JP3073158U - 戻り止め付ネジファスナー - Google Patents

戻り止め付ネジファスナー

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JP3073158U
JP3073158U JP2000003107U JP2000003107U JP3073158U JP 3073158 U JP3073158 U JP 3073158U JP 2000003107 U JP2000003107 U JP 2000003107U JP 2000003107 U JP2000003107 U JP 2000003107U JP 3073158 U JP3073158 U JP 3073158U
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    • F16B39/00Locking of screws, bolts or nuts
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    • F16B39/28Locking of screws, bolts or nuts in which the locking takes place during screwing down or tightening by special members on, or shape of, the nut or bolt
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16BDEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスティック材料で形成された戻り止め付
ネジファスナーを提供する。 【解決手段】 本考案に係る戻り止め付ネジファスナー
は、ヘッド部と、該ヘッド部から自由端部に向かって延
びるプラスティック軸部とを備えている。前記プラステ
ィック軸部はネジを有している。さらに、前記ネジは、
外径を画する山部と、内径を画する谷部と、該プラステ
ィック軸部における一体部分として一体形成されたロッ
ク部とを有している。又、前記ロック部は、前記谷部の
少なくとも一つから外方へ延びている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、本考案は、戻り止め付ネジファスナーに関する。より詳しくは、本 考案は、プラスチック材料で形成された戻り止め付ネジファスナーに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、種々のタイプの戻り止めファスナーが市販されている。これらの戻り止 めファスナーは、一般的に、振動等にさらされる装置に使用される。過去におい て、ネジ付ファスナーの軸部には、該ファスナーのネジ部と該ファスナーが螺合 するネジ孔との間に、軸方向の力を付加するスプリングが備えられていた。さら に、回転不能に設けられたネジ孔を備えたプラスティック部材を利用し、ボルト 又はネジ付ファスナーが該ボルト又はファスナーの山径より小径の前記ネジ孔に 螺入されるようにすることも知られている。この方法においては、ネジ付ファス ナーがプラスチック部材にネジを切り込み、これにより、該ネジ付ファスナーが ネジ孔付部材から外れ出すことが防止される。このようなプラスチック部材を利 用する装置の例として、移動量を調整する為に、プラスチックカバーにねじ込ま れる調整ネジを備えた自転車のフロントディレイラがある。
【0003】 さらに、金属製ファスナーに対してロック部を付加することも従来からよく知 られている。斯かるタイプのファスナーの例は、Burdickに対して付与された米 国特許第2,663,344号、Villoに対する米国特許第3,093,177号、Podellに対する 米国特許第3,474,845号、Podellに対する米国特許第3,488,666号、及びFaroniに 対する米国特許第3,568,746号に開示されている。
【0004】 前記種々の従来技術は有効な点も有してはいるが、多くの欠点も有している。 例えば、前記従来技術は、製造及び/又は組立コストが高いものである。さらに 、前記従来技術のタイプには、製造が困難なものも存在する。さらに、従来技術 に係るファスナーの中には、ねじ込み及び取り外しを繰り返し行うと、十分に動 作しなくなるものも存在する。
【0005】 斯かる観点から、従来技術における前記問題点を解決する戻り止め付ネジファ スナーに対する要望が存在している。本考案は、従来技術における斯かる要望、 及び本開示に接した当業者にとって明らかになるであろう他の要望に対してなさ れたものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の一の目的は、プラスティック材料で形成された戻り止め付ネジファス ナーを提供することである。
