行状況管理手段により随時更新された中継点の
数とを比較する比較手段と、前記比較手段で比較された
結果、両者が一致したことを報知する自動報知手段と、
を備えるようにした携帯型自動報知装置である。
【0009】このように、旅客車両が停車した中継点の
数により、該旅客車両の運行状況を管理するようにした
ので、事故等により運行スケジュールが乱れたとしても
「○○駅に到着」や「○○駅と××駅の間を走行中」な
どという旅客車両の運行状況を正確に把握することがで
きる。これにより、利用者は、下車駅までの駅数を停車
駅数として設定すれば下車駅に到着すると同時に報知を
受けることができるし、何らかの用事を足すために途中
駅までの駅数を停車駅数として設定すればその途中駅に
到着したときに報知を受けることができる。
【0010】なお、本発明では、加速度センサ等の走行
状態検出手段で旅客車両が停車しているか判断した後、
ドア開閉音検出手段によりドアの開閉に関連して発生さ
れる音を検出することにより中継点(駅または停留所)
に到着したと判断するので、旅客車両が中継点に到着し
たのを誤動作なく確実に検出でき運行状況を正確に把握
することができる。
【0011】また、前記ドア開閉音検出手段は、前記走
行状態検出手段により旅客車両の停止が検出されたとき
に所定の時間作動されるようにするとよい。
【0012】これにより、ドア開閉音検出手段による消
費電力を極力低減することができ、装置全体の使用時間
を長くすることができる。特に、携帯型の音響再生装置
においては省電力型が主流であり長時間の音声再生が可
能なことが重要である。
【0013】また、前記自動報知手段は、本体に内蔵さ
れたスピーカや本体に接続されたヘッドホンやイヤホン
等の音声出力手段により利用者に報知させるようにす
る。
【0014】例えば、携帯型の音響再生装置を使用して
音楽を堪能している利用者は、ヘッドホンを通して聞こ
える音にのみ集中していて車内アナウンス等の外部の音
から遮断されがちであるが、ヘッドホンを介して報知す
ることにより利用者に確実に報知アラームを気づかせる
ことができる。
【0015】さらに、利用者が乗車する旅客車両の運行
スケジュール情報が含まれる運行スケジュール管理手段
を備え、前記中継点管理手段には、利用者が設定した乗
車区間情報および乗車時刻情報等の基本情報をもとに前
記運行スケジュール管理手段から利用者が乗車可能な旅
客車両が選択され、該旅客車両が停車する中継点の数が
登録されるようにするとよい。
【0016】これにより、快速や急行等のように通過駅
がある路線のように運行スケジュールが複雑な路線に関
して設定する場合に、停車駅数を設定するのに時間がか
かったり停車駅数を間違ったりすることがなくなる。ま
た、長距離運転の旅客車両に乗車する際にも自分で停車
駅数を数える必要がないので便利である。
【0017】前記した自動報知装置は、CD(コンパク
トディスク)やMD(ミニディスク)等の携帯型音響再
生装置に搭載して利用できる。
【0018】また、記憶媒体に記憶されている音声デー
タを読み出して音声を再生する音声再生手段と、再生さ
れた音声信号に基づいて音声出力する音声出力手段と、
上記音声再生手段および音声出力手段を制御する制御手
段と、上記制御手段が実行可能なプログラムが格納され
たメモリとを備えた携帯型音響再生装置であって、上記
メモリには、利用者が乗車する区間内で旅客車両が停車
する中継点の数を管理する中継点管理機能と、旅客車両
が中継点に到着したことに関連して該旅客車両が停車し
た中継点の数を更新する運行状況管理機能と、前記中継
点管理機能で管理される中継点の数と前記運行状況管理
機能により随時更新された中継点の数とを比較して両者
が一致するかどうか判断する比較機能と、前記比較機能
で比較された結果、両者が一致したことを音声出力手段
により利用者に報知する自動報知機能とを含む、車両運
行状況監視プログラムが格納されることにより、自動報
知機能を備えた携帯型音響再生装置を実現できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明に係る自動報知機能を備え
た携帯型CDプレイヤーの概略構成を示すブロック図で
ある。
【0021】携帯型CDプレイヤー100は、装置の全
体的な制御を司るCPU(CentralProcessing Unit)1
10と、CPU110にプログラムやデータを展開する
メモリ領域を提供するRAM(Random Access Memory)
120と、CPU110が実行するプログラム等が格納
されたデータベースが記録されているROM(ReadOnly
Memory)130と、CD等の記録媒体から音声情報を
