JPH01299076A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH01299076A
JPH01299076A JP12957188A JP12957188A JPH01299076A JP H01299076 A JPH01299076 A JP H01299076A JP 12957188 A JP12957188 A JP 12957188A JP 12957188 A JP12957188 A JP 12957188A JP H01299076 A JPH01299076 A JP H01299076A
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JP
Japan
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recording material
heat
sensitive recording
guide plate
image
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Pending
Application number
JP12957188A
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English (en)
Inventor
Kunio Yasumi
邦夫 八角
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、透明支持体の両面のそれぞれに異なる色相に
発色する複数の透明感熱発色層が設けられた感熱記録材
料へ画像を記録する画像記録装置に関する。
〔従来技術〕
現在、発熱体を用いて記録紙へ画像を記録する方法とし
て、感熱記録方法がある。この感熱記録方法は、紙や合
成紙等の支持体に発色剤、顕色剤を塗布した感熱記録材
料を用い、サーマルヘッドによりこの感熱記録材料を加
熱処理するプロセスにより記録するものである。このよ
うな感熱記録方法は、■現像が不要である、■支持体が
紙の場合は紙質が一般紙に近い、■取扱いが容易である
、■発色濃度が高い、■記録装置が簡単であり安価であ
る、■記録時の騒音がドツトプリンタ等に比べて少ない
等の利点があり、白黒のファクシミリやプリンタの分野
で近年急速に普及している。
さらに、このような記録分野において、情報産業の急速
な発展に伴い、計算機、ファクシミリをはじめとする情
報機器の端末機から簡単にカラーハードコピーを得たい
という要求が強まってきている。ところが、感熱記録材
料の多色化を行うためには発色色数に応じた発色機構を
同一支持体上に組み込み、各発色機構を制御して作用さ
せる必要があるために、従来多くの努力がなされてきた
にも拘らず発色の色相、色分離の点で充分なものはなか
った。
ところで、感熱記録材料の支持体としては、通常、紙又
は合成紙等の不透明の支持体が適用されている。これは
、単に発色画像を片面からの反射画像として読み取ると
いった用途によるものである。
また、感熱記録材料の支持体として透明なものを適用し
た例として、特公昭40−20151号、特願昭60−
68875号、特願昭60−184483号(以上は熱
記録された記録像を透明支持体側から見ることによって
、高コントラスト画像若しくは光沢に優れた高級画質を
得ることが目的)がある。また、透明支持体の両面に、
各々発色色相の異なる感熱記録層を設け、二色又は複数
色の発色画像を得るという発明も提案されている(特開
昭49−114431号、特開昭50−3640号、特
開昭60−4092号公報参照)。
しかし、これらは感熱発色層が発色成分及び顕色成分を
、単に各々固体状態で分散させたものであるため、光の
錯乱により実質的には発色層自身が不透明となってしま
い、目的とする鮮明に色分面された多色画像を得ること
はできない。また、前記特開昭60−4092号公報に
記載の発明では、感熱発色層の透明性向上のために、各
成分を溶解し同一層に塗布する内容の記述もあるが、こ
の場合には、各成分の発色が印字前から容易におこって
しまうため、所謂カブリを生じる。従って、可能な色分
画数が少なく、多色記録材料としては本質的に不充分な
ものであった。
ここで、本出願人は透明支持体の両側の面に、実質的に
透明で相異なる色相に発色する発色層を設けることによ
り、従来になく良好な感熱発色画像を得ることができる
多色感熱記録材料を提案した(特願昭61−80787
号、特願昭62−88196号、特願昭62−7540
