JPH01298207A - 湿熱高収縮性ポリビニルアルコール繊維 - Google Patents

湿熱高収縮性ポリビニルアルコール繊維

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JPH01298207A
JPH01298207A JP16125088A JP16125088A JPH01298207A JP H01298207 A JPH01298207 A JP H01298207A JP 16125088 A JP16125088 A JP 16125088A JP 16125088 A JP16125088 A JP 16125088A JP H01298207 A JPH01298207 A JP H01298207A
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関谷 洋輔
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、嵩高な紡績糸や高密度布帛等の製造に用いら
れる、100℃の熱水中に浸漬することにより、短時間
に高い収縮率と大きな収縮力を示し、かつ耐熱水性が良
好であることを特徴とする湿熱高収縮性ポリビニルアル
コール繊維に関するものである。
(従来の技術お上び発明が解決しようとする課題)従来
より特開昭60−2709号公報にみられるように、3
0〜40℃の温水中に浸漬したとき、短時間に高い収縮
率と大きな収縮力を示す吸水膨潤高収縮性ポリビニルア
ルコール繊維椎か知られている。しかしこの繊維は、9
0℃以上の熱水中に浸漬すると溶解してしまうため、耐
熱水性か必要な用途には使用できないという欠点がある
。一般にポリビニルアルコール繊維をアセタール化する
と耐熱水性のあるポリビニルアルコール繊維が得られる
ことは周知であるが、上記のような低温吸水収縮性ポリ
ビニルアルコール繊維をアセタール化すると、アセター
ル化工程における繊維の膨潤のため、アセタール化工程
通過性が非常に悪く、このような繊維から経済的に品質
の良いものを得ることは困難である。
一方、疎水性樹脂を用いたポリエステル系又はアクリル
系の熱収縮性繊維が知られている。これらの繊維はいず
れも60℃以上の高温域で収縮するものの40%以上の
高い熱収縮率及び0.05g/d以上の大きな収縮力を
兼ね備えた繊維は今のところ得られていない。したがっ
て、大きな収縮力を必要とする用途には、充分その機能
を発揮することができないため、使用できないのが現状
である。さらに、これらの熱収縮性繊維は、処理温度の
変化に伴い、ある温度範囲内で一定の収縮率が得られる
ような収縮挙動を示さず、常に収縮率が変化することか
ら、一定の収縮率を得るためには適確な温度コントロー
ルをする必要があり、その結果設備コストが高くなると
いう問題がある。
(課題を解決するための手段) 本発明の目的は、l OO’Cの熱水中でも実質的に溶
解せずに、かかる従来の熱収縮性繊維の収縮率及び収縮
力の低い欠点を改善し、100℃の熱水中という容易に
コントロールし易い条件下において、経済的に一定の収
縮率が得られる湿熱高収縮性ポリビニルアルコール繊維
を提供することにある。
本発明者等は、親水性のポリビニルアルコール(以下P
VAという)繊維を用い、100℃の熱水中で実質的に
溶解せずに、短時間に高い収縮率と大きな収縮力を発現
させるためには、あらかじめ繊維内部の分子配向を可能
な限り進め、しかも結晶化を必要最低限に抑えながら熱
処理を行ない、さらに繊維膨潤が極めて低い特殊な条件
でアセタール化を行って、耐熱水性を付与することによ
り、100°Cの熱水と接触した瞬間に起こる膨潤作用
によって、繊維内部に潜在する不均一な歪か緩和されろ
過哩で発現する収縮作用を利用する方法が湿熱高収縮繊
維を得るために最も有効であるとの基本的な考え方を見
出した。
即ち本発明は、ケン化度98モル%以上のPVAからな
りアセタール化度が10モル%以上、配向度が80%以
上、結晶化度が15〜40%であり、かつ実質的に熱水
中に不溶である湿熱高収縮性ポリビニルアルコール繊維
に関するものである。そして、このような湿熱高収縮性
ポリビニルアルコール繊維の最も優れた製造方法として
、ケン化度98モル%以上のPVA水溶液を通常の方法
により湿式または乾式紡糸を行い(ここで言う湿式紡糸
とは、PVA水溶液を直接凝固浴中に押し出す方法以外
に、−風気体中に押出し、その後直ちに凝固浴中に投入
する方法も含む)、当該糸條が水分及び塩類を含有した