【0007】 又、本考案の他の目的は、製造コストが安価な戻り止め付ネジファスナーを提 供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、基本的に、ヘッド部と、該ヘッド部から自由端部に向かって延び るプラスティック軸部とを備え、前記プラスティック軸部はネジを有しており、 前記ネジは、外径を画する山部と、内径を画する谷部と、該プラスティック軸部 における一体部分として一体形成されたロック部とを有し、前記ロック部は、前 記谷部の少なくとも一つから外方へ延びている戻り止め付ネジファスナーを提供 することによって達成される。
【0009】 本考案におけるこれらの及び他の目的,構成,態様及び効果は、添付図面を参 照しつつなされる本考案の好ましい実施の形態を開示した以下の詳細な説明から 、当業者にとって明らかになるであろう。
【0010】
【考案の実施の形態】
実施の形態1. 図1〜図4を参照すると、本考案の実施の形態1に係る戻り止め付ネジファス ナー10が描かれている。該戻り止め付ネジファスナー10は、特に、自転車の 構成部品に対して有用である。例えば、戻り止め付ネジファスナー10は、米国 特許第4,425,819号に開示されたブレーキ装置に使用され得る。より詳しくは、 戻り止め付ネジファスナー10は、前記米国特許第4,425,819号におけるブレー キ装置の調整ネジ(7)の代わりに、使用され得る。もちろん、当業者にとって、 戻り止め付ネジファスナー10が他の自転車部品における調整ネジとして使用さ れ得ることは明らかである。例えば、戻り止め付ネジファスナー10は、ディレ イラの調整ネジに対すると同様に、一体型シフト装置を備えた株式会社シマノ製 の新型ブレーキレバーに対しても使用され得る。
【0011】 基本的に、戻り止め付ネジファスナー10は、ヘッド部12と、該ヘッド部1 2から自由端部に向かって軸方向に延びるネジ付軸部14とを有している。ネジ 付軸部14は、一体形成されたロック部16を有している。該ロック部16は、 連結部材(図示せず)のネジ孔へのねじ込みに応じて、変形されるように構成さ れている。ロック部16の斯かる変形によって、戻り止め付ネジファスナーと連 結部材との間のしっかりとした係合が得られる。後述するように、好ましい実施 の形態においては、複数のロック部16が、ネジファスナー10のネジ付軸部1 4の長手方向に沿って形成される。
【0012】 戻り止め付ネジファスナー10は、本考案における戻り止め機能を達成するに 適切なプラスティック材料で、一個の単一部材として形成される。戻り止め付ネ ジファスナー10のプラスティック材料は、該ファスナー10が繰り返し再利用 されることを可能とする材料とすべきである。好ましくは、該戻り止め付ネジフ ァスナー10のプラスティック材料は、グラスファイバーが埋め込まれたナイロ ン材料とすることができる。より好ましくは、該ナイロン材料は、全容量におけ る約55%がグラスファイバーとすることができる。適切な材料の一例として、 日本国の鐘紡によって販売されているナイロン/グラスファイバー製品(製品番 号MC112LG55C10)がある。
【0013】 好ましくは、ヘッド部12には、スクリュードライバー(図示せず)等のツー ルによって回転され得るように構成されたツール受入スロット(連結部)18が 備えられる。ツール受入スロット18は、ヘッド部12の中心点を通過して横方 向に延びるスロットとすることができる。該ツール受入スロットが種々の形態を とり得ることは、本開示に接した当業者にとって明らかであろう。より詳しくは 、ツール受入スロット18は、図2に示されるような単一の長スロットに代えて 、図13に示すような六角形の孔とし得る。さらに、他の形態として、前記スロ ット18は、一対の十字スロットの形態(Phillip head-type slot)とし得る。ネ ジ付軸部14がM4×0.7のねじ形状を有する好ましい実施の形態における場 合には、ツール受入スロット18の幅は、好ましくは、約0.6mm±0.1mmとするこ とができる。もちろん、ツール受入スロット18の幅は、ヘッド部12及びネジ 付軸部14の形態に依存する。好ましくは、ツール受入スロット18の幅は、過 剰トルクを付加し得る大きなツールが使用できないように構成することができる 。即ち、ファスナー10はプラスティック材料で形成されるから、過剰なトルク がヘッド部12に付加されないことが重要である。
