JPH01299599A - 衣類乾燥機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衣類を収納するドラムの外周面に衣類投入用
の蓋を有した衣類乾燥機の制御装置に関するものである
。

従来の技術 従来の衣類乾燥機のドラム制御装置の構成は、第３図に
示すように、入力部２によりドラム８の停止が設定され
ると、動作制御部４は熱源７をＯＦＦにするとともに、
モータ駆動部６により、第４図に示すような波形制御を
行ってドラム８を低速回転させ、ドラム８の回転位置検
出手段５によシ、ドラム蓋９が所定位置に達した時点で
、モータ１３を停止させるとともに、表示手段１の表示
灯を点灯させて所定位置にドラム８が達したことを使用
者に知らせていた。このドラム８は水平方向に回転する
もので、その外周には衣類出入れ用のドラム蓋９を設け
ているため、ドラム８を所定位置で停止させ、ドラム蓋
９を開いたときに衣類が確実に増シ出せるようにしてい
る。

発明が解決しようとする課題 このような従来の衣類乾燥機のドラム制御装置では、第
４図に示すようにモータ１３を波形カットによる制御で
、低速回転を実現しているので、衣類の量が多くなった
場合や、モータ１３に印加する電圧が低下し゛た場合、
モータ１３のトルりが弱くなり、ドラム８が低速回転中
に動かなくなって′しまい、ドラム蓋９が所定位置に止
まらず衣類が取り出しにぐいという課題を有していた。

また、ドラム蓋９が所定位置で停止しても表示灯のみで
使用者に知らせるだけなので、使用者はその停止状態を
確認しにくいという課題を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、モータのトルりが弱い場合で
も、ドラム蓋を所定の位置に止めることを第１の目的と
する。また、そのドラム蓋が所定位置に停止したことを
使用者にはつきシと知らせることを第２の目的とする。

課題を解決するための手段 の手段は、水平方向を中心に回転するドラムと、前記ド
ラムの外周面の一部に設けられた衣類を出し入れするド
ラム蓋と、前記ドラムの回転位置を検出する回転位置検
出手段と、前記回転位置検出手段を入力とする動作制御
部と、前記ドラムを駆動するモータと、前記モータの駆
動制御を行うモータ駆動部とを備え、前記動作制御部は
、前記ドラムの回転停止動作時に前記モータ駆動部を制
御して、前記ドラムを通常回転から前記モータのＯＮ・
ＯＦＦ間欠運転による低速回転にし、前記ドラム蓋が所
定位置に達したことを、前記回転位置検出手段で検出し
た後前記モータをＯＦＦとし、前記ドラム蓋を所定位置
で停止するように構成してＡる。

また、第２の目的を達成する念めに、本発明の第２の手
段は、ドラムが所定位置に停止すれば動作する発音手段
を設けたものである。

作用 上記第１の手段により、ドラムを低速回転させるのにモ
ータのＯＮ・ＯＦＦ間欠運転を行わせ、モータのＯＮ時
には十分なトルりが得られるようにしているため、低速
回転中に所定位置以外でドラムが停止することがなく、
衣類の出し入れ時の使い一手を向上させることができる
。また、第２の手段によれば、音でその停止状態を知ら
せるため、使用者にはっきりとその状態を知らせること
ができる。

実施例 以下、本発明の実施例を第１図および第２図に基づいて
説明する。本実施例における衣類乾燥機のドラム制御装
置は、電源部３により、動作制御部４．モータ１３．熱
源７に電源が供給される。

またドラム８が回転している時、ドラム蓋９が所定位置
を通過するごとに近接スイッチ１ｏと磁石１１と回転位
置検出手段６により、所定位置検出信号が動作制御部４
に入力される。ここで入力部２によりドラム８の停止が
設定されると、動作制御部４は熱源７をＯＦＦにすると
ともに、モータ駆動部６により第２図に示すようなモー
タ１３の制御を行って、ベルト１２を介してドラム８の
制御を行う。第２図（ＩＬＬ）は所定位置検出信号で、
ドラム蓋９が所定位置を通過するごとにＯＮ信号が動作
制御部４に入力される。（ｂ）はモータ１３のＯＮ・Ｏ
ＦＦ制御信号で、入力部２によシトラム８の停止が設定
された後、（ＩＬ）の所定位置検出信号がＯＮになると
、それから０．２秒後にモータ１３を２秒間ＯＦＦにす
る。この２秒間の休止中に慣性力で回転していたドラム
８がほぼ停止する。次にモータ１３の０７７時間０．４
秒、ＯＮ時間が０．１秒。

