JPH01299601A - 噴霧乾燥装置 - Google Patents

噴霧乾燥装置

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JPH01299601A
JPH01299601A JP12950888A JP12950888A JPH01299601A JP H01299601 A JPH01299601 A JP H01299601A JP 12950888 A JP12950888 A JP 12950888A JP 12950888 A JP12950888 A JP 12950888A JP H01299601 A JPH01299601 A JP H01299601A
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container
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drying
dry powder
heating device
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JP12950888A
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Hiroko Higuma
弘子 樋熊
Kunihiko Egawa
江川 邦彦
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば無機酸塩あるいは有機酸塩などの溶
液を乾燥させてセラミクス原料の乾燥粉末を得る噴霧乾
燥装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図はこの種の粉末原料を得る従来公知([1本国特
許No、1319907号、英国特許No、10644
84号参照)の噴霧乾燥装置を示す構成図である。図に
おいて、1は乾燥すべき粉末固体が溶は込んだ溶液の収
容容器、2はその溶液を流体ノズル3に送り込む送液部
で、流体ポンプなどが使用される。また、流体ノズル3
は、上記溶液と後述する加圧気体の二つの流体を噴霧す
る噴霧ノズルとして形成されている。
4は前述した加圧気体を生成する圧縮機、5はその加圧
気体の圧力調整を行うニードル弁で、以−Lの送液部2
.流体ノズル3.圧縮機4及びニードルf′r−5によ
り溶液1の霧化装置が構成されている。6は流体ノズル
3の噴霧口3aを内部に有する乾燥容器、7はこの乾燥
容器6に加熱気体を送り込むための内部加熱装置、8は
乾燥容器6からの97.燥粉末と気体の流れを調節する
気流調節容器でサイクロンを構成している。9はこの気
流調節容器8から上記気体を吸引する吸引装置で、同時
に上記加熱気体を乾燥容器6内に吸引する。
10は気流調節容器8からの乾燥粉末を捕集する捕集容
器である。
上記構成の乾燥装置において、収容容器1の溶液は送液
部2のポンプにより流体ノズル3に送られ、ここで圧縮
機4からのニードル弁5で圧力調整された加圧気体(空
気あるいは不活性ガスなどを圧縮した気体)と混合され
る。そして、この溶液と加圧気体の二つの流体の混合物
が霧状の液滴となワて乾燥装置6の上部から噴霧される
一方、吸引装置9により空気(気体)が図の矢印の如く
乾燥装置内に入り込み、この空気が内部加熱装置7を通
過する際に加熱されて熱風となる。そして、この熱風が
乾燥容器6内に送り込まれ、上記噴霧された液滴と接触
する。これにより、液滴は瞬時に乾燥し、乾燥粉末とな
って気流調節容器8に送り込まわる。ここで、上記乾燥
粉末は、蒸発分と分離されて捕集容器10に集められる
(発明が解決しようとする3題〕 従来の噴霧乾燥装置は以上のように構成されており、乾
燥容器6内に導入された熱風は噴霧された液滴に蒸発エ
ネルギーを供給し、また装置外部への放熱が避けられな
いため、捕集容器10に到達するまでに著しく温度が低
下する。この熱風は蒸発分を多く含んでおり、従って捕
集容器10に捕集された乾燥粉末がその蒸発分を吸湿す
るので、分散性の良い乾燥粉末が得られないという問題
点かあフな。また、乾燥粉末から吸湿し易い特定成分の
みが溶出し、均一な組成の乾燥粉末が得られないという
問題点があった。特に、Cu(銅)を含む酸化物超電導
体のセラミクス原料を得ることは非常に困難である。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、分散性が良く組成の均一性が高い乾燥粉末
を得ることができ、また化学的に一層安定した乾燥粉末
を得ることが可能な噴霧乾燥装置を提供するものである
〔課題を解決するための手段〕
この発明の噴霧乾燥装置は、乾燥すべき溶液を霧状にし
て噴霧させる霧化装置と、その噴霧口を内部に有する乾
燥容器と、この乾燥容器に加熱気体を送り込むための内
部加熱装置と、乾燥容器からの乾燥粉末と気体の流れを
調節する気流調節容器と、この気流:JRm容器から前
記気体を吸引する吸引装置と、気流調節容器からの乾燥
粉末を捕集する捕集容器と、この捕集容器を外部から加
熱する外部加熱装置を備えたものである。
〔作用〕
この発明の噴霧乾燥装置においては、外部加熱装置によ
り捕集容器が外部から加熱されるこにより、この捕集客
器に捕集された乾燥粉末が加熱される。このため、乾燥
粉末は蒸発分を含む気体と接触しても吸湿することなく
、分散性の良い組成均一性の高いものとなる。また、こ
の蒸発分を含まない乾燥粉末は、内部加熱装置と同程度
あるいはそれ以上の比較的低温度の外部加熱により一部
が熱分解し、−層化学的に安定した物質として回収され
る場合がある。更に構造上、捕集容器内には常に気流が
導入されるので、乾燥粉末は攪拌され、加熱により捕集
容器内に固着することなく、常に均一に乾燥される。こ
のため、−層分散性が高められる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図であり、第2
図と同一符号は同一部分を示し、重複する説明は省略す
る。図中、1は溶液の収容容器、2〜5はそれぞれ溶液
の霧化装置を構成する送液部、流体ノズル、圧縮機及び
ニードル弁、6は流体ノズル3の噴霧口3aが上部に設
けられた乾燥容器、7は乾燥容器6に連結された内部加
熱装置で、上記噴霧口3aの周囲に熱風導入口が開口し
ている。8は乾燥界PJ6の側面に取り付けられた逆り
字形の筒状の気流調節容器、9は気流調節容器8の上部