【0014】 前述したように、戻り止め付ネジファスナー10がシフト装置に使用される場 合、ヘッド部12は比較的平坦なディスク形状部材とすることが好ましい。特に 好ましくは、ヘッド部12は、最大幅又は直径が、軸方向高さの約3倍より狭い ものとすることができる。さらに、ベッド部12は、好ましくは、最大幅がネジ 付軸部14の外径に対して約1.5mmを越えないものとすることができる。好まし い形態において、ヘッド部12の最大径又は幅は、約5.0mm±0,1mmとすることが できる。また、ヘッド部12の軸方向高さは、約1.6mm±0,1mmとすることができ る。これらの数値は、ネジ付軸部14のネジがM4×0.7の形態であるという 仮定に基づくものである。もちろん、これらの数値は、ネジ付軸部12の形態に 依存して変更され得る。
【0015】 ネジ付軸部14は、山径D1及び谷径D2である複数のネジを有している。ネジ 付軸部14の自由端部は、ガイド部材20を有している。本実施の形態において 、前記ガイド部20は、切頭円錐形状を有するテーパ部とされている。もちろん 、ガイド部材20に対して、種々の形状が使用され得る。
【0016】 好ましい実施の形態においては、ネジ付軸部14は、M4×0.7−6gタイ プのネジを有するものとすることができる。言い換えると、ネジ付軸部14の山 径D1が約3.8mmであり、他方、ネジ付軸部14の谷径D2は約3.2mmとすることが できる。もちろん、他のネジ形状を使用し得ることは、本開示に接した当業者に とって明らかである。好ましい形態においては、ネジ付軸部は、約9.6mm±0.1mm の長さを有するものとすることができる。
【0017】 ロック部16は、ネジ付軸部14におけるネジの谷部の複数個所に形成されて いる。より詳しくは、図3に示されるように、ロック部16は、ネジ付軸部の長 手方向に延びる一対のラインを形成している。ネジ付軸部14が2ラインのロッ ク部を有している場合、該ロック部の各ラインは、好ましくは、180゜離間さ れているものとすることができる。もちろん、単一ラインのロック部16又は2 より多い数のラインのロック部16を使用し得ることは、本開示に接した当業者 にとって明らかであろう。好ましくは、ロック部16のラインは、ネジ付軸部1 4の外周回りに等間隔に離間されているものとすることができる。山径D1が3.8 mmで且つ谷径D2が3.2mmのネジ付軸部14の場合には、ロック部16は、ネジの 谷部から径方向外方へ約0.75mm延びるものとすることができる。言い換えると、 図示の実施の形態においては、ロック部16の一対のラインでのネジ付軸部14 の外径は、約3.5mmである。ロック部16のラインは、さらに、好ましくは、周 方向に約3.5mmの幅を有するものとすることができる。
【0018】 戻り止め付ネジファスナー10が、前述のように、シフトユニットにおける調 整ネジとして使用される場合、ロック部によって、当初のねじ込みトルクは約0. 6Nm又はそれ以下となる。戻り止め付ファスナーが5回ネジ込み及び取り外さ れると、その後のねじ込みトルク又は回転トルクは約0.05Nmとなる。好ましい 実施の形態においては、ロック部16のラインは、ネジ付軸部14のほぼ全長に 亘って延びている。もちろん、ロック部16の複数のラインがネジ付軸部14の 全長に亘って延びている必要が無いことは、本開示に接した当業者にとって明ら かであろう。好ましくは、ネジ付軸部14の全長の少なくとも50%に当たる部 分に、ロック部16の少なくとも1ラインが形成されているものとすることがで きる。ロック部16の配置は、戻り止め付ネジファスナー10の特定用途に依存 して変更される。
【0019】 実施の形態2. 図5〜図8を参照すると、本考案の実施の形態2に係る戻り止め付ネジファス ナー110が描かれている。前記実施の形態1と同様に、戻り止め付ネジファス ナー110は、ヘッド部112と、一対のラインからなるロック部116を有し たネジ付軸部114とを備えている。本実施の形態は、ネジ付軸部114の自由 端部が変更されている点を除き、前記実施の形態と同様である。詳しくは、ネジ 付軸部114の自由端部には、テーパ部又は切頭円錐部121と円柱部122と を有するガイド部材120が備えられている。
【0020】 本実施の形態と前記実施の形態との共通性に鑑み、本実施の形態に係る戻り止 め付ネジファスナー110は詳細には説明されない。しかし、前記実施の形態に おける種々の部分及び説明が本実施の形態における相当又は同一部分に適用され ることは、本開示に接した当業者にとって明らかであろう。
