JPH01299073A

JPH01299073A - プリンタ

Info

Publication number: JPH01299073A
Application number: JP13080988A
Authority: JP
Inventors: Masanori Ueda; 正則上田; Kenji Umehara; 梅原　謙二
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-05-27
Filing date: 1988-05-27
Publication date: 1989-12-01

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕カットシートと手挿入用紙に印字が可能なるプリンタの
構造に関し、厚手の用紙等に対しても品質の良い印字が無駄無く行え
ることを目的とし、プラテンと、キャリアに搭載されてプラテンに間隙を介
して平行に移動する印字ヘッドき、間隙にインクリボン
を給送するインクリボンカセットと、重積した用紙を１
枚ずつ繰出す繰出し機構と、プラテンに平行、且つ間隙
を通る仮想平面に曲面が接するように設けられ、繰出し
機構等に依って挿入されて来た用紙を間隙のインクリボ
ンとプラテンとの間に移送する送りローラと、プラテン
に平行、且つ前記仮想平面に曲面が接するように設けら
れ、間隙から送出されて来た用紙を送りローラとの間で
平面状に保持して排出する排出ローラと、送りローラの
送り方向の手前側の前記仮想平面上に位置するように配
された用紙の手挿入口とを備えて構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、カットシー１〜と手挿入用紙に印字が可能な
るプリンタの構造に関する。

各種コンピュータの端末機や、ワードプロセッサ等のプ
リンタとして、各種のプリンタが実用化されている。

これらプリンタの中でも、特にサーマルへ・ノドを使用
してインクリボンのインクを溶解し用紙に転写して印字
を行う熱転写形のプリンタが、小型軽量、安価、且つ印
字品質も良いことから注目されており、一般に９及しつ
つある。

又、プリンタには各種の紙質、厚さの用紙が問題を生じ
ること無く使用出来ることが要望されている。

〔従来の技術〕

本発明が適用されるプリンタは例えば熱転写プリンタで
あって、第２図の側面図に示す如く、印字圧が均一に掛
かるように平滑なる面を備えた細長い板状のプラテンｌ
と、プラテン１に平行に設けられたガイドシャフト２及
び３に摺動自在に軸支されたキャリア４と、キャリア４
に搭載されてプラテンｌに間隙Ｇを介して対向し、キャ
リア４の異動に依ってプラテン１に平行に移動するサー
マルヘッド（以下印字ヘッドと称す）５と、上記間隙Ｇ
にインクリボンを給送するインクリボンカセット６と、
ガイド部材９に依ってガイドされた用紙７を、上記間隙
Ｇのインクリボンとプラテン１との間に給送する送りロ
ーラ８と、ガイド部材７に沿って送り込まれて来た用紙
７を送りローラ８に押圧する第１と第２のピンチローラ
１０及び１１と、印字ヘッド５に依って印字された用紙
７を外部に排出する為の排出ローラ１２及び排出ローラ
１２に圧接する第３のピンチローラ１３とから構成され
る。

排出ローラ１２の回転は、アイドルギヤ１４を介した送
りローラ８の回転力に依って行われる。

従って、ガイド部材９に沿って矢印Ａのように挿入され
た用紙７は、送りローラ８に圧接する第１のピンチロー
ラ１０に依って繰込まれ、図示省略した駆動手段で矢印
Ｂ方向に回転する送りローラ８で図の右方に送られ、更
に第２のピンチローラ１１に繰込まれて送りローラ８に
沿って間隙Ｇに送られる。

そして印字へノド５に依って印字が、送りローラ８に依
って改行が行われる。

改行された用紙７の先端は、排出ローラ１２と第３のピ
ンチローラ１３との間に繰込まれ、用紙７は矢印Ｃ方向
に移送され排出される。

用紙７の後端が第２のピンチローラ１１を離れた後は、
排出ローラ１２が改行を担当して印字が続行される。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上の説明のようにして印字が行われるが、用紙の厚さ
がカントシートのように薄い場合には送りローラの曲面
に良く馴染んで屈曲し、正しく改行して高品質の印字が
行われるが、用紙が葉書や名刺のような厚紙の場合には
、腰が強い為に送りローラに馴染まずにジャムを生じた
り、後端が第２のピンチローラを外れた時点で弾けて改
行不良を起こし印字不良を惹起する問題があった。

又、多頁の印字を行う場合用紙を１枚ずつ手挿入するこ
とは煩雑であり、このような場合にはオブシヲンのシー
トフィーダを用紙挿入口に取付けていたが高価になる問
題があった。