状態で(但し、乾式紡糸の場合には塩類を含有している
必要はない)、繊維温度が70〜100°C1好ましく
は80〜95℃で4倍以上延伸した後絶乾し、さらに熱
処理後の繊維の水中における最大収縮温度が80〜95
℃、好ましくは82〜90℃になるよう熱処理した後、
当該繊維のアセタール化度が10モル%以上、好ましく
は25〜35モル%になるようアセタール化する方法が
あげられる。
本発明に使用されるPVAのケン化度が低い場合、必要
最低限の結晶化度が得られないためアセタール化工程に
おいて、繊維膨潤が大きく工程通過性を著しく悪化させ
ることから98モル%以上のケン化度が好ましい。紡糸
方法には湿式法と乾式法があるが、凝固に際し、繊維断
面方向に不均一構造をとり易いことから高い収縮率及び
大きな収縮力を得ることができるため、前者の方が好ま
しい。以下の製造方法の説明は、好ましい方法である湿
式紡糸法を例に挙げて行なう。
湿式紡糸法におけるPVA水溶液の凝固液としては、通
常、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム等の塩の濃厚水
溶液が用いられ、又水酸化ナトリウムでゲル化後中和凝
固させる方式もあるが、凝固に際し、繊維断面方向に不
均一構造をとり易い前者の方が、高い収縮率汝び大きな
収縮力を得ることができるため好ましい。
次に凝固液を出たPVA繊進に対し、膨潤水と凝固液よ
りもたらした塩の水溶液が存在する状態で繊維温度が7
0〜100°C1好ましくは80〜95℃で4倍以上延
伸することで繊維内部に不均一な歪を付与する。当該繊
維が湿熱時、高い収縮挙動を示すためには内部歪を可能
な限り不安定な状態で保持しなければならない。この目
的を達成するためには、繊維の結晶化を必要最低限に抑
えると共に分子配向を極力大きくすることが必要である
。分子配向を増大させるためには高い延伸倍率が必要で
あり、アセタール化後の繊維の配向度を80%以上、結
晶化度を15〜40%、好ましくは20〜35%にする
ためには4倍以上の延伸が必要である。このとき繊維温
度が低い場合延伸倍率が低下し充分な分子配向が得られ
ない。反対に高い場合には結晶化度が増大し、内部歪が
減少して充分な収縮率及び収縮力を得ることができない
ため、アセタール化後の繊維の配向度を80%以上にす
るためには、繊維温度は70〜100℃好ましくは80
〜95℃にすることが好ましい。
延伸は水分及び塩類を含有した状態で行なわれる。水分
が少ない場合には、延伸倍率が低下しアセタール化後の
繊維の配向度を80%以上にすることができない。した
がって繊維に対して、80重量%以上、特に90重1%
以上の水分の含有が好ましい。また、塩類が少ない場合
、繊維の過度の膨潤による実延伸効率の低下及び、部分
溶解による繊維間の膠着が起こるため繊維に対して、2
0重量%以上、特に40重量%以上の付着量が好ましい
延伸された繊維は塩類が付着した状態のまま絶乾し、次
のアセタール化工程で繊維の膨潤作用による工程トラブ
ルの発生を抑えるため、必要最低限の結晶化をほどこす
目的で熱処理をする。
従来、結晶化度の低いPVA繊維はアセタール化する際
、繊維の膨潤作用のため、工程トラブルが多発し、経済
的に品質の良いものを得ることば円錐であった。熱処理
条件を種々変化させ、繊維の収縮挙動を調査し、さらに
アセタール化条件を検討した結果、極めて限られた熱処
理条件およびアセタール化条件のもとて、経済的に目的
の収縮挙動を示す繊維が得られることを確認した。目的
の収縮挙動を示す繊維を得ろためにはまず、熱処理後の
繊維の水中における最大収縮温度が80〜95°C1好
ましくは82〜90℃の範囲になるよう熱処理すること
が好ましい。その場合の熱処理条件としては、処理温度
が200〜240℃、かつ3〜10分の処理時間が好ま
しい。熱処理後の繊維の最大収縮温度が80°C以下の
場合は通常、アセタール化後の繊維の結晶化度が15%
以下となり、アセタール化工程における工程トラブルが
多発し、一方95℃以上ではアセタール化後の繊維の結
晶化度が40%以上となり、100℃の熱水中における
収縮率が40%未満となり好ましくないことから、最大
収縮温度が80〜95℃、特に82〜90℃の範囲にな
るよう熱処理することが好ましい。
さらに熱処理後の繊維をアセタール化処理し、その時の
アセタール化度が10モル%以上、好ましくは25〜3
5モル%の範囲にあるのがよい。その場合のアセタール
化条件としては、アセタール化液のアルデヒド類a度は
1〜10%、鉱酸15〜35%、塩類5〜30%か好ま
