JPH0129687B2 - - Google Patents

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JPH0129687B2
JPH0129687B2 JP15556483A JP15556483A JPH0129687B2 JP H0129687 B2 JPH0129687 B2 JP H0129687B2 JP 15556483 A JP15556483 A JP 15556483A JP 15556483 A JP15556483 A JP 15556483A JP H0129687 B2 JPH0129687 B2 JP H0129687B2
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valve
plastic material
melting
flow path
metering
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Takehiko Sawada
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Ikegai Corp
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Publication of JPH0129687B2 publication Critical patent/JPH0129687B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/34Feeding the material to the mould or the compression means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C31/00Handling, e.g. feeding of the material to be shaped, storage of plastics material before moulding; Automation, i.e. automated handling lines in plastics processing plants, e.g. using manipulators or robots
    • B29C31/04Feeding of the material to be moulded, e.g. into a mould cavity
    • B29C31/042Feeding of the material to be moulded, e.g. into a mould cavity using dispensing heads, e.g. extruders, placed over or apart from the moulds
    • B29C31/044Feeding of the material to be moulded, e.g. into a mould cavity using dispensing heads, e.g. extruders, placed over or apart from the moulds with moving heads for distributing liquid or viscous material into the moulds
    • B29C31/045Feeding of the material to be moulded, e.g. into a mould cavity using dispensing heads, e.g. extruders, placed over or apart from the moulds with moving heads for distributing liquid or viscous material into the moulds moving along predetermined circuits or distributing the material according to predetermined patterns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C2043/3433Feeding the material to the mould or the compression means using dispensing heads, e.g. extruders, placed over or apart from the moulds

