JPH0129786Y2 - - Google Patents

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JPH0129786Y2
JPH0129786Y2 JP1984050420U JP5042084U JPH0129786Y2 JP H0129786 Y2 JPH0129786 Y2 JP H0129786Y2 JP 1984050420 U JP1984050420 U JP 1984050420U JP 5042084 U JP5042084 U JP 5042084U JP H0129786 Y2 JPH0129786 Y2 JP H0129786Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
heater
mini
shaft
tool body
tool
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984050420U
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English (en)
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JPS60163745U (ja
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Publication date
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Priority to JP5042084U priority Critical patent/JPS60163745U/ja
Publication of JPS60163745U publication Critical patent/JPS60163745U/ja
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Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ボンデイングツールを高温にして
ボンデイングする時に使用する該ツールの改良に
関する。
半導体ダイボンデイング工程においてトレイ上
のダイを吸着して、これをリードフレーム等のワ
ークに運び、該ワークのランド上に熱圧着させる
ために広くヒータ付きのボンデイングツールが用
いられているが、このようなボンデイングツール
としては、従来、例えば第1図及び第2図に示す
ようなものがある。第1図に示すボンデイングツ
ールはツールホルダ1にミニヒータ4用のヒート
ブロツク2が一体に設けてあり、このヒートブロ
ツク2にはミニヒータ4用のねじ穴を設けこれに
コイル状に巻いたミニヒータ4をねじ込む方式の
ものである。3は先端にチツプ吸着面5を備え、
ツールホルダ1に設けた挿入孔に挿入されるツー
ル本体であり、6はツールホルダ1の半径方向の
めねじにねじ込まれツール本体3を押えている止
ねじである。
しかしながら、第1図のものにあつてはツール
ホルダ1にミニヒータ4取付用のヒートブロツク
2を設けたため、装置の高速化に必要とされるツ
ールホルダ1の軽量化に沿わず、また、ツール本
体3から離れた所にミニヒータ4が設けられる形
態となつているため、ツール本体3先端部の加熱
不足が発生するという欠点がある。
更に、ミニヒータ4をヒートブロツク2にねじ
込んでいるため、ミニヒータ4が金属学的に成長
或は腐食した際にミニヒータ4をヒートブロツク
2から外すことが困難となる。即ち、ミニヒータ
が金属学的に成長或は腐食した場合にミニヒータ
4がヒートブロツク2のめねじにくいつきミニヒ
ータ4をねじ戻す際ミニヒータ4が折れてヒート
ブロツク2のめねじ中に残つてしまい取出せなく
なる場合があるばかりでなく、新しいミニヒータ
4であつてもミニヒータ4のコイル部分とヒート
ブロツク2のめねじとの摩擦により該コイル部分
が拡径して該めねじにくい込み抜けなくなるよう
なことがある(ばねクラツチと同現象)。
そのためミニヒータが断線したときの交換が容
易にできないという問題点があつた。
第1図のものの改良として、第3図に示すボン
デイングツールがある。即ち、ツール本体3の軸
部にねじ7を設け、このねじ7に第2図に示すミ
ニヒータ4を螺入するようにしたのである。第3
図のものにあつては、軽量化と加熱不足解消とい
う点では改良されたものの、依然としてねじ込み
式なのでミニヒータ4の取付けに当つては専用ド
ライバー等を使つてねじ込まなければならず、ミ
ニヒータ4の金属学的成長或は腐食でミニヒータ
4をねじ7からねじ戻すのが困難となることもあ
り、ミニヒータ4の交換は容易なものとならなか
つた。又はミニヒータ4はねじ7にねじ込むため
高さ方向の位置が明らかでなく一定せず吸着面5
の加熱量がツールによりばらつく。そしてミニヒ
ータ4の導線がボンダー本体に干渉するため強制
的に曲げる必要がある等の問題点があつた。
上記各従来例はヒータとツールが剛に取り付け
られ、その関係位置はヒータ線を曲げるしかない
のでツールに応力を生じさせるおそれがある。
この考案は上記のようなボンデイングツールの
問題点に着目してなされたもので、ツール本体の
軸部に軸端外周から出張つているストツパを設
け、これをミニヒータを挿入したときの上部の当
り面とし、ツール軸の端部に係止部及びこれに係
合する係止部材を設け、直接ツール本体の軸部に
ミニヒータを回動自在に嵌装することにより上記
問題点を解決することを目的としている。
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第
4〜6図は、この考案の一実施例を示す図であ
る。まず構成を説明すると、ツール本体3には吸