更に又、簡易形のプリンタに於いては、排出ローラが無
いものがあり、この場合には用紙の後端が第２のピンチ
ローラを外れると改行不能となり、第２のピンチローラ
と印字ヘッドの間が余白となって無駄を生じると言う問
題点があった。

本発明は、厚手の用紙等に対しても品質の良い印字が無
駄無く行えることを目的とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成する為に本発明に於いては、第１図の側
面図に示す如く、プラテンｌと、キャリア１５に搭載さ
れてプラテン１に間隙を介して平行に移動する印字ヘッ
ド５と、間隙にインクリボンを給送するインクリボンカ
セット６と、重積した用紙７を１枚ずつ繰出す繰出し機
構１６と、プラテン１に平行、且つ間隙を通る仮想平面
に曲面が接するように設けられ、繰出し機構１６等に依
って挿入されて来た用紙７を間隙のインクリボンとプラ
テンｌとの間に移送する送りローラ８と、プラテン１に
平行、且つ前記仮想平面に曲面が接するように設けられ
、間隙がら送出されて来た用紙７を送りローラ８との間
で平面状に保持して排出する排出ローラ１２と、送りロ
ーラ８の送り方向の手前側の前記仮想平面上に位置する
ように配された用紙７の手挿入口１７とを備えて成るも
のである。

〔作用〕

カットシートの如き薄手の用紙は繰出し機構に依って１
枚ずつ繰出され、送りローラに沿って屈曲して移送され
、同ローラ及び排出ローラで改行され乍ら印字ヘッドに
依って用紙終端の所望の位置迄印字が行われる。

一方厚手の用紙は、手挿入口から手挿入され、平面状の
まま送りローラ及び排出ローラで移送され、改行され乍
ら印字ヘッドに依って上記同様に印字が行われる。

〔実施例〕

第１図は本発明の一実施例である。

企図を通じて同一部分には同一符号を付して示した。

本発明に於いては、第１図の側面図に示す如く、従来技
術同様に細長い板状のプラテン１と、プラテンｌに平行
に設けられたガイドシャフト２及び３に摺動自在に軸支
されたキャリア１５と、キャリア１５に搭載されプラテ
ン１に間隙Ｇを介して対向し、キャリア１５の移動に依
ってプラテン１に平行に移動する印字ヘッド５と、上記
間隙Ｇにインクリボンを給送するインクリボンカセット
６と、積載板１９に重積した例えばカットシート等の用
紙７を繰出しローラ１８で１枚ずつ繰出す繰出し機構１
６と、プラテン１に平行且つ前記間隙Ｇを通る仮想平面
Ｐに曲面が接するように設けられ、繰出し機構１６等に
依って挿入されて来た用紙７を第１のピンチローラ１０
との間に挾圧し、更に前記の仮想平面Ｐに曲面が接する
ように対向して設けられた第２のピンチローラ１１との
間に挾圧して間隙Ｇのインクリボンとプラテンｌとの間
に給送する送りローラ８と、送りローラ８同様にプラテ
ン１に平行且つ前記仮想平面Ｐに曲面が接するように設
けられ、印字が終了して間隙Ｇから送出されて来た用紙
７を第３のピンチローラ１３との間に挾圧し、送りロー
ラ８との間で平面状に保持して排出する排出ローラ１２
と、送りローラ８の送り方向の手前側（図の鉛直方向）
の前記仮想平面Ｐ上に位置するように配された用紙７の
手挿入口１７とを備えて成るものである。

排出ローラ１２の回転は、従来技術同様にアイドルギヤ
１４を介した送りローラ８の回転力に依って行われる。

又、繰出しａ構１６を構成する繰出しローラ１８は、第
２のアイドルギヤ２ｏに例えば電磁クラッチ（図示省略
）等を介して断続可能に伝達される送りローラ８の回転
力に依って回転する。

この繰出しローラ１８は、アーム２１に依って第２のア
イドルギヤ２０に対して回動可能となっており、レバー
２２に依って用紙７のセット時には２点鎖線で示すよう
に開くことが出来る。

そして、この繰出しローラ１８が閉じられた時には、載
積板１９を付勢する圧縮ばね２３に依って重積された用
紙７に圧接するようになっている。

従って、積載板１９上に重積された例えば力、７トシー
１・の如き薄手の用紙７は、送りローラ８に連動して矢
印Ｂ方向に回転する繰出し口〜う１８に依りセパレータ
２４で分離されて１枚ずつ繰出される。

