JPH0129833Y2 - - Google Patents

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JPH0129833Y2
JPH0129833Y2 JP2936083U JP2936083U JPH0129833Y2 JP H0129833 Y2 JPH0129833 Y2 JP H0129833Y2 JP 2936083 U JP2936083 U JP 2936083U JP 2936083 U JP2936083 U JP 2936083U JP H0129833 Y2 JPH0129833 Y2 JP H0129833Y2
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corona
corona discharge
shield plate
corona charger
discharge wire
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JP2936083U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、コロナ放電線と該コロナ放電線の被
帯電体に面する側を除き該コロナ放電線を取囲む
ように配設されたシールド板とを有するコロナ帯
電器に関するものである。
従来、画像形成装置に用いられる被帯電体の帯
電装置としては一般にコロナ帯電器が用いられて
いる。
コロナ帯電器はそのコロナ放電線に数kVの高
電圧を印加しコロナ放電を起こさせ、被帯電体を
帯電するわけであるが、このコロナ放電は同時に
集塵効果をも持を合せている。その為、コロナ放
電線には空気中の粉塵や例えば粉体現像剤を使用
した電子写真装置ならば飛散した粉体トナー等が
付着し、汚れを生ずる。
又、液体の現像剤を用いた電子写真装置におい
ても現像液蒸気がコロナ放電により放電されたイ
オンと反応し、その生成物をコロナ放電線に付着
させることがある。このように汚れたコロナ放電
線はコロナ放電の効率を低下させ、放電ムラを起
し、画像形成装置において画像汚れという重大な
問題を発生させる。
この様なコロナ放電線の汚れを防止するため
に、特公昭40−17229号公報、特公昭42−16597号
公報に開示されたようなコロナ帯電器が提案され
ている。
これらはいずれもコロナ帯電器内部に清浄空気
を導き、コロナ放電線に異物が付着するのを防ぐ
ものである。しかしながら、これらのコロナ帯電
器はコロナ放電線の汚れを非常に少なくし、有効
なものであるが、このようなコロナ帯電器におい
ても、長期間使用していると少しづつコロナ帯電
器両端部側の放電線に汚れが生じてくる。そのよ
うな汚れは下記の理由に由るものである。
(1) コロナ帯電器内部に導びく清浄空気をコロナ
放電幅全域に均一に導びく事はむずかしく、コ
ロナ帯電器両端部への清浄空気が少なくなる。
(2) コロナ帯電器両端部には放電線支持部材が設
けられその為にどうしても他の部分に比しスキ
マが大きくなり、ここから粉塵等で汚れた空気
がコロナ帯電器内に入り込みやすい。
これらの汚れはコロナ放電線両端部におけるコ
ロナ放電を低下させ、再生画像のコロナ放電線の
両端に相当する部分に濃度低下を生じさせる。こ
の様なコロナ放電線汚れによる濃度ムラは、コロ
ナ帯電器シールド板に設ける通気孔を単に大きく
したり、或いは清浄空気量を十分多くする事によ
つても少なくすることができるが、通気孔を単に
大きくすることはシールド板としての効果を少な
くし、コロナ放電の環境安定性等の低下をきたす
ことになる。
又、清浄空気量を十分に多くする為には清浄空
気を送り出すフアン、ブロアー等の容量を大きく
しなければならないこととなり、これは装置を大
型にし、消費電力やコストの増大にもつながつて
くる。
本考案の目的は前述した問題を除去し、均一な
コロナ放電を長期間にわたつて行なえる簡単な構
造のコロナ帯電器を提供することにある。
本考案に係るコロナ帯電器の特徴とするところ
は、コロナ放電線と、該コロナ放電線の被帯電体
に面する側を除き該コロナ放電線を取囲むように
配設されたシールド板とを有し、上記シールド板
に通気孔を設けたコロナ帯電器において、上記通
気孔をコロナ帯電器の長手方向にわたつて異なる
開口度をもつ通気孔としたことにある。これによ
り、コロナ放電線の汚れやすい部分に集中的に清
浄空気を送り込むことができ、コロナ放電線の汚
れをなくし、コロナ放電を均一に行なうことがで
きる。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図−第4図は本考案コロナ帯電器の第1の
実施例を示す。図中、1は絶縁ブロツク、2は絶
縁ブロツクに両端を支持されたコロナ放電線、3
は該コロナ放電線2の被帯電体に面する側を除き
該コロナ放電線2を取囲む導電性シールド板、4
は該シールド板3の背部に設けた通気孔、5は該
コロナ放電線2に高電圧を供給する高圧電源コネ
クタ部である。
第2図は、本考案のコロナ帯電器の第1の実施
