JPS608902Y2 - スピンドルに対する工具高さ調整装置 - Google Patents
スピンドルに対する工具高さ調整装置Info
- Publication number
- JPS608902Y2 JPS608902Y2 JP8968081U JP8968081U JPS608902Y2 JP S608902 Y2 JPS608902 Y2 JP S608902Y2 JP 8968081 U JP8968081 U JP 8968081U JP 8968081 U JP8968081 U JP 8968081U JP S608902 Y2 JPS608902 Y2 JP S608902Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- tool
- spindle
- hole
- tool holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gripping On Spindles (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスピンドルに対する工具高さ調整装置に関する
。
。
従来、スピンドルにドリルなど工具を取付けて加工作業
を行うさい、スピンドルの前進端で示される最大加工距
離は工具の使用と砥ぎ出しによる工具の損耗とで経時的
に短小化することを余儀なくされるのであり、作業能率
の低下を招来している。
を行うさい、スピンドルの前進端で示される最大加工距
離は工具の使用と砥ぎ出しによる工具の損耗とで経時的
に短小化することを余儀なくされるのであり、作業能率
の低下を招来している。
また、新規な工具への取換えを頻繁に行う必要があって
経済的損失も大きい。
経済的損失も大きい。
本考案は斯かる現状に鑑み、工具高さを一定の距離内で
調整可能となしたものであり、以下本考案実施の一例を
図面にもとづいて説明する。
調整可能となしたものであり、以下本考案実施の一例を
図面にもとづいて説明する。
第1図は分解部分図、第2図は組立図、第3図は第2図
のX−X線切断縦断面図、第4図は作用説明図である。
のX−X線切断縦断面図、第4図は作用説明図である。
第1図に於いて1はスピンドル本体であって上部筒体1
aと下部筒体1bとからなり、下部筒体1bの内部には
後述する工具ホルダーの中心軸を嵌入させる軸孔イが穿
設されてなり、且つ中心軸の雄ネジと螺合するための雌
ネジSが螺設されている。
aと下部筒体1bとからなり、下部筒体1bの内部には
後述する工具ホルダーの中心軸を嵌入させる軸孔イが穿
設されてなり、且つ中心軸の雄ネジと螺合するための雌
ネジSが螺設されている。
(第3図参照)口は外周面に一体となして取付けたキー
であって、次述する組立時スリーブの内周面に穿設した
スリットと係合してスピンドル本体の回転をスリーブ自
体に伝達させるようになすためのものであり、またハは
同じく外周面に穿設したピン穴であって後述する組立時
スリーブに穿設したスリットに対しピン2を介し係合止
着させて、該スリーブを一定距離の上下動可能に保持さ
せるようになすためのものである。
であって、次述する組立時スリーブの内周面に穿設した
スリットと係合してスピンドル本体の回転をスリーブ自
体に伝達させるようになすためのものであり、またハは
同じく外周面に穿設したピン穴であって後述する組立時
スリーブに穿設したスリットに対しピン2を介し係合止
着させて、該スリーブを一定距離の上下動可能に保持さ
せるようになすためのものである。
なお、上部筒体1aの外径りは下部筒体1bの外径dよ
り少し大きく形成されていて、次述するスプリングを嵌
挿したさいその上端縁が係合止着されるようなす。
り少し大きく形成されていて、次述するスプリングを嵌
挿したさいその上端縁が係合止着されるようなす。
3はスプリング、4はスリーブであって共にスピンドル
本体の下部筒体1bの外周を取り囲むようにして嵌挿さ
せるのであり、このさいスリーブの内周面にはキー溝二
が穿設されてなり、前記下部筒体1bに取付けたキー口
を嵌入させて係合されるようになすのであり、また外周
面に於ける縦方向の一定範囲にはスリットホが穿設され
ていて嵌挿時、該スリットホを介しピン穴へに向ってピ
ン2が挿入されるようになすのである。
本体の下部筒体1bの外周を取り囲むようにして嵌挿さ
せるのであり、このさいスリーブの内周面にはキー溝二
が穿設されてなり、前記下部筒体1bに取付けたキー口
を嵌入させて係合されるようになすのであり、また外周
面に於ける縦方向の一定範囲にはスリットホが穿設され