繰出された用紙７は、送りローラ８に圧接する第１のピ
ンチローラ１０に依って繰込まハ、送りローラ８でガイ
ド部材２５に沿って図の右方に送られ、更に第２のピン
チローラ１１に繰込まれ仮想平面Ｐに沿って間隙Ｇに送
られる。

そして印字ヘッド５に依って印字が、送りローラ８に依
って改行が行われる。

一方、葉書や名刺のような厚手の用紙７゛は、手挿入口
１７から垂直に挿入する。

すると用紙７′は、送りローラ８の回転に依って第２の
ピンチローラ１１との間に繰込まれ、平面状の侭で間隙
Ｇのプラテン１とインクリボンとの間に送られる。

そして上記同様に印字ヘッド５に依って印字が、又送り
ローラ８に依って改行が行われる。

改行された用紙７゛の先端は、排出ローラ１２と第３の
ピンチローラ１３との間に繰込まれ、送りローラ８及び
第２のピンチローラ１１との間で平面状に保持された状
態の侭矢印Ｃ方向に移送され排出される。

用紙７′の後端が第２のピンチローラ１１を離れた後は
、排出ローラ１２が改行を担当して印字が続行するのは
上記同様である。

以上の如く手挿入の用紙７°は、繰出し機構１６からの
用紙７と共通の送りローラ８と排出ローラ１２を使用し
て移送される。

尚、本発明は熱転写プリンタのみに適用されるものでは
無く、他のワイヤドツトプリンタや、インクジェットプ
リンタに適用しても良く、又、プラテンの形状はローラ
状のものであっても良い。

〔発明の効果〕

本発明のプリンタに依り、厚手の用紙は屈曲すること無
く平面状態の侭移送されて印字されるので、送行障害を
惹起することは無い。

又改行は、送りローラと排出ローラの双方に依って行わ
れる為に、用紙の先端から終端迄有効に印字が出来て余
白を生じることが無い。

更に又カットシート等の薄手の用紙は、繰出し機構に依
って連続的に送られ、操作性が向上する等、経済上及び
産業上に多大の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のプリンタの側面図、第２図は従来のプリンタの側面図である。図に於いて、１はプラテン、　　　　　２．３はガイドシャフト、４
．１５はキャリア、　　　５は印字ヘッド、６はインク
リボンカセット、７．７′は用紙、　　　　８は送りローラ、９．２５は
ガイド部材、　１０は第１のピンチローラ、１１は第２
のピンチローラ、１２は排出ローラ、　　　１３は第３のピンチローラ、
１４はアイドルギヤ、　　１６は繰出し機構、１７は手
挿入口、　　　　　１８は繰出しローラ、１９は積載板
、　　　　　　２０は第２のアイドルギヤ、２１はアー
ム、　　　　　２２はレバー、２３は圧縮ばね、　　　
　２４はセパレータである。Ｔ１　ばプラテン　　　　　　　　　２．３１’ｌ゛イド
シτ７ト５１工丘ア宇へ・／ト　　　　　　　　　６は
イン７り本°シフ７（１’、、、）７、　　７’１ｌｌ
１紙　　　　　　　　　　　６　はｉリ　ロ′−ラ１０
１１竿−のビ坤■−ラ　　　　！１１；茅２牝゛ン伊ロ
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Claims

【特許請求の範囲】プラテン（１）と、キャリア（１５）に搭載されて前記プラテン（１）に間
隙を介して平行に移動する印字ヘッド（５）と、前記間
隙にインクリボンを給送するインクリボンカセット（６
）と、重積した用紙（７）を１枚ずつ繰出す繰出し機構（１６
）と、前記プラテン（１）に平行、且つ前記間隙を通る仮想平
面に曲面が接するように設けられ、前記繰出し機構（１
６）等に依って挿入されて来た用紙（７）を前記間隙の
インクリボンとプラテン（１）との間に移送する送りロ
ーラ（８）と、前記プラテン（１）に平行、且つ前記仮想平面に曲面が
接するように設けられ、前記間隙から送出されて来た前
記用紙（７）を前記送りローラ（８）との間で平面状に
保持して排出する排出ローラ（１２）と、前記送りローラ（８）の送り方向の手前側の前記仮想平
面上に位置するように配された用紙（７）の手挿入口（
１７）とを備えて成ることを特徴とするプリンタ。