9号)。
これによれば、感熱記録方式によっては従来得ることの
できなかった優れた色相、優れた色分離性及び画像保存
性も良好な多色画像を得ることができる。また、得られ
た画像を透過画像とすることも、反射画像とすることも
できる。
このような感熱記録紙は、その両面へ発色層を設けてい
るので、その両面共サーマルヘッドで加熱する必要があ
る。また、一方の面に多重に発色層が設けられている場
合は、最上層(最も表面に近い層)を他の層が加熱され
ない程度の熱量で加熱発色させ、この発色層を定着して
他の発色層の加熱処理を行う必要がある。以下に基本的
な画像記録手順を第6図に従い説明する。
第6図(A)に示される如く、感熱記録材料10にはそ
の支持体であるポリエチレンテレフタレートフィルム(
以下PETという)102の一方にマゼンタ色素層(以
下M色素層という)104が設けられ、このM色素層1
04の上にイエロー色素層(以下Y色素層という) 1
06が設けられている。また支持体の他方にはシアン色
素層(以下C色素層という)108が設けられ、全て透
明となっている。なお、Y色素層106は光定着型であ
り、光源109により波長400nmの光を照射するこ
とにより、以後は加熱しても変化しなくなる性質の層で
ある。感熱記録材料10の上側には、記録ヘッド110
が配設されている。
まず、第6図(A)において、サーマルヘッド110に
よりY色素層106を加熱処理する。この場合、Y色素
層106の下のM色素層104にはその熱により発色し
ない程度の熱量とされる。
これにより、Y色素層106のみ発色する。
次に第6図(B)において、Y色素層側106から40
0nm程度の波長の光を照射する。これにより、゛Y色
素層106は定着し、その後の加熱時に色の変化はない
第6図(C)では、前記Y色素層106を加熱したとき
よりも大きい熱量でM色素層104を加熱処理する。こ
れにより、M色素層104は発色する。
次に第6図(D)において、感熱記録紙10の表裏を反
転させ、第6図(E)において、C色素層108を加熱
処理する。また、感熱記録材料10の下側に別の記録ヘ
ッド112(第6図(A)の想像線参照)を設けた場合
はそのままの状態で加熱処理する。この場合、PETl
O2を間に挟んで設けられているM色素層104に影響
を与えない程度の熱量で加熱され、C色素層108は発
色する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような画像記録装置を得るための条
件として、同一画像を3段階に分けて記録し、色を再現
させるため、感熱記録材料の位置決めを正確に行う必要
があり、高速処理させることが困難となる。この場合、
感熱記録材料の搬送方向に関しては、この感熱記録材料
の撤退方向先端部を基準面へ当接させることにより、容
易に位置決めを行うことができるが、感熱記録材料の幅
方向に関しては、紙つまり等の問題からガイド板の間隔
寸法を感熱記録材料の幅寸法と隙間なく設定することは
できない。また、幅寸法の異なる感熱記録材料が搬送さ
れる場合もあり、容易に幅方向の位置決めを行うことが
できない。
本発明は上記事実を考慮し、透明支持体の両面に設けら
れた発色層のそれぞれを自動的に高速で加熱処理するこ
とができ、かつ各色の加熱処理時の感熱記録材料の位置
決めを搬送方向及び幅方向の両方向で正確に行うことが
できる画像記録装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る画像記録装置は、透明支持体の両面のそれ
ぞれに異なる色相に発色する複数の透明感熱発色層が設
けられた感熱記録材料へ画像を記録する画像記録装置で
あって、前記感熱記録材料が巻き付けられる回転体と、
前記回転体と対応配置され透明感熱発色層を加熱処理す
ることにより発色させる記録ヘッドと、前記透明感熱記
録材料の幅方向端部と対応され回転体への巻き付け時の
幅方向基準面を備えた基準ガイド板と、前記透明感熱記
録材料の回転体への搬送時に透明感熱記録材料幅方向一
端面を前記基準ガイド板の基準面へ合わせるように案内
移動させる案内移動手段と、を有している。
〔作用〕
本発明の画像記録装置では、回転体の上流側に幅方向基
準面を備えた基準ガイド板を配設し、案内移動手段によ
って透明感熱記録材料の回転体への搬送時に透明感熱記
録材料幅方向一端面を前記基準ガイド板の基準面へ合わ
せるように案内移動させるので、透明感熱記録材料の先
端部が回転体へ到達するまでに透明感熱記録材料の幅方
向の位置決めを行うことができる。なお、感熱記録材料