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂もし
くは溶剤等によつて軟化可塑状にした樹脂類等の
ある条件下では流動性をもち、賦形後冷却又は加
熱することによつて固化する性質を有する可塑性
材料(以下、可塑性材料という)の成形方法およ
び装置に関するものである。
可塑性材料から3次元形状の幅広い、厚板又は
薄板状の比較的大きく、しかも複雑な形状の成形
品を製造する方法として、従来、射出成形機、熱
プレス機、押出成形機と真空成形機の組合せ、又
は押出成形機と圧空成形機の組合せ等が使用され
ている。
ところで、これらの方法および装置は、この出
願人がさきに出願した特開昭56−129151号に開示
したような各種の欠点を有するので、前記のよう
な欠点を解消するとともに、さらに大きな成形品
及びより物性のすぐれた成形品を経済的に得る方
法と装置を前記の特許出願において、「可塑性材
料の成形方法および装置」として提案した。
この提案の発明は、溶融機構と計量機構とを結
ぶ樹脂流路が複数の屈折部及び屈折導管をもつ供
給機構によつて構成されている。しかし、この方
法および装置には次のような欠点がある。
(1) 導管の屈曲部から樹脂漏れが起こる。
(2) 前記屈曲部は精度の高い組み立てが必要であ
る。
(3) 導管および屈曲部の重量を支持する部材を設
けないと移動時に抵抗が大きい。
(4) 製造費(設備費)が高い。
(5) 導管及び屈曲部に於ける樹脂の滞留時間が長
くなることによる樹脂劣化が起き、品質及び物
性に悪影響を与えることがある。
(6) 計量部を含む移動重量分が増え、これを駆動
するエネルギーを多く必要とする。
(7) 屈曲導管を加熱するための熱エネルギーを必
要とする。
そこで、この発明の目的は前記提案の発明の欠
点を除き、屈曲導管を必要とせず、しかも溶融機
構を間歇的だけでなく、連続的に運転できる合理
的な可塑性材料の成形方法および装置を提供する
にある。
この発明は前記のような目的を達成するにつ
き、予め配合された可塑性材料を加熱溶融又は別
の手段で流動化して一定の物性を付与した可塑性
材料を溶融機構から供給機構の固定シヤツトオフ
バルブと移動シヤツトオフバルブの係合時に、該
両バルブに弁口を開閉可能にそれぞれ設けた弁体
による該弁口の開放により連通する供給機構の樹
脂流路を経て計量機構の樹脂流路へ供給する工程
と、前記計量機構において、成形品の大きさに応
じてほぼ1バツチに相当する量の可塑性材料を計
量保持する工程と、前記両シヤツトオフバルブの
弁体で弁口を閉鎖して供給機構の樹脂流路を遮断
し、移動シヤツトオフバルブが固定シヤツトオフ
バルブから離脱することにより、計量機構を溶融
機構から分離させる工程と、予めプログラムされ
た軌跡に従つて計量機構を移動し、樹脂流路が計
量機構の樹脂流路と連通する注出機構の注出ノズ
ルから必要な量の可塑性材料を開放した賦形金型
内へ連続的又は非連続的に注出する工程と、前記
供給機構の移動シヤツトオフバルブが固定シヤツ
トオフバルブに係合するように、前記計量機構を
溶融機構に結合する位置へ移動復帰させる工程
と、開放された賦形金型内に注出された可塑性材
料を流動可塑化状態にある間に、賦形金型を閉鎖
圧縮し、その押圧力により可塑性材料を賦形金型
内に充満させて固化する工程とを有することを特
徴とする可塑性材料の成形方法を提供するもので
ある。
さらに、この発明は前記のような成形方法の実
施に直接使用する可塑性材料を間欠的又は連続的
に加熱溶融して供給する溶融機構と、流体圧作動
を注出プランジヤを嵌挿して先端部に計量貯留室
を形成した計量シリンダをもち、成形品により定
