JPH0129835Y2 - - Google Patents

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JPH0129835Y2
JPH0129835Y2 JP10371082U JP10371082U JPH0129835Y2 JP H0129835 Y2 JPH0129835 Y2 JP H0129835Y2 JP 10371082 U JP10371082 U JP 10371082U JP 10371082 U JP10371082 U JP 10371082U JP H0129835 Y2 JPH0129835 Y2 JP H0129835Y2
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JP
Japan
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cabinet
printed wiring
shield plate
wiring board
contact portion
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JP10371082U
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JPS599593U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 技術分野 本考案はテープレコーダー等の音響機器におい
て誘導ノイズを防止するシールド装置に関する。
(ロ) 従来技術 一般にテープレコーダー等の音響機器では誘導
ノイズによる悪影響を防止するために影響を受け
やすい電気回路部をシールドするようにされてい
る。そのシールド方法としてはアルミ箔等より成
るシールド板を印刷配線基板にネジによつて固定
する方法が一般的である。
(ハ) 従来技術の問題点 アルミ箔等より成るシールド板をネジによつて
印刷配線基板に固定する方法は該シールド板によ
つて印刷配線基板が覆われているため電気回路を
チエツクする場合該シールド板をドライバーによ
つて取外す必要があり、非常に不便であつた。
(ニ) 考案の目的 本考案は、組立ては勿論のこと修理等を行なう
場合に簡単に分解することが出来るシールド装置
を提供することを目的とするものである。
(ホ) 考案の実施例 図面は何れも本考案のシールド装置に関し、第
1図は要部の断面図、第2図はシールド板を示す
平面図である。図において、1及び2は第1及び
第2のキヤビネツトであり、これらを合体させる
ことによつてテープレコーダーの本体が構成され
る。3は前記第1キヤビネツト1に固定されてい
ると共にテープレコーダーの駆動機構が装着され
ている固定基板、4は電気回路部品が装着されて
いる印刷配線基板であり、ネジ5,6によつて前
記固定基板3に設けられている支柱7,8に固定
されている。はシールド板であり、アルミ箔等
より成る導電体10とマイラー等より成る絶縁体
11とが貼り合わされて構成されている。また該
シールド板は第2図に示す如く接触部12、取
付孔13及び透孔14が形成されている。斯かる
シールド板は前記第2キヤビネツト2の前記印
刷配線基板4に対向する面2aに絶縁体11が該
印刷配線基板4に対向するように熱融着によつて
取付けられる。15及び16はその融着部であ
る。また前記シールド板に形成されている接触
部12は第1図に示した如く印刷配線基板4方向
に折曲されている。17は前記キヤビネツト2に
弾性を有するべく一体的に形成された弾性片であ
り、前記シールド板の透孔14を通して接触部
12に当接し該接触部12を印刷配線基板4方向
へ押圧する押圧部18が形成されている。そして
前記シールド板の接触部12が当接する印刷配
線基板4には電気回路の接地部と電気的に接続さ
れている接地パターン19が設けられている。2
0は前記第2キヤビネツト2の弾性片17が形成
されている部分に形成される穴部21を覆うべく
設けられた銘板である。
斯かる構成において、その組立は次のように行
なわれる。第1キヤビネツト1にテープレコーダ
ーの駆動機構等が装着されている固定基板3を固
定した後電気回路部品が組込まれた印刷配線基板
4をネジ5,6によつて支柱7,8に固定する。
また第2キヤビネツト2の前記印刷配線基板4に
対向する面2aにシールド板を熱融着によつて
取付けるがこの場合弾性片17の押圧部18が透
孔14内に挿入されるように位置決めされる。斯
かるシールド板の第2キヤビネツト2への取付
が行なわれた後接触部12が前記弾性片17の押
圧部18によつて押圧されるべく折曲されるが、
シールド板の取付は接触部12を折曲した後行
なうことも出来る。斯かる組立が行なわれた後第
