JPH01298872A - 画像読取装置における基準色データの設定方法 - Google Patents
画像読取装置における基準色データの設定方法Info
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- JPH01298872A JPH01298872A JP63129218A JP12921888A JPH01298872A JP H01298872 A JPH01298872 A JP H01298872A JP 63129218 A JP63129218 A JP 63129218A JP 12921888 A JP12921888 A JP 12921888A JP H01298872 A JPH01298872 A JP H01298872A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、画像読取装置において色補正、シェーディン
グ補正及び画素のバラツキ補正に使用される基準色デー
タの設定方法に関する。
グ補正及び画素のバラツキ補正に使用される基準色デー
タの設定方法に関する。
[従来の技術]
従来、画像読取装置は第2図に示すように、ラインセン
サ1で画像を読み取って得られる画像読取り信号(第3
図の(a)に示す。)をマスクレベル保持回路2に供給
して読取り信号内の光シールド画素信号成分のレベル、
すなわちマスクレベルを保持させる。すなわちラインセ
ンサ1の出力では色信号の前にセンサをマスクした状態
の光シールド画素信号が発生するためこれを先ず保持す
る。そしてビデオ増幅器3にてマスクレベル保持回路2
からのマスクレベルを基準にラインセンサ1からの読取
り画像信号を−1のゲインをかけて反転し出力する。(
第3図の(b)に示す。)これはセンサからの出力では
マスクレベルを基準として負方向に色信号が発生するた
めである。
サ1で画像を読み取って得られる画像読取り信号(第3
図の(a)に示す。)をマスクレベル保持回路2に供給
して読取り信号内の光シールド画素信号成分のレベル、
すなわちマスクレベルを保持させる。すなわちラインセ
ンサ1の出力では色信号の前にセンサをマスクした状態
の光シールド画素信号が発生するためこれを先ず保持す
る。そしてビデオ増幅器3にてマスクレベル保持回路2
からのマスクレベルを基準にラインセンサ1からの読取
り画像信号を−1のゲインをかけて反転し出力する。(
第3図の(b)に示す。)これはセンサからの出力では
マスクレベルを基準として負方向に色信号が発生するた
めである。
このビデオ増幅器3からの出力を可変抵抗を有するレベ
ルシフト回路4に供給して信号のレベルシフト調整を行
ないA/D変換器5に供給するようにしている。A/D
変換器5には予め一定値として設定された基準ハイレベ
ル電圧VRTと基準ローレベル電圧vrtsが入力され
、レベルシフト回路4からの入力信号レベルがこの範囲
のとき正しく A/D変換動作を行なうようになってい
る。
ルシフト回路4に供給して信号のレベルシフト調整を行
ないA/D変換器5に供給するようにしている。A/D
変換器5には予め一定値として設定された基準ハイレベ
ル電圧VRTと基準ローレベル電圧vrtsが入力され
、レベルシフト回路4からの入力信号レベルがこの範囲
のとき正しく A/D変換動作を行なうようになってい
る。
そしてA/D変換器5からのデジタルデータをスタッテ
ックRAM6に格納するようにしている。
ックRAM6に格納するようにしている。
ところでビデオ増幅器3の反転出力の基準電圧はマスク
レベルに相当するが、このレベルは個々のビデオ増幅器
によって若干具なるためこの従来装置ではレベルシフト
回路4の可変抵抗を調整してA/D変換器5から出力さ
れるマスクレベルのデジタルデータが丁度「0」となる
ようにしている。すなわちA/D変換器5に入力される
反転出力の基準レベルがA/D変換器5の基準ローレベ
ル電圧VRBと等しくなるように調整している。
レベルに相当するが、このレベルは個々のビデオ増幅器
によって若干具なるためこの従来装置ではレベルシフト
回路4の可変抵抗を調整してA/D変換器5から出力さ
れるマスクレベルのデジタルデータが丁度「0」となる
ようにしている。すなわちA/D変換器5に入力される
反転出力の基準レベルがA/D変換器5の基準ローレベ
ル電圧VRBと等しくなるように調整している。
そしてこのような調整を行なうことによって基準色、例
えば基準色白をラインセンサ1で読取ったときの正確な