められるほぼ1バツチに相当する可塑性材料を計
量保持する計量機構と、前記溶融機構と計量機構
との間に溶融機構及び計量機構の樹脂流路とそれ
ぞれ樹脂流路が連通可能に連接して配設され、弁
口を開放することにより樹脂流路を連通するとと
もに、閉鎖することにより樹脂流路を遮断する弁
体がそれぞれ内部に設けられた固定及び移動シヤ
ツトオフバルブをもつ供給機構と、前記計量機構
の樹脂流路の出口側に配設され、注出ノズルと該
ノズルの流路を開閉するノズルバルブとをもつ注
出機構と、前記移動シヤツトオフバルブと計量機
構と注出機構とを載架して2次元又は3次元方向
に移動する移動機構と、前記注出ノズルの移動域
内に位置する賦形金型をもつ熱プレス機と、前記
各機構の作動を制御する動作制御機構とを有し、
この動作制御機構には予め定めた順序にしたがつ
て樹脂流路の遮断、溶融機構からの計量機構及び
注出機構の分離及びそれらの定められたチヤージ
パターンに基く軌跡に沿つての移動、軌跡上の所
定の位置における所定量の可塑性材料の注出、賦
形金型における可塑性材料の固化並びに計量機構
及び注出機構の溶融機構との結合位置への復帰等
のプログラムが設定されていることを特徴とする
可塑性材料の成形装置を提供するものである。
次に添付図面に従い、この発明の実施例につい
て説明する。
第1図はこの発明の実施例をブロツク線図で示
したものである。前処理工程において、前処理の
施された材料が単軸又は複数軸のスクリユー押出
機又は液送ポンプによりなる溶融機構10に供給
される。
溶融機構10に供給機構20が、供給機構20
には計量機構30がそれぞれ樹脂流路を連通可能
に順次連設されている。供給機構20は溶融機構
10に取付けられた固定シヤツトオフバルブ22
と計量機構30に取付けられた移動シヤツトオフ
バルブ25とを具えていて、流動状の可塑性材料
の樹脂流路を形成し、移動シヤツトオフバルブ2
5は計量機構30とともに移動機構50により固
定シヤツトオフバルブ22に対して係合と離脱と
が可能なようになつている。移動シヤツトオフバ
ルブ25、計量機構30及び注出機構40は移動
機構50に載架されている。
計量機構30は成形品の大きさによつて定めら
れたほぼ1バツチに相当する量の可塑性材料を計
量保持できるようになつている。計量機構30に
保持されている材料は、溶融機構10での性状が
維持されるように一定の温度に保持され、計量機
構30に接続された注出機構40に圧送される。
熱プレス機70は賦形金型71を具え、注出機構
40の先端部に形成された注出ノズル43の移動
範囲A内に配置された賦形金型71へ注出ノズル
43から可塑性材料が注出される。
注出機構40に一体に組み込まれた注出ノズル
43は熱プレス機70の近くに待機し、動作制御
機構80の予め入力され記憶されたプログラム指
令に従つて作動する。すなわち、移動機構50に
載架された前記各機構は、金型71の上方におい
て動作制御機構80の指令に従つて2次元又は3
次元方向の設定された軌跡に沿つて移動を行な
う。
熱プレス機70の賦形金型71は温度調節が施
されており、賦形すべき条件に維持されている。
賦形金型71が開放状態となり、賦形金型71の
近傍に待機している注出ノズル43が移動機構5
0によつて駆動されて移動し、所定の注出開始位
置に到達すると、計量機構30の注出プランジヤ
ー34が作動するとともに、注出ノズル43が開
となつて可塑性材料が賦形金型71内に注出され
る。注出ノズル43、注出プランジヤー34及び
移動機構50の作動は、注出開度、注出プランジ
ヤーの押圧力、注出時間、移動速度、移動コース
等を賦形すべき形状及び大きさに合わせて動作制
御機構80内に予め設定されたプログラムで作動
し、賦形金型71に注出を続ける。やがてプログ
ラムされた注出工程が終了すると、注出ノズル4
3は賦形金型71の開閉に支障がなく、かつ移動
シヤツトオフバルブ25を固定シヤツトオフバル
ブ22に係合する位置まで移動する。
熱プレス機70は賦形金型71を圧縮閉鎖して
この時に発生するプレス圧力で可塑性材料を賦形
金型71内に流動充満させる。賦形金型71はそ
のままの状態で可塑性材料が冷却固化もしくは加