再生する音声再生部140と、ボタンキーなどの外部か
らデータ入力可能な入力装置150と、電車のドア開閉
に関連して発生する音響を集音するマイク160と、電
車が走行状態か停止状態か判断するための加速度センサ
170と、を含んで構成される。なお、音声再生部14
0は、公知の音響再生装置あるいは音声再生回路と同様
であるので詳細な説明については省略する。
【0022】CPU110は、ROM130内に格納さ
れたプログラムに従って本発明の自動報知装置の動作を
制御する。
【0023】ROM130には、下車駅までの途中駅に
電車が到着したときに駅数をカウントするためのプログ
ラム等が格納されている。また、電車の運行スケジュー
ルに関するデータが登録されているデータベースや、ま
たは駅すぱあと(登録商標)のような電車の運行スケジ
ュールに関する情報を検索可能な既存のアプリケーショ
ンソフトが格納されるようにしてもよい。また、前記運
行スケジュールデータベースのかわりに、インターネッ
トを介してダウンロードされた運行スケジュールデータ
をRAM120に記憶させて利用することもできる。
【0024】マイク160は、加速度センサ170の動
作をもとにCPU110が電車が停車したと判断したと
きに作動される。そして、マイク160により集音され
た音の中から電車が駅に到着した際にドアが開閉するこ
とに関連して発生する音を確認したときに電車が駅に到
着したと判断される。ここで、電車が駅に到着した際に
ドアが開閉することに関連して発生する音としては、例
えば、ドアの開閉に伴う物理的な音、ドアを開閉すると
きに使用されるエアポンプ等のエア音、電車が駅に停車
してドアが開閉することを報知する電子音等がある。
【0025】加速度センサ170は、電車が停止してい
る加速度0の状態から所定の加速度に従って加速開始
し、所定の速度に到達すると加速度は0に戻り一定速度
での走行が維持され、その後所定の加速度で減速されて
加速度0になるまでの間を走行状態と判断し、減速後に
加速度が0になった状態を停止状態と判断する。このと
き走行を開始するときの加速度、および停車するために
減速するときの加速度はある程度決まっており、この加
速度の値を所定の範囲で設定することにより電車の状態
を正確に把握することができる。
【0026】図2は、本実施形態の自動報知機能の動作
手順を示したフローチャートである。
【0027】まず、利用者が携帯型CDプレイヤー10
0の入力装置150を利用して乗車区間内の停車駅数を
入力する(ステップS11)。
【0028】次に、利用者が電車に乗車した後、携帯型
CDプレイヤーの自動報知機能をオンにすると加速度セ
ンサが動作を開始する(ステップS12)。この加速度
センサにより電車の走行状態を検知することができる。
例えば、電車が停止しているときには加速度は0であ
り、電車が走行を開始すると加速度が検知される。そし
て、一定の速度に到達すると加速度は0に戻り、この状
態を定速走行状態と判断する。一方、電車が停車する前
には減速が行われ逆方向の加速度が検知される。そし
て、減速後に加速度が0に戻った状態を停止状態として
判断する。
【0029】このような加速度センサの動作により、電
車が停止状態にあるかどうかを判断する(ステップS1
3)。ステップS13で電車が停止状態にあると判断さ
れると加速度センサの動作が停止されるとともに、集音
マイク160が作動される(ステップS14)。このよ
うに、加速度センサ170で停止状態と判断されたとき
のみ集音マイク160を作動するように構成することに
より、消費電力を節約するようにしている。
【0030】そして、所定の時間集音した中に電車のド
アの開閉に関連する音が含まれていたかどうか判断され
る(ステップS15)。ステップS15でドアの開閉に
関連する音が含まれていた場合には電車が駅に到着して
停車していると判断して、ステップS16に移行され利
用者が電車に乗車してからの駅数をカウントする停車駅
数カウンタが1だけ増加される。
【0031】一方、ステップS15で、ドアの開閉に関
連する音が含まれていなかった場合は、電車は駅に到着
していないと判断され、ステップS12に移行されて上
述した手順が繰り返される。すなわち、加速度センサに
より減速の後に加速度0を計測しても、電車が駅に到着
して停止している、または実際に停止しているとは限ら
ない。例えば、電車が信号停止している場合も考えられ
るし、減速して加速度0になっても徐行運転のように低
速の走行状態に移行しただけの場合も考えられる。
【0032】そこで、本実施形態では加速度センサによ
り電車が停止状態であることを検知した後にマイクで集
音し、所定の時間内にドアの開閉に関連する音が含まれ