色信号成分のデジタルデータがA/D変換器5から出力
されることになり、それをRAM6に格納して色補正や
シェーディング補正や画素のバラツキ補正に使用するよ
うにしている。
えば基準色白をラインセンサ1で読取ったときの正確な
色信号成分のデジタルデータがA/D変換器5から出力
されることになり、それをRAM6に格納して色補正や
シェーディング補正や画素のバラツキ補正に使用するよ
うにしている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしこのようにビデオ増幅器3からの反転出力の基準
レベルをA/D変換器5に供給される基準ローレベル電
圧VRBと一致させるためにレベルシフト回路4で可変
抵抗を操作して調整を行なったのでは調整が面倒となり
、これを製造される装置毎に行なったのでは量産化を実
現できない問題があった。また調整が可変抵抗を操作す
るというマニュアル操作に頼るためマスクレベルのとき
にA/D変換器出力を正確に「0」にすることがきわめ
て難しくこのため調整する人によってバラツキが発生し
、正確な基準色データが得られない問題があった。
レベルをA/D変換器5に供給される基準ローレベル電
圧VRBと一致させるためにレベルシフト回路4で可変
抵抗を操作して調整を行なったのでは調整が面倒となり
、これを製造される装置毎に行なったのでは量産化を実
現できない問題があった。また調整が可変抵抗を操作す
るというマニュアル操作に頼るためマスクレベルのとき
にA/D変換器出力を正確に「0」にすることがきわめ
て難しくこのため調整する人によってバラツキが発生し
、正確な基準色データが得られない問題があった。
そこで第1の発明は、A/D変換された基準色のデータ
から光シールド画素信号のマスクデータを減算すること
によって正確な基準色データを設定することができ、し
かもレベル調整が不要となり量産化が実現できる画像読
取装置における基準色データの設定方法を提供しようと
するものである。
から光シールド画素信号のマスクデータを減算すること
によって正確な基準色データを設定することができ、し
かもレベル調整が不要となり量産化が実現できる画像読
取装置における基準色データの設定方法を提供しようと
するものである。
また第2の発明は、さらにA/D変換器に入力される基
準色データに基いてそのA/D変換器に供給される基準
ハイレベル電圧及び基準ローレベル電圧を自動的に設定
でき、この点においてもレベル調整が不要となり、しか
も画像データの正確なA/D変換ができる画像読取装置
における基準色データの設定方法を提供しようとするも
のである。
準色データに基いてそのA/D変換器に供給される基準
ハイレベル電圧及び基準ローレベル電圧を自動的に設定
でき、この点においてもレベル調整が不要となり、しか
も画像データの正確なA/D変換ができる画像読取装置
における基準色データの設定方法を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段と作用]
第1の発明は、ラインセンサで画像を読取り、その読取
り画像信号をA/D変換器でデジタルデータに変換して
デジタルな画像データを得る画像読取装置において、ラ
インセンサで基準色を読取り、その基準色読取り信号を
A/D変換器でデジタルデータに変換し、このデジタル
データのうち基準色読取り信号内の光シールド画素信号
成分に相当するデータをラッチ回路でラッチするととも
に基準色読取り信号内の色信号成分に相当するデータを
減算回路に供給し、その減算回路で色信号成分に相当す
るデータからラッチ回路にラッチされている光シールド
画素信号成分に相当するデータを減算して基準色のデー
タを得、それをメモリに設定するものである。
り画像信号をA/D変換器でデジタルデータに変換して
デジタルな画像データを得る画像読取装置において、ラ
インセンサで基準色を読取り、その基準色読取り信号を
A/D変換器でデジタルデータに変換し、このデジタル
データのうち基準色読取り信号内の光シールド画素信号
成分に相当するデータをラッチ回路でラッチするととも
に基準色読取り信号内の色信号成分に相当するデータを
減算回路に供給し、その減算回路で色信号成分に相当す
るデータからラッチ回路にラッチされている光シールド
画素信号成分に相当するデータを減算して基準色のデー
タを得、それをメモリに設定するものである。
また第2の発明は、A/D変換器に供給される基準ハイ
レベル電圧と基準ローレベル電圧を仮設定し、この状態