の搬送方向の位置決めは、その先端部を回転体の所定位
置に当接させることにより、容易に行うことができる。
〔実施例〕
第1図には本実施例に係る画像記録装置の概略構造が示
されている。
画像記録装置の前面にはスリット孔状の感熱記録材料1
0の搬入・排出口112が設けられ、作業員の手によっ
て未処理の感熱記録材料10が挿入されるようになって
いる。搬入・排出口112から紙面手前側にはトレイ1
14が延長され、感熱記録材料10をこのトレイ114
上へ載置して搬入・排出口112へ平面的に挿入するこ
とができるようになっている。また、感熱処理が終了し
た感熱記録材料10は、この搬入・排出口112から排
出されるようになっており、前記トレイ114はこの排
出される既処理感熱記録材料の受は台としても役目も有
している。また、このトレイ114は、搬入・排出口1
12方向へ挿入することにより装置内部へ収納可能とな
っている。
画像記録装置には、例えばVTR116が接続されてお
り、このVTR116からの画像信号に基づいて後述す
るサーマルヘッド32(第2図参照)による画像記録時
の画像記録信号が作成されるようになっている。なお、
他に画像記録装置に接続される画像信号源として、CC
Dカメラ等が挙げられる。
前記搬入・排出口112が設けられた前面パネル117
には、電源スィッチ120、プリント枚数等が表示され
る表示装置122、プリントボタン124が設けられて
いる。また、プリントボタン124の下方には、開閉可
能なサブカバー126が設けられ、図示しない画質等の
微調整ツマミが取り付けられている。
感熱記録材料10は従来技術の項で示したようにその支
持体の両面に発色層(M、YSC)104.106.1
08が設けられた構造となっている(第6図参照)。
第2図に示される如く、感熱記録材料10は、その先端
部が搬入・排出口112から装置内部へ挿入されると、
リミットスイッチ118でこれを検知し、これによって
ドライバ74の駆動力で駆動する案内移動手段としての
一対の搬送ローラ72に挟持されて、基準ガイド板とし
てのガイド板70に案内されて搬送され、加熱処理部2
8へと案内されるようになっている。
ガイド板70は、第7図(A>に示される如く、その幅
方向斜端部から互いに平行なリブ70A170Bが立設
されて右り、感熱記録材料10の幅方向両端部をそれぞ
れ案内するようになっている。
なお、この2個のリブ70A、70Bの間隔寸法Wrは
、感熱記録材料10の幅方向寸法Wpより若干大きく形
成され、感熱記録材料搬送時の紙つまりを防止している
。ところで、このように幅方向に余裕があると、感熱記
録材料10の記録の際に、幅方向の色ずれを起こすこと
がある。このため、本実施例では、ガイド板70の中間
部に配設される搬送ローラ72の軸線が、感熱記録材料
100幅方向に対して若干傾斜されている。搬送ローラ
72が傾斜されていると、感熱記録材料10に及ぼす力
の方向が第7図(A)矢印Vで示されるようになる(点
線矢印の合成力)。これにより、感熱記録材料10は、
一方のリブ70A面(基準面)と当接して搬送されるこ
とになり、幅方向の位置決めがなれることになる。
ここで、搬送ローラ72は、第7図(B)に示される如
く、駆動側ローラ72A(感熱記録材料材料の下面と対
応するローラ)が、クロロプレンゴム等の合成ゴムが適
用された円筒形で形成され一般的なローラであるのに対
し、従動側ローラ72B(感熱記録材料の上面と対応す
るローラ)が、ポリアセタールで形成された薄肉ローラ
が軸線方向に沿って複数個配列されている。また、これ
らの薄肉ローラは、それぞれの外周面が軸線方向に沿っ
て円弧状とされている。これにより、感熱記録材料10
との接触面が少なく、かつ確実に駆動力を付与すること
ができるようになっている。従って、感熱記録材料10
がこの搬送ローラを通過し終える前に基準面であるリブ
70A面に当接した場合には、感熱記録材料が搬送ロー
ラに対して慴動され、幅方向の分力を吸収するようにな
っている。
第3図に示される如く、加熱処理部28は、回転体であ
る支持ドラム30と、記録ヘッドであるライン型のサー
マルヘッド32とを備えており、感熱記録材料10はこ
の支持ドラム30に巻き付けられた状態でサーマルヘッ
ド32によって、加熱されるようになっている。支持ド
ラム30は金属性の円筒体34で形成され、その外周に
弾性体36が巻き付けられている。支持ドラム30は、
ドライバ38の駆動力で第3図矢印C方向へ等速度回転
されるようになっており、この支持ドラム30に巻き付
けられた感熱記録材料10を順次サーマルヘッド32に