熱固化するまで放置され、その間賦形金型71は
強制的に冷却もしくは加熱が行なわれる。このよ
うにして賦形が終了すると、賦形金型71を開放
して成形品を取り出す。以上の工程はすべて予め
設定されたプログラムに従つて動作制御機構80
の指令によつて行なわれる。
第2図は動作制御の実施例を示したもので、動
作制御機構80は入力手段として穿孔テープ81
やテンキー(図示せず)によつて必要な軌跡をプ
ログラムできるようにし、例えば数値制御装置や
マイクロコンピユータ等を使用し、これから発せ
られた指令信号によつて移動機構50を作動さ
せ、その移動中のプログラムされた軌跡上の任意
の位置で任意の注出量の可塑性材料を注出すると
ともに、溶融機構10の駆動モータ11の起動停
止、各バルブ類の開閉及び注出プランジヤー34
を予めプログラムされた作動順序に従つて指令に
より作動させるようになつている。
動作制御機構80に予め設定されたプログラム
の例を挙げると、次のとおりである。
(1) 可塑性材料供給動作時 (1) 動作指令開始 (2) ノズルバルブ44閉 (3) シヤツトオフバルブ22,25開 (4) 注出プランジヤー34中立(供給される材
料により後退) (5) 押出機モータ11起動 (6) 注出プランジヤー34計量完了指令で押出
機モータ11停止 (2) 注出動作 (1) 指令開始 (2) 固定シヤツトオフバルブ22閉 (3) 移動シヤツトオフバルブ25閉 (4) ノズルバルブ44開 (5) 注出プランジヤー34前進 (3) X−Y軸方向移動制御動作と前記(2)との連動
動作(計量完了の時点として) (1) 前記(2)−(3)を確認後、移動機構50の動作
準備完了 (2) 供給機構20の移動シヤツトオフバルブ2
5の固定シヤツトオフバルブ22からの離脱
移動指令 (3) 移動機構50のX−Y軸方向の注出移動の
開始 (4) 移動機構50がプログラムされている軌跡
上を移動した後、定められた位置で発せられ
る注出開始指令によつて(2)の注出動作が開始 (5) 軌跡移動の終点で注出動作停止 (6) 移動シヤツトオフバルブ25の固定シヤツ
トオフバルブ22への係合指令 (7) 移動機構50の復帰移動の開始 (8) この間における熱プレス機70の作動 (9) 前記(6)項確認により、(1)項の可塑性材料供
給動作の開始 (4) 前記諸動作の繰返し さらに、予め設定されたプログラムによる軌
跡の任意位置において、任意の注出量の流動状
可塑性材料を得るために、制御機構80に次の
ような各種の動作を指令するプログラムを設定
して必要に応じて選択して指令するようにす
る。
(1) 計量機構30の注出プランジヤー34の速
度を一定にして、注出機構40のノズル43
とノズルバルブ44の開度を制御する動作指
令プログラム。
(2) 計量機構30の注出プランジヤー34の速
度を一定にして、移動機構50の移動速度を
制御する動作指令プログラム。
(3) 注出機構40の注出ノズル43とノズルバ
ルブ44の開度を一定にして、計量機構30
の注出プランジヤー34の速度を制御する動
作指令プログラム。
(4) 移動機構50の移動速度を一定にして、計
量機構30の注出プランジヤー34の速度を
制御する動作指令プログラム。
(5) 計量機構30の注出プランジヤー34の速
度と、移動機構50の移動速度とを制御する
動作指令プログラム。
第3〜5図はこの発明による装置の実施例を示
すものである。
溶融機構10はこの実施例ではスクリユー押出
機を示している。前処理の施された可塑性材料は
ホツパ15に供給され、押出機モータ11から減
速歯車装置12を経て回転駆動されるスクリユー
13により、押出機シリンダ14内を加熱溶融さ
れながら押出機シリンダヘツド17から供給機構
20のアダプタ21に押出される。押出機シリン
ダ14の周囲には加熱冷却装置16が設けてあ
る。スクリユー13は動作制御機構80の指令に
基づき、押出機モータ11を間歇的に駆動して運
転、停止を繰返し、可塑性材料を断続供給可能と
している。
供給機構20は移動機構50の動きに応動して
計量機構30を溶融機構10から分離させ、又は
結合するようになつている。供給機構20の固定