例を例として電子写真装置に使用した時のコロナ
帯電器周辺の概略断面図である。図中、6は被帯
電体であるドラム状の感光体を示し、清浄空気が
矢印7で示すようにシールド板3の通気孔4を通
してシールド板内部に導入される。8は上記のよ
うに清浄空気を導くためのガイドを示し、これは
フアン、ブロワー(図示せず)等に連通される。
この実施例においては、通気孔4はコロナ帯電
器の長手方向にわたつて幅の異なるスリツトとし
て形成される。第1図に示すものにおいては、こ
のスリツト状の通気孔4は、コロナ帯電器の中央
部を両端部に比してそのスリツト幅を狭くしたス
リツトとして形成されている。この様なスリツト
状通気孔を必要最小限に設ける事によつて、シー
ルド板としての効果を損なうことなく、又ムダな
清浄空気を使うことなく、コロナ帯電器両端部に
十分な清浄空気を送り込んで、コロナ放電線2の
全域の汚れを防止し、長期間にわたり均一なコロ
ナ放電を可能にする。
第1図におけるスリツト状の通気孔4は中央部
のスリツト幅を狭く両端部を広く左右対称にした
ものであるが、実際には対称に限らず、清浄空気
の場所的ムラを考慮して、たとえば、フアン、ブ
ロアー等の配置の都合上、清浄空気の多い所が出
来た場合、その部分のスリツト幅を狭くするよう
にしても良い。又、シールド板3にこの様なスリ
ツト状の通気孔4を設けるとシールド板3へのコ
ロナ放電電流が場所により異なり被帯電体上への
コロナ放電量の若干の場所ムラを発生させる場合
がある。このようなコロナ放電量の場所ムラは、
上記のシールド板のスリツト状通気孔4を、シー
ルド板3と導通した導電性の網状部材によつて覆
うことによつて防止できる。このような変形例を
第3図に示す。
第3図中、9は上記の導電性の網状部材で、シ
ールド板3と導通している。この網状部材9は、
導電性の線材が平面状に多数接近して配置されて
いるものであれば良く、多数の細い導電線が平行
に配置されたものでもよい。この網状部材9はス
リツト状の通気孔4を一様なシールド面とする効
果をもち、かつ清浄空気の流れに支障をきたす事
はない。又、第3図において、網状部材9はシー
ルド板3のスリツト状通気孔部の内側に配置され
ているが、外側に設けてもさしつかえない。
第4図はスリツト状通気孔4のその他種々の形
状の変形を示す。
第5図、第6図は本考案の第2の実施例であ
る。コロナ帯電器の全体の構成は第1−4図に示
すものと実質的に同じで、第1−4図に示すもの
と同じ部分は同じ符号によつて指示する。
第5図、第6図に示す実施例において通気孔
4′はコロナ帯電器の長手方向にわたつてそれぞ
れ異なる大きさをもつ複数の小窓としてシールド
板に形成される。第5図に示すものにおいては、
複数の小窓通気孔4′はコロナ帯電器の中央部を
コロナ帯電器両端部に比し、大きさを小さくして
あつて、この様な小窓通気孔を必要最小限に設け
る事によつて、シールド板としての効果を損なう
ことなく、又ムダな清浄空気を使うことなく、コ
ロナ帯電器両端部に十分な清浄空気を送り込ん
で、コロナ放電線2の全域の汚れを防止し、長期
間にわたり均一なコロナ放電を可能にする。
第5図において、小窓通気孔4は中央部を小さ
く両端部を大きく左右対称にしたものであるが、
実際には対称に限らず、清浄空気の場所的ムラを
考慮して決めれば良い。たとえばフアン、ブロア
ー等の配置の都合上、清浄空気の多い所が出来た
場合、その部分を小さな小窓にすれば良い。又、
シールド板3にこの様な小窓通気孔4′を設ける
とシールド板3へのコロナ放電電流が場所により
異なり被帯電体上へのコロナ放電量の若干の場所
ムラを発生させる場合がある。
このようなコロナ帯電量の場所ムラをなくすた
めには、第1の実施例について第3図に示すもの
と同様の、シールド板3と導通した導電性の網状
部材9によつて、小窓状の通気孔4′を覆つてや
ればよい。尚、このような網状部材はシールド板
の内側に設けてもよいし、外側に設けてもよい。
第6図に複数の大きさの異なる小窓状通気孔
4′の種々の形状の例を示す。
次に、第7図、第8図は本考案の第3の実施例
である。コロナ帯電器の全体の構成は前記の第
1、第2の実施例と実質的に同じで、同じ部分は
同じ符号によつて指示する。
第7図、第8図に示す実施例において通気孔
4″はコロナ帯電器の長手方向にわたつて通気孔
の密度を変えて設けた複数の小窓としてシールド
板に形成される。第7図に示すものにおいては、
複数の小窓通気孔4″はコロナ帯電器の中央部を
粗く、両端部を密に配置してあつて、この様な小
窓通気孔を必要最小限に設ける事によつて、シー
ルド板としての効果を損なうことなく、又ムダな
清浄空気を使うことなく、コロナ帯電器両端部に
十分な清浄空気を送り込んで、コロナ放電線2の
全域の汚れを防止し、長期間にわたり均一なコロ
ナ放電を可能にする。
第7図においてシールド板に設けた小窓通気孔
4″は中央部を粗く両端部を密に左右対称に除々
に密になるよう配置されているが、実際には左右
対称に限らず、清浄空気の場所的ムラを考慮して
て決めれば良い。たとえばフアン、ブロアー等の
配置の都合上、清浄空気の多い所が出来た場合、