対応させる役目を有している。
サーマルヘッド32はその一方が軸40を介して装置枠
体へ軸支されており、ドライバ41の駆動力でこの軸4
0を中心に第3図矢印C方向及びその反対方向へ回転さ
れ、他方に配設された発熱体42が支持ドラム30に巻
き付けられた感熱記録材料10と接触及び離間されるよ
うになっている。発熱体42へは感熱記録材料10との
接触時に、制御装置45から画像信号が出力され、感熱
記録材料10へ画像信号100に応じた発熱により画像
を形成するようになっている。
搬送ローラ26によって加熱処理部28へ搬送された感
熱記録材料10はガイド板70により、その搬送方向が
案内され、支持ドラム30の外周に設けられた保持部4
6の一部を構成する凹陥部48へと至るようになってい
る。凹陥部48には、支持ドラム30の回転軸と平行に
配設された軸50を介して凹陥部48と共に保持部を構
成するラッチ爪52が軸支されている。このラッチ爪5
2は、ガイド板44によって案内された感熱記録材料1
0の一端が凹陥部48へ収容された時点でドライバ49
の駆動力で軸50を介して第3図矢印り方向へ回転する
ことにより、感熱記録材料の一端部を保持する役目を有
している。感熱記録材料10は、このラッチ爪52に保
持されると、支持ドラム30の回転により順次支持ドラ
ム30の外周に巻き付けられることになる。
ラッチ爪52が感熱記録材料10を保持するタイミング
は、感熱記録材料10の搬送経路途中に設けられたリミ
ットスイッチ54によってなされている。すなわち、感
熱記録材料10がこのリミットスイッチ54の位置に至
ると、リミットスイッチ54のアクチュエータ56が感
熱記録材料10と干渉し、接点を切り換えるようになっ
ている(本実施例では、リミットスイッチ54はノーマ
リ−オーブン型が適用され、感熱記録材料10との接触
時にはオン状態とされる)。リミットスイッチ54から
のオン(ハイレベル)・オフ(ローレベル)信号は制御
装置45へと供給され、制御装置45では、感熱記録材
料10の搬送速度に応じて予め定められた時間(少なく
とも感熱記録材料10の先端が凹陥部48の奥に突き当
たった)後にラッチ爪52を動作(第3図矢印り方向回
転)させるようにしている。これにより、ラッチ爪52
による保持状態では感熱記録材料10と支持ドラム30
との相対位置が常に一定とされ、正確に位置決めされる
ことになる。
支持ドラム30の外周には複数箇所(本実施例では3か
所)にアイドルローラ58.60.62が配設され、支
持ドラム30とこのアイドルローラ58.60.62と
により、感熱記録材料10を支持ドラム30の外周へ密
着した状態で巻き付けるようにしている。また、サーマ
ルヘッド32による感熱記録材料10の加熱位置に怠け
る支持ドラム30の回転方向下流側にはドライバ63を
介して制御装置45へ接続された光源64が配設され(
アイドルローラ60とアイドルローラ62との間)、感
熱記録材料10へ光を照射するようになっている。この
光の波長は400nmとされ、感熱記録材料10のY色
素層106 (第6図参照)の定着用とされている。す
なわち、本実施例では、支持ドラム30は回転を開始し
てから連続して2回転されるようになっており、感熱記
録材料10の1回転目では、サーマルヘッド32により
Y色素層106の加熱処理がなされ、この処理後直ちに
定着がなされるようになっている。
支持ドラム300次の回転時、すなわち2回転目ではY
色素層106の下に設けられたM色素層104 (第6
図参照)が加熱処理されるようになっている。なお、発
熱体42の熱量は、支持ドラム3001回目の回転時は
”弱”とされ、下層のM色素層104には何ら影響がな
く、2回目の回転時は”強”とされるように制御装置4
5によって制御されている。
Y色素層106とM色素層104の加熱処理が終了した
感熱記録材料10は、保持部46による保持状態が解除
され、アイドルローラ62の下流以降は、感熱記録材料
10自身の弾性力で支持ドラム30の接線方向へと搬送
され、ガイド板66とガイド板68との間へ案内される
ようになっている。なお、この場合支持ドラム30は、
当初の位置(第3図に示される如く、保持部46が下側
へ位置したとき)で停止されるようになっている。
ガイド板66とガイド板68との間に案内された感熱記
録材料10はガイド板70に沿って方向が変更され、一
対の搬送ローラ72に挟持されるようになっている。搬
送ローラ72ではドライバ74の駆動力で感熱記録材料
10を第3図反矢印A方向へ所定量撤退した後、逆回転
され感熱記録材料10の後端部を先頭に支持ドラム30