シヤツトオフバルブ22はアダプタ21を介して
シリンダヘツド17に樹脂流路を連通して結合さ
れており、固定シヤツトオフバルブ22ではシリ
ンダ23内にプランジヤー型の弁体24が弁口を
開閉可能に内挿され、その開閉作動によつて樹脂
流路を遮断し、又は連通するようになつている。
他方、供給機構20の移動シヤツトオフバルブ
25はアダプタ28を介して計量シリンダ33に
樹脂流路を連通して結合されている。移動シヤツ
トオフバルブ25ではシリンダ26内にプランジ
ヤー型の弁体27が前記弁体24と共通の弁口を
開閉可能に内挿され、その開閉作動によつて樹脂
流路を遮断し、又は連通するようになつている。
両シヤツトオフバルブ22,25は、係合時に相
互を連通するように開となり、計量機構30が移
動機構50によつて移動するとき、それと一体と
なつて移動することにより移動シヤツトオフバル
ブ25が固定シヤツトオフバルブ22と離脱する
に際しては、両バルブ22,25の弁体24,2
7で共通の弁口を閉鎖して供給機構20の樹脂流
路を遮断し、樹脂の漏洩がないようになつてい
る。また、樹脂流路の可塑性材料の温度を一定に
保持するため、必要に応じて加熱装置が設けられ
る。両シヤツトオフバルブ22,25は樹脂流路
を遮断もしくは連通するため、自動的に又は他の
動力によつて駆動されるバルブであればよい。
計量機構30は計量シリンダ33に可塑性材料
の計量貯留室35を設け、該計量貯留室35に往
復動可能な注出プランジヤー34が挿入されてい
る。
供給機構20のアダプタ28は計量シリンダ3
3の先端部に結合されており、供給機構20の樹
脂流路が計量貯留室35に導かれるようになつて
いる。計量貯留室35は両シヤツトオフバルブ2
2,25の弁体24,27が共通の弁口を開放し
たとき樹脂流路と連通し、溶融機構10が作動し
てスクリユー13から可塑性材料が押出され、そ
の時注出プランジヤー34が後退して計量貯留室
35に充満される。注出プランジヤー34の後部
は作動シリンダ36のピストン杆に連結されてお
り、可塑性材料の押出圧力より低い圧力に設定さ
れているから、計量貯留室35は常にエアの巻き
込みもなく、溶融機構10の溶融ゾーンの後退も
なく、徐々に充填される。さらに、計量シリンダ
33の外壁に加熱冷却装置を設けて可塑性材料の
性状を一定に保つようになつている。作動シリン
ダ36は油圧作用、油圧プラス空気圧又は空気圧
作用により前進後退するとともに、前進後退のス
トロークは成形品のほぼ1バツチに相当する量に
応じて設定される。このストロークは注出プラン
ジヤー34の後端面から伸びたドツグ39が位置
調整自在に固着される後端リミツトスイツチ37
及び前端リミツトスイツチ38の作動によつて決
められる。
注出機構40は注出導管41及び注出シリンダ
42を具えており、その樹脂流路が計量貯留室3
5と連通して設けられ、注出導管41と注出シリ
ンダ42とは直交もしくは適宜の角度θをなして
組付けられている。それは熱プレス機70の賦形
金型71の上下ストロークにとつて有利である。
注出導管41及び注出シリンダ42の外壁には、
周知の加熱冷却装置46a,46bが設けられて
可塑性材料の性状が一定に保たれるようになつて
いる。ノズル43は注出シリンダ42の先端部に
設けられ、ノズルバルブ44と協働して樹脂流路
を開閉するようになつている。すなわち、ノズル
バルブ44はノズルバルブ作動圧シリンダ45の
ピストン杆と連結され、該ピストン杆の往復動で
ノズル43を開閉する。ノズル43及びノズルバ
ルブ44から賦形金型71へ注出する可塑性材料
の形状は、ロツド状、チユーブ状、フイルム状、
又はシート状であつて、成形品の形状や大きさに
よつて適宜選択される。
移動機構50は移動シヤツトオフバルブ25、
計量機構30及び注出機構40を載架してこれら
を2次元又は3次元方向に移動する。第3図には
X軸方向とY軸方向の2次元方向の移動を行なう
ものを示している。
架台2上にX軸移動用モータ51が載置され、
軸承53,53′に軸架されたX軸移動用ねじ軸
52はブラケツト54,54′に設けられたナツ
トと螺合し、このブラケツト54,54′は台床