着面5側の軸部8を拡径して軸方向に直角なスト
ツパー面10を設ける。軸部8にはコイル状に巻
いてその一端を導出して電源に連結するようにし
たミニヒータ4のコイル部分を回動可能もしくは
ゆるく嵌入してある。ツール本体3の吸着面5近
傍の軸端部には止め輪用の円周溝11が設けてあ
り、該円周溝11には例えばC型止め輪のような
軸用止輪9が嵌め込まれており、ツール本体3か
らミニヒータ4が脱出しないようにしてある。
ミニヒータ4をツール本体3に取付けるにはツ
ール本体3の軸部8にミニヒータ4を挿入し、軸
用止輪9を円周溝11に嵌入する。ミニヒータ4
をツール本体3から外すには軸用止輪9を円周溝
11から外し、ミニヒータ4をツール本体の軸部
8から抜く。
上記においてストツパー面10の構成は軸部8
に一体に設けたが必ずしも一体でなく、例えば軸
部8に円周溝を設け、円周溝に軸用止輪を嵌入す
るようにしてもよく要するに軸端より外周方向に
出張つていてミニヒータ4のコイル部分の一端を
制止できればよいのである。ミニヒータ4をツー
ル本体3から脱落しないようにするのに軸部に円
周溝11を係止部とし、軸用止輪9を係止部材と
し係止部と係止部材によつているが係止部と係止
部材は限定されるものではない。
以上説明してきたように、この考案によればそ
の構成を先端にチツプ吸着面を備えたツール本体
の吸着面の軸部に軸部外周から出張つているスト
ツパーを構成するとともにツール本体の軸端部に
係止部を設け前記ストツパーと係止部との間の軸
部に直接ミニヒータを回動自在に嵌装して係止部
材で係止する構成としたため、ツールホルダにヒ
ートブロツクを設ける必要なく又ツールに直接ミ
ニヒータを嵌装するためツール先端部の加熱不足
が解消され、ミニヒータの寿命が切れた場合のそ
の交換も係止部材を取り除くことにより、容易に
できる。又ヒートブロツクの必要がないので自動
化に必要な、ツールホルダの軽量化が図れるとい
う効果が得られる。
第3図において説明したようなミニヒータをツ
ール本体へ直接ねじ込むねじ込み式の場合はミニ
ヒータの導線の位置がねじ込まれた位置により決
まり、この位置によつて、導線が本体に干渉し、
ヒータ部を強制的に曲げなければならなかつたこ
とは既にのべたが本考案によるとミニヒータをツ
ール軸部直接かつ回動自在に嵌装しているためミ
ニヒータの導線の停止位置が自由に変更できる。
又ミニヒータとストツパーに多少間〓を設けた場
合ミニヒータの導線は自在に動くことも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図はミニヒータ
の側面図、第3図は他の従来例を示すツール本体
の正面図、第4図乃至第6図はこの考案の実施例
を示す図面であつて第4図はボンデイングツール
本体の正面図、第5図はボンデイングツール本体
にミニヒータを嵌装しツールホルダに取り付けた
場合の一部断面正面図、第6図は第5図の平面図
である。 1……ツールホルダ、2……ヒートブロツク、
3……ツール本体、4……ミニヒータ、5……吸
着面、6……止ねじ、7……ねじ、8……軸部、
9……軸用止輪、10……ストツパー面、11…
…円周溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端にチツプ吸着面を備えたツール本体の軸部
    の径を、ミニヒータを該軸部に挿入したときその
    ミニヒータが回動自在となる如き寸法に形成し、
    該軸部に軸部外周から出張つているストツパーを
    設け、そのストツパーをミニヒータを前記軸部に
    挿入したときの上部の当り面となすとともに、ツ
    ール本体のチツプ吸着面側の軸端部には係止部を
    設け、前記ストツパーと係止部との間のツール本
    体の軸部にミニヒータを回動自在に嵌装してミニ
    ヒータの軸方向移動を制止する係止部材を前記係
    止部に係止してなるボンデイングツール。
JP5042084U 1984-04-06 1984-04-06 ボンデイングツ−ル Granted JPS60163745U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5042084U JPS60163745U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 ボンデイングツ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5042084U JPS60163745U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 ボンデイングツ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60163745U JPS60163745U (ja) 1985-10-30
JPH0129786Y2 true JPH0129786Y2 (ja) 1989-09-11

Family

ID=30568533

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5042084U Granted JPS60163745U (ja) 1984-04-06 1984-04-06 ボンデイングツ−ル

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JP (1) JPS60163745U (ja)

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JPS60163745U (ja) 1985-10-30

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