方向(矢印A方向)へと搬送している。これにより、感
熱記録材料10は表裏が反転されて、再度保持部46に
より保持されることになる。この状態で感熱記録材料1
0は支持ドラム30と共に回転され、サーマルヘッド3
2によりC色素層108(第6図参照)の加熱処理がな
されることになる。
このC色素層108の加熱処理が終了した後は、保持部
46は前記アイドルローラ62時点で感熱記録材料10
の保持を解除させることにより、感熱記録材料10はガ
イド板66とガイド板68との間に案内され、搬入・排
出口112へと至るようになっている。
制御装置45は、CPU82、RAM84、ROM86
、入力ボート88、出力ポート90及びこれらを接続す
るデータバスやコントロールバス等のバス92で構成さ
れるマイクロコンピュータ94を備えている。入力ボー
ト88には、プリントボタン124とリミットスイッチ
118とが接続され、このプリントボタン124の操作
とリミットスイッチ118による感熱記録材料10の検
出により、一連の加熱処理がなされるようになっている
。また、人力ボート88には前記リミットスイッチ54
からの信号線98が接続されている。
出力ポート90には、支持ドラム30、サーマルヘッド
32、ラッチ爪52、光源64、搬送ローラ72がそれ
ぞれドライバ38.41.49.63.74を介して接
続され、それぞれの駆動が制御されるようになっている
。また、出力ポート90、には、サーマルヘッド32へ
前記画像信号を供給する信号線100も接続されている
以下に本実施例の作用を第4図の加熱処理説明図及び第
5図の制御フローチャートに従い説明する。
第4図(A)に示される如く、プリントボタン124が
操作され、感熱記録材料10(第4図(A)の実線位置
参照)が搬入・排出口112から挿入され、ガイド板7
0に案内されて移動する。
ステップ148でリミットスイッチ118がオンすると
、ステップ150で搬送ローラ72が駆動を開始し所定
量搬送される。なお、プリントボタ124の操作がなさ
れていない場合は、リミットスイッチ118がオンして
も搬送ローラ72は駆動されず、プリントボタン124
の操作を待って駆動が開始される。
搬送ローラ72による感熱記録材料10の挟持搬送後は
、第7図(A)に示される如く、搬送ローラ72の軸線
が若干傾斜されており、駆動側ローラ72Aと従動側ロ
ーラ72Bに挟持される感熱記録材料10には、矢印V
方向の力が加わることになる。これにより、感熱記録材
料10は搬送ローラ72に挟持されている間に基準面で
あるリブ7OAと当接され、常に幅方向の位置が一致さ
れて搬送されることになる。従って、サーマルヘッド3
2による加熱処理時に各色が幅方向へずれることがない
感熱記録材料10が第4図(A)の想像線の位置へと至
ると、リミットスイッチ54のアクチュエータ56と接
触する。ここで、ステップ152において、リミットス
イッチ54力(オンとなったか否かが判断され、リミッ
トスイッチ54がオンとなるとハイレベルの信号が入力
ボート88へ入力される。
次のステップ154では、このハイレベル(N 号が人
力されてから、所定時間経過したか否かが判断され、肯
定判定されるとラッチ爪52は、第4図(B)に示され
る如く、矢印り方向へ回転されることになるが(ステッ
プ156)、この所定時間の間に感熱記録材料10は支
持ドラム30の凹陥部48へと収容されその先端部が係
止部49へ当接されており、このラッチ爪52によって
その先端部が保持される。
第4図(C)に示される如く、感熱記録材料10の先端
部がラッチ爪52によって保持されると、ステップ15
8において支持ドラム30は第4図(C)矢印B方向へ
回転を開始する(1回目の回転)。次のステップ160
で以下の第1の加熱処理制御がなされる。すなわち、保
持部46がサーマルヘッド32の発熱体42を通過する
と、出力ポート90からドライバ41を介して駆動信号
が出力され、サーマルヘッド32は軸40を中心に第4
図(C)矢印C方向へ、回転され、発熱体42が感熱記
録材料10へ接触する。これにより、支持ドラム30は
発熱体42が感熱記録材料10に接触した状態で回転さ
れ、この回転に応じて発熱体42へは画像信号が出力さ
れる。
発熱体42は熱量が”弱”にセットされ、この画像信号
によりに応じて感熱記録材料10を加熱し、Y色素層1
06のみを発色させる。なお、発熱体42による加熱処
理が終了すると、サーマルヘッド32は軸40を中心に
第4図(C)反矢印C方向へ回転され、発熱体42は感
熱記録材料10から離間される。
保持部46がアイドルローラ60を通過すると、感熱記