しく、液温度は70℃以下、特に60°C以下が好まし
く、処理時間は5分以上処理が好ましい。液温度を従来
一般にアセタール化に用いられているアセタール化温度
、すなわち70℃以上にすると繊維の膨潤による工程ト
ラブルが増加し好ましくない。またアセタール化処理は
、過度の膨潤を抑制するためと、目的の収縮率を得るた
めに定長状態で処理することが必要である。ここでいう
アセタール化はホルマリン、アセトアルデヒド、ベンズ
アルデヒド等のアルデヒド類により行なう。
以上のような方法を行なうことにより、前述したように
、アセタール化度が10モル%以上、配向度が80%以
上、結晶化度が15〜40%の湿熱高収縮性ポリビニル
アルコール繊維を得ることができる。
アセタール化度が10モル%未満の場合には耐熱水不溶
性が得られず、また配向度が80%未満の場合には収縮
性の点で満足できず、そして結晶化度が15%未満の場
合には、アセタール化工程でトラブルが生しており、た
とえ物が得られたとしても商品価値ある物ではない。ま
た結晶化度が40%を越える場合には、熱水中での収縮
率が低く、目的のものが得られない。
第1図は実施例1で作製した湿熱高収縮性P VA織繊
維及び、アクリロニトリを原料として作らへ れた熱収縮性アクリル繊維及びポリエチレンテレフタレ
ートを原料に高速紡糸により得られたポリエステル熱収
縮性繊維の湿熱収縮曲線を示す。図中1はビニロン繊維
、2はアクリル繊維、3はポリエステル繊維であり、(
)内は90℃における最大収縮応力を示す。この図より
本発明のPVA繊維が収縮率が非常に高く、かつ熱水条
件下では収縮率がほぼ一定していることがわかる。
なお水中における繊維の収縮挙動の測定は、先ず繊維を
直線状にするため繊維のデニール当たり11500(g
)の初荷重をかけ、20℃の水中に入れ、l℃/分で昇
温させながら各温度における収縮率を読みとる方法であ
る。
さらに収縮応力の測定は、インストロンを使用し、水の
入れられる容器内に水の入っていない状態でインストロ
ンのチャックに固定し、測定したい温度の水を入れた時
の最大収縮応力を読みとる方法である。
熱水中に浸漬したとき、実質的に不溶であるということ
は、100℃の熱水中に30分間浸漬したときの溶出減
量が10%以下であるということであり、浸漬前後の絶
乾重量を測定して求める。
(発明の効果) 上述のように本発明により得られた湿熱高収縮性PVA
繊推繊維繊維内部の分子配向を可能な限り不均一状態で
進め、然も結晶化を必要最低限に抑えているため、短時
間に40%以上の高い収縮率と0.05g/d以上の大
きな収縮力を得ることでき、しかも温度コントロール装
置の付いた特別の設備も必要せずコントロールの容易な
100°Cの熱水中において一定の収縮率を得ることが
できるという特長を乙っている。
したがって、本発明により得られたPVA繊椎をひら又
はローブ等に加工すれば、熱水をかけることにより高い
収縮率と大きな収縮力を得ることかできろため、各種絞
りひも又はロープ等として使用可能である。しかも、ア
セタール化により耐水性が付与されているため、水中で
の耐摩耗性が向上し、水中における耐久性も充分ある。
当該PVA繊維を他の非収縮性繊維と混綿又は混紡して
紡績糸にしたり、混綿して不織布にした後、100°C
の熱水中において収縮させることにより嵩高な紡績糸や
通常の方法では得られない高目付な不織布を得ることが
できる。そして、当該PVA繊維の混綿率又は混紡率を
変えることにより、収縮応力が変化することから、収縮
率が変化し、嵩高性の異なった紡績糸や密度の異なった
布帛、不織布等を得ることができる。
さらに、当該PVA繊維は高い収縮率と大きな収縮力を
もっているため、他の熱収縮性繊維に比べ、混綿率又は
混紡率を低くすることができることから、収縮性のない
主体繊維の風合い、触感等を損なわないという特長があ
る。
さらに当該PVA繊維の紡績糸又は混紡した紡績糸を織
物の経糸又は緯糸に打込み100°Cの熱水中で収縮さ
せることにより、通常の製織では困難な高密度織物を造
ることができる。又、パイル織物基布に使用して熱水収
縮を行うことによりパイルの毛抜は防止としてきわめて
有効であり、かつパイル密度の大巾な増加が図られ、毛
抜けの少ない高級パイル織物の製造が可能となる。
以下、本発明を実施例によって詳細に説明する。
実施例1 重合度1700、ケン化度99.9モル%のPVA水溶
液を飽和NatSO4水溶液中で湿式紡糸後、90℃の
飽和NazSO,水溶液中で4.5倍に延伸し、そのま
ま定長状態において絶乾するまで130℃の熱風乾燥を