58に取付けられている。X軸移動用ねじ軸52
の両側には図示しないX軸移動用ガイド棒か平行
に架台2上に設けられ、このガイド棒が台床58
に取付けられたブラケツト54,54′に設けら
れたガイド孔に摺嵌されている。さらに、X軸移
動用ガイド棒はねじ軸52と同様に各々の両端部
を架台2に固着された図示しない軸受に軸架され
ている。X軸移動用モータ51が作動すると、X
軸移動用ねじ軸52が回転し、ブラケツト54,
54′を介して台床58はX軸方向に前進又は後
退する。Y軸移動も同様にして台床58上にY軸
移動用モータ59(第5図)が載置されており、
図示しない軸受に軸架されたY軸移動用ねじ軸6
0はブラケツト61のナツトと螺合し、このブラ
ケツト61は計量シリンダ33に取付けられてい
るとともに、台床58に軸受64,64′を介し
て取付けられている。Y軸移動用ねじ軸60の両
側にはY軸移動用ガイド棒63,63′が平行に
台床58上に設けられ、このガイド棒63,6
3′が計量シリンダ33に取付けられたブラケツ
ト61に設けられたガイド孔に摺嵌されている。
Y軸移動用ガイド棒63,63′は各々の両端部
を台床58に固着された軸受64,64′に軸架
されている。Y軸移動用モータ59が作動する
と、Y軸移動用ねじ軸60が回転し、ブラケツト
61を介して計量シリンダ33をY軸方向に前進
又は後退する。
X軸移動用モータ51及びY軸移動用モータ5
9としては、動作制御機構80からのプログラム
指令に基づいて位置制御が確実に行なえるように
直流サーボモータが使用されるが、油圧サーボモ
ータに替えてもよい。X軸移動用ねじ軸52及び
Y軸移動用ねじ軸60としてはボールスクリユー
等、X軸移動用ガイド棒及びY軸移動用ガイド棒
としては、ボールスライド等の摩擦係数の小さな
ものが使用される。
このようにして移動シヤツトオフバルブ25、
計量機構30及び注出機構40は、X軸方向及び
Y軸方向の2次元方向の移動を自在に行なうこと
ができる。
以上説明した実施例では溶融機構10に対し
て、供給機構20、計量機構30、注出機構40
及び移動機構50が1対1に対応するように設け
られている。しかしこの発明の他の実施例として
第5図に示すように、1対複数組の関係に配置す
ることもできる。第5図の実施例では1台の溶融
機構10の押出機シリンダヘツド17に結合した
供給機構20のアダプタ21に固定シヤツトオフ
バルブ22を3個設け、対になる移動シヤツトオ
フバルブ25、計量機構30、注出機構40、移
動機構50、及び熱プレス機70,70′,7
0″がそれぞれ対応するように3組設けられてい
る。そして、これらの複数組の機構は、動作制御
機構80の指令にしたがつて前記予め設定された
プログラムの(1)可塑性材料供給動作、(2)注出動
作、(3)X−Y軸方向移動制御動作を単独制御又は
システム制御して溶融機構10の能力を有効に用
いることができる。すなわち、固定シヤツトオフ
バルブ22及び移動シヤツトオフバルブ25の操
作により、同時に3組、2組又は1組の各機構の
樹脂流路を連通するように適宜選択して可塑性材
料の供給を行なうことができる。このようにして
同時に3組又は2組の各機構に供給するとき、溶
融機構10の押出機モータ11は停止することな
く連続して運転することができる。
また、第5図に示した実施例では、熱プレス機
70,70′,70″を供給機構20の周囲に放射
状に設けてあるが、溶融機構10の樹脂供給方向
前方に並列して複数台の熱プレス機を配置すれ
ば、1個の固定シヤツトオフバルブ22で複数個
の移動シヤツトオフバルブ25を交互に、又は特
定のものを優先的に選択して用いることができ
る。
固定シヤツトオフバルブ22と移動シヤツトオ
フバルブ25を複数個具えた供給機構20におい
ては、熱プレス機70の賦形金型71による成形
完了後、又は成形作動途中に指令信号を発して供
給機構20の両シヤツトオフバルブ22,25を
複数組係合するとき、いずれかのシヤツトオフバ
ルブの開度を適宜調節して樹脂流路の断面積を変
えていずれかを優先して樹脂供給を行なうことが
できる。優先順位は第5図に示す熱プレス機7
0,70′,70″の順番でも良いし、前記成形完