その部分は小窓を粗く配置しておけば良い。
又、前記第1、第2の実施例の如く、シールド
板3にこの様な小窓通気孔4″を設けるとシール
ド板3へのコロナ放電電流が場所により異なり被
帯電体上へのコロナ放電量の若干の場所ムラを発
生させる場合がある。
このようなコロナ放電量の場所ムラをなくすた
めに、第3図に示すものと同様の、シールド板3
と導通した導電性の網状部材9によつて、小窓状
の通気孔4″を覆うこともできること勿論である。
第8図は、通気孔の密度を変えて配設された複
数の小窓の種々の変形例である。
以上の実施例では、通気孔をコロナ帯電器の被
帯電体と反対側の背面のシールド板に設けたもの
であつたが第9図のように側面のシールド板のど
ちらか一方に設けても同様な効果が得られる。こ
れは、帯電器の背部にスペースがない場合好都合
である。
なお、上記の実施例の通気孔において、小窓状
としたものは、スリツト状にしたものに比べると
コロナ帯電器の強度が十分にとれ、変形等の心配
がない。
以上説明したように、本考案のコロナ帯電器に
おいては、帯電器の長手方向にわたつて開口度の
異なる通気孔をシールド板に設け、該通気孔を通
してシールド板内部に清浄空気を導入することに
より、清浄空気の量を場所的にコントロールして
コロナ放電線の汚れやすい部分をなくし、被帯電
体に対して均一なコロナ放電を長期間にわたつて
行なうことができる。
又、清浄空気を送り出すフアン、ブロアー、フ
イルター等の配置の自由度が増し、装置等の構造
を簡単にする効果もある。その上通気孔を場所に
より最適に配設している為ムダな清浄空気がなく
なり、フアン、ブロアー等の容量を小さくする事
が可能となり、装置の小型化、省電力、低コスト
化にも役立つものである。尚、本考案のコロナ帯
電器における通気孔は本実施例の形状に限定され
るものでないこと勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案におけるコロナ帯電器の第一の
実施例を示す斜視図、第2図は本考案のコロナ帯
電器の第一の実施例を電子写真装置に使用した場
合の帯電器部の概略断面図、第3図は第1図に示
すものの変形例を示すコロナ帯電器の断面図、第
4図は本考案の第1の実施例に示す通気孔の種々
の形状の変形例を示す図、第5図および第6図は
本考案の第2の実施例を示す図、第7図および第
8図は本考案の第3の実施例を示す図、第9図は
本考案の更に他の実施例を示す図である。 2……コロナ放電線、3……シールド板、4,
4′,4″……通気孔、7……清浄空気の流れ、9
……導電性の網状部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 コロナ放電線と、該コロナ放電線の被帯電体
    に面する側を除き該コロナ放電線を取囲むよう
    に配設されたシールド板とを有し、上記シール
    ド板に通気孔を設けたコロナ帯電器において、
    上記通気孔はコロナ帯電器の長手方向にわたつ
    て異なる開口度をもつ通気孔であることを特徴
    とするコロナ帯電器。 2 上記通気孔はコロナ帯電器の中央部に比べて
    端部の方が開口度が大きいことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載のコロナ帯
    電器。 3 上記通気孔はシールド板と導通させた導電性
    の網状部材にて覆われていることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項に記
    載のコロナ帯電器。 4 上記シールド板の内部には空気流が導入され
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項乃至第3項に記載のコロナ帯電器。
JP2936083U 1983-03-01 1983-03-01 コロナ帯電器 Granted JPS59135696U (ja)

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JP2936083U JPS59135696U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 コロナ帯電器

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JP2936083U JPS59135696U (ja) 1983-03-01 1983-03-01 コロナ帯電器

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Publication Number Publication Date
JPS59135696U JPS59135696U (ja) 1984-09-10
JPH0129833Y2 true JPH0129833Y2 (ja) 1989-09-11

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