行い、熱処理温度が230°C1処理時間5分で水中に
おける最大収縮温度85°Cの糸條を得た。なお延伸時
の繊維に含まれる水分量および現員は、それぞれ繊維に
対して110重量%および45重量%であつた。
次に得られた糸條を定長状態でNatSOa除去のため
30°Cの水で洗浄し、さらに定長状態のままHCHO
濃度28%、utsoaa度22%、N8250444
度12%で温度50°Cのアセタール化溶液中で15分
間アセクール化を行い、アセタール化度30モル%、配
向度92%、結晶化度27%の湿熱高収縮性PVA繊椎
を得L0得られた繊維の100°Cの熱水中における収
縮率は72%で100℃、30分間の熱水中の減量は6
9%、収縮応力は0 、06g/dを示し、満足できる
ものであった。
以下この実施例の結果を第1表に示した。
実施例2 実施例1と同様の方法で行い、アセタール化液の液温度
を60℃、処理時間を20分に変えたところ、アセター
ル化度39モル%、配向度が92%、結晶化度26%の
湿熱高収縮性PVA繊椎を得た。得られた繊維の100
 ’Cの熱水中における収縮率は68%で100°C1
30分間の熱水中の減量は5.5%、収縮応力は0.0
6g/dを示し満足できるものであった。
実施例3 実施例1と同様の方法で行い、熱処理条件の処理温度を
210℃、処理時間を7分に変えたところ熱処理後の繊
維の水中における最大収縮温度が83℃であり、アセタ
ール化度35モル%、配向度92%、結晶化度23%の
湿熱高収縮性PVA繊維を得た。
得られた繊維の100℃の熱水中における収縮率は73
%で実質的に不溶であり、収縮応力は0.06g/dを
示し、満足できるものであった。
比較例1 実施例1と同様の方法で行い、熱処理条件の処理温度を
245℃、処理時間を15分に変えたところ熱処理後の
繊維の水中における最大収縮温度が970Cでありアセ
タール化度27モル%、配向度89%、結晶化度46%
のPVA繊維を得た。得られた繊維の100℃、30分
間の熱水中の減量は1.0%であったか100℃の熱水
中における収縮率は10%であり満足できるものではな
かった。
比較例2 実施例1と同様の方法で行い、熱処理温度を150°c
、pA処理時間を2分に変えたところ、熱処理後の繊維
の水中における最大収縮温度が73°Cであり、アセタ
ール化工程における繊維の膨潤が著しく、トラブルが多
発して処理不可能であった。
比較例3 実施例1と同様の方法で行い、アセタール化液温度を7
0°Cに変えたところ、アセタール化工程における繊維
の膨潤が著しく、トラブルが多発して処理不可能であっ
た。
比較例4 実施例1と同様の方法で行い、アセタール化の処理時間
を3分に変えたところアセタール化度が9モル%、配向
度が92%、結晶化度が27%であり、100℃の熱水
中で溶解し満足できるものではなかった。
比較例5 実施例1の方法において、90°C飽和NatSo、水
溶液中での延伸倍率を3.0倍に変えたところ、アセタ
ール化度が32モル%、配向度が72%、結晶化度が2
0%であり、100℃の熱水中における収縮率は30%
で満足できるものではなかった。
以下余白
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のPVA繊椎と一般市販されている湿
熱収縮性ポリエステル繊維、同ポリアクリル繊維の、水
温と収縮率の関係をそれぞれ図で示したしのである。 特許出願人 株式会社 り ラ し

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ケン化度98モル%以上のポリビニルアルコール
    からなりアセタール化度が10モル%以上、配向度が8
    0%以上、結晶化度が15〜40%であり、かつ実質的
    に熱水中に不溶である湿熱高収縮性ポリビニルアルコー
    ル繊維。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5112903A (en) * 1989-07-04 1992-05-12 Sanyo Chemical Industries, Ltd. Articles molded from moisture shrinkable resins

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JPS5021571A (ja) * 1973-06-29 1975-03-07
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