JPH01297333A - 車載音声認識制御装置のトリガスイッチ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、車載音声認識制御装置のトリガスイッチに
関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は例えば特開昭５９−１０９０９６号公報に開示
された従来の車載音声認識制御装置のブロック図であっ
て、図において、１は音声を入力するマイクロホン、２
はボタンを押すことによりトリガ信号を発生するトリガ
スイッチ、３はトリガ信号により予め定められた時間幅
のパルス信号を発生するタイマー回路、４はタイマー回
路からの信号によりマイクロホン１と音声認識制御装置
５とを結合するリレーで、この制御装置５は音声信号を
人力することで音声認識処理を行なう。６は音声認識制
御装置５とタイマー回路３からの信号により制御される
車載用ラジオ、７はラジオ６に接続されたスピーカであ
る。

自動車内で音声認識制御装置を動作させる際、問題とな
るのは、ラジオ等の車載音響機器のスピーカから生じる
音声と走行による騒音等をマイクロホンから入力するこ
とによる誤認識である。これを解決する方法として第３
図に示したトリガスイッチ方式がある。以下、これの動
作について説明する。まず、操作者は音声コマンドを発
声する際にはトリガスイッチ２を操作してから発声する
。

トリガスイッチ２が操作されるとトリガ信号がタイマー
回路３に出力される。タイマー回路３は予め定められた
時間幅、例えば２秒間のパルス信号をリレー４とラジオ
６に出力する。ラジオ６はバルス信号がオンの間、ミュ
ーＩ・状態になりスピーカ７から音は出なくなる。一方
、リレー４はパルス信号がオンの間だけマイクロホン出
力を音声認識制御装置５へ出力する。そして、音声認識
制御装置５は音声コマンド信号を入力することにより音
声認識の処理を行ない、制御信号をラジオ６に出力し、
これによりラジオは操作できる。

上記したように従来例においては車載置９機器の影響を
受けることなく、操作者が走行騒音の小さい時期を選び
音声コマンドを発声することが可能であり、音声認識に
おける誤認識を防いでいた。

第４図はトリガスインチの配置例で、８はハンドル、９
はトリガスイッチ２を有するハンドルリモコンを示し、
トリガスイッチ２は手で押して操作する。

（発明が解決しようとする課題〕 従来のトリガスインチは上記のように配置されているの
で、トリガスイッチを操作する際に、スイッチの場所を
目視してから手で押さなければならず、この操作は自動
車の走行中に行なうため安全性を■なうという課題があ
った。

この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、トリガスイッチの操作性を高めて車輌の走行安
全性を図ることのできる車載音声認識装置のトリガスイ
ッチを得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るトリガスイッチ機構は、マット状のトリ
ガスイッチをコンソールボックスの蓋上面に設け、この
スイッチからのトリガ信号を伝えるケーブルを介して音
声認識制御装置に接続されるコネクタをコンソールボッ
クスの箱体に取付けたものである。

〔作　用〕

この発明においては、コンソールボックスの蓋上面にマ
ット状のトリガスイッチを儒えたことで、ハンドルを両
手で握ったままの状態で肘でトリガスインチを操作して
トリガ信号を音声認識制御装置へ出力させることができ
る。これによってトリガスイッチの位置を予め目視する
こともないので、走行中の安全性を確保できる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明による車載音声認識制御装置のトリガスイ
ッチを備えたコンソールボ・ンクスの斜視図であって、
図において、１０はコンソールボックスの箱体、１１は
このポ・ンクスの蓋を示し、コンソールボックスは第２
図に示すように運転席シート１２と助手席シート１３の
間に配設され一ζいる。１４はコンソールボ・ノクスの
蓋１１の上面に設けたマット状のトリガスイッチ、１５
番よこのスイッチ１４に接続されたケーブル１６を介し
てコンソールボックスの箱体１０に取付けたコネクタで
あって、このコネクタ１５が図示してない音声認識制御
装置と接続される。

上記トリガスイッチ１４はマ・ントスイ・ノチや偏平な
ゴムスイッチなどの加圧導電性の材料や感圧素子からな
る。また、ケーブル１６は可塑性のリボン電線などが用
いられる。

上記のように構成したトリガスイ・ソチは、コンソール
ボックスの上１１１の上面に取付けられているので、運
転者は両手でハンドルを握ったままの状態で右ハンドル
の自動車の場合、左の肘でトリガスイッチ１４を容易に
押圧操作することができる。ここで、スイッチ１４の操
作により発生したトリガ信号はケーブル、１６からコネ
クタ１５を経て例えばシートの下に設けられた音声認識
制御装置に導かれ、音声による車載機器の操作が可能と
なる。なお、トリガスイッチ１６の操作に当っては運転
者は該スイッチの位置を予め目視し位置を確認する必要
もないので、運転者は前方から目をそらすこともなく、
走行中の安全性を損なうこともない。

〔発明の効果〕

以上説明したようにこの発明によれば、音声認識制御装
置のトリガスイッチを自動車のコンソールボックスの蓋
上面にマット状スイッチとして備えるようにしたので、
トリガスインチを目視することなく操作が容易に行なえ
、車輌走行の安全性を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による車載音声認識制御装
置のトリガスイッチを備えたコンソールボックスの斜視
図、第２図は運転席の外観図、第３図は従来の車載音声
認識制御装置のブロック図、第４図は従来のトリガスイ
ンチの取付は例を示すハンドルの図である。 ｌＯ・・・コンソールボックスの箱体、１１・・・コン
ソールボックスの蓋、１４・・・トリガスイッチ、１５
・・・コネクタ、１６・・・ケーブル。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　　　　大　　岩　　増　　雄 第１図 １６　グーフンｂ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンソールボックスの蓋上面にマット状のトリガスイッ
   チを設け、このスイッチからのトリガ信号を伝えるケー
   ブルを介して音声認識制御装置に接続されるコネクタを
   コンソールボックスの箱体に取付けたことを特徴とする
   車載音声認識制御装置のトリガスイッチ。