JP2003156918A - コロナ帯電装置 - Google Patents

コロナ帯電装置

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JP2003156918A
JP2003156918A JP2001357249A JP2001357249A JP2003156918A JP 2003156918 A JP2003156918 A JP 2003156918A JP 2001357249 A JP2001357249 A JP 2001357249A JP 2001357249 A JP2001357249 A JP 2001357249A JP 2003156918 A JP2003156918 A JP 2003156918A
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JP
Japan
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photoconductor
corona
potential
shield case
conductive member
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001357249A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoichi Komuro
豊一 小室
Yasuo Kaneda
安生 金田
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コロナ帯電器の構成によらず、感光体の帯電ム
ラを容易に緩和できるコロナ帯電装置を提供する。 【解決手段】感光体の帯電電位の高い部分の電位を下げ
る手段として、コロナ帯電器のシールドケースと感光体
の間の帯電電位が高い領域にコロナイオン流の一部を逃
がすための導電性部材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コロナ帯電装置に
関し、さらに詳細には静電潜像を形成するための感光体
表面を均一に帯電させるために特に好適に使用されるコ
ロナ帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より電子写真複写機等においては、
感光体の表面を帯電させるためにコロナ帯電器が用いら
れている。また近年、電子写真感光体を用いたプリント
配線板の作製方法が提案されており、感光体表面を帯電
させるためにコロナ帯電器が用いられている。コロナ帯
電器としてはコロトロン方式、又は、スコロトロン方式
が一般的に用いられている。
【0003】一般的なコロトロン方式帯電器とスコロト
ロン方式帯電器を図3および図4に示す。コロトロン方
式帯電器は図3に示すように、感光体1に向けて開口部
が形成されたシールドケース2と、このシールドケース
内に張架されたコロナワイヤ3から構成されている。ス
コロトロン方式帯電器は、図4に示すように、感光体1
に向けて開口部が形成されたシールドケース2と、この
シールドケース内に張架されたコロナワイヤ3と、開口
部近傍に取り付けられた制御グリッド板4から構成され
ている。
【0004】コロトロン方式は構成が簡素であるが、感
光体へのコロナイオン流を均一に制御するのが難しい。
これを解決する手段として、シールドケースにイオン流
を整流するための工夫がされたものが種々考案されてい
る。一方、スコロトロン方式はグリッド板に印加するグ
リッド電圧により感光体の帯電電位を均一に制御するこ
とが可能なため、近年電子写真複写機等においてはこの
タイプが用いられることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スコロ
トロン方式はグリッド板の位置決め精度が必要であり、
また、グリッド電圧の制御回路が必要など装置が複雑に
なり高価である。さらに、オゾン等によるグリッド板の
汚れに対し清掃が必要等取り扱いも容易でない。コロト
ロン方式はシールドケースの構造を工夫をすることで感
光体へのコロナ流をある程度整流することができるが、
シールドケースの構成がその分複雑になり、また、シー
ルドケースの製作上のバラツキや歪みに対しては補正が
できないという問題がある。
【0006】本発明は、帯電器の構成によらず感光体の
帯電電位を容易に均一化できるコロナ帯電装置を提案す
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】シールドケースと感光体
の間にコロナイオン流を操作するための導電性部材を設
けることで上記目的が達成できる。
【0008】すなわち、感光体の帯電電位が高くなる部
分のコロナイオン流の一部をシールドケースと感光体の
間に設けた導電性部材へ逃がすことによって感光体の帯