でラインセンサでハイレベル基準色を読取り、そのとき
A/D変換器において入力信号レベルが基準ハイレベル
電圧以上となることによって発生するオーバーフロー信
号によってA/D変換器に供給される基準ハイレベル電
圧及び基準ローレベル電圧を順次レベルアップし、A/
D変換器からのオーバーフロー信号の発生が停止したと
きA/D変換器に供給される基準ハイレベル電圧及び基
準ローレベル電圧のレベルアップを停止し、この状態で
A/D変換器からのデジタルデータのうち基準色読取り
信号内の光シールド画素信号成分に相当するデータをラ
ッチ回路でラッチするとともに基準色読取り信号内の色
信号成分に相当するデータを減算回路に供給し、その減
算回路で色信号成分に相当するデータからラッチ回路に
ラッチされている光シールド画素信号成分に相当するデ
ータを減算して基準色のデータを得、それをメモリに設
定するものである。
レベル電圧と基準ローレベル電圧を仮設定し、この状態
でラインセンサでハイレベル基準色を読取り、そのとき
A/D変換器において入力信号レベルが基準ハイレベル
電圧以上となることによって発生するオーバーフロー信
号によってA/D変換器に供給される基準ハイレベル電
圧及び基準ローレベル電圧を順次レベルアップし、A/
D変換器からのオーバーフロー信号の発生が停止したと
きA/D変換器に供給される基準ハイレベル電圧及び基
準ローレベル電圧のレベルアップを停止し、この状態で
A/D変換器からのデジタルデータのうち基準色読取り
信号内の光シールド画素信号成分に相当するデータをラ
ッチ回路でラッチするとともに基準色読取り信号内の色
信号成分に相当するデータを減算回路に供給し、その減
算回路で色信号成分に相当するデータからラッチ回路に
ラッチされている光シールド画素信号成分に相当するデ
ータを減算して基準色のデータを得、それをメモリに設
定するものである。
従って第1の発明においては、基準色読取り信号のうち
の光シールド画素信号成分を含んでいる色信号成分のデ
ジタルデータから光シールド画素信号成分のデジタルデ
ータを減算することによって正確な色信号成分のみのデ
ジタルデータが得られる。そしてこのような減算方式を
とっているのでA/D変換器に入力される光シールド画
素信号のレベルをA/D変換器に供給される基準ローレ
ベル電圧に一致させるレベル調整は不要となる。
の光シールド画素信号成分を含んでいる色信号成分のデ
ジタルデータから光シールド画素信号成分のデジタルデ
ータを減算することによって正確な色信号成分のみのデ
ジタルデータが得られる。そしてこのような減算方式を
とっているのでA/D変換器に入力される光シールド画
素信号のレベルをA/D変換器に供給される基準ローレ
ベル電圧に一致させるレベル調整は不要となる。
また第2の発明においては、基準色読取り信号をA/D
変換器に人力させることによってそのA/D変換器に供
給されるA/D変換の範囲を決める基準ハイレベル電圧
及び基準ローレベル電圧が自動的に決定される。従って
A/D変換器のA/D変換の範囲に入るように入力信号
レベルを調整する必要はない。
変換器に人力させることによってそのA/D変換器に供
給されるA/D変換の範囲を決める基準ハイレベル電圧
及び基準ローレベル電圧が自動的に決定される。従って
A/D変換器のA/D変換の範囲に入るように入力信号
レベルを調整する必要はない。
[実施例コ
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、11は例えば検出素子を多数配列した
チップを複数曲べて形成されるラインセンサで、このラ
インセンサ11は例えば原稿に照射される光の反射光を
光学レンズを介して読取り、アナログな画像読取り信号
を出力するものである。
チップを複数曲べて形成されるラインセンサで、このラ
インセンサ11は例えば原稿に照射される光の反射光を
光学レンズを介して読取り、アナログな画像読取り信号
を出力するものである。
前記ラインセンサ11からの画像読取り信号をマスクレ
ベル保持回路12に供給するとともにビデオ増幅器13
の非反転入力端子(+)に供給している。
ベル保持回路12に供給するとともにビデオ増幅器13
の非反転入力端子(+)に供給している。
前記マスクレベル保持回路12は画像読取り信号におい
て色信号に先立って発生する光シールド画素信号成分の
マスクレベルを保持するようになっている。そしてこの
マスクレベル保持回路12からのマスクレベル信号を前
記ビデオ増幅器13の反転入力端子(−)に供給してい
る。