了もしくは成形作動途中の指令信号によつて溶融
機構10の能力に応じて予め入力記憶された供給
時間や成形サイクルに応じて別の順番としてもよ
い。
この発明は前記のようであつて、この出願人が
さきに提案した特開昭56−129151号の発明の生ず
る効果、すなわち複雑な形状の成形品を大きさに
関係なく、正確にかつ能率的に成形することを可
能にしたうえ、この発明のもつ欠点を排除し、さ
らにつぎのような効果を生ずるものである。
この発明は比較的大きな装置となる供給機構の
一部を含む溶融機構及び熱プレス機をそれぞれ所
定の位置に固定し、供給機構の残部、計量機構及
び注出機構を一体的に移動可能な可動機構群と
し、この可動機構群を全体としてコンパクトに形
成することが可能なため、既定案発明のように可
撓導管を屈曲、屈伸及び屈折して移動する際、そ
れを円滑に行なうための特別な保持部材のような
ものを必要としないばかりでなく、移動機構の動
力が小さくてすむのに加えて、迅速に移動可能で
あつて注出に要する時間を短縮できて、予め定め
られたプログラムにしたがつて所定位置に所定量
の可塑性材料を能率よく注出することができ、ま
た供給機構はその離脱に先立ち両シヤツトオフバ
ルブの弁体による弁口の閉鎖がなされ、また両シ
ヤツトオフバルブの弁体による弁口の開放は供給
機構の係合後に行なうこととなるので、この部分
からの漏洩は防止され、さらに近時、溶融機構は
大きな能力のものが使用されるようになつている
が、このような溶融機構1台に対して1組の可動
機構群を配置したのでは、可動機構群の移動中、
折角大きな能力をもつ溶融機構を遊ばせておかね
ばならないのを、この発明では溶融機構と可動機
構群との対応関係を1対複数組とすることによつ
て、溶融機構の能力を最大限に活用して遊び時間
の生ずるのを防止することができ、また賦形金型
が小さくて所要の可塑性材料が少ない成形品に対
しても、生産性を高めることができるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の全体の概略的な配置を
示すブロツク線図、第2図はこの発明装置の動作
制御系の概要を示すブロツク線図、第3図はこの
発明装置の実施例の一部縦断正面図、第4図は第
3図の一部の拡大縦断正面図、第5図はこの発明
装置の他の実施例の概略的な配置を示す平面図で
ある。 10……溶融機構、20……供給機構、22…
…固定シヤツトオフバルブ、25……移動シヤツ
トオフバルブ、30……計量機構、33……計量
シリンダ、34……注出プランジヤー、35……
計量貯留室、40……注出機構、42……注出シ
リンダ、43……注出ノズル、44……ノズルバ
ルブ、50……移動機構、51……X軸移動用モ
ータ、59……Y軸移動用モータ、70……熱プ
レス機、71……賦形金型、80……動作制御機
構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予め配合された可塑性材料を加熱溶融又は別
    の手段で流動化して一定の物性を付与した可塑性
    材料を溶融機構から供給機構の固定シヤツトオフ
    バルブと移動シヤツトオフバルブの係合時に、該
    両バルブに弁口を開閉可能にそれぞれ設けた弁体
    による該弁口の開放により連通する供給機構の樹
    脂流路を経て計量機構の樹脂流路へ供給する工程
    と、 前記計量機構において、成形品の大きさに応じ
    てほぼ1バツチに相当する量の可塑性材料を計量
    保持する工程と、 前記両シヤツトオフバルブの弁体で弁口を閉鎖
    して供給機構の樹脂流路を遮断し、移動シヤツト
    オフバルブが固定シヤツトオフバルブから離脱す
    ることにより、計量機構を溶融機構から分離させ
    る工程と、 予めプログラムされた軌跡に従つて計量機構を
    移動し、樹脂流路が計量機構の樹脂流路と連通す
    る注出機構の注出ノズルから必要な量の可塑性材
    料を開放した賦形金型内へ連続的又は非連続的に
    注出する工程と、 前記供給機構の移動シヤツトオフバルブが固定
    シヤツトオフバルブに係合するように、前記計量