ていて嵌挿時、該スリットホを介しピン穴へに向ってピ
ン2が挿入されるようになすのである。
なお、スリーブ下端には複数箇(図示例では3箇)の爪
へか一体的に設けである。
へか一体的に設けである。
5は工具ホルダーであって前記スピンドル本体の軸孔イ
と螺合するための上端部に雄ネジfの螺設された中心軸
5aと、下方内部に工具を取付けるための内孔トの穿設
された筒体部5bとからなり、筒体部5bの上部外周に
は前記工具ホルダーの爪へを嵌入係合する複数箇(図示
例では6箇)の切欠チが穿設されてなる。
と螺合するための上端部に雄ネジfの螺設された中心軸
5aと、下方内部に工具を取付けるための内孔トの穿設
された筒体部5bとからなり、筒体部5bの上部外周に
は前記工具ホルダーの爪へを嵌入係合する複数箇(図示
例では6箇)の切欠チが穿設されてなる。
なお、りは外周に穿設した螺孔であって、工具を取付け
たさい止めネジ6を使用して止着が行われるようになっ
ている。
たさい止めネジ6を使用して止着が行われるようになっ
ている。
(第3図参照)本考案部品は以上の如き構成であって、
この部品は第2図及び第3図に示す如く組立てられるの
である。
この部品は第2図及び第3図に示す如く組立てられるの
である。
しかして使用にさいしては工具ホルダー5の内孔トに工
具7の頭部を挿入し、止めネジ6で止着するようになす
。
具7の頭部を挿入し、止めネジ6で止着するようになす
。
本考案に於いてスピンドル軸の回動はスピンドル本体に
埋設したキー口を介してスリーブ4に伝達されるのであ
り、且つ該スリーブ4と工具ホルダー5とは爪へと切欠
チによって係合されているため、その回動が工具7に伝
達されて加工作業が行われるのである。
埋設したキー口を介してスリーブ4に伝達されるのであ
り、且つ該スリーブ4と工具ホルダー5とは爪へと切欠
チによって係合されているため、その回動が工具7に伝
達されて加工作業が行われるのである。
今、工具を取換えることなく先端長までの高さを変えよ
うとする(長くする)には、スリーブ4をスプリング3
に抗して少し上方に持上げるようにすることによりスリ
ーブ4の爪へと工具ホルダー5の切欠チとの係合を外し
、その状態で工具ホルダー5を反時計方向に回動させる
ことにより軸孔イの雌ネジSと中心軸5aの雄ネジfの
螺合を解いて、工具ホルダー5を希望する一定距離はど
下降させるのであり、あとスリーブ4を下降させて該爪
へと工具ホルダー5の切欠チとを再び係合させるように
なすのである。
うとする(長くする)には、スリーブ4をスプリング3
に抗して少し上方に持上げるようにすることによりスリ
ーブ4の爪へと工具ホルダー5の切欠チとの係合を外し
、その状態で工具ホルダー5を反時計方向に回動させる
ことにより軸孔イの雌ネジSと中心軸5aの雄ネジfの
螺合を解いて、工具ホルダー5を希望する一定距離はど
下降させるのであり、あとスリーブ4を下降させて該爪
へと工具ホルダー5の切欠チとを再び係合させるように
なすのである。
第4図は斯くして長さlの調整の行われた作用説明図を
示す。
示す。
上記調整作業に於いて、一般的にその調整距離は凡そ1
0mm程度行われるように設計されるのである。
0mm程度行われるように設計されるのである。
なお、該作業中工具ホルダー5をスピンドル本体から取
外しても、スリーブ4はスリットホとピン2が係合する
ことによって下方に抜は落るようなことはないものであ
る。
外しても、スリーブ4はスリットホとピン2が係合する
ことによって下方に抜は落るようなことはないものであ
る。
上記実施例ではスピンドル本体とスリーブとの係合を、
スピンドル本体の下部筒体1bに埋設したキー口と、ス
リーブの内周面に穿設したキー溝二とによって行われる
ものについて説明したが、両者の関係を逆の状態に構成
して実施するようにしても良い。
スピンドル本体の下部筒体1bに埋設したキー口と、ス
リーブの内周面に穿設したキー溝二とによって行われる
ものについて説明したが、両者の関係を逆の状態に構成
して実施するようにしても良い。
その他細部に関する修正及び変更は自由であって本考案
実施の範囲内とする。
実施の範囲内とする。
本考案は以上の如くスピンドルに対する工具高さを随時
希望する任意高さに調整することができるため、作業性
能の飛躍的な向上が図られるのであり、また工具の砥ぎ
出しによる長期使用を可能として経済効率を高めること
のできるものである。
希望する任意高さに調整することができるため、作業性
能の飛躍的な向上が図られるのであり、また工具の砥ぎ
出しによる長期使用を可能として経済効率を高めること
のできるものである。