て色信号に先立って発生する光シールド画素信号成分の
マスクレベルを保持するようになっている。そしてこの
マスクレベル保持回路12からのマスクレベル信号を前
記ビデオ増幅器13の反転入力端子(−)に供給してい
る。
前記ビデオ増幅器13は入力されるマスクレベルを基準
にして−1のゲインをかけて入力される画像読取り信号
を反転し出力するようにしている。
にして−1のゲインをかけて入力される画像読取り信号
を反転し出力するようにしている。
前記ビデオ増幅器13からの出力信号をレベルシフト回
路14を介してA/D変換器15に供給している。前記
レベルシフト回路14はレベルシフトの割合いが一定に
固定されており、その割合いは前記A/D変換器15に
入力される信号が最終的にそのA/D変換器15に入力
される基準ハイレベル電圧VRTと基準ローレベル電圧
VRBとの間に収まるように設定されている。
路14を介してA/D変換器15に供給している。前記
レベルシフト回路14はレベルシフトの割合いが一定に
固定されており、その割合いは前記A/D変換器15に
入力される信号が最終的にそのA/D変換器15に入力
される基準ハイレベル電圧VRTと基準ローレベル電圧
VRBとの間に収まるように設定されている。
前記A/D変換器15はレベルシフト回路14からの信
号をデジタルな画像データに変換して後段に出力するよ
うになっている。
号をデジタルな画像データに変換して後段に出力するよ
うになっている。
前記A/D変換器15は入力信号レベルが基準ハイレベ
ル電圧VRT以上のときオーバーフロー信号OVFを出
力し、そのオーバーフロー信号OvFを電圧コントロー
ル回路16に供給している。
ル電圧VRT以上のときオーバーフロー信号OVFを出
力し、そのオーバーフロー信号OvFを電圧コントロー
ル回路16に供給している。
前記電圧コントロール回路16はアップ・ダウンカウン
タ17、このカウンタ17のカウント方向を切換えるア
ップ・ダウン切換回路18、前記アップ争ダウンカウン
タ17のカウント値に基いてアナログな基準ハイレベル
電圧VRTを作成して出力するD/A変換器19及びこ
のD/A変換器19からの基準ハイレベル電圧VRTに
基いてその電圧VRTよりも1■低い基準ローレベル電
圧VRBを作成しその電圧VRBを基準ハイレベル電圧
VRTとともに前記A/D変換器15に供給する1v差
電圧作成回路20によって構成されている。
タ17、このカウンタ17のカウント方向を切換えるア
ップ・ダウン切換回路18、前記アップ争ダウンカウン
タ17のカウント値に基いてアナログな基準ハイレベル
電圧VRTを作成して出力するD/A変換器19及びこ
のD/A変換器19からの基準ハイレベル電圧VRTに
基いてその電圧VRTよりも1■低い基準ローレベル電
圧VRBを作成しその電圧VRBを基準ハイレベル電圧
VRTとともに前記A/D変換器15に供給する1v差
電圧作成回路20によって構成されている。
前記アップ・ダウン切換回路18は前記A/D変換器1
5からオーバーフロー信号OVFが入力されるとアップ
・ダウンカウンタ17をアップカウント側に切換え、ま
た前記A/D変換器15からオーバーフロー信号OvF
の入力が無いときには前記アップ−ダウンカウンタ17
をダウンカウント側に切換えるようになっている。
5からオーバーフロー信号OVFが入力されるとアップ
・ダウンカウンタ17をアップカウント側に切換え、ま
た前記A/D変換器15からオーバーフロー信号OvF
の入力が無いときには前記アップ−ダウンカウンタ17
をダウンカウント側に切換えるようになっている。
前記アップ・ダウンカウンタ17はクリア信号CLRに
よってクリアされ、このクリア信号CLRが停止してい
る状態でクロック信号CLKが入力されるとアップカウ
ント及びダウンカウント動作するようになっている。そ
してこのカウンタ17は「0」から最大r255Jまで
をカウントし、そのカウント値を8ビツトデータとして
出力するようになっている。そして前記アップ・ダウン
カウンタ17からのカウントデータを前記D/A変換器
19に供給している。
よってクリアされ、このクリア信号CLRが停止してい
る状態でクロック信号CLKが入力されるとアップカウ
ント及びダウンカウント動作するようになっている。そ
してこのカウンタ17は「0」から最大r255Jまで
をカウントし、そのカウント値を8ビツトデータとして
出力するようになっている。そして前記アップ・ダウン
カウンタ17からのカウントデータを前記D/A変換器
19に供給している。