    機構を溶融機構に結合する位置へ移動復帰させる
    工程と、 開放された賦形金型内に注出された可塑性材料
    を流動可塑化状態にある間に、賦形金型を閉鎖圧
    縮し、その押圧力により可塑性材料を賦形金型内
    に充満させて固化する工程とを有することを特徴
    とする可塑性材料の成形方法。 2 前記計量機構を複数個設け、前記供給工程に
    おいて、計量機構のうちの選択されたいずれかの
    計量機構を溶融機構に結合することを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の成形方法。 3 前記計量機構を複数個設け、この複数個の計
    量機構ごとに賦形金型を具え、この賦形金型の成
    形完了又は成形作動中に発せられる指令信号によ
    つて、複数の計量機構を溶融機構に結合すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の成形方
    法。 4 複数個の計量機構ごとに賦形金型を具え、こ
    の賦形金型の成形完了又は成形作動中に発せられ
    る指令信号によつて選択されたいずれかの計量機
    構を溶融機構に結合することを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の成形方法。 5 前記溶融機構に複数の計量機構のいずれかを
    常に結合して可塑性材料の供給作動を連続的に行
    なうことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の成形方法。 6 溶融機構に複数の計量機構のいずれかを結合
    しているとき、供給機構の樹脂流路の断面積を調
    節することを特徴とする特許請求の範囲第5項記
    載の成形方法。 7 可塑性材料を間欠的又は連続的に加熱溶融し
    て供給する溶融機構と、流体圧作動の注出プラン
    ジヤを嵌挿して先端部に計量貯留室を形成した計
    量シリンダをもち、成形品により定められるほぼ
    1バツチに相当する可塑性材料を計量保持する計
    量機構と、前記溶融機構と計量機構との間に溶融
    機構及び計量機構の樹脂流路とそれぞれ樹脂流路
    が連通可能に連接して配設され、弁口を開放する
    ことにより樹脂流路を連通するとともに、閉鎖す
    ることにより樹脂流路を遮断する弁体がそれぞれ
    内部に設けられた固定及び移動シヤツトオフバル
    ブをもつ供給機構と、前記計量機構の樹脂流路の
    出口側に配設され、注出ノズルと該ノズルの流路
    を開閉するノズルバルブとをもつ注出機構と、前
    記移動シヤツトオフバルブと計量機構と注出機構
    とを載架して2次元又は3次元方向に移動する移
    動機構と、前記注出ノズルの移動域内に位置する
    賦形金型をもつ熱プレス機と、前記各機構の作動
    を制御する動作制御機構とを有し、この動作制御
    機構には予め定めた順序にしたがつて樹脂流路の
    遮断、溶融機構からの計量機構及び注出機構の分
    離及びそれらの定められたチヤージパターンに基
    く軌跡に沿つての移動、軌跡上の所定の位置にお
    ける所定量の可塑性材料の注出、賦形金型におけ
    る可塑性材料の固化並びに計量機構及び注出機構
    の溶融機構との結合位置への復帰等のプログラム
    が設定されていることを特徴とする可塑性材料の
    成形装置。 8 単一の溶融機構に対して計量機構、注出機
    構、移動機構及び熱プレス機を複数組具え、これ
    ら複数組の計量機構、注出機構、移動機構及び熱
    プレス機が、供給機構を介して、各機構の樹脂流
    路を連通するように設けられている特許請求の範
    囲第7項記載の成形装置。 9 前記移動シヤツトオフバルブは、供給機構の
    樹脂流路の断面積を調節できるようになつている
    特許請求の範囲第7項又は第8項記載の成形装
    置。
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