電電位を均一化できる。感光体の電位の高い部分のみ電
位を下げればよく、電位が高い部分が中央であろうが、
端であろうが導電性部材の大きさや設置位置を変えるだ
けで容易に均一化ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面をもとに詳細に説明する。
【0010】図2に感光体と対向して設置されたコロナ
帯電器の斜視図を示す。ここで感光体としては、特願2
000−366644号に記載の光メモリー性感光体を
用いる。図2の1は電気絶縁性基板に金属導電層を設け
た導電性基板上に光メモリー性感光層を塗布した感光体
基板であり、金属導電層はアースされている。帯電器は
コロトロン方式であり、2がステンレス製のシールドケ
ース、3がコロナワイヤである。2のシールドケースは
アースされており、その開口面が感光体から20mm程
度離れた距離に設置されている。3のコロナワイヤには
直流のプラス5kV前後の電圧を印加して感光体をプラ
ス数百Vに帯電する。
【0011】このような構成のもとで帯電を行うと、帯
電機の長手方向に対する感光体の帯電電位にムラが生じ
ることが分かった。この帯電電位のムラは感光体両端で
電位が高く、中央へいくほど電位が低くなる。このよう
な帯電ムラに対し、図1の5、6に示すようなアースに
落とした導電性部材を感光体の両端近傍のシールドケー
スと感光体の間に設置することで感光体の帯電ムラを均
一化できる。これは導電性部材の設置により、感光体の
両端付近へのコロナイオン流の一部が導電性部材へ引き
寄せられるためである。その結果、導電性部材が無い時
に比べて感光体両端付近へのコロナイオン流が減少し電
位が下がる。本構成において導電性部材にアルミニウム
を用いて感光体両端の電位を下げた結果を図5に示す。
図5の横軸は感光体の幅方向の位置を表し、縦軸は感光
体の帯電電位を表す。図5において、アルミニウム部材
が無い時の感光体の電位分布がAであるのに対し、アル
ミニウム部材を設置した場合はBのようになり、感光体
の幅方向の帯電ムラは均一化される。このように感光体
の電位の高い部分のコロナ流をシールドケースと感光体
の間に導電性部材を設置することにより操作すること
で、簡単に感光体の電位を均一化できる。導電性部材の
大きさや設置位置によりコロナイオン流の操作を自由に
できるため、感光体の電位の高い部分が帯電器の長手方
向のどの位置であっても適用できる。
【0012】導電性部材としては、導電率が高いものほ
ど効果は大きく、例えば銅、アルミニウム、ステンレス
などが望ましい。また、導電性部材の形や設置位置に関
しては、感光体の帯電電位が高くなる部分が長手方向の
どの付近でどの程度電位が高いかによって変わる。導電
性部材の設置条件としては、感光体の進行方向に対して
は、少なくともシールドケースの開口面から水平距離で
10mm以内の範囲、長手方向に対しては、感光体の幅
よりも水平距離で10mm外側までの範囲、高さ方向に
対しては、感光体とシールドケースの間で感光体に接触
しない範囲(シールドケースには接触してもかまわな
い)に導電性部材の少なくとも一部が入っていることが
望ましい。また設置する導電性部材の数は複数であって
もよく、その場合各々の形は異なっていてもかまわな
い。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、帯電器の構成によらず
感光体の帯電ムラを均一化できるので帯電機はコロトロ
ン方式のような簡素なもので良く、帯電装置を安価で取
り扱い易いものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したコロナ帯電装置の一例を説明
する説明図。
【図2】従来の帯電装置の説明図。
【図3】コロトロン帯電器の説明図。
【図4】スコロトロン帯電器の説明図。
【図5】感光体の幅方向に対する帯電電位の特性図。
【符号の説明】
1 感光体 2 シールドケース 3 コロナワイヤ 4 制御グリッド 5、6 導電性部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体表面に対向して配設されたシール
    ドケースと、該シールドケース内に張架されたコロナ放
    電用ワイヤとからなるコロナ帯電装置において、該シー
    ルドケースと感光体との間に導電性部材を設けたことを
    特徴とするコロナ帯電装置。
  2. 【請求項2】 上記シールドケースと感光体との間の感
    光体の帯電電位が高い領域に導電性部材を設けたことを
    特徴とする請求項1のコロナ帯電装置。
JP2001357249A 2001-11-22 2001-11-22 コロナ帯電装置 Pending JP2003156918A (ja)

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