JPH0130139Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0130139Y2 JPH0130139Y2 JP8635882U JP8635882U JPH0130139Y2 JP H0130139 Y2 JPH0130139 Y2 JP H0130139Y2 JP 8635882 U JP8635882 U JP 8635882U JP 8635882 U JP8635882 U JP 8635882U JP H0130139 Y2 JPH0130139 Y2 JP H0130139Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- futon
- web
- fabric
- insulating material
- quilt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 21
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 5
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 4
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 2
- 238000003331 infrared imaging Methods 0.000 description 2
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 241000272517 Anseriformes Species 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 1
- 210000003746 feather Anatomy 0.000 description 1
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Bedding Items (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は布団に関し、特にキルト部分からの熱
の散逸を防止することを目的として、金属薄層を
一面に有するウエブの帯状体をキルト部分の側地
と詰物の間に介在させたことを特徴とする。
の散逸を防止することを目的として、金属薄層を
一面に有するウエブの帯状体をキルト部分の側地
と詰物の間に介在させたことを特徴とする。
布団は一般に詰物であるわた層を表裏の側地で
くるみ、適宜個所をキルトすることによつて表裏
の側地とわた層とを一体に固定しているが、キル
ト部分は、表裏側地及びわた層がキルト部分の縫
糸によつて圧縮された状態を呈し、そのため、該
部のわた及び表裏側地間に保有する空気量が極め
て少なくなり、そのために、該キルト部分の保温
性が他部分に比較して劣るという結果となつた。
くるみ、適宜個所をキルトすることによつて表裏
の側地とわた層とを一体に固定しているが、キル
ト部分は、表裏側地及びわた層がキルト部分の縫
糸によつて圧縮された状態を呈し、そのため、該
部のわた及び表裏側地間に保有する空気量が極め
て少なくなり、そのために、該キルト部分の保温
性が他部分に比較して劣るという結果となつた。
本考案は、上記の欠点をなくすもので、その実
施の一例を図面と共に次に説明する。
施の一例を図面と共に次に説明する。
第１図は布団のキルト部分の断面を表わすもの
である。布団１は、表側地２と裏側地３で詰物４
を被い、適所にキルト部分５を設ける。キルト部
分５は、縫糸６を表側地２から裏側地３に、或は
その逆に棘し通すことによつて、表側地２裏側地
３詰物４を固定している。そして、キルト部分５
には表側地２と裏側地３の内面に帯状体の断熱材
７を介在させ、断熱材７の中心をキルトラインが
通るようにする。
である。布団１は、表側地２と裏側地３で詰物４
を被い、適所にキルト部分５を設ける。キルト部
分５は、縫糸６を表側地２から裏側地３に、或は
その逆に棘し通すことによつて、表側地２裏側地
３詰物４を固定している。そして、キルト部分５
には表側地２と裏側地３の内面に帯状体の断熱材
７を介在させ、断熱材７の中心をキルトラインが
通るようにする。
断熱材７は第２図Ａに断面を示す如く、アルミ
等の金属箔８とウエブ９を重ねニードルパンチ等
により一体にしたものを一定の巾に帯状体に切断
しても、或は第２図Ｂに断面を示す如く、スパン
ボンド又は合成樹脂フイルム等のシート１０にア
ルミ等の金属１１を蒸着或は接着した基材１２に
ウエブ１３をニードルパンチ等により一体に固定
したものを一定の巾に帯状体に切断したものでも
良い。
等の金属箔８とウエブ９を重ねニードルパンチ等
により一体にしたものを一定の巾に帯状体に切断
しても、或は第２図Ｂに断面を示す如く、スパン
ボンド又は合成樹脂フイルム等のシート１０にア
ルミ等の金属１１を蒸着或は接着した基材１２に