前記D/A変換器19は内部にラッチ回路を設けた基準
ハイレベル電圧VRTを作成するもので、例えば8ビツ
トのデータを1vの範囲で出力するようになっている。
ハイレベル電圧VRTを作成するもので、例えば8ビツ
トのデータを1vの範囲で出力するようになっている。
すなわち前記カウンタ17からのカウントデータが「0
」のとき出力する基準ハイレベル電圧vR工がαVとす
るとカウントデータがr255Jのときには(1+α)
■の基準ハイレベル電圧VRTを出力するようにしてい
る。
」のとき出力する基準ハイレベル電圧vR工がαVとす
るとカウントデータがr255Jのときには(1+α)
■の基準ハイレベル電圧VRTを出力するようにしてい
る。
なお、1vを255段階に分けて出力するD/A変換器
19の分解能はカウントデータの「1」カウント当り約
3.9 mVとなる。この分解能は前記ラインセンサ1
1の最大値を検出するには充分である。
19の分解能はカウントデータの「1」カウント当り約
3.9 mVとなる。この分解能は前記ラインセンサ1
1の最大値を検出するには充分である。
前記A/D変換器15は前記レベルシフト回路14から
の入力信号をA/D変換して出力するが、前記ラインセ
ンサ11で基準色、例えば基準色白を読取ったときの画
像読取り信号をA/D変換したときのデータのうち光シ
ールド画素信号成分のデータをマスクデータとしてマス
クデータラッチ回路21で保持するようにしている。
の入力信号をA/D変換して出力するが、前記ラインセ
ンサ11で基準色、例えば基準色白を読取ったときの画
像読取り信号をA/D変換したときのデータのうち光シ
ールド画素信号成分のデータをマスクデータとしてマス
クデータラッチ回路21で保持するようにしている。
また基準色白を読取ったときの画像読取り信号をA/D
変換したときのデータのうち色信号成分のデータを減算
回路22に供給している。そして前記減算回路22で色
信号成分のデータから前記ラッチ回路21で保持され、
たマスクデータを減算し、その結果をスタテックRAM
23に基準色白の色信号データとして格納するようにし
ている。
変換したときのデータのうち色信号成分のデータを減算
回路22に供給している。そして前記減算回路22で色
信号成分のデータから前記ラッチ回路21で保持され、
たマスクデータを減算し、その結果をスタテックRAM
23に基準色白の色信号データとして格納するようにし
ている。
このような構成の本実施例においては、カウンタ17の
カウント値が「0」のときにD/A変換器19から出力
される基準ハイレベル電圧VRT−αがA/D変換器1
5に入力される信号レベルの中央付近となるようにレベ
ルシフト回路14のレベルシフト量を固定する。またア
ップ・ダウンカウンタ17にはクリア信号CLRが入力
されてカウント値が「0」になっている。
カウント値が「0」のときにD/A変換器19から出力
される基準ハイレベル電圧VRT−αがA/D変換器1
5に入力される信号レベルの中央付近となるようにレベ
ルシフト回路14のレベルシフト量を固定する。またア
ップ・ダウンカウンタ17にはクリア信号CLRが入力
されてカウント値が「0」になっている。
この状態でラインセンサ11で最大レベルが得られる基
準色白を読み取らせる。しかしてラインセンサ11から
の基準色白の画像読取り信号がビデオ増幅器13で反転
され、さらにレベルシフト回路14を介してA/D変換
器15に供給される。
準色白を読み取らせる。しかしてラインセンサ11から
の基準色白の画像読取り信号がビデオ増幅器13で反転
され、さらにレベルシフト回路14を介してA/D変換
器15に供給される。
またアップ・ダウンカウンタ17へのクリア信号CLR
の供給が停止される。
の供給が停止される。
最初はA/D変換器15においては入力信号しベルが基
準ハイレベル電圧vRTより大きいのでA/D変換器1
5からはオーバーフロー信号OvFが出力されることに
なる。
準ハイレベル電圧vRTより大きいのでA/D変換器1
5からはオーバーフロー信号OvFが出力されることに
なる。
しかしてアップ・ダウン切換回路18はアップ・ダウン
カウンタ17をアップカウント側に切換える。
カウンタ17をアップカウント側に切換える。
この状態でアップ・ダウンカウンタ17にクロック信号
CLKが入力されるとカウンタ17は1つカウントアツ
プしそのカウント値をD/A変換器19に供給する。D
/A変換器19はこのカウント値「1」によって新たな
基準ハイレベル電圧VRT−α+3. 9 mVを作成