にチューブを介して連結された吸引装置、10は気流調
節容器8の下部に取り付けられた捕集容器、11は捕集
客器10の外部側面及び外部底面に取り付けらねた外部
加熱装置で、捕集容器10を外部から加熱する。
」二記構成において、収容容器1内の溶液は、従来と同
様流体ノズル3の噴霧口3aから乾燥容器6内に液滴と
して送り込まれる。そして、この乾燥容器6内で内部加
熱装置7を通して導入された熱風と接触して瞬時に乾燥
し、乾燥粉末となって気流調節容器8に導かれ、ここで
蒸発分と分離されて下方の捕集容器10に集められる。
この時、捕集容器10は外部加熱装置11により外部か
ら加熱されているので、この捕集容器lO内の乾燥粉末
も加熱され、吸湿することはない。このため、溶!(粉
末固体)が吸湿性の高い場合でも分散性が良く組成の均
一性が高い乾燥粉末が得られる。
また、上記加熱により乾燥粉末の一層が熱分解し、これ
により、化学的に一層安定した物質として回収すること
が可能となる。更に、捕集容器10内では気流により乾
燥粉末が攪拌され、これと加熱装置11による外部加熱
により、乾燥粉末が捕集容器10の内壁に固着すること
なく、均一に乾燥あるいは熱分解か行われ、分散性及び
組成均一性がより高められることとなる。このため、C
uを含む酸化物超電導体のセラミクス原料を容易に1i
Pることができる。
次に、実際に乾燥を行った実験結果について述べる。
先ず、この実験に際して、YzO,、、Ba(No:+
)2及びCuOを濃硝酸により全ての成分が硝酸塩とな
るように溶解を行った。更に、Y、Ba、Cu、Oアー
yとして、濃度が0.05mol/1となるように溶液
調製を行った。そして、この溶液を、第2図に示す従来
の噴霧乾燥装置と第1図に示す本発明による噴霧乾燥装
置により、それぞれ噴霧乾煙行った。この時、内部加熱
装置7のヒータ温度は!60℃、噴霧空気圧力は2 、
2 k g / c m ” 、加熱空気(熱風)流量
は0.4m’/mi n、送液量は7 m It / 
m i nの条件にて乾燥粉末を作製した。なお、本発
明による噴霧乾燥装置の外部加熱装置11のヒータ温度
は250℃とした。
従来の噴霧乾燥装置を用いた場合、捕集容器10の内壁
にペースト状の青色の溶質が付着していた。これは、硝
酸塩溶液の溶質が熱風によりある程度乾燥したため粉末
捕集容器にまで到達したが、蒸発分を含む温度の低下し
た気流にさらされて吸湿し、これが捕集容器lOの内壁
に付着したものと考えられる。
これに対して、本発明による噴霧乾燥装置を用いた場合
、黒色の分散性のよい乾燥粉末が回収された。この粉末
をxlI5A回折により構造分析したところ、Ba(N
O3)zとブロードなアモルファス状態の回折パターン
の重複したパターンが得られた。これは、溶液中では、
Cu成分は硝酸銅となって青色を呈しているが、乾燥粉
末中では、黒色を呈していることにより、熱分解によっ
てアモルファス状態の酸化銅になっていると考えられる
すなわち、本装置では、分散性のよい乾燥粉末が得られ
るだけでなく、吸湿性の高い硝酸鋼のような塩が熱分解
して化学的に安定した化合物として回収される。このた
め、回収後の取扱トにおいても有利である。また、上記
のように、一部の熱分解が容易に起きる要因は、蒸発分
を含んでいない微粒化した粉末を加熱するためである。
従って、従来の噴霧乾燥装置を使用し、内部加熱装置7
のヒータ温度を250℃としても、熱分解は起きにくい
。このように、内部加熱装置7と外部加熱装置11の相
乗効果により、良好な乾燥粉末を得ることができる。
なお、上記実施例では、霧化装置に2流体ノズルを用い
たが、M音波加湿機でも同様の効果が得られる。
(発明の効果) 以上のように、この発明によれば、内部加熱装置の他に
捕集容器を外部から加熱する外部加熱装置を備えたため
、分散性が良く組成の均一性が高い乾燥粉末を得ること
ができ、また化学的に一層安定した乾燥粉末を得ること
が可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第2図は従
来の噴!乾燥装置の構成図である。 1・・・・・・溶液の収容容器 6−−−−−−乾燥容器 7−−−−−−内部加熱装置 8・・・・・・気流:Aw1容器 9・・・・・・吸引装置 10−−−−−・捕集容器 11・・・・・・外部加熱装置 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 溶液を乾燥させる乾燥装置において、前記溶液を霧状に
    して噴霧させる霧化装置と、その噴霧口を内部に有する
    乾燥容器と、この乾燥容器に加熱気体を送り込むための
    内部加熱装置と、乾燥容器からの乾燥粉末と気体の流れ
    を調節する気流調節容器と、この気流調節容器から前記
    気体を吸引する吸引装置と、気流調節容器からの乾燥粉
    末を捕集する捕集容器と、この捕集容器を外部から加熱
    する外部加熱装置を備えたことを特徴とする噴霧乾燥装
    置。
JP63129508A 1988-05-27 1988-05-27 噴霧乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0675642B2 (ja)

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JPH0675642B2 JPH0675642B2 (ja) 1994-09-28

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009103398A (ja) * 2007-10-25 2009-05-14 Bohen-Kasei Co Ltd 真空スプレードライヤ
JP2013128917A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Bridgestone Corp 混合液体の分離方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6040790A (ja) * 1984-07-09 1985-03-04 Matsushita Refrig Co 冷媒圧縮機
JPS63190601A (ja) * 1987-01-29 1988-08-08 Mitsubishi Petrochem Co Ltd 噴霧乾燥法

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