ウエブ１３をニードルパンチ等により一体に固定
したものを一定の巾に帯状体に切断したものでも
良い。
上記断熱材７は、金属面を側地に向けて側地と
重さねるのが断熱効果上秀れている。そして、断
熱材７は第１図に示す如く、表側地２と裏側地３
の内面の双方に設けても、或はその一方のみに設
けても良いが、一方にのみ設ける場合は裏側地の
内面に金属面が使用者側に位置するように設ける
べきである。また断熱材を表側地と裏側地の双方
へ内面に設けるとき表側地の内面に設けた断熱材
に金属薄層を設けなくてもよい。
重さねるのが断熱効果上秀れている。そして、断
熱材７は第１図に示す如く、表側地２と裏側地３
の内面の双方に設けても、或はその一方のみに設
けても良いが、一方にのみ設ける場合は裏側地の
内面に金属面が使用者側に位置するように設ける
べきである。また断熱材を表側地と裏側地の双方
へ内面に設けるとき表側地の内面に設けた断熱材
に金属薄層を設けなくてもよい。
本考案布団は上記の如く金属薄層を一面に有す
るウエブの帯状体よりなる断熱材をキルト部分の
側地と詰物の間にのみ介在させ、キルト部分の刺
し孔にウエブを構成する繊維を引き込み、刺し孔
の間隙を塞いだたために、キルト部が空気保持量
を少なくしても該部に設けた断熱材のためにキル
ト部分からの熱の散逸を防ぐことができ保温効果
を高めることができる。
るウエブの帯状体よりなる断熱材をキルト部分の
側地と詰物の間にのみ介在させ、キルト部分の刺
し孔にウエブを構成する繊維を引き込み、刺し孔
の間隙を塞いだたために、キルト部が空気保持量
を少なくしても該部に設けた断熱材のためにキル
ト部分からの熱の散逸を防ぐことができ保温効果
を高めることができる。
本考案布団は、キルト部分にのみ断熱材を設け
てあるために、断熱材の存在のために生ずる布団
のごわつき感を生ずることなく、他部分より保温
性の劣るキルト部分の保温効果を高めることがで
きるという効果を有する。
てあるために、断熱材の存在のために生ずる布団
のごわつき感を生ずることなく、他部分より保温
性の劣るキルト部分の保温効果を高めることがで
きるという効果を有する。
また、帯状体のウエブのためにキルテイング時
に針が棘し通されてもウエブの繊維がそれを押し
包み、針が抜かれた後の糸を周囲から押さえる状
態となるためにキルト部分の縫目が側地のみの場
合に比して小さくなりパツキン効果が生じ、縫目
部分の通気性をなくし、かつ熱の発散も防止し得
る。
に針が棘し通されてもウエブの繊維がそれを押し
包み、針が抜かれた後の糸を周囲から押さえる状
態となるためにキルト部分の縫目が側地のみの場
合に比して小さくなりパツキン効果が生じ、縫目
部分の通気性をなくし、かつ熱の発散も防止し得
る。
30ｇ／m2のスパンボンドにアルミ層を２ｇ／m2
蒸着した基材にポリエステルウエブ60ｇ／m2を積
層してニードルパンチしてなる断熱材を巾25〜35
mmの帯状に切断し、ダウン率75％の水鳥羽毛より
なる詰物を封入した通気量1.0c.c.／cm2／sec（フラ
ンジール法による）のポリエステル80％綿20％の
高密度織物（平織）の表裏側地のキルト部分に前
記帯状体を介在させてなる布団を用い、キルト部
分が身体の上に位置するようにして室温15℃の室
内で使用した。対象区としてキルト部分に断熱材
を使用しないもの、断熱材として120ｇ／m2の綿
ネルを用いたものをテストした。
蒸着した基材にポリエステルウエブ60ｇ／m2を積
層してニードルパンチしてなる断熱材を巾25〜35
mmの帯状に切断し、ダウン率75％の水鳥羽毛より
なる詰物を封入した通気量1.0c.c.／cm2／sec（フラ
ンジール法による）のポリエステル80％綿20％の
高密度織物（平織）の表裏側地のキルト部分に前
記帯状体を介在させてなる布団を用い、キルト部
分が身体の上に位置するようにして室温15℃の室
内で使用した。対象区としてキルト部分に断熱材
を使用しないもの、断熱材として120ｇ／m2の綿
ネルを用いたものをテストした。
使用中（使用開始15分後）に赤外線映像装置に
よつて上半身を被つた布団の上部から布団の温度
分布を調べた結果を第３図に示す。一点鎖線が身
体の輪郭を二点鎖線がキルトの位置を示すもので
ある。そして、布団表面の温度の高い程断熱効果
が劣ることになるが、第３図Ａに示す断熱材を使
用しない場合は、布団表面の断熱基準温度を、
15.8℃とした場合、前記二点鎖線内で15.8℃以上
の部分の面積が占める面積の百分率（基準超過面
率）は77.3％であり、第３図Ｂに示す綿ネルを用
いた場合は16.6％であり第３図Ｃに示す本考案の
場合2.2％であり、キルト部分の断熱効果が顕著
であるということが歴然としている。
よつて上半身を被つた布団の上部から布団の温度
分布を調べた結果を第３図に示す。一点鎖線が身
体の輪郭を二点鎖線がキルトの位置を示すもので
ある。そして、布団表面の温度の高い程断熱効果
が劣ることになるが、第３図Ａに示す断熱材を使
用しない場合は、布団表面の断熱基準温度を、
15.8℃とした場合、前記二点鎖線内で15.8℃以上