して出力する。そして1v差電圧作成回路20によって
この新たな基準ハイレベル電圧VRTに基いて新たな基
準ローレベル電圧VRBが作られ、この新たな基準ハイ
レベル電圧VRTと新たな基準ローレベル電圧VRBが
A/D変換器15に供給されるようになる。
CLKが入力されるとカウンタ17は1つカウントアツ
プしそのカウント値をD/A変換器19に供給する。D
/A変換器19はこのカウント値「1」によって新たな
基準ハイレベル電圧VRT−α+3. 9 mVを作成
して出力する。そして1v差電圧作成回路20によって
この新たな基準ハイレベル電圧VRTに基いて新たな基
準ローレベル電圧VRBが作られ、この新たな基準ハイ
レベル電圧VRTと新たな基準ローレベル電圧VRBが
A/D変換器15に供給されるようになる。
この新たな基準ハイレベル電圧VRTに対しても入力レ
ベルがまだ大きければA/D変換器15からのオーバー
フロー信号OVFの発生は停止されないので、次のクロ
ック信号CLKがカウンタ17に入力されるとそのカウ
ンタ17は再度1つカウントアツプする。すなわちカウ
ント値が「2」となる。そしてこのカウント値に基いて
D/A変換器19ではさらに新たな基準ハイレベル電圧
VRT−α+3.9X2 mVが作成される。
ベルがまだ大きければA/D変換器15からのオーバー
フロー信号OVFの発生は停止されないので、次のクロ
ック信号CLKがカウンタ17に入力されるとそのカウ
ンタ17は再度1つカウントアツプする。すなわちカウ
ント値が「2」となる。そしてこのカウント値に基いて
D/A変換器19ではさらに新たな基準ハイレベル電圧
VRT−α+3.9X2 mVが作成される。
こうしてさらに新たな基準ハイレベル電圧VRTとさら
に新たな基準ローレベル電圧VRBがA/D変換器15
に供給されるようになる。
に新たな基準ローレベル電圧VRBがA/D変換器15
に供給されるようになる。
以後このような処理がA/D変換器15からオーバーフ
ロー信号OvFが発生しなくなるまでくり返される。そ
してアップ・ダウンカウンタ17があるカウント値にな
ったときそのカウント値に基いて作成された基準ハイレ
ベル電圧VRTと基準ローレベル電圧VRBがA/D変
換器15に供給されたときそのA/D変換器15からオ
ーバーフロー信号OvFが発生しなくなったとすると、
アップ−ダウン切換回路18はアップ壷ダウンカウンタ
17をダウンカウント側に切換える。このときにはA/
D変換器15に入力される基準白の入力レベルは基準ハ
イレベル電圧VRTより小さくなっている。
ロー信号OvFが発生しなくなるまでくり返される。そ
してアップ・ダウンカウンタ17があるカウント値にな
ったときそのカウント値に基いて作成された基準ハイレ
ベル電圧VRTと基準ローレベル電圧VRBがA/D変
換器15に供給されたときそのA/D変換器15からオ
ーバーフロー信号OvFが発生しなくなったとすると、
アップ−ダウン切換回路18はアップ壷ダウンカウンタ
17をダウンカウント側に切換える。このときにはA/
D変換器15に入力される基準白の入力レベルは基準ハ
イレベル電圧VRTより小さくなっている。
そしてアップ・ダウンカウンタ17に次のクロック信号
CLKが入力されてカウンタ17が1つダウンカウント
したときのカウント値をD/A変換器19は内蔵されて
いるラッチ回路にラッチする。
CLKが入力されてカウンタ17が1つダウンカウント
したときのカウント値をD/A変換器19は内蔵されて
いるラッチ回路にラッチする。
こうして最終的にカウント値が決定され、それによって
A/D変換器15に供給される最終的な基準ハイレベル
電圧VRTと基準ローレベル電圧VRBが決定されるこ
とになる。そしてこのときの基準ハイレベル電圧VRT
は入力信号レベルの最大値である基準色白のレベルに相
当することになる。
A/D変換器15に供給される最終的な基準ハイレベル
電圧VRTと基準ローレベル電圧VRBが決定されるこ
とになる。そしてこのときの基準ハイレベル電圧VRT
は入力信号レベルの最大値である基準色白のレベルに相
当することになる。
従って以後ラインセンサ11で原稿の画像を読み取り、
その画像読取り信号をA/D変換器15でA/D変換す
るときには入力信号レベルはすべて基準ハイレベル電圧
VRTと基準ローレベル電圧VRBとの範囲に入ること
になり正確なA/D変換動作ができることになる。
その画像読取り信号をA/D変換器15でA/D変換す
るときには入力信号レベルはすべて基準ハイレベル電圧