ていた場合にのみ駅に到着したと判断するようにした。
これにより、利用者が乗車している電車が駅に到着して
停止したかを正確に知ることができる。このようにし
て、利用者が乗車してから電車が停車した駅数を正確に
把握することができるので、下車駅に到着したときを乗
客に正確に報知することができる。
【0033】次に、停車駅数カウンタでカウントされた
駅数が利用者が設定した停車駅数と一致しているか判断
され(ステップS17)、一致していれば電車は利用者
が設定した駅に到着したと判断されステップS18に移
行される。そして、今まで再生されていたCDによる演
奏が停止され(ステップS18)、アラーム音により下
車駅に到着したことが報知される(ステップS19)。
【0034】なお、報知アラームはヘッドホン介して聞
こえるアラーム音に制限されず、例えば音声メッセージ
で報知するようにしてもよいし、本体に内蔵されたスピ
ーカあるいはバイブレータ機能を備えるようにして振動
により報知するようにすることもできる。また、演奏中
の音楽を停止させずにアラームを合成して報知されるよ
うにしてもよい。
【0035】一方、ステップS17で、停車駅数カウン
タでカウントされた駅数が利用者が設定した駅数と一致
していなければ、まだ下車駅に到着していないと判断さ
れステップS12に移行され、停車駅数のカウント動作
が繰り返される。
【0036】このように、本発明では乗車駅からの停車
駅をカウントしてカウントされた停車駅数から利用者が
設定した駅に到着したかどうかを判断するようにしたの
で、事故等により運行スケジュールが乱れたとしても問
題なく、利用者が設定した駅に到着したことを正確に利
用者に報知することができる。
【0037】以上、本発明者によってなされた発明を実
施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実
施例に限定されるものではない。例えば、本実施形態は
携帯型のCDプレイヤーについて説明したが、携帯型の
機器であれば適用可能であり、MDプレイヤーやMPE
G1のレイヤ3(オーディオ規格)に従って圧縮された
オーディオデータを再生するMP3プレイヤー、または
カセットテーププレイヤー等の他の携帯型音響再生装置
に適用して有効である。
【0038】また、図2のステップS11において、利
用者は乗車区間内の停車駅数を自ら設定するようにした
が、乗車駅と下車駅、および乗車時刻(又は乗車する電
車)を設定することにより自動的に停車駅数が設定され
るようにしてもよい。特に、快速や急行などのように通
過駅があったりする場合は自動的に停車駅が設定された
方が便利である。なお、この場合は、電車の運行スケジ
ュールの登録されたデータベースをRAM120または
ROM130内に格納しておけば、利用者に入力された
乗車駅、下車駅、および乗車時刻情報をもとに停車駅数
を算出することは容易に実現できる。これにより、利用
者は自分で停車駅を数えて設定する必要はないので簡単
に本発明の自動報知装置を使用することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、利用者が乗車した旅客
車両が停車した中継点の数により該旅客車両の運行状況
を管理するようにしたので、事故等により運行スケジュ
ールが乱れた場合でも「○○駅に到着」や「○○駅と×
×駅の間を走行中」などという運行状況を正確に把握す
ることができる。これにより、利用者は到着駅に到着し
たことあるいは乗車駅から○個目の駅を通過したことを
正確に知ることができる。
【0040】また、本発明では、加速度センサ等の走行
状態検出手段で旅客車両が停車しているか判断した後、
ドア開閉音検出手段によりドアの開閉に関連して発生さ
れる音を検出することにより中継点(駅または停留所)
に到着したと判断するので、旅客車両が中継点に到着し
たのを誤動作なく確実に検出でき運行状況を正確に把握
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動報知機能を備えた携帯型CD
プレイヤーの概略構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態の自動報知機能の動作手順を示した
フローチャートである。
【符号の説明】
100 携帯型CDプレイヤー 110 CPU(Central Processing Unit) 120 RAM(Random Access Memory) 130 ROM(Read Only Memory) 140 音声再生部 150 入力装置 160 マイク 170 加速度センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号に従って音声を出力する音声出