【0021】 実施の形態3. 図9〜図12を参照すると、本考案の実施の形態3に係る戻り止め付ネジファ スナー210が描かれている。前記実施の形態1と同様に、戻り止め付ネジファ スナー210は、ヘッド部212と、一対のラインからなるロック部216を有 するネジ付軸部214とを備えている。本実施の形態は、ネジ付軸部214の自 由端部が変更されている点を除き、前記実施の形態と同様である。詳しくは、本 実施の形態においては、ネジ無し円柱形状を有するガイド部材220が備えられ ている。
【0022】 本実施の形態と前記実施の形態との共通性に鑑み、本実施の形態に係る戻り止 め付ネジファスナー210は詳細には説明されない。しかし、前記実施の形態に おける種々の部分及び説明が本実施の形態における相当又は同一部分に適用され ることは、本開示に接した当業者にとって明らかであろう。
【0023】 実施の形態4. 図13を参照すると、本考案の実施の形態4に係る戻り止め付ネジファスナー 310が描かれている。該戻り止め付ネジファスナー310は、基本的に、ヘッ ド部312と、ネジ付軸部(図示せず)とを備えている。該戻り止め付ネジファ スナー310のネジ付軸部は、前記実施の形態の何れのネジ付軸部の形状をも有 するものとすることができる。本実施の形態は、ベッド部312が六角孔318 を有するように変更されている点を除き、前記実施の形態と同様である。
【0024】 本実施の形態と前記実施の形態との共通性に鑑み、本実施の形態に係る戻り止 め付ネジファスナー310は詳細には説明されない。しかし、前記実施の形態に おける種々の部分及び説明が本実施の形態における相当又は同一部分に適用され ることは、本開示に接した当業者にとって明らかであろう。
【0025】 実施の形態5. 図14を参照すると、本考案の実施の形態5に係る戻り止め付ネジファスナー 410が描かれている。該戻り止め付ネジファスナー410は、基本的に、ヘッ ド部412と、ライン形状のロック部416を有するネジ付軸部414とを備え ている。該戻り止め付ネジファスナー410のヘッド部412は、ツール受入ス ロット又は孔を有していない。他方、戻り止め付ネジファスナー410のネジ付 軸部414は、ツールを受け入れる為の、軸線方向に延びる六角孔を有している 。戻り止め付ネジファスナー410のネジ付軸部414は、前記実施の形態1に おけるネジ付軸部と同様の形態を有している。
【0026】 本実施の形態と前記実施の形態との共通性に鑑み、本実施の形態に係る戻り止 め付ネジファスナー410は詳細には説明されない。しかし、前記実施の形態に おける種々の部分及び説明が本実施の形態における相当又は同一部分に適用され ることは、本開示に接した当業者にとって明らかであろう。
【0027】 実施の形態6. 図15を参照すると、本考案の実施の形態6に係る戻り止め付ネジファスナー 510が描かれている。戻り止め付ネジファスナー510は、基本的に、ヘッド 部512と、ライン形態のロック部516を有するネジ付軸部514とを備えて いる。戻り止め付ネジファスナー510のヘッド部512は、ツール受入スロッ ト又は孔を有していない。他方、戻り止め付ネジファスナー510のネジ付軸部 514は、ツールを受け入れる為の、軸線方向に延びる六角孔を有している。戻 り止め付ネジファスナー510のネジ付軸部514は、前記実施の形態2におけ るネジ付軸部と同様の形態を有している。
【0028】 本実施の形態と前記実施の形態との共通性に鑑み、本実施の形態に係る戻り止 め付ネジファスナー510は詳細には説明されない。しかし、前記実施の形態に おける種々の部分及び説明が本実施の形態における相当又は同一部分に適用され ることは、本開示に接した当業者にとって明らかであろう。
【0029】 実施の形態7. 図16を参照すると、本考案の実施の形態7に係る戻り止め付ネジファスナー 610が描かれている。戻り止め付ネジファスナー610は、基本的に、ヘッド 部612と、ライン形態のロック部616を有するネジ付軸部614とを備えて いる。戻り止め付ネジファスナー610のヘッド部612は、ツール受入スロッ ト又は孔を有していない。他方、戻り止め付ネジファスナー610のネジ付軸部 614は、ツールを受け入れる為の、軸線方向に延びる六角孔を有している。戻 り止め付ネジファスナー610のネジ付軸部614は、前記実施の形態3におけ るネジ付軸部と同様の形態を有している。
【0030】 本実施の形態と前記実施の形態との共通性に鑑み、本実施の形態に係る戻り止 め付ネジファスナー610は詳細には説明されない。しかし、前記実施の形態に おける種々の部分及び説明が本実施の形態における相当又は同一部分に適用され ることは、本開示に接した当業者にとって明らかであろう。
【0031】 本考案を説明する為に数種の実施の形態を選択したが、実用新案登録請求の範 囲によって画される考案の要旨を逸脱することなく種々の変形又は変更をし得る ことは、本開示に接した当業者にとって明らかな事項である。さらに、本考案に 係る前記各実施の形態は、本考案を説明するためだけのものであり、実用新案登 録請求の範囲によって画される考案又はその均等範囲を制限するものではない。