の部分の面積が占める面積の百分率（基準超過面
率）は77.3％であり、第３図Ｂに示す綿ネルを用
いた場合は16.6％であり第３図Ｃに示す本考案の
場合2.2％であり、キルト部分の断熱効果が顕著
であるということが歴然としている。
第１図は布団のキルト部分の断面図、第２図Ａ
は断熱材の第１の実施例の断面図、第２図Ｂは断
熱材の第２の実施例の断面図、第３図は布団表面
の温度分布を赤外線映像装置で測定した状態を示
すもので、Ａはキルト部分に断熱材を使用しない
布団を、Ｂは同じく綿ネルテープを使用した布団
を、Ｃは同じく本考案布団を示す。 １……布団、２……表側地、３……裏側地、４
……詰物、５……キルト部分、６……縫糸、７…
…断熱材、８，１１……金属薄層、９，１３……
ウエブ、１０……シート、１２……基材。
は断熱材の第１の実施例の断面図、第２図Ｂは断
熱材の第２の実施例の断面図、第３図は布団表面
の温度分布を赤外線映像装置で測定した状態を示
すもので、Ａはキルト部分に断熱材を使用しない
布団を、Ｂは同じく綿ネルテープを使用した布団
を、Ｃは同じく本考案布団を示す。 １……布団、２……表側地、３……裏側地、４
……詰物、５……キルト部分、６……縫糸、７…
…断熱材、８，１１……金属薄層、９，１３……
ウエブ、１０……シート、１２……基材。
Claims (1)
- 金属薄層を一面に有するウエブの帯状体よりな
る断熱材を、キルト部分の側地と詰物の間にのみ
介在させ、キルト部分の刺し孔にウエブを構成す
る繊維を引き込み、刺し孔の間隙を塞いだことを
特徴とする布団。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8635882U JPS58187365U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 布団 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8635882U JPS58187365U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 布団 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58187365U JPS58187365U (ja) | 1983-12-13 |
| JPH0130139Y2 true JPH0130139Y2 (ja) | 1989-09-13 |
Family
ID=30095169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8635882U Granted JPS58187365U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 布団 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58187365U (ja) |
-
1982
- 1982-06-10 JP JP8635882U patent/JPS58187365U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58187365U (ja) | 1983-12-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2926717B2 (ja) | シート状脱酸素剤 | |
| JPH0443669B2 (ja) | ||
| JPH0130139Y2 (ja) | ||
| JPH018231Y2 (ja) | ||
| JPS6144825Y2 (ja) | ||
| JPS6125427Y2 (ja) | ||
| JPS5942951Y2 (ja) | 掛蒲団 | |
| JPS6231012Y2 (ja) | ||
| JP3032006U (ja) | 肌掛け布団 | |
| JPH0324123Y2 (ja) | ||
| JPS6194522U (ja) | ||
| JPS5929708Y2 (ja) | サポ−タ− | |
| JP2832163B2 (ja) | 防ダニふとん | |
| JP3018110U (ja) | 蒲 団 | |
| JPS623365Y2 (ja) | ||
| JPS6338880Y2 (ja) | ||
| JPH0227836Y2 (ja) | ||
| JPS6129681Y2 (ja) | ||
| JP2582274Y2 (ja) | 掛け布団 | |
| FR2457666A1 (fr) | Couette amelioree | |
| JPH0724163U (ja) | 多層布団 | |
| JPS5850903Y2 (ja) | 放熱具 | |
| JP3059643U (ja) | ひざ掛け | |
| JPH0410039Y2 (ja) | ||
| KR880002733Y1 (ko) | 방한용 페딩(padding)보온재 |