VRTと基準ローレベル電圧VRBとの範囲に入ること
になり正確なA/D変換動作ができることになる。
この状態で続いてA/D変換器15からのデータのうち
光シールド信号成分のデータをマスクデータとしてマス
クデータラッチ回路21に保持する。そして減算回路2
2においてA/D変換器15からの基準色白の色信号成
分のデータからラッチ回路21に保持されているマスク
データを減算する。
光シールド信号成分のデータをマスクデータとしてマス
クデータラッチ回路21に保持する。そして減算回路2
2においてA/D変換器15からの基準色白の色信号成
分のデータからラッチ回路21に保持されているマスク
データを減算する。
こうして色信号成分のデータに含まれているマスクデー
タ分が減算され正確な基準色白の色信号成分のみのデー
タが得られることになる。そしてこのデータはスタテッ
クRAM23に格納されることになる。このように基準
色白の色信号成分の正確なデータをRAM23に設定す
ることができるので、そのデータを使用して行われる後
段の色補正やシェーディング補正や画素のバラツキの補
正等が正確にできることになる。
タ分が減算され正確な基準色白の色信号成分のみのデー
タが得られることになる。そしてこのデータはスタテッ
クRAM23に格納されることになる。このように基準
色白の色信号成分の正確なデータをRAM23に設定す
ることができるので、そのデータを使用して行われる後
段の色補正やシェーディング補正や画素のバラツキの補
正等が正確にできることになる。
このように基準色白の色信号成分の正確なデータを得る
のに従来のようにレベルシフト回路14で可変抵抗を調
整するような面倒な操作が不要となる。従って装置を製
造する場合に量産化を図ることができる。
のに従来のようにレベルシフト回路14で可変抵抗を調
整するような面倒な操作が不要となる。従って装置を製
造する場合に量産化を図ることができる。
またラインセンサ11で基準色白を読取らせ、その読取
り信号レベルに相当する電圧をA/D変換器15への基
準ハイレベル電圧VRTとして自動的に設定できるので
、この点においても従来のようにA/D変換を確実にす
るためにレベルシフト回路の可変抵抗を調整するという
面倒はない。
り信号レベルに相当する電圧をA/D変換器15への基
準ハイレベル電圧VRTとして自動的に設定できるので
、この点においても従来のようにA/D変換を確実にす
るためにレベルシフト回路の可変抵抗を調整するという
面倒はない。
従ってこの点からも量産化を実現できる。
なお前記実施例では基準色を白にしたものについて述べ
たが必ずしもこれに限定されるものではなく、装置の使
い方によっては白息外の色であってもよい。
たが必ずしもこれに限定されるものではなく、装置の使
い方によっては白息外の色であってもよい。
[発明の効果]
以上詳述したように第1の発明によれば、A/D変換さ
れた基準色のデータから光シールド画素信号のマスクデ
ータを減算することによって正確な基準色データを設定
することができ、しかもレベル調整が不要となり量産化
が実現できる画像読取装置における基準色データの設定
方法を提供しようとするものである。
れた基準色のデータから光シールド画素信号のマスクデ
ータを減算することによって正確な基準色データを設定
することができ、しかもレベル調整が不要となり量産化
が実現できる画像読取装置における基準色データの設定
方法を提供しようとするものである。
また第2の発明によれば、さらにA/D変換器に人力さ
れる基準色データに基いてそのA/D変換器に供給され
る基準ハイレベル電圧及び基準ローレベル電圧を自動的
に設定でき、この点においてもレベル調整が不要となり
、しかも画像データの正確なA/D変換ができる画像読
取装置における基準色データの設定方法を提供できるも
のである。
れる基準色データに基いてそのA/D変換器に供給され
る基準ハイレベル電圧及び基準ローレベル電圧を自動的
に設定でき、この点においてもレベル調整が不要となり
、しかも画像データの正確なA/D変換ができる画像読
取装置における基準色データの設定方法を提供できるも
のである。
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は従
来例を示すブロック図、第3図は同従来例におけるライ
ンセンサ出力及びビデオ増幅器出力を示す波形図である
。 11・・・ラインセンサ、15・・・A/D変換器、1
6・・・電圧コントロール回路、21・・・マスクデー
クラッチ回路、22・・・減算回路、23・・・スタテ