【0032】
【考案の効果】
本考案によれば、プラスティック材料で形成された戻り止め付ネジファスナー を得ることができる。 又、本考案の一態様によれば、製造コストが安価な戻り止め付ネジファスナー を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の実施の形態1に係る戻り止め
付ネジファスナーの正面図である。
【図2】図2は、図1に示す戻り止め付ネジファスナー
の左側面図である。
【図3】図3は、図1に示す戻り止め付ネジファスナー
の底面図であり、図1に示す状態から90度回転させた
状態を示している。
【図4】図4は、図1〜図3に示す戻り止め付ネジファ
スナーの右側面図である。
【図5】図5は、本考案の実施の形態2に係る戻り止め
付ネジファスナーの正面図である。
【図6】図6は、図5に示す戻り止め付ネジファスナー
の左側面図である。
【図7】図7は、図5に示す戻り止め付ネジファスナー
の底面図であり、図5に示す状態から90度回転させた
状態を示している。
【図8】図8は、図5〜図7に示す戻り止め付ネジファ
スナーの右側面図である。
【図9】図9は、本考案の実施の形態3に係る戻り止め
付ネジファスナーの正面図である。
【図10】図10は、図9に示す戻り止め付ネジファス
ナーの左側面図である。
【図11】図11は、図9に示す戻り止め付ネジファス
ナーの底面図であり、図9に示す状態から90度回転さ
せた状態を示している。
【図12】図12は、図9〜図11に示す戻り止め付ネ
ジファスナーの右側面図である。
【図13】図13は、本考案の実施の形態4に係る戻り
止め付ネジファスナーのヘッド部の外観図である。
【図14】図14は、本考案の実施の形態5に係る戻り
止め付ネジファスナーのヘッド部の外観図である。
【図15】図15は、本考案の実施の形態6に係る戻り
止め付ネジファスナーのヘッド部の外観図である。
【図16】図16は、本考案の実施の形態7に係る戻り
止め付ネジファスナーのヘッド部の外観図である。
【符号の説明】
10,110,210,310,410,510,610 戻り止め付ネジファスナ
ー 12,112,212,312,412,512,612 ヘッド部 14,114,214,314,414,514,614 軸部 16,116,216416,516,616 ロック部 18,118,218,318,418,518,618 ツール受入スロット又は
ツール受入孔 20,120,220 自由端部

Claims (27)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッド部と、該ヘッド部から自由端部に
    向かって延びるプラスティック軸部とを備え、 前記プラスティック軸部はネジを有しており、 前記ネジは、外径を画する山部と、内径を画する谷部
    と、該プラスティック軸部における一体部分として一体
    形成されたロック部とを有し、 前記ロック部は、前記谷部の少なくとも一つから外方へ
    延びていることを特徴とする戻り止め付ネジファスナ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド部は、前記プラスティック軸
    部の一体部分として一体形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  3. 【請求項3】 ツールによって回転させるために、前記
    ヘッド部又は軸部の一方に形成された連結部を、さらに
    備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の戻
    り止め付ネジファスナー。
  4. 【請求項4】 前記連結部は、前記ヘッド部に配設され
    ていることを特徴とする請求項3に記載の戻り止め付ネ
    ジファスナー。
  5. 【請求項5】 前記連結部は、前記軸部の自由端部に配
    設されていることを特徴とする請求項3に記載の戻り止
    め付ネジファスナー。
  6. 【請求項6】 前記連結部は、該連結部の中心点を通っ
    て横方向に延びるスロットを有していることを特徴とす
    る請求項3に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  7. 【請求項7】 前記連結部は、前記ツールの六角形部を
    受け入れる為の六角形状リセスを有していることを特徴