    力手段と、 旅客車両が走行しているか停車しているか等の旅客車両
    の走行状態を検出する走行状態検出手段と、 前記走行状態検出手段により旅客車両の停止が検出され
    たときに所定の時間作動され、乗客が昇降するドアの開
    閉に関連して発生される音を検出するドア開閉音検出手
    段と、 利用者が乗車する区間内の停車する中継点の数が登録さ
    れた中継点管理手段と、 前記ドア開閉音検出手段によりドアの開閉に関連して発
    生される音が検出された場合に旅客車両が中継点に到着
    したと判断して旅客車両の停車した中継点の数を更新す
    る運行状況管理手段と、 前記中継点管理手段に登録された中継点の数と前記運行
    状況管理手段により随時更新された中継点の数とを比較
    する比較手段と、 前記比較手段により両者が一致していると判断された場
    合に、利用者に下車駅に到着したことを音声出力手段に
    よって報知させる自動報知手段と、を備えることを特徴
    とする携帯型自動報知装置。
  2. 【請求項2】 旅客車両が走行しているか停車している
    か等の旅客車両の走行状態を検出する走行状態検出手段
    と、 乗客が昇降するドアの開閉に関連して発生される音を検
    出するドア開閉音検出手段と、 利用者が乗車する区間内で旅客車両が停車する中継点の
    数が登録された中継点管理手段と、 前記ドア開閉音検出手段によりドアの開閉に関連して発
    生される音が検出された場合に旅客車両が中継点に到着
    したと判断して旅客車両が停車した中継点の数を更新す
    る運行状況管理手段と、 前記中継点管理手段に登録された中継点の数と前記運行
    状況管理手段により随時更新され中継点の数とを比較す
    る比較手段と、 前記比較手段で比較された結果、両者が一致したことを
    利用者に報知する自動報知手段と、を備えることを特徴
    とする携帯型自動報知装置。
  3. 【請求項3】 前記ドア開閉音検出手段は、前記走行状
    態検出手段により旅客車両の停止が検出されたときに所
    定の時間作動されることを特徴とする請求項2に記載の
    携帯型自動報知装置。
  4. 【請求項4】 前記自動報知手段は、本体に内蔵もしく
    は接続された音声出力手段により利用者に報知すること
    を特徴とする請求項2または請求項3に記載の携帯型自
    動報知装置。
  5. 【請求項5】 利用者が乗車する旅客車両の運行スケジ
    ュール情報が含まれる運行スケジュール管理手段を備
    え、 前記中継点管理手段には、利用者が設定した乗車区間情
    報および乗車時刻情報等の基本情報をもとに前記運行ス
    ケジュール管理手段から利用者が乗車可能な旅客車両が
    選択され、該旅客車両が停車する中継点の数が登録され
    ることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに
    記載の携帯型自動報知装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5に記載の携帯型自
    動報知装置と、再生中の音を停止させて報知させる切り
    替え手段、もしくは再生中の音と合成して報知させる合
    成手段とを備えたことを特徴とする携帯型音響再生装
    置。
  7. 【請求項7】 記憶媒体に記憶されている音声データを
    読み出して音声を再生する音声再生手段と、 再生された音声信号に基づいて音声出力する音声出力手
    段と、 上記音声再生手段および音声出力手段を制御する制御手
    段と、 上記制御手段が実行可能なプログラムが格納されたメモ
    リとを備えた携帯型音響再生装置であって、 上記メモリには、 利用者が乗車する区間内で旅客車両が停車する中継点の
    数を管理する中継点管理機能と、 旅客車両が中継点に到着したことに関連して該旅客車両
    が停車した中継点の数を更新する運行状況管理機能と、 前記中継点管理機能で管理される中継点の数と前記運行
    状況管理機能により随時更新された中継点の数とを比較
    して両者が一致するかどうか判断する比較機能と、 前記比較機能で比較された結果、両者が一致したことを
    音声出力手段により利用者に報知する自動報知機能とを
    含む、車両運行状況監視プログラムが格納されてなるこ
    とを特徴とする携帯型音響再生装置。
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