録材料10の画像面へは、波長4001mの光が光源6
4から照射される。これにより、Y色素層106は定着
され、以後加熱されても変化はない。
支持ドラム3001回転目が終了すると、連続して2回
転目へ移り、M色素層104の加熱処理が行われる。す
なわち、発熱体42による加熱処理のための熱量が”強
”に切り換わり、上記Y色素層106の加熱と同様の処
理が行われ、画像信号によりに応じて感熱記録材料10
を加熱し、M色素層104のみを発色させる。この場合
、土居のY色素は定着されているので、変化することは
ない。また、感熱記録材料10は支持ドラム30との相
対位置に変化がないので、Y色素とM色素の画像が色ず
れを起こすことなく正確に発色させることができる。
M色素層の加熱処理が終了した感熱記録材料10は、光
源64の照射位置を通過するが、この光源64はY色素
層を定着させるだのものであるので、点灯状態であって
も消灯されていてもどちらでもよく、好ましくは省エネ
ルギのため消灯しておいた方がよい。
第4図(D)に示される如く、支持ドラム30が2回転
し、Y色素層とM色素層との加熱処理が終了し、保持部
46がアイドルローラ62を通過すると、ステップ16
1において以下に示す反転処理制御がなされる。すなわ
ち、ラッチ爪52による感熱記録材料10の保持が解除
され、感熱記録材料10は自身の弾性力で凹陥部48か
ら抜は出て、支持ドラム30の接線方向へと移動°する
接線方向へ移動された感熱記録材料lOは、ガイド板6
6及びガイド板68とに案内され、ガイド板70に沿っ
て搬送ローラ72方向へ移動される。
第4図(E)に示される如く、逆回転する搬送ローラ7
2に挟持された感熱記録材料10は、搬送ローラ72の
駆動力で一旦ガイド板70上へ載置される。この状態で
、感熱記録材料10は支持ドラム30から完全に離間さ
れることになる。また、このとき、支持ドラム30は元
の位置(第4図(A)で示す位置)まで回転し、停止さ
れる。
第4図(F)に示される如く、感熱記録材料10が一旦
停止されると、搬送ローラ72が正回転し、今まで搬送
方向後端であった方の端部を先頭に支持ドラム30の凹
陥部48方向へ移動させる。
この場合も、感熱記録材料の一端がリブ70Aと当接さ
れるように案内されながら移動されるので、Y色素層及
びM色素層と次に加熱処理されるC色素層との位置を一
致させることができる。
ここで、前述と同様にリミットスイッチ54のアクチュ
エータ56が感熱記録材料10と接触すると、所定時間
後にラッチ爪52が軸50を中心に第4図(F)矢印り
方向へ回転し、凹陥部48へ収容された感熱記録材料l
Oを挟持する。これにより、感熱記録材料10は、第4
図(B)に対し表裏が反転された状態となる。
第4図(G)に示される如く、表裏が反転された感熱記
録材料10は、ステップ162において、以下のような
第2の加熱処理制御がなされる。まず、感熱感光材料1
0は、支持ドラム30に巻き付けられながら支持ドラム
30に沿って搬送され、保持部46が発熱体42を通過
すると、サーマルヘッド32が第4図(G)矢印C方向
へ回転され、発熱体42が感熱記録材料10へ接触し、
出力ボート90から出力される画像信号に基づいて加熱
処理される。
このとき、画像信号は、前記Y色素層106とM色素層
104との加熱処理に対して時間的に逆側から出力され
る。すなわち、C色素層108の加熱処理時は、Y色素
層106及びM色素層104の加熱処理に対して感熱記
録材料10の表裏が反転されていると共に搬送方向も逆
となるので、画像を一致させるためには、画像信号を時
間的に逆にする必要がある。これにより、C色素層10
8の加熱処理がなされ、C色素層108は発色する。以
上がステップ162によって処理される制御であり、次
のステップ164へは、発熱体42による加熱処理終了
後のサーマルヘッド320反矢印C方向回転と同時に移
行する。
第4図(H)に示される如く、サーマルヘッド320発
熱体42が感熱記録材料10から離間されてから所定時
間経過するとくステップ164)、保持部46がアイド
ルローラ62を通過し、ステップ166において保持部
46による感熱記録材料10の挟持が解除され、支持ド
ラム30の回転に応じてガイド板66とガイド板68と
の間へと搬送される。
ガイド板66とガイド板68との間の感熱記録材料10
は、ガイド板70に案内されて逆回転する搬送ローラ7
2に挟持され、ステップ168でこの搬送ローラ72で
所定量搬送することにより、搬入・排出口112へと送
り出され、トレイ114上に配置される。これにより、