    とする請求項3に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  8. 【請求項8】 前記ロック部は、前記ネジの谷部の複数
    個所に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の戻り止め付ネジファスナー。
  9. 【請求項9】 前記ロック部は、ラインを形成するよう
    に、前記ネジの谷部に前記軸部の長手方向に沿って配設
    されていることを特徴とする請求項1に記載の戻り止め
    付ネジファスナー。
  10. 【請求項10】 前記ロック部のラインは、前記軸部の
    全長の少なくとも50%に相当する部分に亘って延びて
    いることを特徴とする請求項9に記載の戻り止め付ネジ
    ファスナー。
  11. 【請求項11】 前記ロック部のラインは、前記軸部の
    ほぼ全長に亘って延びていることを特徴とする請求項9
    に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  12. 【請求項12】 前記ロック部は、複数のラインを形成
    するように、前記ネジの谷部に前記軸部の長手方向に沿
    って配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
    戻り止め付ネジファスナー。
  13. 【請求項13】 前記軸部の自由端部は、ガイド部材を
    有していることを特徴とする請求項1に記載の戻り止め
    付ネジファスナー。
  14. 【請求項14】 前記ガイド部は、テーパ部を備えてい
    ることを特徴とする請求項13に記載の戻り止め付ネジ
    ファスナー。
  15. 【請求項15】 前記ガイド部は、前記ネジの谷部の内
    径よりも小径のネジ無し円柱部を備えていることを特徴
    とする請求項13に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  16. 【請求項16】 前記ヘッド部の最大幅は、軸方向高さ
    の3倍より狭いことを特徴とする請求項1に記載の戻り
    止め付ネジファスナー。
  17. 【請求項17】 前記ヘッド部の最大幅は、前記ネジの
    山部の外径との差が1.5mm以内であることを特徴とする
    請求項1に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  18. 【請求項18】 前記ヘッド部の最大幅は、軸方向高さ
    の3倍より狭いことを特徴とする請求項17に記載の戻
    り止め付ネジファスナー。
  19. 【請求項19】 前記複数のラインは、前記軸部の外周
    回りに等間隔に配設されていることを特徴とする請求項
    12に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  20. 【請求項20】 前記軸部の自由端部は、ガイド部材を
    有していることを特徴とする請求項19に記載の戻り止
    め付ネジファスナー。
  21. 【請求項21】 前記ガイド部材は、テーパ部を備えて
    いることを特徴とする請求項20に記載の戻り止め付ネ
    ジファスナー。
  22. 【請求項22】 前記ガイド部は、前記ネジの谷部の内
    径よりも小径のネジ無し円柱部を備えていることを特徴
    とする請求項21に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  23. 【請求項23】 前記ヘッド部の最大幅は、軸方向高さ
    の3倍より狭いことを特徴とする請求項19に記載の戻
    り止め付ネジファスナー。
  24. 【請求項24】 前記ヘッド部の最大幅は、前記ネジの
    山部の外径との差が1.5mm以内であることを特徴とする
    請求項17に記載の戻り止め付ネジファスナー。
  25. 【請求項25】 前記ヘッド部の最大幅は、軸方向高さ
    の3倍より狭いことを特徴とする請求項24に記載の戻
    り止め付ネジファスナー。
  26. 【請求項26】 前記ヘッド部及び軸部は、グラスファ
    イバーが備えられたナイロン材料で形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の戻り止め付ネジファスナ
    ー。
  27. 【請求項27】 前記グラスファイバーは、前記ナイロ
    ン材料の55%の容量とされていることを特徴とする請
    求項26に記載の戻り止め付ネジファスナー。
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