０．２秒、・・・・・・、１秒、２秒、３秒、６秒・・
・・・・からなる間欠運転を行う。たとえば、衣類の量
が少ない場合は、モータ１３の間欠運転において、ＯＮ
時間が短い時にドラム８が回転し始め、再びドラム蓋９
が所定位置に達すると、所定位置検出信号がＯＮとなシ
、モータ１３がＯＦＦされ、ドラム蓋９は所定位置で停
止する。また、発音手段１４を所定時間動作させるとと
もに、表示手段１の表示灯を点灯から点滅として使用者
にその停止をはっきりと知らせる。また衣類の量が多い
場合は、モータ１３の間欠運転において、ＯＮ時間が長
くなってからドラム８が回転し始め、同様に、ドラム蓋
９は所定位置で停止する。以上のように、衣類の量等の
負荷の変動に対して、モータ１３の間欠運転におけるＯ
Ｎ時間は適切な値をとるため、間欠運転による低速回転
において、振動や騒音が少なく、また正確にドラム蓋９
を所定位置に停止させることができる。特に、モータ１
３に印加する・電圧が低下した場合や衣類の量が定格以
上の場合であっても、モータ１３の間欠運転におけるＯ
Ｎ時間が長くなり、はぼ通常回転における連続ＯＮに近
くなるため、ドラム８が所定位置以外で停止してしまう
ことをなくすことができる。

なお、本実施例において回転位置検出のために近接スイ
ッチ１０と磁石１１を用ｒたが、ホール素子と磁石、ま
たは発光部品と受光部品としてもよい。

発明の効果 以下の実施例から明らかなように本発明によれば、衣類
の量等の負荷が変動しても、ドラム蓋を所定位置で停止
させるために行うモータの低速回転を一定時間のモータ
ＯＦＦとモータＯＮの間欠運転により行うため、ドラム
が低速回転の途中で停止してしまうこともなく、また低
速回転時の振動や騒音も少なく、ドラム蓋を所定位置に
停止させることができる。また、発音手段によシ停止を
使用者に知らせるため、使用者にはっきシその状態を確
認させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における衣類乾燥機の制御装置
を示すブロック図、第２図は所定位置検出信号およびド
ラム蓋の所定位置停止のためのモータＯＮ・ＯＦＦ制御
信号のタイムチャート、第３図は従来の衣類乾燥機の制
御装置を示すブロック図、第４図は従来の衣類乾燥機の
ドラム制御におけるモータ電圧波形図である。 １・・・・・・表示手段、２・・・・・・入力部、３・
・・・・・電源部、４・・・・・・動作制御部、５・・
・・・・回転位置検出手段、６・・・・・・モータ駆動
部、７・・・・・・熱源、８・・・・・・ドラム、９・
・・・・・ドラム蓋、１０・・・・・・近接スイッチ、
１１・・・・・・磁石、１２・・・・・・ベルト、１３
・・・・・・モータ、１４・・・・・・発音手段。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）水平方向を中心に回転するドラムと、前記ドラム
   の外周面の一部に設けられた衣類を出し入れするドラム
   蓋と、前記ドラムの回転位置を検出する回転位置検出手
   段と、前記回転位置検出手段を入力とする動作制御部と
   、前記ドラムを駆動するモータと、前記モータの駆動制
   御を行うモータ駆動部とを備え、前記動作制御部は、前
   記ドラムの回転停止動作時に前記モータ駆動部を制御し
   て、前記ドラムを通常回転から前記モータのＯＮ・ＯＦ
   Ｆ間欠運転による低速回転にし、前記ドラム蓋が所定位
   置に達したことを、前記回転位置検出手段で検出した後
   前記モータをＯＦＦとし、前記ドラム蓋を所定位置で停
   止するようにした衣類乾燥機の制御装置。
2. （２）動作制御部はドラムを所定位置に停止させれば発
   音手段を所定時間動作させる請求項１記載の衣類乾燥機
   の制御装置。