第1図は分解部品図、第2図は組立図、第3図は第2図
のX−X線切断縦断面図、第4図は作用説明図である。 1・・・・・・スピンドル本体、3・・・・・・スプリ
ング、4・・・・・・スリーブ、5・・・・・・工具ホ
ルダー 口・・・・・・キー、二・・・・・・キー溝、
ホ・・・・・・スリット、へ・・・・・・爪、チ・・・
・・・切欠。
のX−X線切断縦断面図、第4図は作用説明図である。 1・・・・・・スピンドル本体、3・・・・・・スプリ
ング、4・・・・・・スリーブ、5・・・・・・工具ホ
ルダー 口・・・・・・キー、二・・・・・・キー溝、
ホ・・・・・・スリット、へ・・・・・・爪、チ・・・
・・・切欠。
Claims (2)
- (1)スピンドル本体は上部筒体と下部筒体とからなり
、下部筒体には工具ホルダーの中心軸が螺合する螺孔を
穿設すると共に、その外周を取囲んでスプリングを介し
スリーブを弾撥状態に嵌挿させるのほか、スリーブ下端
には係合用の爪を取付け、且つキーを介してスリーブを
長さ方向の摺動自在で、しかも一体となって回動するよ
うになさしめ、また工具ホルダーは前記スピンドル本体
の螺孔と螺合する雄ネジの螺設された中心軸と下方内部
に工具取付は用の孔を有する筒体部とから構威し、且つ
筒体部の上方周縁部にはスリーブの爪と係合するための
切欠が穿設されていることを特徴としたスピンドルに対
する工具高さ調整装置。 - (2)スリーブ下端の係合用の爪と、該爪と係合する工
具ホルダーの切欠を複数筒とし、後者の数を前者の数よ
り多くなしたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項記載のスピンドルに対する工具高さ調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8968081U JPS608902Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | スピンドルに対する工具高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8968081U JPS608902Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | スピンドルに対する工具高さ調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57202641U JPS57202641U (ja) | 1982-12-23 |
JPS608902Y2 true JPS608902Y2 (ja) | 1985-03-30 |
Family
ID=29884819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8968081U Expired JPS608902Y2 (ja) | 1981-06-17 | 1981-06-17 | スピンドルに対する工具高さ調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS608902Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100413206B1 (ko) * | 2001-03-08 | 2003-12-31 | 김용기 | 스핀들을 갖는 공작기기의 공구 위치결정장치 |
EP3834969A1 (de) * | 2019-12-11 | 2021-06-16 | Hilti Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur drehmomentübertragung von einem bohrgerät auf eine bohrkrone |
EP3834970A1 (de) | 2019-12-11 | 2021-06-16 | Hilti Aktiengesellschaft | Vorrichtung zur drehmomentübertragung von einem bohrgerät auf eine bohrkrone |
-
1981
- 1981-06-17 JP JP8968081U patent/JPS608902Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57202641U (ja) | 1982-12-23 |
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