ックRAM0 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
来例を示すブロック図、第3図は同従来例におけるライ
ンセンサ出力及びビデオ増幅器出力を示す波形図である
。 11・・・ラインセンサ、15・・・A/D変換器、1
6・・・電圧コントロール回路、21・・・マスクデー
クラッチ回路、22・・・減算回路、23・・・スタテ
ックRAM0 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (2)
- (1)ラインセンサで画像を読取り、その読取り画像信
号をA/D変換器でデジタルデータに変換してデジタル
な画像データを得る画像読取装置において、前記ライン
センサで基準色を読取り、その基準色読取り信号を前記
A/D変換器でデジタルデータに変換し、このデジタル
データのうち基準色読取り信号内の光シールド画素信号
成分に相当するデータをラッチ回路でラッチするととも
に基準色読取り信号内の色信号成分に相当するデータを
減算回路に供給し、その減算回路で色信号成分に相当す
るデータから前記ラッチ回路にラッチされている光シー
ルド画素信号成分に相当するデータを減算して基準色の
データを得、それをメモリに設定することを特徴とする
画像読取装置における基準色データの設定方法。 - (2)ラインセンサで画像を読取り、その読取り画像信
号をA/D変換器でデジタルデータに変換してデジタル
な画像データを得る画像読取装置において、前記A/D
変換器に供給される基準ハイレベル電圧と基準ローレベ
ル電圧を仮設定し、この状態で前記ラインセンサでハイ
レベル基準色を読取り、そのとき前記A/D変換器にお
いて入力信号レベルが基準ハイレベル電圧以上となるこ
とによって発生するオーバーフロー信号によって前記A
/D変換器に供給される基準ハイレベル電圧及び基準ロ
ーレベル電圧を順次レベルアップし、前記A/D変換器
からのオーバーフロー信号の発生が停止したとき前記A
/D変換器に供給される基準ハイレベル電圧及び基準ロ
ーレベル電圧のレベルアップを停止し、この状態で前記
A/D変換器からのデジタルデータのうち基準色読取り
信号内の光シールド画素信号成分に相当するデータをラ
ッチ回路でラッチするとともに基準色読取り信号内の色
信号成分に相当するデータを減算回路に供給し、その減
算回路で色信号成分に相当するデータから前記ラッチ回
路にラッチされている光シールド画素信号成分に相当す
るデータを減算して基準色のデータを得、それをメモリ
に設定することを特徴とする画像読取装置における基準
色データの設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63129218A JPH01298872A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 画像読取装置における基準色データの設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63129218A JPH01298872A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 画像読取装置における基準色データの設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01298872A true JPH01298872A (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=15004061
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63129218A Pending JPH01298872A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 画像読取装置における基準色データの設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01298872A (ja) |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP63129218A patent/JPH01298872A/ja active Pending
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