1キヤビネツト1に第2キヤビネツト2を合体さ
せた後銘板20を取付けることによつてテープレ
コーダーの組立が終了する。前記第1キヤビネツ
ト1と第2キヤビネツト2とを合体させた状態で
はシールド板の接触部12が印刷配線基板4の
接地パターン19に接触した状態になり、その結
果シールド板はシールド動作を行なうことにな
る。また前記シールド板の接触部12と接地パ
ターン19との接触は、前記接触部12が弾性片
17の押圧部18によつて押圧されるため確実に
行なわれる。
(ヘ) 考案の応用例 実施例では熱融着によつてシールド板を第2
キヤビネツト2に取付けるようにしたが接着剤に
よつて貼り付けることも出来る。またテープレコ
ーダーに実施したがラジオ受信機等の他の音響機
器に実施することも出来る。
(ト) 効果 本考案のシールド装置は、第1及び第2キヤビ
ネツトが合体されることによつてキヤビネツト本
体が構成される音響機器において、第1キヤビネ
ツトに印刷配線基板を設けると共に第2キヤビネ
ツトにシールド板を取付け、該第1キヤビネツト
と第2キヤビネツトとを合体させることによつて
前記シールド板と印刷配線基板の接地パターンと
を電気的に接続するようにしたので、即ちキヤビ
ネツトを開けるとシールド板が必然的に印刷配線
基板より分離するので電気回路のチエツク等を容
易に行なうことが出来る。またシールド板と接地
パターンとの電気的接続を該シールド板に形成さ
れている接触部を折曲することによつて行なつて
いるため、特別な接続手段を必要とせず構成が簡
潔になるという利点を本考案は有している。更に
第2キヤビネツトに形成されている弾性片によつ
て接触部を押圧するようにしているため電気的接
続が確実に行なわれるだけでなく、キヤビネツト
に付勢力が常に作用しているためキヤビネツトの
振動によつて生じるビビリ音の発生を防止するこ
とが出来るという利点を本考案は有している。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案のシールド装置に関するも
のであり、第1図は要部の断面図、第2図は本考
案を構成するシールド板を示す平面図である。 主な図番の説明、1……第1キヤビネツト、2
……第2キヤビネツト、3……固定基板、4……
印刷配線基板、……シールド板、10……誘導
体、11……絶縁体、12……接触部、14……
透孔、17……弾性片、18……押圧部、19…
…接地パターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1及び第2のキヤビネツトが合体されること
    によりキヤビネツト本体が構成される音響機器に
    おいて、電気回路部品が装着されていると共に第
    1キヤビネツト側に設けられた固定基板に固定さ
    れた印刷配線基板と、第2キヤビネツトの前記印
    刷配線基板に対向する面に取付けられていると共
    に該印刷配線基板方向へ折曲された接触部が形成
    されたシールド板と、前記第2キヤビネツトに一
    体的に形成されていると共に前記シールド板の接
    触部に当接し該接触部を印刷配線基板方向へ押圧
    付勢する弾性片とより成り、前記第1及び第2キ
    ヤビネツトの合体時前記接触部を印刷配線基板の
    接地パターンに弾性的に接触せしめたことを特徴
    とする音響機器のシールド装置。
JP10371082U 1982-07-07 1982-07-07 音響機器のシ−ルド装置 Granted JPS599593U (ja)

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JP10371082U JPS599593U (ja) 1982-07-07 1982-07-07 音響機器のシ−ルド装置

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JPS599593U JPS599593U (ja) 1984-01-21
JPH0129835Y2 true JPH0129835Y2 (ja) 1989-09-11

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0611591Y2 (ja) * 1987-01-14 1994-03-23 セイコー電子工業株式会社 カード型電子機器
JP2524037Y2 (ja) * 1988-10-17 1997-01-29 株式会社ニコン シールド基板の接地装置

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JPS599593U (ja) 1984-01-21

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