−枚の感熱記録材料の加熱処理が終了する。
このように、本実施例では感熱記録材料10の搬入口と
排出口を共用しているので、装置自体がコンパクトとな
り、感熱記録材料の取扱いも前面のみであるので、作業
性がよい。また、反転時の感熱記録材料10の一時的な
配置場所も搬入・排出口112から加熱処理部へと延長
されているガイド板70としているので、専用のガイド
板を設ける必要がない。
なお、本実施例では、感熱記録材料lOの搬入経路、排
出経路、反転時の一時的な搬送経路に全てカイト板70
を適用したが、搬入経路、排出経路及び−時的な搬送経
路の内2種の搬送経路を共用するのみでも、装置のコン
パクト化を図ることができる。
また、本実施例では第1及び第2の加熱処理制御時と反
転処理制御時の各駆動は支持ドラム30の回転を等速度
回転させたので、予め定められた時間に従い、順次処理
するようにしたが、各部にセンサを取り付け、このセン
サの出力に応じてステップさせるようにしてもよい。さ
らに、発熱体42とアイドルローラ58との間に光学セ
ンサを配置すると共に弾性体36を白色として、M色素
の記録後のフィルム面に発熱体42でM色素発色のマー
カを記録し、C色素の記録前に該マーカを光学センサで
検知することにより、M色素とC色素の搬送方向の色ず
れを無くす事ができる。
なお、本実施例では案内移動手段として搬送ローラ72
の軸線を幅方向に対して傾斜させ、搬送ローラ72の回
転による分力を利用して感熱記録材料10の幅方向一端
部を基準面へ当接させるようにだが、第8図に示される
如く、リブ70Bに平行な移動板140を圧縮コイルば
ね142を介して取り付け、この圧縮コイルばね142
の付勢力により感熱記録材料10を基準面であるリブ7
0Aへ当接させる等地の案内移動手段を用いてもよい。
この場合、搬送ローラ72の軸線は幅方向と平行でもよ
い。
〔発明の効果〕
以上説明した如く本発明に係る画像記録装置は、透明支
持体の両面に設けられた発色層のそれぞれを自動的に高
速で加熱処理することができ、かつ搬送系の部品点数を
必要最小限としてコンパクト化を図ることができるとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例に係る画像記録装置の外観を示す斜視
図、第2図は本実施例に係る画像記録装置の内部を示す
概略図、第3図は制御ブロック図、第4図(A)乃至(
H)は加熱処理手順を示す説明図、第5図は制御フロー
チャート、第6図(A)乃至(E)は本発明に適用され
る多色感熱記録材料の発色工程を示す説明図、第7図(
A)はガイド板70の平面図、第7図(B)は搬送ロー
ラの斜視図、第8図は案内移動手段として移動板を用い
た場合のガイド板の平面図である。 10・・・感熱記録材料、 28・・・加熱処理部、 30・・・支持ドラム、 32・・・サーマルヘッド、 42・・・発熱体、 45・・・制御装置、 46・・・保持部、 48・・・凹陥部、 52・・・ラッチ爪、 54・・・リミットスイッチ、 64・・・光源、 94・・・マイクロコンピュータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明支持体の両面のそれぞれに異なる色相に発色
    する複数の透明感熱発色層が設けられた感熱記録材料へ
    画像を記録する画像記録装置であって、前記感熱記録材
    料が巻き付けられる回転体と、前記回転体と対応配置さ
    れ透明感熱発色層を加熱処理することにより発色させる
    記録ヘッドと、前記透明感熱記録材料の幅方向端部と対
    応され回転体への巻き付け時の幅方向基準面を備えた基
    準ガイド板と、前記透明感熱記録材料の回転体への搬送
    時に透明感熱記録材料幅方向一端面を前記基準ガイド板
    の基準面へ合わせるように案内移動させる案内移動手段
    と、を有する画像記録装置。
JP12957188A 1988-04-07 1988-05-27 画像記録装置 Pending JPH01299076A (ja)

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JP12957188A JPH01299076A (ja) 1988-05-27 1988-05-27 画像記録装置
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Cited By (3)

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